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大学入試漢文は短期間で伸ばせる!点数アップに効く効率的な勉強法と参考書

2025年4月17日

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漢文

こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

 

保護者
保護者
うちの子は高校生なのですが、模試の漢文の成績が伸びません。どのような勉強に取り組ませれば、効率よく漢文の点数を伸ばせるでしょうか。

 

大学入試に向けての勉強で、漢文の勉強について悩む高校生は多いです。

保護者の方としても、入試本番で点数を取れるようにするためには何をさせれば良いのかと、悩まれているのではないでしょうか。

結論

大学入試において漢文は、短期間で点数を大きく伸ばしやすい科目です。

ポイントを押さえて効率的に勉強すれば、安定して高得点を狙えるようになります。

 

今回は、大学入試の漢文の勉強法について解説します。

最後まで読んでいただき、お子様が効率的に漢文の勉強に取り組み、入試本番でしっかりと点数を取れるようにするための参考としていただければとてもうれしいです。

この記事の筆者

エデュサポ

エデュサポ
@edsuppor

  • 元塾教室長
  • 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
  • 塾業界勤務経験は20年以上
  • 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設

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漢文は点数を伸ばしやすい科目

実力アップ

漢文は点数を伸ばしやすい科目です

実際に、多くの高校生が入試直前期の頑張りで漢文の点数を大きく伸ばしています。

下のグラフを見ると、入試直前期に漢文の平均点が大きく伸びていることがわかります。

大学入試 成績 伸び

引用:直前期の共通テスト対策|共通テスト難化|直前期の今、難化した共通テスト対策に効果的な学習とは?|詳しく解説

漢文は覚えなければならないことが少ないため、短期集中で取り組んでも点数を伸ばすことができます。

大学・学部によりますが、漢文の配点が高く取られていることも多いため、少ない労力で入試の点数をしっかりと確保することができます。

たとえば、共通テスト(旧センター試験)の国語は、200点満点中45点が漢文の配点になっています。

▼この表は横にスクロールできます。

大問 出題分野 配点
第1問 現代文
(論理的な文章)
45点
第2問 現代文
(文学的な文章)
45点
第3問 現代文
(実用的な文章)
20点
第4問 古文 45点
第5問 漢文 45点

漢文が必要ない大学・学部も多い

必要不必要

国公立大学を受験する場合、共通テスト(旧センター試験)で漢文が必要になる場合が多いですが、国公立大学の2次試験や私立大学の入試では、たとえ文系の学部であっても漢文が必要ない場合も多いです

難関大学ほど漢文が必要になることが多いですが、GMARCHクラスの文系学部であっても、漢文が出題されない場合があります。

受けたい大学の試験科目を確認し、漢文をどこまで本格的に対策すべきかや、そもそも漢文の勉強が必要になるかどうかをチェックしておくことが大切です。

 

高校生
高校生
私立文系志望なのですが、漢文が出題される大学は受験しないようにして、漢文の勉強に取り組まなくてよいようにしようと考えています。

 

大学受験の準備にかけられる時間は限られているので、取捨選択はとても重要ですよね。
エデュサポ
エデュサポ

 

入試本番までどれくらいの期間が残されているかにもよりますが、基本的には漢文の勉強も頑張ったほうが良いですよ!
エデュサポ
エデュサポ

 

先程も解説したとおり、漢文は短時間で点数を伸ばしやすい教科です。

焦る気持ちはわかりますが、漢文の勉強にも取り組んで、受けられる大学の選択肢を増やしたほうが有利です

漢文の勉強を避けるために、入試で漢文が必要な大学の受験を避ける高校生が多いので、ライバルが少なくなり、合格しやすくなるからです。

むしろ漢文の勉強も頑張って、入試に漢文が必要な大学をどんどん受けたほうが有利です。

大学入試の漢文の勉強法

勉強

高校生
高校生
大学入試の漢文対策としては、具体的にはどのようの勉強に取り組めば良いですか?

 

漢文の勉強は、覚えることがそれほど多くありません。
エデュサポ
エデュサポ

 

効率的に勉強して、短期間でマスターしてしまいましょう!
エデュサポ
エデュサポ

 

大学入試の漢文の勉強法としては、次のステップで取り組むと効果的です

ステップ1:返り点の扱い方を学ぶ

大学入試の漢文の勉強では、まずは返り点の扱い方を学ぶことが大切です

漢文を書き下し文にすることで、漢文の語順と日本語の語順の違いを理解することができるからです。

 

返り点とは、「レ点」や「一二点」など、かつての中国の言葉である漢文を、日本語の語順で読めるようにするための記号です。

 

書き下し文とは、漢文を返り点の順番に従って読む順序を入れ替え、漢字に送り仮名を付け足すことで、日本語のように読めるように書き直した文のことです。

 

漢文 書き下し文

漢文の語順は、英語の語順と同じように「主語→述語→目的語」の順になっている場合が多いです。

漢文の語順を身につけることで、返り点がついていない「白文」の状態でも読解できるようにすることができます。

また、入試では、単純に書き下し文を書かせる問題も出題されます。

返り点の扱い方をマスターしていくことが、漢文の勉強の基礎になります。

ステップ2:単語(漢字)を覚える

大学入試の漢文の勉強では、単語(漢字)の意味を覚えることもとても大切です

言語の勉強は、語彙が一番大事だからです。

特に、今の日本で使われている意味とは大きく異なる意味で使われている漢字は、注意が必要です。

「漢字は普段から使っていて知っているから」と思わずに、漢字の意味をしっかりと暗記していくことが大切です。

ステップ3:句法を覚える

大学入試の漢文の勉強では、句法を覚えることが大切です

句法を覚えることで、漢文の意味を正確に読み取ることができるようになるからです。

句法の知識は英語の文法の知識に近く、文章読解においてとても大切な知識です。

一方で、覚えなければならないことはそれほど多くはないので、短期間で習得することができます。

ステップ4:古文の勉強を頑張る

大学入試の漢文の勉強では、古文の勉強を頑張ることも重要です

漢文の書き下し文は、古文になるからです。

古文を理解できていないと、漢文を書き下し文にすることはできても、書き下し文を現代語訳することができません。

古文の力がしっかり身についていると、漢文を、より正確に現代語訳することができるようになります。

▼あわせて読みたい
>>古文は後回し厳禁!大学受験で差がつく古文対策と勉強法のコツ

ステップ5:演習問題を解く

大学入試の漢文の勉強では、漢文の基礎力が身についてきたら、演習問題を繰り返す解くことが大切です

身につけた知識を使って、問題を解けるようにしていく必要があるからです。

演習問題はたくさん解くことも大切なのですが、一つひとつの問題を時間をかけて丁寧に精読することも大切です。

漢字の意味や句法をしっかりと意識して読解するトレーニングを積むことで、どのような文章が出題されても解けるようになっていきます。

問題を解いて答えが合っているかどうかを確認するだけでなく、一文一文を丁寧に分析して、精読するトレーニングを積むことが大切です。

大学入試漢文を効率的に伸ばすためのポイント

成績アップ

高校生
高校生
漢文の勉強にあまり時間をかけられないので、効率的に勉強したいです!

 

大学受験の勉強はやるべきことが多いので、漢文にそれほど時間をかけられないですよね・・・。
エデュサポ
エデュサポ

 

ラクして漢文の力を身につけることはできませんが、効率よく身につけていく方法はありますよ!
エデュサポ
エデュサポ

 

大学入試の漢文を効率的に伸ばすためのポイントは、主に次の3つです

ポイント1:早期習得を目指す

大学入試の漢文の勉強を効率化するためには、漢文の基礎知識を早期習得すことを目指すことが重要です

漢文の基礎知識を早期に身につけておくことで、その後に漢文の文章を読むたびに基礎知識の復習に取り組むことができ、知識を定着させることができるからです。

たとえば、漢文の句法が全然身についていない状態で模試を受けても、「難しかった!」だけで終わってしまいます。

一方で、句法を一通り学習した状態で模試を受けることができると、模試の復習に取り組むときに、過去に覚えた句法の復習にも取り組むことができますし、過去に覚えた句法の知識を、読解問題の中でどのように活用すべきなのかを学ぶことができます。

入試直前期に焦って漢文の勉強に取り組んで点数を伸ばすよりも、高1や高2などの早期に基礎基本を一気に学んでしまい、それから模試やテストを活用して理解を深めていったほうが効率的です。

▼あわせて読みたい
>>模試の復習のやり方・ノートの作り方は?模試の最強活用法8つのポイント

ポイント2:授業を活用する

大学入試の漢文の勉強を効率化するためには、授業を活用すると良いです

参考書などの文字情報だけで学ぶよりも、授業を受けて学んだほうが短時間で理解することができるからです。

最初に授業を受けて学習内容を理解して、それから参考書などを活用して繰り返し取り組み、暗記・定着を目指すと効率的です。

ポイント3:学校の定期テストを有効活用する

大学入試の漢文の勉強を効率化するためには、学校の定期テストを有効活用することが大切です

学校の定期テスト対策にしっかりと取り組むと、漢文の基礎基本を一つひとつ身につけていくことができるからです。

学校の授業と定期テスト対策で基礎知識を定着させて、大学入試対策の土台を作っておけると効率的です。

 

単純な和訳暗記で点数を稼ぐのはNG

定期テスト対策の勉強では、教科書の本文と、その和訳を丸暗記するのはNGです

その文章は、入試では出題されないからです。

教科書の本文に出てきた漢字や句法をしっかりと定着させて、大学入試でも活用できる力にしていくことが重要です。

大学入試漢文対策におすすめの予備校・学習塾

対策

大学入試対策の漢文の勉強は、問題集などを利用して独学で取り組むこともできますが、予備校や学習塾を利用することをおすすめします

予備校や学習塾であれば、他の教科も含めて、総合的な大学受験対策に取り組むことができるからです。

漢文の大学受験対策におすすめの予備校・学習塾は、次の3つです。

漢文の大学受験対策におすすめの予備校・学習塾

おすすめ1:スタディサプリ高校・大学受験講座



漢文の大学入試対策に取り組むのであれば、スタディサプリ高校・大学受験講座がおすすめです

スタディサプリであれば、人気講師によりわかりやすい授業を、いつでもどこでも受講することができるからです。

漢文の基礎知識の学習から、大学入試対策まで、必要な授業をピックアップして受講することができます。

スタディサプリは、料金が格安なのも大きなメリットです。

映像授業はなかなか続かないという高校生には、学習管理をしてもらえる『合格特訓コース』がおすすめです。

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【公式】スタディサプリ高校・大学受験講座

スタディサプリ高校・大学受験講座についての詳細は、『スタディサプリは勉強したい高校生の強い味方!活用法・料金・口コミは?』で解説しています。

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おすすめ2:東進ハイスクール・東進衛星予備校



漢文の大学入試対策に取り組むのであれば、東進ハイスクール・東進衛星予備校もおすすめです

東進ハイスクール・東進衛星予備校であれば、映像による授業を活用して、漢文の基礎の習得から共通テスト対策や国公立大学2次試験対策、私大対策まで、一気に学習することができるからです。

映像授業なので、実力講師によるわかりやすい授業を、いつでも何度でも受講することができます。

先取り学習を推奨している予備校なので、高1や高2から漢文対策に取り組んで、基礎知識を早期に習得してしまうこともできます。

▼東進ハイスクール・東進衛星予備校の公式サイトはこちらから
東進ハイスクール・東進衛星予備校

おすすめ3:現論会

漢文の大学入試対策に取り組むのであれば、現論会もおすすめです

現論会であれば、スタディサプリの映像授業や参考書を活用して、コーチの指導を受けながら全科目の対策に定額で取り組むことができるからです。

金銭的な理由で主要科目のみの授業を取り、漢文などの授業を取ることができない高校生も多いのですが、現論会であれば全科目定額制となっているので、すべての科目の指導を受けることができます。

合格から逆算された全科目のカリキュラムを作ってもらえるので、入試に必要な力を効率的に伸ばしていくことができます。

▼現論会の公式サイトへはこちらから
スタディサプリ講師が監修【難関大受験専門塾 現論会】

大学入試漢文対策におすすめの参考書・問題集

問題集

漢文の大学入試対策では、参考書や問題集も活用することが大切です

漢文の学習は繰り返すことで定着させることができますし、演習問題に取り組むことで、入試で点数を取るための実践的な力を身につけていくことができるからです。

漢文の大学受験対策におすすめの参考書・問題集は、次の4つです。

おすすめ1:漢文早覚え速答法

『漢文早覚え速答法』は、大学入試に必要な漢文知識を、要点を押さえて学べる参考書です

重要な句法、必ず覚えておくべき漢字、入試問題を解くときにポイントなど、幅広い知識を身につけることができます。

漢文の参考書でありながら、漢字以外の読みの部分に注目して解説されているのがユニークです。

おすすめ2:岡本のたった3時間で漢文句法

『岡本のたった3時間で漢文句法』は、漢文の基礎の基礎から学んでいける参考書・問題集です

講義形式のオーソドックスな参考書で、体系的に漢文の勉強に取り組むことができます。

全章に授業動画もついているので、効率的に学んでいくことができます。

基本的な練習問題もついているので、アウトプット学習にも取り組むことができます。

おすすめ3:漢文ヤマのヤマ

『漢文ヤマのヤマ』は、例文を軸に、基礎から網羅的に漢文を学べる参考書・問題集です

返り点の扱い方といった基礎部分から入試レベルまで、丁寧な解説と演習ドリルで習得していくことができます。

例文を軸に学んでいくので、実践的な知識を身につけていくことができます。

スマホで復習できるアプリも付いているので、スキマ時間を活用して勉強に取り組めます。

おすすめ4:最短10時間で9割とれる 共通テスト漢文のスゴ技

『最短10時間で9割とれる 共通テスト漢文のスゴ技』は、大学入試(特に共通テスト)の読解問題を解けるようにするためのポイントを学べる参考書です

点数を取るためのテクニックではなく、基礎基本を実戦ではどのように活用するかという点が重視されているので、本質的な理解を目指すことができます。

特に、基本的な句法の学習を終えて、これから読解問題の演習に入っていきたい高校生におすすめです。

まとめ

それでは、大学入試漢文の勉強法についての解説をまとめます。

結論

大学入試において漢文は、短期間で点数を大きく伸ばしやすい科目です。

ポイントを押さえて効率的に勉強すれば、安定して高得点を狙えるようになります。

 

大学入試の漢文の勉強法としては、次のステップで取り組むと効果的です。

 

大学入試の漢文を効率的に伸ばすためのポイントは、主に次の3つです。

 

漢文の大学受験対策におすすめの予備校・学習塾は、次の3つです。

漢文の大学受験対策におすすめの予備校・学習塾

 

漢文の大学受験対策におすすめの参考書・問題集は、次の4つです。

 

今回の記事が、お子様が効率的に漢文の勉強に取り組み、入試本番でしっかりと点数を取れるようになるための参考にしていただければとてもうれしいです。

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