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模試の最強活用法7つのポイント!復習のやり方・ノートの作り方

2022年2月13日

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模試の成績

こんにちは。エデュサポです。

子どもが大学受験に向けて模試を受けているのですが、毎回E判定ばかりで不安です

子どもが中3になって模試を受けはじめましたが、模試の成績が全然上がりません

模試について悩まれている保護者の方も多いと思います。

さて、先日、次のようなツイートをしました。

今回は、模試の最強の活用法について、7つのポイントを解説します

私は以前、塾講師の仕事をしていました。集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営の仕事をしていた時期もあります。かれこれ20年以上、塾業界で働きました。

これまでの経験を基にお話します。最後まで読んでいただき、お子様が模試を活用して第一志望校に合格するための参考としていただければとてもうれしいです。

模試は受けっぱなしにしない

テスト

模試は受けっぱなしにしてはいけません。模試は受けっぱなしにしてはいけません。

大事なことなので2回言いました。

成績が上がらないと悩む生徒ほど模試を受けっぱなしにしてしまい、成績が良い生徒ほど模試を有効活用しています

そう、模試を制すものは受験を制すのです!

具体的な模試の活用のポイントは、次の7つになります。

模試の活用法7つのポイント

  • 判定に一喜一憂しない
  • 復習をする
  • 復習ノートを作る
  • 分析ノートを作る
  • 次の模試に向けての学習計画を作る
  • プロの意見を聞く
  • 学習計画を実行する

 

一つひとつ解説していきます。

ポイント1 判定に一喜一憂しない

高校生
またE判定だった・・・
子ども
今回はD判定に上がってた!
高校生
A判定から下がってしまった

私は生徒に模試の結果を渡す立場でしたので、模試の結果を生徒に渡すと、このような言葉をいたる所で聞くことになります。

なかには、模試ごとにお電話をかけてくる保護者もいらっしゃいました。

保護者
今回は判定が下がってしまったのですが、志望校に合格できますでしょうか
保護者
今回はA判定でした!先生のおかげです!

合否判定で一瞬盛り上がるのは良いですが、判定に一喜一憂することにあまり意味はありません

模試は、出題される問題によって結果にはある程度の波ができます。

たまたま解けない問題ばかりが出題されれば実力通りの点数は取れませんし、たまたま解ける問題ばかりが出題されれば実力以上の点数が取れてしまいます。

生徒を指導する側としては、一回一回の模試の結果よりも、前後の模試の結果と併せて生徒の実力を見ています。一度の模試の結果だけでは実力を判断していません

そもそも、合否の判定を出すことは、模試を活用する上での一部の側面に過ぎません。模試を受ける意義としては、もっともっと大切なことがあります。

ポイント2 復習をする

復習

模試を受けている間は、普段勉強をしている時よりもずっと集中して取り組むことになります。

集中して取り組んだ問題をしっかりと復習すれば、いつもの勉強以上に頭に残りやすくなります

そのため、模試の復習は、勉強効率が非常に高いです。これを活用しない手はありません。

成績が良い生徒は、必ず模試の復習に取り組んでいます。

模試の復習はいつやるか

模試の復習はできる限り早く取り組んでください。

できれば、模試を受けてから3日以内にすべての教科の復習を終えてください。遅くとも1週間以内には終えてください。

学校で受ける模試はなかなか解答解説が配布されないかもしれません。

同じ問題をいろいろな学校で受けるようなタイプの模試は、学校ごとに試験実施日が異なります。そのため、解答解説を配ってしまうと情報が流出してしまい、正確なデータが取れなくなってしまいます。

それを防ぐために、解答解説をすぐに配れないような模試もあります。

すぐに復習ができない模試は、受けてもあまり意味がありません。

費用がかかってでも、会場で一斉に受けられる模試を受けるようにすると良いです。会場実施の模試であれば当日中には解答解説が手に入ります

模試の復習の手順

やり方

自己採点

まずは自己採点をしましょう。丸付けをして、配点を確認して点数を出してみます。

子ども
答えに何を書いたか覚えてないよ!

という場合は、まずは模試の正しい受け方から学ぶ必要があります。

模試は自己採点をすることを前提として受験します。これは学校の定期テストも、本番の入試でも同じです。

あとで自己採点ができるよう、問題用紙に必ず自分の解答を書き写しておきます。

子ども
そんなことしてたら、時間内にテストが終わらないよ!

と、言う子どももいますが、本番の試験でも問題用紙に自分の解答を書き写します。

記述問題であっても、どんなことを書いたのかあとで思い出せるようなメモを残しておきます。

入試本番で自己採点ができないと、その後の戦略が立てられないからです

たとえば、共通テスト(旧センター試験)でどれくらいの点数を取れたかわからなければ、その後の併願校の戦略を立てられませんし、本命の国公立大学はどこに出願すべきか判断ができません。

正確な自己採点ができるようにするための訓練という意味でも、模試での自己採点は大切です

>>大学受験で失敗しないためには併願校戦略が超大事!【元塾教室長が解説!】

解説の確認

模試の復習を自己採点までで終わらせてしまう子どもも多いのですが、これは非常にもったいないです。

勉強は丸付けをしてからが本当の勉強です。できなかったものを、できるようにすることが勉強です。

自己採点でバツがついてしまった問題の解答を確認し、まずは解き方や考え方を確認します

模試によっては、解説授業を受講することができるものもあります。もし、解説授業が受講できるようであれば、必ず活用しましょう。

解き方や考え方を確認するだけでも十分に有意義ですが、更にツッコんだ復習ができると有意義です。

どうすれば自力で解けるかを考える

解説を読めば解き方や考え方は理解できると思いますが、本当の学力をつけるためには、もう一歩意識を高めて取り組めると良いです。

「そもそも、どうしてその解き方で解くことができるのか」、「類似問題が出題されたときに、何に注目すればその解法を思いつけるのか」といったことまで考えられると、本質的な学力をつけることができます。

詳しくは、『数学の応用問題の苦手を克服するための3つのステップ』という記事で解説しています。ぜひ、そちらも参考にしてください。

関連記事
数学の応用問題
数学の応用問題の苦手を克服するための3つのステップ

数学の応用問題を解けるようにするためには、ただ「解き方」を学んでいるだけはいけません。

続きを見る

解き直しをする

解答解説を読んで

高校生
完璧に理解した

と思っても、同じ問題を自分一人の力だけで解いてみようとすると、全然解けないことが多いです。

「わかること」と「できること」は違います

解答解説を読んで「わかった」ら、解き直しをして「できる」ようにする必要があります。

ここまでが模試の復習のやり方でしたが、せっかく復習するのであれば、記録を残しておくとさらに有意義なものにすることができます。

ポイント3 復習ノートを作る

ノート

模試の復習を、すぐに捨ててしまうような紙に書いてしまってはもったいないです。

せっかく時間と労力をかけて模試の復習に取り組んだので、記録として残しておくと良いです。

普段の勉強用のノートの他に、模試の復習専用ノートを作ることをおすすめします

模試の復習専用というよりは、テストの復習専用とした方が良いでしょう。

模試だけでなく、定期テストや確認テスト、入試直前期には過去問演習復習ノートとして活用できます。

テストの復習専用のノートを読み返せば、自分の学習課題やミスの傾向を振り返ることができます。

学習計画を立てる際に役に立ちますし、入試直前に読み返せば、本番までに頑張るべきことを短時間で決めることもできます。

では、テスト専用のノートはどのように作れば良いでしょうか。

テストの復習専用ノートの作り方

偉そうに「作り方」なんて見出しをつけましたが、復習専用ノートの作り方に決まった型があるわけではありません。

生徒の話を聞いていても、どんな型が使いやすいのかは生徒それぞれでした。

いろいろと試しながら、自分に合った型を作り上げていくのが良いです。

ここでは、生徒に教えてもらった「テスト復習専用ノートを作る時のポイント」をいくつか紹介します。

復習専用ノートを作る時のポイント

  • 左ページに間違えた問題のコピーを貼り、右ページに解説とポイントを書く
  • 解説は丸写ししないで、自分の言葉で書く
  • 解答解説だけでなく、関連情報を書く
  • あとで書き足せるよう余白を残す
  • ミスは細かく分析してメモを残す

左ページに間違えた問題のコピーを貼り、右ページに解説とポイントを書く

模試の問題をコピーして、ノートに貼っている生徒は多かったです。

問題用紙には問題を解く際に自分で書いたメモも残っているので、自分がどこでどんなふうに間違えたのが残っていることが良いようです。

問題用紙をコピーしたり、ノートに切り貼りするのに少し手間がかかってしまうのはデメリットです。

タブレットをノートとして使っているようであれば、カメラで問題用紙の画像を撮影して、ノートに貼り付けるとラクです。

ちなみに、私は仕事では「GoodNotes 5」というノートアプリをタブレットで使っています。有料アプリですが、使い勝手が良いため愛用しています。

GoodNotes 5

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解説は丸写ししないで、自分の言葉で書く

復習ノートを作る際は、試験中に自力で解けなかったところや、わからなかった部分の解説をノートに書いていくことになります。

その解説を書く際は、解答解説に書いてある文章を丸写しにするのではなく、自分の言葉で言い換えて書くと良いです。

丸写しだとただの「作業」になってしまいがちですが、自分の言葉に一度変換することで、内容をより深く理解することができます。

ものすごく頭を使うので大変なのですが、学習効果は高いです。

解答解説だけでなく、関連情報を書く

関連

1つの問題が解けなかったことから、

高校生
あれ?もしかして自分、このあたりの知識がゴッソリ抜けているのでは?

と、思うことがあります。

関連知識に抜けがある場合は、テストの復習ノートに「関連情報」としてまとめておきましょう

関連情報をまとめることで、模試の復習をしているその場で苦手をつぶすことができますし、あとでノートを見返したときにも便利です。

あとで書き足せるよう余白を残す

まず、解き直し用に余白を大きくとっておく生徒が多かったです。

解き直しをしたあとにさらに何かを書き足すことも多いので、その分の余白も取っておくと便利です。

また、ノートを見返したときにも情報を書き足していくことがあるので、「ちょっとスカスカすぎるかもしれない」と思うくらいの余白を残しておくと便利です。

付箋を使って対応している生徒もいましたが、余白を残しておいたほうが便利そうでした。

ミスは細かく分析してメモを残す

たとえば、計算ミスをしたときに、

子ども
計算ミスしちゃったテヘペロ

だけで済ましてはいけません。

具体的に、「どんな計算で」「どんな場面で」「どのようなミスを」「なぜしてしまったのか」を分析して、メモを残しておくと良いです。

具体的なメモを残すことで、自分のミスの傾向を分析することができます。自分のミスの傾向を知ることができれば、試験中に同じような場面に遭遇したときに気をつけることができます。

保護者
うちの子はせっかちでケアレスミスが多いんです

というお悩みをよく聞きますが、自分のミスの傾向をしっかりと分析することで、ミスを減らせることは多いです。

これは少し極端な生徒の例ですが、自分がやらかしやすい凡ミスリスト(リストが100個以上ありました!)を作って、テスト前に毎回読み返していた生徒もいました。

テスト復習専用ノートは十人十色

いろいろな生徒のテスト復習専用ノートを見てきましたが、各生徒が個性豊かなノートを作っていました。

各自がいろいろなアドバイスを取り入れながら、本人が一番使いやすいスタイルを作っていくのが良いでしょう。

ここまでは模試の復習用ノートについて解説してきましたが、実は、もう1冊作るべきノートがあります。

ポイント4 分析ノートを作る

分析

模試を最大限に活用するためには、模試で出題された問題を解けるようにするだけではなく、見えてきた自分の弱点をどのように克服すべきかを考えることも大切です。

そのために、模試分析ノートを作りましょう。

テストの復習専用ノートとは別に、模試分析専用にノートを1冊用意しても良いですし、復習用ノートとまとめてハイブリッド型にしても良いです。

模試の復習用ノートとは違い、分析用ノートは書くべきことが大方決まっています。

分析用ノートに書くべき内容は、次の3点です。

分析用ノートに書くべき内容

  • できなかったところ
  • できなかった原因
  • 克服のための対策

一つずつ見ていきましょう。

できなかったところ

まずは課題を見つけるところからです。

今回の模試でできなかったところを書き出しましょう

できなかった原因

続いて、なぜできなかったかをなるべく具体的に考えましょう

たとえば、「英語の長文が読めなかった」ということであれば、なぜ読めなかったのかを考えてみましょう。

「知らない単語が多かった」「文法が理解できていないので、誤訳が多かった」「解答に必要なヒントを見つけられなかった」など、いろいろな原因が考えられると思います。

また、「数列が解けなかった」ということであれば、なぜ解けなかったのかを考えてみましょう。

「等差数列、等比数列の意味がわかっていなかった」「一般項の求め方を忘れていた」「漸化式が意味不明」など、いろいろな原因が考えられると思います。

できる限り具体的に考えて書き出すと良いです。

克服のための対策

原因がわかったら、今度は対策を考えます。対策についても、できる限り具体的に考えます。

次の3点を意識して考えると良いです。

  • 何を使って
  • どこからどこまでを
  • いつまでにやる

たとえば、できなかった原因に「知らない単語が多かった」と書いたようであれば、

  • ターゲット1900(英単語帳テキスト)を使って
  • Part1を3周、Part2を2周
  • 次の模試がある3/20までにやる

というような形です。

具体的に決めるとしっかりと取り組めます

高校生
今回は英単語ができなかったから、英単語を頑張ろう

と、いうような抽象的な決意ではなかなか取り組めないと思います。

書き出すことが大事

模試の分析自体は頭の中でもできると思いますが、ノートに文字として書き出すということはとても大切なことです。

文字にすることで頭の中で考えていることが具体的になり、考えが具体化すれば行動に移すことができます。

具体的な行動ができれば、成績を上げることができます。

ここまで模試を活用できたのならば、あと少しで模試を完全活用することができます。

ポイント5 次の模試に向けての学習計画を作る

計画

模試の分析を行って、取り組むべきことの期限を決めたら、その期限までにやり切るための学習計画を作りましょう

大きな目標を立てたら、今度はそれを細分化して、小さな目標を立てていきます

わかりやすい例として、「2ヶ月後の模試までに80題の問題を解く」と決めた場合、次のような手順で小さな目標を立てます。

目標作りの流れ

  • 2ヶ月で80問であれば、1か月あたり40問解く必要がある
  • 1ヵ月40問解くのであれば、1週間あたり10問解けば良い
  • 週10問を目標としよう!

「2ヶ月で80問」という大きな目標達成を目指すよりも、「1週間で10問」という小さな目標の達成を目指したほうが、目標を達成しやすいでしょう。

小さい目標を達成し続けていけば、最終的に大きな目標を達成することができます。

具体的な学習計画にする

小さな目標を立てることができたら、今度はそれを具体的な学習スケジュールに落とし込んでいきます

先程の例では「1週間で10問」という小さな目標を立てることができたので、今度は「何曜日と何曜日に何問ずつ取り組む」という、具体的な学習計画を作っていきます。

実際には学校行事が忙しい時期や、部活の試合の時期などの兼ね合いで、簡単なわり算で学習計画を作ることはできません。

最初はいろいろな要素を考えながら学習計画を立てるのは難しいかもしれませんが、繰り返し練習すれば必ずできるようになります。

このような計画を作成するスキルは、大人になっても必要なスキルです。

最初は大変だとしても、早いうちから身につけておけば絶対に損はしないので、頑張ってほしいです。

ポイント6 プロの意見を聞く

塾や予備校が主催の模試に申込むと、面談形式で結果が返却されることがあります。

面談形式の場合は、模試の結果が渡されるだけでなく、受験のプロである塾や予備校のスタッフから詳しいアドバイスを聞くことができます

高校生
え?面倒臭いし、点数悪すぎて怒られるかもしれないから嫌です

と、思われるかもしれませんが、基本的には有意義なものになるので利用してください。

ちなみに、点数が悪くても怒られることはありません。

模試は、どうやって成績を伸ばすかを考えるために利用するツールなので、「これからどうするか」に焦点が当てられるからです。

本人の主観的な分析だけでなく、プロからの客観的な分析とアドバイスをかけ合わせて、模試をより有意義なものとしてください

保護者
勧誘されませんか?

という心配も聞こえてきそうです。これはですね、ほぼ間違いなく勧誘されます。

ただ、断られることも塾や予備校スタッフの仕事です。

「良さそうだ」と思ったら話を聞いてみて、「必要ない」と思ったらはっきりと断りましょう。

断る際は気兼ねする必要もありませんし、断る理由を言う必要もありません。

きっぱりと「必要ありません」と言っていただいたほうが、スタッフ側としても気持ちが良かったりします。

まずないとは思いますが、もし、その後に何度も電話などでしつこく勧誘がある場合は、「勧誘をやめてほしい」とハッキリと言えばそれ以上勧誘されることはありません。

言葉を濁さず、ハッキリと言いましょう。

ポイント7 学習計画を実行する

スタートライン

ここまでくれば、あとは学習計画を実行するだけです

小さな目標を一つずつ達成し、大きな目標達成を目指して取り組んでいきます。

計画実行中にもいろいろなことで計画が崩れてしまうことも多いでしょう。それを修正する力も、また大切なスキルです。

あきらめずにコツコツと実行していきましょう。

ここまで、模試の最強活用法7つのポイントを解説してきました。

保護者
うちの子には少し荷が重いかもしれない

と、思われたかもしれません。いきなり全部できるようにするのは難しいので、少しずつできるようにしていくのが良いです

あきらめずにできるようにしていくと、模試を有効活用して成績を上げることができるという以上のメリットがあります。

たとえば、次のようなメリットがあります。

模試活用のさらなるメリット

  • 過去問演習が有意義になる
  • PDCAサイクルを体感できる

過去問演習が有意義になる

入試直前期の勉強は、過去問演習が中心になります。

過去問演習には、志望校の出題傾向を研究するという意義もありますが、当然「学力を伸ばす」という意義もあります。

模試やテストの活用を今まで行ってこなかった子どもは、過去問を解いて、丸付けをして、それで過去問演習の勉強を終わりにしてしまうことが多いです。

ところが、模試やテストの度に復習や分析を行っていた子どもは、過去問演習でも模試のときと同じように復習や分析に取り組むことができます

どちらのほうが1回の演習で学力を伸ばすことができるかは明らかだと思います。

実は、模試の復習や分析をしっかりと行うことは、過去問演習を有意義な学習にするための練習でもあったのです

少なくとも、過去問演習に本格的に取り組みはじめるまでに、復習ノートや分析ノートの作り方など、自分に最適のスタイルを確立しておくと良いです。

そうすれば、入試直前期に驚くほど成績を伸ばすことができます。

PDCAサイクルを体感できる

PDCAサイクル

ここまでの解説を読んでもう感じていると思いますが、模試活用はいわゆる「PDCAサイクル」を回している状態です。

PDCAサイクルとは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(実行)」の4つのプロセスをぐるぐると循環させることで、改善と効率化を目指すというものです。

模試の活用においては、PDCAのそれぞれのプロセスは次のように置き換えられます。

模試でのPDCA

  • Check⇒模試を受ける
  • Action⇒復習、分析する
  • Plan⇒学習計画を立てる
  • Do⇒学習計画を実行する

このサイクルを繰り返すことで、正しい勉強方法を学び、効率的な学習方法を作り上げていくことができます。

そして、この経験は大人になっても活かすことができます。

生きていく中でどんな壁にぶつかっても、どんな課題にぶつかっても、模試活用の際に身につけたスキルを使って、意識せずとも自然と対応できるようになります。

まとめ

それでは、模試の最強活用法7つのポイントをまとめます。

模試の活用法7つのポイント

  • 判定に一喜一憂しない
  • 復習をする
  • 復習ノートを作る
  • 分析ノートを作る
  • 次の模試に向けての学習計画を作る
  • プロの意見を聞く
  • 学習計画を実行する

せっかく時間と労力とお金をかけて受けた模試です。最大限に活用しましょう!

模試を毎回最大限に活用することで、成績が伸びるだけでなく、受験勉強に必要なスキルや、大人になっても活かせる力をつけることができます

今回の記事が、お子様の成績を伸ばすきっかけとなればとてもうれしいです。

また、お子様が生涯活かすことができる力をつけるためのスタート地点としていただけたらとてもうれしいです。

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