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算数の文章題が苦手な小学生への教え方|つまずく原因と克服の5ステップ

2022年1月29日

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算数

こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

 

保護者
保護者
うちの子は算数の計算問題は解けるのに、文章問題になると途端に解けなくなってしまいます。どのようにすれば文章問題を解けるようになりますでしょうか。

 

算数の文章題を苦手とする子どもは多いです。

保護者の方としても、今後の成績のことを考えて心配されているのではないでしょうか。

結論

算数の文章題の苦手は、ただ文章題をたくさん解くだけでは克服できないことが多いです。

つまずきの原因は「読む・イメージする・式を立てる」のどこにあるかで異なり、そこを見極めて対策すれば、文章題は必ず解けるようになります。

 

今回は、算数の文章題の苦手を克服するコツを解説していきます。

最後までお読みになり、お子様が算数の文章題の苦手を克服して、思考力を育てていくための参考としていただければとてもうれしいです。

この記事の筆者

エデュサポ

エデュサポ
@edsuppor

  • 元塾教室長
  • 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
  • 塾業界勤務経験は20年以上
  • 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設

なぜ算数の文章題が苦手になるのか|4つの原因

why なぜ 理由

保護者
保護者
なぜ文章題は苦手になってしまうのでしょうか・・・。

 

文章題を苦手にしていまう原因は大きく4つに分かれます。
エデュサポ
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対策するためには、まずはどこに原因があるのかを探ることが大切です!
エデュサポ
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小学生が算数の文章題を苦手にしてしまう原因は、主に次の4つです

原因1:問題文を正しく読み取れない

小学生が算数を苦手にしてしまうのは、問題文を正しく読み取れていないことが原因であるケースが多いです

問題文を読んでも、「何がわかっていて」「何を聞かれているのか」をつかむことができていないパターンです。

文章をきちんと読んでいなかったり、「合わせて」「残りは」「1つ分は」といった算数特有の言葉の意味がわかっていなかったりします。

原因2:場面をイメージできない

小学生が算数を苦手にしてしまうのは、場面をイメージできていないケースが多いです

小学校の文章題は、日常生活の場面が題材になっていることが多いのですが、その場面を頭の中で思い描くことができないパターンです。

場面を頭の中で思い描けないと、どのような計算をすれば良いのかが見えません。

原因3:式を立てられない

小学生が算数を苦手にしてしまうのは、式を立てられないことが原因であるケースが多いです

場面を思い描くことができても、答えを求めるために何算を活用すればよいのかを判断できないパターンです。

「残りを求めるから引き算」「いくつ分を求めるからかけ算」といった、場面と計算を結びつける練習が不足しています。

原因4:計算自体でつまずいている

小学生が算数を苦手にしてしまうのは、計算自体でつまずいてしまっていることが原因であるケースも多いです

文章の読み取りも立式もできているのに、計算でミスをしてしまって正解できないパターンです。

このような場合は、文章題そのものよりも、土台となる計算力に問題があります。

文章題を解けるようにする5つのステップ

段階

保護者
保護者
文章題を解けるようにするためには、どのようにすれば良いのでしょうか・・・。

 

算数の勉強は、ステップに分けて一つひとつできるようにしていくのが近道です!
エデュサポ
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文章題を解けるようにするためのステップをチェックしてみましょう!
エデュサポ
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ステップ1:音読して「何を聞かれているか」を確認する

小学生が算数の文章題を解けるようにするためには、まず問題文を音読して、「何を聞かれているか」を確認することが重要です

黙読だと読み飛ばしが起きやすく、文章題が苦手な子どもほど問題文を読まずに数字だけを拾って計算をはじめてしまうからです。

問題文を音読させたうえで、「この問題は何を聞いているの?」「今わかっていることは何?」と質問をして、問題文の意味を子どもの言葉で言い換えさせると効果的です。

質問に答えられないようであれば、まだ問題文を理解できていないサインです。

ステップ2:文章を区切り、数や大事な言葉に印をつける

小学生が算数の文章題を解けるようにするためには、文章を区切ってみたり、数や大事な言葉に印をつけたりしてみると効果的です

長い文章を一度に理解しようとするのは、負担が大きいからです。

「。」や意味の切れ目でスラッシュを入れて区切り、出てくる数字を◯で囲ったり、「ぜんぶで」「のこりは」「ちがいは」などの大事な言葉に線を引いたりすると、情報を整理しやすくなります。

情報を小さく分けることで、問題文の内容を順を追って整理できるようになります。

ステップ3:絵や図に置き換える

小学生が算数の文章題を解けるようにするためには、問題の場面を絵や図にしてみるのが効果的です

頭の中だけで考えるよりも、イメージしやすくなるからです。

低学年であれば、リンゴやお皿などの具体的な絵のほうが理解しやすいです。

一方で、中学年以降は◯や□などの記号や図に置き換えたほうがラクです。

高学年では、線分図や表などを活用すると、速さや割合などの抽象的な概念も、目で見てイメージしやすくなります。

線分図 速さ

絵のうまさは関係ありません。

場面がイメージできれば十分です。

ステップ4:数を簡単にして式の形を掴む

小学生が算数の文章題を解けるようにするためには、簡単な数に置き換えて式を考えてみるのも効果的です

大きな数や分数、小数が混じっていると、それだけで具体的なイメージがつかみづらくなり、難しく感じてしまうからです。

たとえば、分数の問題であっても、一旦「1」や「3」といった簡単な数字に置き換えて式を作ってみると、簡単に式を立てられることも多いです。

簡単な数字で式を作ってみてから、もとの数字に置き換えると簡単です。

ステップ5:やさしい問題から量をこなす

小学生が算数の文章題を解けるようにするためには、やさしい問題から順に演習に取り組み、定着させていくことが重要です

自分一人の力だけで、問題を解けるようにするためです。

いきなり難しい問題に挑戦させると挫折してしまいます。

少し易しいくらいの問題からはじめて、「解けた!」という成功体験を積ませることからスタートできると良いです。

何度も同じタイプの問題に繰り返し取り組むことで、場面と式の結びつきが体に染み込んでいきます。

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>>算数ドリルのおすすめ8選|小学生の学年別・目的別の選び方

学年別・文章題のつまずきポイント

前進 ステップアップ

保護者
保護者
子どもの学年によっても教え方は違うのでしょうか。

 

はい。特に小学生は、学年によってポイントが変わってきます。
エデュサポ
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大きく3つの段階に分けて、教え方のポイントをチェックしてみましょう!
エデュサポ
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低学年(小1〜小2)|場面の読み取りが土台

低学年は、問題文を読んで、足し算・引き算の場面を正しく読み取れるようにすることが対策の中心になります

「ぜんぶで」「あわせて」なら足し算、「のこりは」「ちがいは」なら引き算のように、言葉と計算の結びつきを作っていくことが重要です。

低学年のうちに、問題文を読んで場面をイメージする習慣を身につけておけると、高学年になってからの土台になります。

数字を適当に拾って式を作ってしまうクセをつけさせないためにも、絵を描いて考える練習を丁寧にやっておきたい時期です。

中学年(小3〜小4)|かけ算・わり算と図への移行

中学年ではかけ算やわり算の文章題が入り、「1つ分」や「いくつ分」といった関係性を読み取る必要が出てきます

数も大きくなってくるため、絵では描ききれなくなり、◯や□を使った図で書き表せるように練習していく必要があります。

この段階で図を描く習慣を身につけておかないと、高学年の複雑な文章題で行き詰まりやすくなります。

高学年(小5〜小6)|割合・速さは線分図が鍵

高学年では割合・速さ・単位あたりの大きさなど、抽象的で場面をイメージしにくい単元が増えます

特に割合と速さは、多くの小学生がつまずく難所です。

ここを乗り切るカギが線分図で、数量の関係を線の長さで表すことで、どの数をどのように使えば良いのかが見えるようになります。

公式の丸暗記に頼るのではなく、図で考える習慣を身につけることが重要です。

家庭で教えるのが難しいと感じたら

学習塾

保護者
保護者
私だけで文章題を教えるのはなかなか難しいかもしれません・・・。

 

子どもの算数を保護者の方だけで教えるのは難しいです。
エデュサポ
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必要に応じて、教材や塾といった外部の力に頼ることも検討してください!
エデュサポ
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自分のペースで取り組ませたいなら:タブレット教材

紙の問題集が続かない場合や、自分のペースで進めたい場合には、「タブレット学習教材」が向いています

タブレット学習教材は図やアニメーションでによる解説も多く、場面をイメージするのに適しています。

丸つけや解説が自動でされるため、保護者の方が教える負担を減らしながら、家庭学習の習慣化を目指すことができます。

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>>小学生におすすめのタブレット学習教材10選!

つまずきを見てもらいたいなら:算数塾

どこでつまずいてしまっているのか、家庭では特定しきれない場合は、算数を見てもらえる塾が近道です

プロの目で読解・イメージ・立式・計算のどこに課題があるのかを見極めてもらい、その子に合った手順で指導してもらえると効果的です。

塾は学習習慣を身につけるうえでも効果が高いです。

▼あわせて読みたい
>>小学生におすすめの算数塾10選|苦手克服から中学受験まで選び方を解説

算数の文章題に関するよくある質問

質問 答え Q&A

ここからは、算数の文章題に関するよくある質問にお答えしていきます

質問1:文章題が苦手なのは国語の読解力が原因ですか?

読解力は大きな要因のひとつですが、それだけではありません。

場面を式に変える力も必要です。

国語ができる子どもでも文章題でつまずくことはあるので、どの段階でつまずいているかを見極めることが大切です。

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>>小学生が読解力を上げるために今すぐできる8つの方法!おすすめ教材も紹介

質問2:図や絵を描くのを面倒がってやりたがりません。

最初は保護者の方が一緒に描いてあげてください。

子どもに「描きなさい」と促すより、保護者の方が問題を絵にして見せ、「こうするとわかりやすいね」と体感させるほうが定着します。

図を描くと解けるという経験が積み重なれば、自分から描くようになります。

質問3:どのくらいで苦手は克服できますか?

つまずきの原因や学年によりますが、解き方の型は一朝一夕には身につきません。

同じタイプの問題を毎日少しずつ続けることで、場面と式の結びつきが定着していきます。

焦らず、易しい問題での成功体験を重ねることを優先してください。

まとめ

それでは、算数の文章題が苦手な小学生への教え方について、ここまで解説してきた内容をまとめます。

結論


算数の文章題の苦手は、ただ文章題をたくさん解くだけでは克服できないことが多いです。

つまずきの原因は「読む・イメージする・式を立てる」のどこにあるかで異なり、そこを見極めて対策すれば、文章題は必ず解けるようになります。






今回の記事が、お子様の「文章題が解けた!」という手応えにつながるきっかけになれば、とてもうれしいです。

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