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速さの教え方|小5でつまずく3つの原因と家庭でできる6つの手順

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こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

 

保護者
保護者
うちの子は算数の速さが苦手です。どのようにすれば速さができるようになるでしょうか・・・。

 

算数の速さの単元を苦手とする小学生は多いです。

保護者の方としても、今後の算数の勉強や中学数学のことを考えて、心配されているのではないでしょうか。

結論

速さでつまずく原因の多くは、公式を覚えていないことではありません。

「1時間あたりに進む道のり」という速さの意味がわかれば、式も単位の直し方も子ども自身で作れるようになります。

 

今回は、算数の速さの教え方について解説していきます。

最後までお読みになり、お子様が速さの苦手を克服して、算数の力を伸ばしていくための参考としていただければとてもうれしいです。

この記事の筆者

エデュサポ

エデュサポ
@edsuppor

  • 元塾教室長
  • 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
  • 塾業界勤務経験は20年以上
  • 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設

速さでつまずく3つの原因

why なぜ 理由

保護者
保護者
なぜ速さが苦手になってしまうのでしょうか・・・。

 

速さでつまずいてしまう原因は大きく3つに分かれます。
エデュサポ
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対策するためには、まずはどこに原因があるのかを探ることが大切です!
エデュサポ
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速さは小5の算数で習う単元の中でも、特に苦手にしてしまう子どもが多い単元です

苦手克服には、つまずいている原因を探して、そこを集中的に対策していくのが効果的です。

なお、小5は速さ以外にもつまずきやすい単元が続く学年です。

他の単元でも同じようにつまずいているようであれば、1年間のつまずきポイントも確かめておくと、原因を見つけやすくなります。

▼あわせて読みたい
>>小学5年生の算数のつまずき|単元別の原因と戻り先の見つけ方

 

小学生が算数の速さでつまずいてしまう原因は、主に次の3つです

原因1:速さが「1あたりの量」だと理解できていない

小学生が算数の速さでつまずいてしまうのは、速さが「1あたりの量」であることを理解できていないことが原因であるケースが一番多いです

速さとは、「1時間あたり・1分あたり・1秒あたりに進む道のり」のことで、長さや面積と違って目で見ることができず、道具で測ることも難しいです。

子どもにとって「速い」か「遅い」かという感覚しかなかったものを、急に数字を使って表すようになるため困惑しやすいです。

子どもに、「時速40kmってどういうこと?」と聞いて、「1時間で40km進む速さ」と答えられないようであれば、速さの意味を理解できていません。

この状態で速さの計算問題をたくさん解いても無意味で、人口密度などについて学ぶ「単位量あたりの大きさ」や、「割合」の単元を復習したほうが近道です。

▼あわせて読みたい
>>割合の教え方|小5でつまずく原因と家庭でできる5ステップ

原因2:何を聞かれているのかを読み取れていない

小学生が算数の速さでつまずいてしまうのは、問題文を読んでも何を聞かれているのかを読み取れていないことが原因であるケースも多いです

速さには「速さ・道のり・時間」の3つの要素が出てくるため、問題文を正しく読み取れなければ式を作ることができません。

問題文を読み終える前に、出てきた数字で適当に掛け算か割り算を作って計算する子どもも多いです。

このような場合は、速さの問題よりも、まずは文章題の考え方を学んだほうが近道です。

▼あわせて読みたい
>>算数の文章題が苦手な小学生への教え方|つまずく原因と克服の5ステップ

原因3:時速・分速・秒速の直し方でまちがえる

小学生が算数の速さでつまずいてしまうのは、単位を直すことの意味を理解していないことが原因であるケースも多いです

60で割るのか・60を掛けるのかに加えて、1000を掛けたり割ったりする操作も混ざり、どれをどの順番で当てはめるのかがわからなくなってしまいます。

公式暗記に頼らず、速さの理解を深めることで、その場で式を導き出せるようにすると簡単です。

家庭でできる6つの手順

段階

保護者
保護者
速さをできるようにするためには、どのようにすれば良いのでしょうか・・・。

 

算数の勉強は、ステップに分けて一つひとつできるようにしていくのが近道です!
エデュサポ
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速さをできるようにするためのステップをチェックしてみましょう!
エデュサポ
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手順1:どちらが速いかを比べさせる

算数の速さの単元でつまずいてしまっている場合は、まずはどちらが速いかを比べてみるところからはじめると良いです

たとえば、「Aは80mを4秒で走った。Bは90mを5秒で走った。どちらのほうが速いでしょう。」という問題を考えてみましょう。

速さ 比較

時間か道のりをそろえると、どちらが速いかを求めることができます。

特に、この「1秒にそろえる」という考え方が、速さの単元の一番土台となる考え方になります。

計算問題に取り組むよりも先に、「そろえないと比べられない」という感覚を体験しておくことが大切になります。

手順2:「1時間で何km進むか」と言葉に直させる

速さの意味が身につくまでは、速さが出てくるたびに言葉に言い直させるようにトレーニングすると良いです

速さを言い直す

  • 時速40km
    →1時間で40km進む
  • 分速80m
    1分で80m進む
  • 秒速5m
    1秒で5m進む

 

このような言い換えが自然と口から出るようになると、この後の理解はスムーズになります。

逆に、ここを定着させないままに計算に進むと、公式を丸暗記して数字を当てはめるだけの状態になってしまいます。

この段階でもう一つ確認しておきたいのは、割り算の意味を正しく理解しているかどうかです。

「120kmを3時間で走りました。1時間ではどれだけ進んだ?」と聞いて、「120÷3」という式がすぐに出てこないようであれば、割り算でつまずいています。

割り算の意味を復習してから次に進んだほうがスムーズです。

▼あわせて読みたい
>>割り算の教え方|つまずきの原因と筆算・文章問題までの5ステップ

手順3:何を聞かれているのかを先に言わせる

速さの問題を解く前に、その問題では何を問われているのかを先に確認するようにすると良いです

「この問題は、速さ・道のり・時間のどれを聞かれてる?」と口頭で確認し、子どもが問題文を正しく読み取れているかどうかを確認してみてください。

ここを正しく答えられないようでは、この先のことを教えても定着しません。

慣れるまでは問題文のどの部分が「速さ」「道のり」「時間」になるのか、メモを書かせるようにすると良いです。

手順4:3つの式は「1あたり」から作れることを見せる

ここまでの土台が定着してきたら、実際に式を作って計算します

速さの公式は覚えても問題ありませんが、覚える前に公式を使わずに求めることが重要です。

公式の意味を理解しておくと、中学・高校に上がって学習内容が難しくなっていっても、スムーズに対応できるからです。

速さの公式

  • 速さ=道のり÷時間
  • 道のり=速さ✕時間
  • 時間=道のり÷速さ

速さ 公式

上の図のように公式の意味を先に理解することが重要です。

なお、「速さ・時間・道のり」の関係を円の図で覚える方法(はじき、みはじ)があり、学校や塾で扱われることも多いです。

速さ はじき

この図はとても便利なので、活用しても問題ありません。

一方で、速さの意味を理解せずにこの図だけを覚えるのはダメです。

あくまでも速さの意味を正しく理解し、土台を定着させたうえで、便利な道具として活用するようにしてください。

手順5:単位の直し方は覚えずに、その場で作る

速さの単元でも特に多くの小学生がつまずくのは、単位変換です

「時速24kmは分速何mですか?」というように、単位を直す問題です。

公式を丸暗記して対応しようとする小学生も多いのですが、速さの単位変換については、公式を覚えずにその場で式を作ることをおすすめします。

公式は「÷60」や「✕60」、「1000を掛ける」や「100割る」など、覚えることが多いうえに混ざりやすいためです。

代わりに、速さの言い換えを活用して単位を直していきます。

速さ 単位変換

上の図のように考えれば、「60を掛ける?60で割る?1000を掛ける?100で割る?」と、迷うこともなくなります。

なお、基本的な長さや時間の単位変換でつまずいてしまっていると、速さの単位変換はできません。

まずは基本的な単位の直し方から復習すると良いです。

▼あわせて読みたい
>>単位換算が苦手な小学生への教え方|つまずく原因と家庭でできる5つの手順

手順6:少しでも良いので毎日解く

速さの考え方がわかったら、練習問題で定着させていきます

練習問題は、少ない量を毎日取り組むと効率的です。

週末にまとめて取り組むのではなく、毎日継続的に積み上げていったほうが定着しやすいです。

▼あわせて読みたい
>>算数ドリルのおすすめ8選|小学生の学年別・目的別の選び方

家庭で教えるのが難しいと感じたら

学習塾

保護者
保護者
私だけで速さを教えるのはなかなか難しいかもしれません・・・。

 

子どもの算数を保護者の方だけで教えるのは難しいです。
エデュサポ
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必要に応じて、教材や塾といった外部の力に頼ることも検討してください!
エデュサポ
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その場で質問できる環境をつくる

つまずいている時にその場で質問できる環境をつくるのであれば、「塾」がおすすめです

速さのつまずきはその原因によって復習すべきポイントが異なり、つまずきポイントの分析や正しい対策が重要になります。

つまずきポイントの分析から取り組むべき問題の選定まで、塾であればいろいろと任せることができます。

小学5年生は算数の勉強が難しくなる時期でもあり、塾を検討するご家庭が多い時期でもあります。

▼あわせて読みたい
>>小学生におすすめの算数塾10選|苦手克服から中学受験まで選び方を解説

前の単元を自分のペースで復習できる環境をつくる

つまずいているポイントが以前学習した単元にあり、自分のペースで復習し直したい場合は、「タブレット学習教材・通信教育教材」が向いています

タブレット学習教材には、学年にしばられずに、必要な部分を選んで取り組めるものも多いからです。

AIやシステムが子どもの苦手を分析しながら、適切な問題を出題してくれるような教材も多いです。

イラストやアニメーションによる解説も多く、速さのイメージをつかみやすいのも、タブレット学習教材のメリットです。

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>>小学生におすすめのタブレット学習教材10選!

速さの教え方に関するよくある質問

質問 答え Q&A

ここからは、速さの教え方に関するよくある質問にお答えしていきます

質問1:考え方はわかっているようですが、計算ミスが多いです。

速さの計算は割り切れないことが多く、答えが小数になることも多いです。

小数の割り算や、商を四捨五入する処理でつまずいていしまっている可能性があります。

速さの問題ではなく、まずは小数の計算だけを復習してみてください。

▼あわせて読みたい
>>小数の教え方|つまずいている場所の見つけ方と家庭でできる3つの教え方

質問2:速さの考え方は中学でも使いますか?

使います。

中学数学では、速さの計算が当然のようにできていることを前提として授業が進められます。

理科でも速さと似た考え方がたくさん出てきます。

小5のうちに意味の側を固めておくと、今後の勉強が一気にラクになります。

まとめ

それでは、算数の速さの教え方についての解説をまとめます。

結論


速さでつまずく原因の多くは、公式を覚えていないことではありません。

「1時間あたりに進む道のり」という速さの意味がわかれば、式も単位の直し方も子ども自身で作れるようになります。





今回の記事が、お子様が速さの苦手を克服して、算数の力を伸ばしていくきっかけになればとてもうれしいです。

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