こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

漢字の勉強を苦手としている小学生は多いです。
保護者の方としても、漢字テストの結果を見て不安に感じているのではないでしょうか。
結論
小学生の漢字の勉強では、まずは正しい勉強法を身につけていくことが大切です。
楽しく効果的な勉強に取り組めるよう、保護者の方がサポートしてあげられると良いです。
今回は、小学生に向けて漢字の勉強法について解説します。
最後まで読んでいただき、お子様が効果的に漢字を覚えていき、漢字を得意にしていくための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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小学生におすすめの漢字勉強法



小学生におすすめの漢字勉強法は、主に次の5つです。
小学生におすすめの漢字勉強法
勉強法1:読み方は音読して覚える
小学生が漢字を覚えるときは、読み方を音読して覚えることをおすすめします。
言葉は、声に出したほうが頭に定着しやすいからです。
まずは書き方を覚えるよりも、音読して読み方を覚えると良いです。
勉強法2:漢字の意味を解説する
小学生が漢字を覚えるときは、漢字の意味を解説してあげられると良いです。
意味のわからない物や、イメージできないものはなかなか覚えられないからです。
子ども一人で漢字の勉強に取り組んでいると、読み方や書き方にばかり注意が向いてしまい、漢字そのものが持つ「意味」にはあまり注目できません。
保護者の方が漢字の意味を解説してあげて、子どもがイメージできるようにしてあげると効果的です。
漢字単体で覚えるのではなく、例文と一緒に覚えるようにするとイメージを具体化しやすくなり、頭に定着しやすいです。
勉強法3:部首をチェックする
小学生が漢字を覚えるときは、部首をチェックするようにすると良いです。
部首を覚えることができると、他の漢字も覚えやすくなるからです。
たとえば、「草かんむり」を覚えれば、草かんむりがつく漢字の書き方を覚えやすいですし、「植物」という具体的なイメージにも結びつけやすく、意味や読み方を覚えやすいです。
新しい漢字を覚えるときは部首にチェックを入れるなどして、注目できる良いです。
勉強法4:書き取りは3回~5回
小学生が漢字を覚えるときは、3回~5回程度の書き取り練習をすると良いです。
漢字は、実際に手を動かして書くことで覚えやすくなるからです。
はじめはお手本を見ながら書き取りをして、続いてお手本を見ずに、自分の力だけで書けるか確認するようにすると良いです。
書き取りの回数は、3回~5回がベストです。
1回や2回では覚えられませんし、10回などの多すぎる回数では、覚えることよりも10回書くことに注意が向いてしまい、苦労するわりに覚えられません。
勉強法5:覚えているかテストする
小学生が漢字を覚えるときは、ただ覚えようとするだけでなく、覚えた漢字を実際に書けるかどうか、テストしてみることが大切です。
勉強は、知識を頭にいれる「インプット学習」と、覚えたことや身につけたことを実際に使ってみる「アウトプット学習」とのバランスが重要だからです。
テストをして書けなかった漢字は、もう一度書き取り練習をするなどして、覚え直すようにすると良いです。
小学生が漢字を覚えるためのポイント



小学生が漢字を覚えるためのポイントは、主に次の8つです。
小学生が漢字を覚えるためのポイント
ポイント1:楽しく学べるように工夫する
小学生が漢字の勉強に前向きに取り組めるようにするためには、楽しく学べるように工夫することが重要です。
漢字をひたすら書き取りをするような反復練習ではおもしろくなく、勉強に取り組むのが嫌になってしまうからです。
たとえば、次のような工夫を試してみると良いでしょう。
漢字を楽しく学ぶための工夫
- 漢字クイズゲーム(クリアするとスタンプがもらえる)
- 漢字かるた
- 子どもが作って保護者の方が答える逆漢字テスト
- 家の中に隠された漢字クイズカードを探して答えるゲーム
子どもの好き嫌いや興味に合わせて、子どもが楽しめる企画を考えられると効果的です。
ポイント2:習慣化する
小学生の漢字の勉強は、習慣化することがとても重要です。
漢字のような暗記学習は、日々の積み重ねが大切だからです。
毎日同じ時間に漢字の勉強に取り組むなど、仕組みやルールを作ってしまうと習慣化しやすいです。
毎日歯磨きをしないと気持ち悪いのと同じように、漢字の勉強を習慣化できると良いです。
ポイント3:一度で覚えようとしない
小学生が漢字を覚えるときには、一度で覚えようとしないことが大切です。
忘れたり思い出したりを繰り返すことで、記憶が定着していくからです。
書き取り練習も最大で5回程度にして、どんどん次の漢字に進んでしまったほうが良いです。
一度で覚えられなかった漢字は、後日改めて取り組んで覚え直すようにすると効果的です。
ポイント4:細かい部分を気にしすぎない
小学生が漢字を覚えるときは、「とめ」「はね」「はらい」などの細かい部分を気にしすぎないほうが良いです。
細かい部分にダメ出しをし続けると、子どもの勉強へのモチベーションが下がってしまうからです。
雑すぎる字は直させる必要がありますが、ある程度丁寧に書けているようであれば、細かい部分は気にしすぎないようにすべきです。
一方で、「とめ」「はね」「はらい」は、字を綺麗に書くうえでは重要です。
余裕があるようであれば気をつけて練習してみるのも良いですし、きれいに書けているようであれば褒めてあげられると良いです。
ポイント5:時間を空けて復習する
小学生が漢字を効率的に覚えるためには、一度覚えた漢字を、時間を空けてもう一度復習するようにすると良いです。
漢字は、反復することで頭に定着していくからです。
ある程度忘れてきたときに思い出すようにすると定着しやすいです。
一度覚えた漢字は、「翌日」「3日後」「1週間後」「1ヶ月後」に復習に取り組むのが理想的です。
ポイント6:読書をする
小学生が漢字の知識を増やすためには、読書が効果的です。
読書であれば、楽しみながら漢字や言葉を覚えることができるからです。
無理に読書を強要するのは逆効果になりますが、子どもが読書を楽しめるように導いてあげられると有意義です。
▼あわせて読みたい
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ポイント7:普段から漢字を書くようにする
小学生が漢字を効率的に覚えるためには、普段から漢字を書くように心がけさせることが重要です。
漢字は、繰り返し書くことで頭に定着していくからです。
国語に限らず、子どもが書いた学校のノートを見ると、ひらがなばかりで書かれていることも多いです。
先生が漢字で板書したことは、ノートに写すときにも漢字で書き写すよう注意したほうが良いです。
面倒くさがらずに日常的に漢字を書くようにすると、漢字の勉強に取り組んでいないときにも漢字を覚えることができ、効率的です。
ポイント8:漢検に挑戦してみる
小学生が漢字の勉強に前向きに取り組めるようにするために、漢検に挑戦してみることをおすすめします。
目標があったほうが、前向きに頑張れるからです。
普段の漢字の勉強も、「漢検合格」という目標があるとハリが出ます。
また、漢検は高校受験を有利にすることができます。
小学生のうちから漢検を受ける習慣を身につけておくと、高校受験のときに有利になります。
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>>漢検が高校受験に超有利な理由とは?入試優遇と勉強効果のダブルメリット!
小学生の漢字の勉強には学習塾がおすすめ



漢字の勉強に取り組むのであれば、学習塾に通うのがおすすめです。
学習塾であれば、毎週漢字暗記の宿題が出ますし、毎週漢字の小テストが行われるからです。
学習塾に通うことで、漢字の勉強に習慣的に取り組む環境を作ることができます。
既に塾で算数や英語の授業を受けているようであれば、国語の追加を考えてみるのも良いでしょう。
塾は費用がかかりますが、勉強面や受験面でのサポートが手厚いので、活用できると良いです。
小学生におすすめの個別指導塾
- 【森塾】
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小学生におすすめの漢字学習教材
学習塾を利用しないようであれば、漢字ドリルなどの教材を利用して漢字の勉強に取り組めると良いでしょう。
ここからは、小学生の漢字学習におすすめの教材を紹介していきます。
小学生の漢字学習におすすめ教材
おすすめ1:ドラえもんの国語おもしろ攻略絵で見ておぼえる小学漢字1026
『ドラえもんの国語おもしろ攻略絵で見ておぼえる小学漢字1026』は、漢字の成り立ちを楽しく学べる、漢字の参考書です。
漢字の意味や読み方を、楽しいイラストを見ながら覚えることができます。
漢字の勉強に取り組むときにいつも手元に置いておくようにすると、漢字学習をより効果的にすることができます。
おすすめ2:うんこドリル 漢字シリーズ
『うんこドリル 漢字』シリーズは、楽しく学べる漢字ドリルです。
全例文に「うんこ」が使われているので、飽きずに取り組むことができます。
イラストが多く、イメージを具体化しながら覚えることができます。
おすすめ3:となえて かく 漢字練習ノートシリーズ
『となえて かく 漢字練習ノート』シリーズは、声に出しながら漢字の正しい書き順を覚えられる漢字ドリルです。
声に出しながら練習できるので、書き順や漢字の形が頭に定着しやすいです。
イラスト付きの漢字の成り立ち解説や、物語形式の例文など、自然に漢字を覚えられるよう工夫がされています。
おすすめ4:漢字にぐーんと強くなるシリーズ
『漢字にぐーんと強くなる』シリーズは、意味や形のグループごとに漢字を覚えていける漢字ドリルです。
グループでまとまっているので、それぞれの漢字を関連付けながら効率よく覚えていけます。
イラストや表で、漢字の意味やつながりを理解することができます。
おすすめ5:齋藤孝の小学1・2年生の漢字をおぼえるカード240
『齋藤孝の小学1・2年生の漢字をおぼえるカード240』は、例文やイラストが入ったカードを使って学べる漢字学習教材です。
カードの表面には、漢字の音読み・訓読みを両方使った例文が載っていて、カードの裏面には漢字が大きく掲載されています。
かるたにして遊びながら学ぶこともできます。
まとめ
それでは、小学生向けの漢字勉強法についての解説をまとめます。
結論
小学生の漢字の勉強では、まずは正しい勉強法を身につけていくことが大切です。
楽しく効果的な勉強に取り組めるよう、保護者の方がサポートしてあげられると良いです。
小学生におすすめの漢字勉強法は、主に次の5つです。
小学生におすすめの漢字勉強法
小学生が漢字を覚えるためのポイントは、主に次の8つです。
小学生が漢字を覚えるためのポイント
小学生の漢字学習におすすめの教材を紹介しました。
小学生の漢字学習におすすめ教材
今回の記事が、お子様が効果的に漢字を覚えていき、漢字を得意にしていくきっかけになればとてもうれしいです。
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