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算数嫌いの克服|嫌いになった理由の見分け方と家庭でできること

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こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

 

保護者
保護者
うちの子は算数が嫌いです。どのようにすれば算数嫌いを克服することができるでしょうか・・・。

 

算数が嫌いという小学生は多いです。

保護者の方としても、これからの勉強や成績のことを考えて、心配されているのではないでしょうか。

結論

算数が嫌いだからといって、算数ができないとは限りません。

嫌いになった理由がどこにあるかを見分けられると、最適な対策方法を見つけることができます。

 

今回は、算数嫌いの対策法について解説していきます。

最後までお読みになり、お子様が算数嫌いを克服して、算数の勉強に取り組めるようにするための参考としていただければとてもうれしいです。

この記事の筆者

エデュサポ

エデュサポ
@edsuppor

  • 元塾教室長
  • 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
  • 塾業界勤務経験は20年以上
  • 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設

「算数が嫌い」と「算数ができない」は同じとは限らない

好き嫌い

保護者
保護者
算数が嫌いなのは、算数ができないからなのでしょうか・・・。

 

算数がわからなくて算数嫌いになってしまう小学生もいますが、それが原因ではないことも多いです。
エデュサポ
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まずは「算数嫌い」の現状を確認してみましょう!
エデュサポ
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「できること」と「好きになること」は別物

「算数ができる」ことと「算数を好きになること」はイコールではありません

このことは、国際的な学力調査であるTIMSS2023の調査からも明らかになっています。

算数 学力調査

出典:文部科学省・国立教育政策研究所「IEA国際数学・理科教育動向調査 TIMSS2023の結果(概要)」(2024年12月公表)

日本の小学4年生は、世界で5番目に算数ができています。

それにもかかわらず、算数の勉強が楽しいと感じている子どもも、算数が得意だと感じている子どもも、国際平均を下回ります。

「算数ができること」と「算数が好きなこと」は一致していません。

勉強の量を増やすことが正しい対策とは限らない

子どもが「算数が嫌い」と言ったとき、多くの保護者の方は「算数がわかってないからだ」と考え、新しく計算ドリルを買ってきたり、取り組むページ数を増やしたりします

しかし、算数が嫌いな理由が別のところにある場合、演習量を増やした分だけ嫌いになってしまいます。

まずは勉強の量を増やすよりも、なぜ嫌いなのかを見分けることが重要になります。

算数を嫌いになる3つの理由

理由

保護者
保護者
どのような理由で、算数を嫌いになってしまうのでしょうか・・・。

 

算数を嫌いになってしまう理由は、大きく3つに分かれます。
エデュサポ
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まずは一つひとつ理由を確認し、子どもに当てはまるかどうかを確認してみてください!
エデュサポ
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理由1:わからないところがそのままになっている

わからないところを放置したままにしてしまうと、算数を嫌いになってしまいやすいです

算数は積み上げ式の教科で、一度わからなくなってしまうと、その先もすべてわからなくなってしまうからです。

わからない授業を受け続けていれば、嫌いになってしまうのは自然なことです。

まずはつまずいてしまっている単元を見つけ出して、わかるところまで戻って復習する必要があります。

なお、次のような場合は、算数そのものよりも別のところに原因がある可能性があります。

算数以外に原因がある可能性

  • 計算はできるのに文章題だけできない
    →問題を読み取るための読解力の問題
  • 数を数える・数の大小を比べることに強い困難がある
    →発達の特性が関係している場合があります。学校の先生や専門機関への相談も検討すると良いでしょう。

 

▼あわせて読みたい
>>算数が苦手な小学生の原因と克服法|つまずきの見つけ方と家庭でできる対策

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>>算数の文章題が苦手な小学生への教え方|つまずく原因と克服の5ステップ

理由2:速さと正解さをはっきり求められる

算数を嫌いになってしまうのは、算数が「速さ」と「正確さ」をはっきりと求められる教科で、子どもにとって負荷がかかりすぎていることが原因であるケースが多いです

▼この表は横にスクロールできます。

算数の時間に起きること 子どもが受け取ること
タイムを測って計算練習する ゆっくり考えれば解けるのに、遅いというだけで「できない子」になる
答えが◯か☓のどちらかしかない 間違いが毎回はっきり見えるため、逃げ場がない
九九の暗唱・問題練習 人とくらべられる機会が多い
わからないところをみんなの前で発表する 算数の中身ではなく、その時間の過ごし方が苦痛になる

算数がわからないことよりも、「できなかったこと」や「まわりとの差が見えてしまうこと」が苦痛で、算数が嫌いになってしまうパターンです。

このような場合は、無理に時間を測って問題を解かせたり、何問できたかを意識させたりするのは逆効果になります。

まずはその日にできた1問だけでも良いので、「できたこと」をしっかりと認めて、褒めてあげてください。

▼あわせて読みたい
>>九九の覚え方|つまずいている段の見つけ方と家庭でできる教え方5ステップ

理由3:教わるときのやりとりがつらい

場所や環境によって取り組んだり取り組むなかったりする場合は、算数そのものが嫌いなのではなく、算数を教わるときのやりとりが嫌いになってしまっている可能性があります

よくあるパターンは次の3つです。

算数を教わるときのやりとりがつらい

  • 間違えたときの大人の反応
    「さっき教えたでしょう」「なんでこれがわからないの」が積み重なると、子どもは間違えること自体を避けるようになります。
  • 学校と家でやり方が違う
    まずは学校のやり方に合わせ、子どもが混乱しないようにしたほうが効果的です。
  • 親が「自分も算数は苦手だった」と言っている
    慰めのつもりでも、「うちの家系はできなくて当然」というニュアンスで子どもに伝わってしまう危険性があります。

 

子どもに算数を教えるときは、まずはできている部分を指摘して褒めてあげることが重要です。

そのうえで、できなかったところをできるようにするための対策に取り組んでいきます。

また、褒めるときは子どもの成長した部分や、努力したところを褒められると良いです。

「今日はここができるようになったね」や、「前向きに頑張れたね」といった声掛けができると良いでしょう。

好きになるきっかけは算数の外にあることが多い

算数が嫌いになってしまった子が、算数を好きになるためには、算数をできるようにすることが重要であると考える保護者の方は多いです

その考えは間違っていませんが、算数を好きになるきっかけが算数の勉強そのものでないことも多いです。

たとえば、次のようなことがきっかけにあることがあります。

算数を好きになるきっかけ

  • 買い物のおつり、料理の分量、電車の時刻など、普段の生活の中で数を使う場面
  • 図鑑やパズルなど、算数だと思わずに数や形に触れるもの
  • ゲーム形式の問題で、間違えても誰にも見られないような教材に取り組む

 

正解・不正解が人に見られずに、自由に取り組める教材に触れたり、自分の興味があるものと算数をつなげられたりすると、算数を好きになるきっかけにできる可能性があります。

算数アプリを、きっかけの一つとして活用してみるのも良いでしょう。

算数アプリは使い方に注意もありますので、『小学生の算数アプリおすすめ6選|無料・有料の選び方と目的別の使い分け』の記事もぜひ参考にしてください。

▼あわせて読みたい
>>小学生の算数アプリおすすめ6選|無料・有料の選び方と目的別の使い分け

家庭だけで抱えないほうが良い場合

サポート

保護者
保護者
私だけで対応するのはなかなか難しいかもしれません・・・。

 

子どもの勉強を見るのって難しいですよね。
エデュサポ
エデュサポ

 

必要に応じて、教材や塾といった外部の力に頼ることも検討してください!
エデュサポ
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保護者の方が勉強を教えていると、ケンカになってしまうことも少なくありません

子どもの勉強を保護者の方が一人で抱え込むのは、子どもの学年が上がるにつれて難しくなっていきます。

そのような場合は、教材や塾といった外部の力に頼ることをおすすめします。

たとえば、「タブレット学習教材・通信教育教材」を活用すると、丸つけも指導も教材がやってくれるため、保護者の方の負担は大きく軽減されます。

間違えてしまったときも、指摘される相手が親でなければ、子どもの受け取り方も変わります。

最近のタブレット学習教材は、AIやシステムが子どもの理解度を測りながら、進むスピードを調整してくれたり、取り組むべき内容を選んでくれたりするため、子どもにとっても取り組みやすくなっています。

▼あわせて読みたい
>>小学生におすすめのタブレット学習教材10選!

算数嫌いに関するよくある質問

質問 答え Q&A

ここからは、算数嫌いに関するよくある質問にお答えしていきます

質問1:算数が嫌いなまま放っておいても大丈夫ですか?

嫌いという気持ちだけなら急がずに対応しても問題ありません。

ただし「わからないところがそのままになっている」場合は、早めに対策する必要があります。

放置すると次の単元も理解できなくなります。

質問2:「算数きらい」と言われたとき、なんと返せば良いですか?

否定も説得もせずに、「どんなところが嫌いなの?」と聞いてみてください。

その答えによって、嫌いになってしまっている理由を見つけ、その理由に合った対策に取り組むと良いです。

質問3:算数が好きな子にする必要はありますか?

必ずしも必要ではありません。

好きになるより先に、嫌いでなくなることを目指してたほうが良いです。

嫌いでなくなれば取り組む時間が確保でき、勉強時間を確保できれば成績も伸ばせます。

まとめ

それでは、算数嫌いの克服について、嫌いになった理由の見分け方と家庭でできることをまとめます。

結論


算数が嫌いだからといって、算数ができないとは限りません。

嫌いになった理由がどこにあるかを見分けられると、最適な対策方法を見つけることができます。




好きになるきっかけは算数の外にあることが多い

  • 買い物のおつり、料理の分量、電車の時刻など、普段の生活の中で数を使う場面
  • 図鑑やパズルなど、算数だと思わずに数や形に触れるもの
  • ゲームの形式の問題で、間違えても誰にもみられないような教材に取り組む

今回の記事が、お子様が算数嫌いを克服して、算数の勉強に前向きに取り組めるようになるきっかけになればとてもうれしいです。

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