こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
英単語の暗記が苦手という子どもは多いです。
保護者の方も、英単語暗記の苦手を克服しなければ、英語の成績がどんどん下がってしまうのではないかと心配に思われているのではないでしょうか。
結論
英単語暗記で一番大事なのは努力です。
効率的な英単語の覚え方のコツを押さえたうえで、コツコツと努力を重ねることが大切です。
今回は、英単語の暗記について、覚え方の20のコツと共に解説していきます。
記事の後半では、英単語の勉強におすすめの教材も紹介しています。
最後まで読んでいただき、お子様が英単語の暗記を得意にして、英語の成績を上げていくための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
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英単語暗記は英語の成績アップのために必須
英語の成績を上げるためには、英単語の暗記は必須です。
英語の基本は英単語ですし、定期テストでは英単語の問題はほぼ必ず出題されるからです。
定期テスト前の勉強では、学校のワークを中心に英文法の勉強に取り組む子どもは多いですが、それ以前に英単語のほうを優先して勉強すべきです。
定期テストでは英単語を知っているだけで得点できてしまう問題は多いですし、結局は英単語を知らなければ解けない問題も多いからです。
英単語をしっかりと覚えられると、定期テストの点数を上げられるだけでなく、その他にもいろいろなポジティブな変化があります。
英単語を覚えると変わること
一つひとつ解説します。
変化1:英語の勉強の効率が上がる
英単語をしっかりと覚えられると、英語の勉強効率を上げることができます。
英語の勉強中に、わからない英単語を調べる回数を減らすことができるからです。
英文法や長文読解の勉強をしていると、知らない単語が出てくることも多いです。
知らない単語が出てくれば、その都度辞書を引いたりweb検索をしたりして意味を調べる必要があります。
しかし、まえもって英単語をしっかりと覚えられていれば、知らない単語を調べる必要がなくなります。
英文法や長文読解の勉強をしているはずなのに、ほとんどの時間を英単語調べに使ってしまっていることも多いです。
英語の勉強の効率を上げるためにも、英単語暗記の勉強はとても大切なのです。
やるべき勉強に集中できる
英文法の勉強しているときに英単語の意味を調べていると、本当に理解すべき英文法の勉強に集中することができません。
長文読解でも同様です。
英単語の意味をいくつも調べている間に、文章全体の流れがわからなくなってしまうこともあります。
英単語の暗記がしっかりできていると、本来取り組むべき勉強に集中できるので、英語の勉強効率を上げることができます。
変化2:英語の長文が読めるようになる
英単語の暗記ができると、驚くほど英語の長文が読めるようになります。
英文理解の一番の基本は英単語だからです。
「英語の長文読解が苦手です。」と悩む子どものほとんどは、英単語の知識が足りていないことが多いです。
逆に、英単語の暗記を頑張りはじめると、英語の長文読解問題がみるみる解けるようになる子どもも多いです。
もちろん、英語の長文を正確に読むためには、英文法や構文の知識もとても大切です。
それでも、英単語は英文読解の一番の基本です。
>>英語の長文読解を速く正確に読むためのコツとおすすめの問題集
変化3:リスニングの点数が上がる
正しく英単語の暗記を頑張ることができると、リスニングの点数を上げることができます。
リスニングの問題も、結局基本は英単語だからです。
リスニングの問題で読み上げられる英文の中に知らない英単語が含まれていると、リスニング力以前の問題になってしまいます。
また、英単語を「文字」だけで覚えていて、「音」を覚えようとしていない子どもも多いです。
英単語暗記は「スペル」や「意味」だけでなく、「発音」まで覚えることが大切です。
>>【中学生・高校生】英語リスニングの効果的な勉強法!伸ばすコツとおすすめの教材
変化4:英語の表現力が向上する
英単語の暗記ができると、英作文やスピーキングでの表現力が向上します。
知っている英単語が多いほど、自分の考えを制限なく表現することができるからです。
逆に、英単語を知らないと、思いついた自分の考えをそのまま表現することができません。
英作文の勉強をしているときや、英会話をしているときに、英単語がわからないがために仕方なく別の簡単な表現を探すことも多いと思います。
英単語を知っていると、簡単な表現で妥協せずに、頭の中に思い浮かんだことをそのまま英語で表現することができるようになります。
変化5:英語に自信を持てる
英単語の暗記ができると、英語に自信を持てるようになります。
英単語がわかると英語がわかるようになりますし、単語テストや定期テストの点数も上がるからです。
勉強はわかると楽しいですし、結果が出るとさらに前向きに取り組むことができます。
英作文を書くときも、外国人と英語で話すときも、英単語の知識が多いと自信を持って挑戦することができます。
英語学習は失敗をしたり間違えたりしながら覚えることも大切です。
しかし、失敗をするためには挑戦をしなければなりません。
前向きに挑戦してさらに英語力を上げていくために、英単語の勉強はとても大切です。
英単語暗記の20のコツ
英単語の暗記には努力が一番大切ですが、ただがむしゃらに努力をすれば良いというわけではありません。
コツをつかんで、正しい努力を積み重ねることが大切です。
英単語暗記のコツは、次のとおりです。
英単語暗記の20のコツ
一つひとつ解説します。
コツ1:まずは量
英単語の暗記で最も大切なことは、努力をすることです。
子どもたちはラクをして覚える方法を知りたがりますが、残念ながらそんな方法は存在しません。
ただ、コツを押さえて正しく努力をすることができれば、暗記に必要な努力量は大きく削減できます。
努力は絶対に必要ですが、なるべく少ない努力で効率的に英単語を覚えられるようにすることを目指しましょう!
コツ2:毎日取り組む
英単語を覚えるためには、英単語暗記に毎日取り組むことが大切です。
暗記は日々の積み重ねが大切だからです。
思い立ったときに突然たくさん取り組んでも覚えられませんし、長期記憶にすることはできません。
毎日取り組むためには、習慣化してしまうことが重要です。
「毎日夕飯前の30分間は英単語暗記に取り組む!」というようなルールを決めてしまいましょう。
夕飯や歯磨きやお風呂のように、英単語の暗記を日々の習慣として生活リズムの中に取り入れてしまうのが一番良いです。
歯磨きをしないと気持ち悪く感じるように、英単語暗記に取り組まないと気持ち悪いと感じるまで習慣化できると良いです。
>>効率的な暗記方法!長期記憶にするための19のコツ【元塾教室長が解説!】
コツ3:目標を設定する
英単語の勉強を頑張るためには、目標を設定することも大切です。
何か目標があったほうが、モチベーションを維持しやすいからです。
「学校の小テストで毎回100点を取る。」や、「定期テストの英語で80点を取る。」などの目標がわかりやすいと思います。
英検合格を目標にするのも良いでしょう。
大きな目標を立てることも大切なのですが、小さな目標を一つひとつスモールステップで達成していくほうが、モチベショーン高く取り組むことができます。
>>英検が高校受験に超絶有利な3つの理由!中学生は英検を絶対に受けるべき
>>小学生が英検3級合格を目指すメリットと合格するための勉強法
>>勉強のやる気を出す26のテクニックとモチベーションの上げ方
コツ4:発音を聞く
英単語を覚えるときは、英単語の発音を聞きながら覚えると効果的です。
なるべく五感を刺激したほうが脳に記憶が残りやすいからです。
また、英語は「文字」として学習することも大事ですが、「音」として学習することも大切です。
「文字」情報だけで覚えてしまうと、リスニングやスピーキングで苦労することになります。
コツ5:音読する
英単語を覚えるときは、声に出して音読すると効率的です。
英語はあくまでも言葉だからです。
英単語暗記に限らず、英語学習は音読をふんだんに取り入れると頭に残りやすくなります。
文法学習や長文読解でも、ぜひ音読を取り入れてください。
コツ6:書く
英単語を覚えるときは、手を動かすと効率的です。
特に、英単語のスペルを暗記するときは、必ず手を動かすようにしてください。
実際に紙に書き出しても良いですし、指でスペルをなぞるだけでも大丈夫です。
タブレットを持っているようであれば、タブレットを利用すると紙を無駄にせずに済みます。
または、1枚の紙が真っ黒になるまで重ね書きしていくと、少ない紙でたくさん書くことができます。
聞く・音読する・書くを組み合わせる
「聞く」「音読する」「書く」の3つを同時に行うと、英単語暗記はとても効果的になります。
英語は4技能をバランス良く学習することが大切だからです。
英語4技能とは、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの力のことです。
たとえば、「speak」のスペルを「エスピーイーエーケー」と、覚えるのは大変です。
「スピーク」と発音しながら手を動かして覚えるのが、最も効果的です。
ただ発音するだけでなく、どこのアルファベットがどの発音に対応いているのかを意識しながら発音しましょう。
たとえば、「speak」であれば、「s」の部分を書いている時に「ス」を発音し、「pea」の部分を書いている時に「ピー」を発音し、「k」の部分を書いている時に「ク」と発音します。
正しい発音で覚える
「speak」の例では、「スピーク」とカタカナの発音で書きましたが、実際に単語の勉強をするときは、正しい英語の発音を心がけるべきです。
正しい発音を意識できると、英語のスペルミスが減るからです。
英単語が苦手な子どもは「speak」のスペルを、「supiku」のように間違えることが多いのですが、これは「s」や「k」の正しい発音ができていないためです。
正しい発音を覚えることで、「su」や「ku」のような間違えをすることがなくなります。
また、正しい発音を覚えることで、リスニング力やスピーキング力も向上させることができます。
英単語を覚えるときは、正しい発音を聞きながら取り組めると良いです。
ローマ字読みで覚えない
英単語をローマ字読みで覚えようとする子どもも多いですが、今すぐやめるべきです。
「speak」を「スペアク」、「make」を「マケ」、「take」を「タケ」のように覚える方法ですね。
ローマ字読みで覚えるのは非効率的です。
ローマ字読みで覚えるとその場では簡単に英単語を覚えることができますが、英単語の数が増えてくると覚えなければならないことがどんどん増えていくので、覚えきれなくなってしまいます。
フォニックスを学習して、本質的な理解をしたほうがずっと効率的です。
コツ7:フォニックスを勉強する
英単語暗記には、フォニックスの勉強がおすすめです。
フォニックスとは、英語のスペルと発音のルールのことです。
フォニックスを学ぶと、英語のスペルと発音のルールを知ることができるので、少ない暗記量で多くの単語のスペルを覚えることができます。
学校の英語ではフォニックスをあまり勉強しないことが多いのですが、英単語を効率的に勉強するのであれば、フォニックスをしっかりと勉強することを強くおすすめします。
フォニックスを学ぶメリット
- 英単語のスペル暗記がラクになる
- 発音が良くなる
- リスニング力もアップする
- 英語学習が断然効率的になる
>>【英語学習】フォニックスを学ぶ4つのメリットとおすすめの勉強法
コツ8:イメージで覚える
英単語を日本語訳の「言葉」で覚えるのではなく、画像や動画のような「イメージ」にして覚えると効果的です。
英語を使うときは、いちいち日本語に訳さないことが多いからです。
英語を勉強していると、意味は理解できるのに日本語に訳せないことが頻繁にあります。
これは、英単語の意味を「言葉」としてではなく、「イメージ」として覚えているためです。
イメージで覚えると英文を速く読める
英単語をイメージで覚えると、効果的に覚えられるだけでなく、英文を速く読めるようになります。
いちいち日本語訳をせずに意味を理解できるようになるからです。
最近の学校の英語の勉強は、一文一文を細かく分析して読むことではなく、文章全体から必要な情報を探し出すことに主眼が置かれています。
そのため、入試問題も大量の英文から必要な情報を探し出す問題が増えてきています。
日本語に訳さずに英文を理解できるように力は必須です。
>>英語の長文読解を速く正確に読むためのコツとおすすめの問題集
「言葉」でインプットして「イメージ」に変換
英単語を覚えるときは、「言葉」を「イメージ」に変換するクセをつけるようにすると良いです。
たとえば、「cauldron」という単語を覚えようと思ったときは、まず言葉として「大釜」と覚えます。
次に、ハリー・ポッターの映画の中で魔法薬を作るときに使われていた、あの「釜」を映像としてイメージします。
これでイメージへの変換ができました。
今後、英文中に「cauldron」という単語が出てきたら、いちいち日本語の「大釜」に訳さなくても、直接映像をイメージすることができます。
イメージで覚えてしまったら、日本語訳は忘れてしまっても大丈夫です。
コツ9:アウトプットする
英単語暗記は「覚えること」にばかり注目されますが、問題を解いたり、テストをしたりすることも大切です。
勉強は、インプット学習だけでなく、アウトプット学習とバランスを取ることでより効率的になるからです。
定期的に英単語テストを自作して解いてみても良いですし、単語帳を赤シートや手で隠しながら、ちゃんと覚えられているか確認していくだけでも効果があります。
コツ10:繰り返す
英単語を覚える時は、繰り返すことが大切です。
脳は、頻繁に送られてくる情報を「重要な情報」と認識し、記憶に残しておこうとするからです。
同じ単語を何度も何度も繰り返し学習したり、同じ単語帳を何周も何周も繰り返したりすると記憶が定着します。
コツ11:一度で覚えようとしない
一つひとつの英単語に時間をかけて、一度で完璧に覚えようとすると効率が悪いです。
英単語を覚えるときは繰り返すことが大切なので、一度で完璧にしようとする必要はありません。
パッパッと次の単語に進んでいき、その代わりに何度も何度も繰り返して取り組みます。
1つの単語にかける時間は最大で30秒です。
たとえば、1つの単語を覚えるために2分かけるとしたときに、2分かけてじっくり覚えるよりも、30秒でパッと覚えることを4回繰り返したほうが効果的です。
多義語もまずは一つ
英単語の中には、一つの英単語に複数の意味がある「多義語」もあります。
たとえば、「right」という英単語には「右」の他に、「正しい」「権利」「ぴったり」などの意味もあります。
このような多義語を覚えるときも、まずは一つの単語につき一つの意味を覚えます。
いろいろと一緒に覚えてしまおうと思うと混乱してしまいますし、一つの英単語を覚えるのに時間がかかってしまいます。
一度で覚えようとせずに、パッパッと進めて何度も繰り返すことが大切です。
多義語はまず一つの意味を覚え、その後で改めて別の意味を覚えていくと良いです。
コツ12:忘れることも大事
英単語を覚える時には、忘れることも大切です。
繰り返して学習していく中で、一度忘れたことを思い出すことで記憶が定着していくからです。
「覚える→忘れる→思い出す」を繰り返すことが大切です。
忘れることなしに長期記憶にすることはできないと言っても過言ではありません。
コツ13:アプリで覚える
英単語を覚えるときに、単語帳やフラッシュカードだけで覚えようとする子どもも多いのですが、スマートフォンやタブレットなどのアプリを利用すると効率的です。
英単語アプリには、英単語を効率良く覚えるための工夫がされているからです。
英単語アプリのメリット
- サクサク取り組める
- スキマ時間にも取り組める
- 繰り返し取り組める
- 発音も聞ける
- アウトプットもできる
- 苦手単語をピックアップできる
- 間違えた問題を選んで出題してもらえる
英単語アプリmikan
英単語アプリmikanは、株式会社mikanが提供している英単語学習アプリです。
英語学習者に圧倒的な人気を誇る英単語アプリです。
教材の種類が多く、どのようなレベル帯の英語学習者にもおすすめです。
学習したい種類の英単語、学習したいレベルの英単語を学習することができます。
有料プランもありますが、無料版でも十分に学習できます。
まずは無料版で使ってみて、物足りないようであれば有料プランを検討すると良いでしょう。
mikanの特徴
- カードめくり学習でサクサクできる
- ネイティブの発音が聞ける
- 教材カテゴリーを選べる
- 間違えた問題を優先して表示
- 制限時間を設定できる
英単語アプリ mikan
mikan Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ
コツ14:フレーズで覚える
英単語は、英単語単体で覚えるだけでなく、英文のフレーズの中で覚えると効果的です。
実際に英語を使っているときは、英単語単体で使うことはほとんどないからです。
たとえば、「強い雨」という日本語は、英語では「heavy rain」と表現します。
「強い」という意味の「strong」ではなく、「重い」という意味の「heavy」を使います。
英語は言葉ですので、実際の英文の中で英単語がどのように使われているのかを知る必要があります。
コツ15:他の英単語と関連させて覚える
英単語を覚えるときは、他の英単語と関連させて覚えると効果的です。
一つのことを忘れてしまったとしても、関連することを覚えていれば、そこから連想して思い出すことができるからです。
英単語の暗記に限らず、何かを覚えるときには、別のものとセットで覚えると覚えやすいです。
同じ分野でグループ分け
分野やグループに分けて英単語を覚えると良いです。
たとえば、「スポーツ」「野菜」「教科」「学校の教室にあるもの」などのグループで分けたり、「歴史」「科学」などの分野で分けたりすることができます。
また、「大きいことを表す表現」として「big」「large」「huge」「gigantic」「enormous」などをまとめて覚えてしまうこともできます。
接頭語・接尾語を覚える
英単語を覚えるときには、接頭語や接尾語にも注目できると効率的です。
たとえば、「~がない」という意味の接尾語「- less」を覚えると、「careless(不注意な)」「priceless(値段がつけられない)」「hopeless(絶望的な)」などの単語をまとめて覚えることができます。
また、「un -」や「in -」が否定を表す接頭語であることを知っていれば、「unbelievable(信じられない)」や「informal(非公式の)」などの単語は、たとえ初めて見た単語であっても意味を推測することができてしまいます。
小学生や中学生であれば、ぼんやりと接頭語・接尾語を意識できれば十分です。
高校生以上であれば、積極的に接頭語や接尾語を覚えていくと良いでしょう。
コツ16:英単語だけを勉強しようとしない
英単語暗記ばかりに取り組むのではなく、英文法や長文読解、英会話にも同時に取り組むと効果的です。
英文法や長文読解、英会話などに取り組むことで、実際に英文の中で英単語がどのように使われているのかを知ることができるからです。
長文読解や英会話をしているときに、覚えたての英単語が出てくると嬉しいものです。
コツ17:体を動かす
体を動かしながら暗記をすると良いと言われています。
「英単語を勉強するときは積極的に体を動かすべき」というわけではありませんが、体を動かす機会があるようであれば、ついでに英単語暗記を取り入れてみると良いでしょう。
たとえば、普段ランニング中に音楽を聞いているようであれば、音楽の代わりに英単語や英文が流れるような音声を聞くようにすると良いです。
コツ18:英語を使い続ける
英単語を効率的に暗記するためには、英語を使い続けることが大切です。
一度覚えた英単語を、永遠に覚えておくことはできないからです。
一度覚えた英単語も、定期的に思い出さなければ忘れてしまいます。
英語を使い続けることで、いろいろな英単語に触れ続けることが大切です。
忘れてもすぐに思い出せる。
一度覚えた英単語は、忘れてしまってもすぐに思い出すことができます。
このように思うことは多いですし、実際に予測した意味はだいたい合ってます(全然間違っていることもあります)。
おそらく過去に覚えたことがある単語なのだと思います。
そして、そのようにして覚え直した英単語はすぐに覚えられますし、忘れにくくなります。
コツ19:英会話で実際に使ってみる
英単語を効率的に覚えるためには、英会話などの実際の会話の中で使ってみると良いです。
受け身で覚えるよりも、自分から積極的に使っていったほうが印象に残りやすいからです。
覚えたての英単語を実際に使ってみて、それが相手に正確に伝わるとうれしいです。
うれしいとまた頑張りたくなるので、前向きに英単語を覚えていくことができます。
コツ20:音楽や映画で覚える
英単語を覚えるときに、音楽や映画などのエンタメも活用すると良いです。
好きなものを通して覚えると忘れにくいからです。
私も、映画のセリフや歌の歌詞で覚えた英単語も多いです。
音楽や映画に限らずとも、「好きなこと」を通して英単語を覚えられると効果的です。
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英単語暗記におすすめの教材
ここからは、英単語の勉強におすすめの教材を紹介していきます。
紹介する教材は次の5つです。
英単語暗記おすすめ教材
一つひとつ紹介します。
英検でる順パス単シリーズ
英検でる順パス単シリーズは、旺文社から出版されている英検学習用の英単語帳です。
英検学習用ですが、誰にでもおすすめです。
英語学習に必要な英単語は網羅されていますし、レベル別に(級別に)取り組むことができるので便利です。
英単語ターゲットシリーズ
英単語ターゲットシリーズは、旺文社から出版されている受験勉強向けの英単語帳です。
高校入試向けのものと、大学入試向けのものが販売されています。
英語初心者から、大学入試レベルの英語学習者まで、幅広いレベルの英語学習者におすすめです。
DUO 3.0
DUO 3.0は、アイシーピーから出版されている大学受験向けの英単語帳です。
1つの例文を覚えることで、複数の英単語を覚えることができます。
英単語が英文の中でどのように使われているかも学習することができるのが特徴的です。
大学入試向けのレベルしかないので、すべての人におすすめできるわけではありませんが、英単語を英文で覚えたい人にはおすすめです。
タブレット教材・通信教育教材
英単語暗記には、タブレット教材や通信教育教材もおすすめです。
最近のタブレット教材はAIを活用している教材も多く、英単語の暗記に限らず、勉強全般に効率的に取り組むことができるからです。
費用がそれほど高くないのも大きなメリットです。
英単語を覚えることだけを目的にするのであればおすすめしませんが、他の勉強も一緒に対策したいということであればおすすめです。
タブレット教材や通信教育教材は、上手に活用できると学習習慣をつけることができます。
英単語の勉強と同時に、勉強を習慣化するために活用できると良いです。
タブレット教材にはいろいろな種類のものがあるので、目的に合わせて子どもに合うものを選べると良いです。
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英会話スクール
英単語暗記には、英会話スクールもおすすめです。
英会話スクールではフォニックスを学習できることが多く、特に小学生のフォニックス学習におすすめです。
中学生や高校生は、学校で勉強している英語を実際に使ってみるために、英会話スクールを利用できると良いです。
頑張って勉強していることが実際にはどのように活用できるかを知ることで、より積極的に英語の勉強に取り組めるようになります。
また、英会話スクールに通って実際に英語を使い続けることで、継続的に多くの英単語に触れ続けることができます。
英会話スクールはオンラインがおすすめ
オンライン英会話スクールであれば、それほど料金も高くありません。
予約制のことが多く、曜日や時間に縛られずに手軽に利用することができます。
オンラインの英会話スクールであれば、実際に海外に住んでいる講師に授業を受けることもできます。
生活や文化の違いなど、語学以外の面白い部分にも触れることができるでしょう。
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まとめ
それでは、英単語の暗記についての解説をまとめます。
結論
英単語暗記で一番大事なのは努力です。
効率的な英単語の覚え方のコツを押さえたうえで、コツコツと努力を重ねることが大切です。
英単語をしっかりと覚えられると、定期テストの点数を上げられるだけでなく、その他にもいろいろなポジティブな変化があります。
英単語を覚えると変わること
- 英語の勉強の効率が上がる
- 英語の長文が読めるようになる
- リスニングの点数が上がる
- 英語の表現力が向上する
- 英語に自身を持てる
英単語暗記のコツは、次のとおりです。
英単語暗記の20のコツ
- まずは量
- 毎日取り組む
- 目標を設定する
- 発音を聞く
- 音読する
- 書く
- フォニックスを勉強する
- イメージで覚える
- アウトプットする
- 繰り返す
- 一度で覚えようとしない
- 忘れることも大事
- アプリで覚える
- フレーズで覚える
- 他の英単語と関連させて覚える
- 英単語だけを勉強しようとしない
- 体を動かす
- 英語を使い続ける
- 英会話で実際に使ってみる
- 音楽や映画で覚える
英単語の勉強におすすめの教材も紹介しました。
英単語暗記おすすめ教材
今回の記事が、お子様が英単語の暗記を得意にして、英語の成績を上げていくきっかけとなればとてもうれしいです。
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