こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
共通テスト(旧センター試験)の英語に不安を抱える高校生は多いです。
保護者の方としても、共通テストの英語がどのようなテストで、どのように対策させれば良いのかと、疑問に思われているのではないでしょうか。
結論
共通テストの英語は、全問が長文で総語数も多く、時間との戦いになる試験です。
ただし問われる土台は一般入試と同じで、共通テスト特有の形式に慣れて時間配分を整えれば、安定した得点源にできます。
今回は、共通テストの英語の特徴と勉強法について解説します。
最後までお読みになり、お子様が効果的な共通テスト英語の対策に取り組み、志望校に合格できるようにするための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者

エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
共通テスト英語の特徴
リーディング:全問が長文・総語数が多く80分の速読勝負
共通テストのリーディングは、すべての設問が長文読解問題になっています。
かつてのセンター試験で出題されていた、発音・アクセント・文法といった単独問題は出題されません。
▼この表は横にスクロールできます。
| 項目 | センター試験(旧) | 共通テスト(現行) |
|---|---|---|
| 配点 (リーディング:リスニング) |
4:1 | 1:1 |
| 出題形式 (リーディング) |
発音・文法・読解が混在 | 全問が読解・資料問題 |
| 総単語数の目安 (リーディング) |
約4200語 | 約5600語 |
| 試験時間 (リーディング) |
80分 | 80分 |
英文一つひとつの難易度は入試の中では標準的で、複雑な構文や専門的な英単語が並ぶわけではありません。
一方で、読まなければならない英文の総語数は5,000語を超え、これを80分という限られた時間の中で読み切り、解答まで終える必要があります。
1分間におおよそ150語程度のペースで読み進める必要があり、ゆっくり訳しながら問題を解く余裕はありません。
大量の英文と情報を速く正確に処理する力が求められます。
リスニング:配点が大きく1回読みもある
共通テストでは、リスニングとリーディングの配点が1:1になっています。
かつてのセンター試験に比べて、リスニングの比重が大きく引き上げられています。
ただの聞き取り問題だけでなく、図や表を参照したり、異なる意見や主張を整理したりと、短時間で情報を整理しなければならない問題も出題されます。
音声が1回しか読まれない問題も多く、シビアなリスニング力と素早い情報処理脳力が求められます。
共通テストのリスニングの具体的な出題内容や対策の進め方は、『共通テスト英語のリスニング対策!高得点を取るための勉強法とおすすめ教材』で詳しく解説しています。
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共通テスト英語のリスニング対策!高得点を取るための勉強法とおすすめ教材
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共通テスト英語の全体像
共通テストの英語はリーディングとリスニングの2構成で、いずれもマークシート方式です。
平均点は60点前後で推移していますが、年度によって変動があります。
全体としては、「知識を覚えているかを問う試験」というより、「限られた時間の中で大量の情報を正確に処理することができるかを問う試験」だといえます。
そのため、英語の土台となる知識を固めることは大前提として、その知識を活用できるようにしていくことが重要になります。
対策としては、まずは英語の基礎基本を身につけていくことが重要となりますが、共通テスト特有の形式に慣れ、時間配分を整えて行くことも対策の大きな柱になります。
共通テスト英語の対策の進め方
共通テスト英語の対策の進め方
まず土台を固める
共通テスト英語の対策では、まずは英語の基礎基本を身につけ、土台を固めることが最重要です。
勉強は基礎基本が一番大切だからです。
特に英語は積み上げ式の教科なので、土台が固まっていない状態で共通テスト対策に取り組んでもほとんど意味がありません。
まずは「英単語→英文法→英文解釈→長文読解」の順に、一つひとつ英語の土台を固めていく必要があります。
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>>大学受験の英語で偏差値を上げるには?偏差値帯別の伸ばし方を解説
共通テスト形式に慣れる
英語の土台が固まってきたら、続いて共通テストの出題形式に慣れるためのトレーニングに取り組んでいきます。
共通テストは他の試験と比べて、独自性が高い試験だからです。
共通テストでよく出題されるブログやメール、パンフレットのような実用的な素材の文章や、図表やグラフ、複数の資料を見比べて答える問題など、共通テストの形式に絞った演習が必要になります。
共通テスト形式の問題に慣れるためには、共通テスト形式の模試や実際の過去問、予想問題集などを活用すると良いです。
時間配分と解く順番を決める
共通テストの英語で高得点を取るためには、時間配分や解く順番を細かく決めてしまうのがおすすめです。
共通テストは時間との勝負という側面が強いからです。
高得点を狙う受験生ほど、過去問や予想問題を解きながら大問ごとの時間配分を細かく設定していき、解く順番をいろいろと試すなどしながら自分なりの取り組み方を決めています。
なお、解く順番を変更する場合は、マークをずらしてしまうミスが出やすいため注意が必要です。
時間配分や解く順番については、その人によって「正解」が異なります。
大量の演習問題に取り組みながら、試行錯誤を繰り返して自分に合った方法を探すことが重要です。
得点戦略を決める
共通テストの英語では、「何点を目指すか」という得点戦略も重要になります。
必ず100点を取らなければならないテストではないからです。
共通テストは英語の土台を固めていけばある程度の点数までは届きやすい一方、高得点で安定させるためには、読解のスピードと正確性を更に上げる必要があります。
他教科も含めた入試全体の戦略によっては、共通テスト特有の対策に集中して取り組む必要がない場合もあります。
いずれにしても、志望する大学の入試方式や配点によって、得点戦略を決めて対策に取り組めると効率的です。
タイプ別|共通テスト英語対策の選び方
高校生が共通テストの英語の勉強に取り組むのであれば、次のようなものを活用することをおすすめします。
高校生の共通テスト英語対策に活用できるもの
講師に伴走してもらいながら総合的に対策したい →塾・予備校
現状の弱点や課題の整理も含めて、伴走しながら大学受験対策を総合的に指導してほしい場合は、塾や予備校がおすすめです。
塾や予備校であれば、子どもの弱点を分析してもらいながら、適切な対策に取り組むことができるからです。
塾は勉強を教えてもらえることだけでなく、自習室などの学習習慣が整っていることも大きなメリットです。
高校生向けの英語塾・予備校については、『高校生におすすめの英語塾9選|大学受験・英検対策まで徹底比較』で詳しく解説しています。
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高校生におすすめの英語塾9選|大学受験・英検対策まで徹底比較
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自宅で計画的に演習を進めたい →通信教育・映像授業
コストを安く抑えながら自宅で計画的に取り組みたい場合には、通信教育教材や映像授業がおすすめです。
通信教育であれば、現在の学年にとらわれずに、自由に英語対策に取り組むことができるからです。
最近の通信教育教材はAI等を活用して、効率的に演習に取り組めるものも増えてきています。
高校生向けの通信教育教材・映像授業については、『高校生におすすめの英語通信教育6選|大学受験につながる選び方を解説』で詳しく解説しています。
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共通テスト英語に関するよくある質問
ここからは、共通テスト英語に関するよくある質問にお答えしていきます。
共通テスト英語に関するよくある質問
質問1:共通テストの英語対策はいつからはじめれば良いですか?
単語や文法の土台づくりは高1・高2のうちから、共通テスト形式の演習は高3以降が一つの目安です。
直前期だけで時間との戦いに慣れるのは難しいため、早めに土台を固めておくほど後が楽になります。
質問2:共通テスト対策と2次試験や私立大学の対策は別々に進めるのですか?
土台となる英語力は共通なので、二重に取り組む必要はありません。
高3前半までに土台固めと共通テスト形式への慣れを進め、高3夏以降に志望先に合わせた対策へ軸足を移すのが一般的な流れです。
▼あわせて読みたい
>>大学受験の英語が偏差値60で止まる原因とは?70へ伸ばす勉強法を解説
質問3:リーディングとリスニング、どちらを優先して対策すべきですか?
配点は同じでどちらも欠かせませんが、まずはリーディングの土台が先です。
読んで理解できない英語は聞いても理解できないため、読む力がリスニングの土台にもなります。
▼あわせて読みたい
>>共通テスト英語のリスニング対策!高得点を取るための勉強法とおすすめ教材
まとめ
それでは、共通テストの英語の特徴と対策の進め方についての解説をまとめます。
結論
共通テストの英語は、全問が長文で総語数も多く、時間との戦いになる試験です。
ただし問われる土台は一般入試と同じで、共通テスト特有の形式に慣れて時間配分を整えれば、安定した得点源にできます。
共通テスト英語の対策の進め方
タイプ別|共通テスト英語対策の選び方
共通テスト英語に関するよくある質問
今回の記事が、お子様が効果的な共通テスト英語の対策に取り組み、志望校に合格するきっかけになればとてもうれしいです。
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