こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
夏期講習の時期などに、塾へ差し入れをしようと考えられる保護者の方は多いです。
どれくらいの価格のものを用意すればよいのかや、何を差し入れると喜ばれるのか等、いろいろと疑問に思われているのではないでしょうか。
結論
塾への差し入れは、個包装のお菓子か飲み物がおすすめです。
なお、感謝の気持を伝えたい場合は、差し入れよりも感謝の言葉や手紙のほうが喜ばれます。
今回は、塾への差し入れについて解説します。
最後まで読んでいただき、塾への差し入れを選ぶための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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塾への差し入れを選ぶときのポイント
塾への差し入れを選ぶときのポイントは、主に次の5点です。
塾への差し入れを選ぶときのポイント
ポイント1:金額は数百円~2,000円程度
塾への差し入れの金額は、数百円~2,000円程度が良いです。
実際にこの金額帯の差し入れをいただくことが多かったですし、受け取る側としても違和感のない金額帯です。
塾を卒業するときに用意するお礼の品よりも安く、お手軽な金額であるほうがお互いに気を遣いません。
2,000円以上のものを差し入れても問題ありませんが、塾側としては高額なものは受け取りづらいです。
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ポイント2:手軽に消費できる個包装のお菓子か飲み物が良い
塾への差し入れは、次の2つが特におすすめです。
塾への差し入れおすすめの品
おすすめ1:手軽に消費できる個包装のお菓子
塾への差し入れは、手軽に消費できる個包装のお菓子が特におすすめです。
個別に包装されているとスタッフに簡単に分配できますし、お菓子であれば授業の休み時間に手軽につまむことができるからです。
手土産ギフトのようなかしこまったお菓子でも良いですが、スーパーで売られているお菓子パックのような気軽なものでも喜ばれます。
おすすめ2:飲み物
塾への差し入れは、飲み物もおすすめです。
飲み物の種類は、お茶、ジュース、コーヒー、紅茶等、基本的には何でも大丈夫です。
季節講習の時期は、栄養ドリンクの差し入れも喜ばれます。
お酒は避けたほうが良いです。
ポイント3:のしは無くてもよい
塾への差し入れには、のしは必要ありません。
のしをつけないと落ち着かないという方は、次の3点に気をつけると良いです。
のしをつけるなら
- 表書きは『お礼』または『御礼』
- 水引は紅白の蝶結び
- 名入れは『苗字のみ』または『生徒のフルネーム』
ポイント4:差し入れが禁止されていないか確認する
塾へ差し入れをするときは、差し入れが禁止されていないか、事前に確認しておいたほうが良いです。
塾と家庭の間で、授業料などの料金以外の金品の受け渡しを禁止している塾もあるからです。
入塾時の契約書や案内を読み返して、事前に確認しておくと安心です。
入塾時の書類に記載がない場合や、書類が見当たらない場合は、塾に直接問い合わせておくと安心です。
ポイント5:感謝の言葉や手紙のほうが喜ばれる
塾への普段の感謝の気持ちを伝えたいときは、差し入れよりも、感謝の言葉や手紙のほうが喜ばれます。
私自身は、生徒や保護者の方から頂いたお手紙は一生捨てられないと思っています。
生徒が書く手紙であっても、保護者の方が書く手紙であっても、形式張った挨拶は必要ありませんし、書式にこだわる必要もありません。
メッセージは気持ちが大切です。
常識にこだわるあまり、堅苦しい言葉になってしまうと気持ちが伝わりにくいです。
形にとらわれずに、自由に気持ちを綴れると良いです。
塾への差し入れで避けるべきもの
塾への差し入れとして、あまり好ましくないものもあります。
塾への差し入れとして避けるべきものは、主に次の5つです。
NG1:お金
塾への差し入れとして、お金は厳禁です。
また、お金に扱いが近い商品券も好ましくありません。
塾が提供しているサービスについては、既に授業料という形で対価を支払っています。
塾側としては、サービスを提供していないにも関わらず「お金」という形で何かを頂くことには抵抗があります。
NG2:お酒
お酒が好きな塾スタッフもいますが、子どもが集まる場でもありますので、お酒は避けた方が良いです。
塾内でビールの缶等を見ると、なんだかドキッとします。
NG3:高価な品物
塾への差し入れであれば、高価な品物は避けるべきです。
高価な品物は受け取る側としては気を遣いますし、何か別の目的(うちの子を贔屓にしてほしい等)があるのではないかと勘ぐってしまいます。
あくまでも「差し入れ」ですので、高くても2,000円程度に収めたほうが良いです。
NG4:賞味期限が短いもの
塾への差し入れを選ぶときは、賞味期限についても考慮できると良いです。
お菓子などは、お腹が空いたときのために机の引き出しに潜めておく先生もいますので、なるべく日持ちするものが好ましいです。
NG5:手作りの飲食物
塾への差し入れは、手作りの食べ物や飲み物は避けるべきです。
衛生面という点でも、日持ちしないという点でも、塾への差し入れとしては好ましくありません。
手作りのお守りやイラスト等、飲食物でなければ問題ありません。
一方で、制作に手間や時間がかかるものであれば、逆に相手に気を遣わせることになります。
塾への差し入れは基本的には必要ない
ここまで塾への差し入れについて解説してきましたが、塾への差し入れは基本的には必要ありません。
むしろ、塾への差し入れを用意するご家庭のほうが少数派です(地域によって異なる可能性はあります)。
塾への差し入れの有無で、生徒への指導や対応が変わることもありません。
一方で、「感謝の気持ち」は非常にありがたく、塾スタッフの活力になります。
あまり難しく考えず、感謝の気持ちを伝えたいときに塾への差し入れを考えると良いです。
塾へ差し入れをする時期
塾へ差し入れをする時期は、主に次のようなときが多いです。
塾へ差し入れをする時期
時期1:季節講習期間中
塾への差し入れを用意する時期としては、夏期講習や冬期講習などの、季節講習の期間中がおすすめです。
講習中は授業が多く、先生と子どもたちが関わり合う時間が長い時期でもありますし、先生たちとしては体力的に頑張りどころの時期だからです。
「お礼の気持ち」と「お仕事大変だと思いますが、よろしくお願いします」という気持ちを、同時に伝えられる時期です。
時期2:面談時
保護者面談や三者面談の際に、差し入れを用意する保護者の方も多いです。
会ってお話をするアポイントを取ってある場面ですので、スムーズに差し入れを渡すことができます。
時期3:感謝の気持ちを伝えたいとき
塾への差し入れは、感謝の気持ちを伝えたいと思ったときがおすすめです。
子どもの成績が上がったときや、子どもが前向きに頑張るようになったとき、子どもの成長が感じられたとき等に、感謝の気持ちと共に差し入れをすると喜ばれます。
一方で、差し入れの頻度が高いと相手に気を遣わせることになります。
差し入れの頻度は、多くても1年に1回~3回程度に留めておくと良いです。
塾への差し入れを渡すときのポイント
塾への差し入れを渡すときのポイントは、主に次の2つです。
塾への差し入れを渡すときのポイント
ポイント1:かしこまらずにカジュアルに
塾への差し入れを渡すときは、あまりかしこまらず、カジュアルなスタイルで渡せると良いです。
あくまでも「差し入れ」ですので、かしこまった形で「贈り物」のように渡すと、相手に気を遣わせることになります。
差し入れを入れる袋は、ギフト用の手提げ袋でも良いですが、コンビニやスーパーのビニール袋でも問題ありません。
挨拶も、「よろしければみなさんで召し上がってください。」というようなカジュアルなもので大丈夫です。
ポイント2:忙しい時間帯は避ける
塾の差し入れを渡すときは、塾スタッフが忙しい時間帯を避けられると良いです。
平常授業時であれば、14:00~16:00頃か、授業終了後が良いでしょう。
季節講習期間中は午前中のほうが忙しくないことが多いですが、塾によって時間割が異なりますので、判断が難しいです。
可能であれば、差し入れを渡しに行きたいということを事前に塾に連絡して、時間を確認しておけると良いです。
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まとめ
それでは、塾への差し入れについての解説をまとめます。
結論
塾への差し入れは、個包装のお菓子か飲み物がおすすめです。
なお、感謝の気持を伝えたい場合は、差し入れよりも感謝の言葉や手紙のほうが喜ばれます。
塾への差し入れを選ぶときのポイントは、主に次の5点です。
塾への差し入れを選ぶときのポイント
- 金額は数百円~2,000円程度
- 手軽に消費できる個包装のお菓子か飲み物が良い
- のしは無くてもよい
- 差し入れが禁止されていないか確認する
- 感謝の言葉や手紙のほうが喜ばれる
塾への差し入れとして避けるべきものは、主に次の5つです。
塾への差し入れとして避けるべきもの
- お金
- お酒
- 高価な品物
- 賞味期限が短いもの
- 手作りの飲食物
塾へ差し入れをする時期は、主に次のようなときが多いです。
塾へ差し入れをする時期
- 季節講習期間中
- 面談時
- 感謝の気持ちを伝えたいとき
塾への差し入れを渡すときのポイントは、主に次の2つです。
塾への差し入れを渡すときのポイント
- かしこまらずにカジュアルに(コンビニ袋でもおk、挨拶もカジュアルでおk)
- 忙しい時間帯は避ける
今回の記事が、塾への差し入れを選ぶための参考となればとてもうれしいです。