こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
数学の文章題が解けないと悩む中学生は多いです。
保護者の方としても、どのような対策に取り組めば文章題を解けるのになるのかと、疑問に思われているのではないでしょうか。
結論
中学の文章題のつまずきは、文章題をたくさん解いても解消しないことが多いです。
問題文の読み取り・小学校の内容・文字の使い方のどこでつまずいているのかを見極めると、取り組むべき対策を決めることができます。
今回は、中学生が数学の文章題でつまずく原因と、家庭でできる対策について解説していきます。
最後までお読みになり、お子様が文章題を解けるようにするための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者

エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
文章題でつまずく3つの原因
文章題でつまずく3つの原因
原因1:問題文の意味をつかめていない
中学生が文章題でつまずいてしまうのは、問題文に書かれている内容を読み取れていないことが原因であるケースが多いです。
問題文に出てくる数字を適当に足したり掛けたりして式を作ってしまっている中学生は多いです。
「積」や「商」といった言葉の意味を理解していなかったり、情報や操作が入り組んだ文章を読み取れなかったりする場合もあるのですが、単純な文であっても読み取れないケースが多いです。
文を適当に読み飛ばす習慣がついてしまっている中学生が多く、一つひとつの部分をゆっくり一緒に読み解いていくと理解できる場合が多いです。
読書量や読解力に関わらず、数学の文章を丁寧に読み解く習慣を身につけさせることが大切になります。
原因2:計算の意味が定着していない
中学生が文章題でつまずいてしまうのは、足し算や掛け算といったそれぞれの計算が、何を表しているのかが定着していないことが原因であるケースも多いです。
中学以降の文章題では、文字という抽象的な考え方を使うことが多く、具体的な場面をイメージすることが難しくなります。
たとえば、1冊150円のノートを3冊買ったときの代金は450円と求められるのに、1冊150円のノートをx冊買ったときの代金になると思考が止まってしまう場合も多いです。
3冊であればノートが3冊並んでいる様子をイメージできますが、x冊では具体的にイメージすることができません。
同じようなことは、小数や分数でも起こっていて、文字を使った式を作るのが苦手な子どもは、分数や小数が出てくる文章題でもつまずきやすい傾向があります。
たとえば、1mが150円のリボンを2.5m買った場面になると、掛け算なのか割り算なのかを決められなくなってしまいます。
まずは、それぞれの計算がどのような場面で使えて、どのようなものを求められるのかを、整数のみの文章題で確認し直したほうが良いです。
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原因3:割合や速さが身についていない
中学生が文章題でつまずいてしまうのは、割合や速さの考え方が身についていないことが原因であるケースも多いです。
中学以降の文章題でも、割合や速さの問題が出題されることが多く、小学生の時の苦手を引きずってしまう中学生は多いです。
ぼんやりとした理解では、文字という抽象的な考え方が出てくる状態では、使いこなすのが難しいです。
公式を丸暗記するのではなく、「割合とは何か」「速さとは何か」といった、学習内容の意味まで理解しておくとつまずきにくくなります。
割合や速さが定着していない場合は、小学校の学習内容に戻って復習すると近道になります。
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家庭ででき原因の特定方法と対策法
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答案で見るのは式が書けているかどうか
数学の文章題でつまずいてしまう原因を見つけるためには、まずはテストの答案に式を正しく書けているかどうかを確認します。
答案に式を書く場所がない場合は、問題用紙を確認します。
つまずいている場所が文章題にあるのか、計算にあるのかを切り分けるためです。
たとえば、方程式そのものは正しく作れているのに、分数が混ざった途端に計算が合わなくなってしまう中学生も多いです。
このような場合は、文章題をたくさん解くよりも、まずは方程式の計算を復習して定着させたほうが近道になります。
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問題文の場面を説明させる
数学の文章題でつまずいてしまう原因を見つけるためには、問題文を読ませて、どのようなことが起こっていて、どのような条件が出ていて、何を問われているのかを、口頭で説明させてみると良いです。
問題文の内容を正しく読み取れているかどうかを確認するためです。
たとえば、「差が5である2つの数がある。それぞれの平方の和は145である」という問題文を読んで、「大きい数は小さい数より5大きい。大きい数の2乗の数と小さい数の2乗の数を足すと145になる」というように説明できれば、問題文の意味を正しく理解できています。
言葉の意味を正しく理解できていない場合、言い換えをしたり説明をしたりすることができず、ただ問題文の文章を読み返すだけになるケースが多いです。
このような場合は、まずは問題文をゆっくり読んで、一つひとつの言葉の意味を考えながら読む習慣を身につけさせることが優先となります。
文字を使って代金を表させる
数学の文章題でつまずいてしまう原因を見つけるためには、文字を使って代金を表させてみると良いです。
計算の意味が定着しているかどうかを確かめるためです。
たとえば、「1mが150円のリボンをxm買ったときの代金を書かせてみます。
「150×X」と書ければ問題ありませんが、書けない場合は「2.5m」や「3m」と具体的な数字に置き換えて考えさせてみます。
簡単な数字であれば式を作れるのに、抽象的な数字や文字になると式を作れないのであれば、「1つ分の数×いくつ分=全体の数」が掛け算であるというような、計算の意味が定着していません。
このような場合は、足し算・引き算・掛け算・割り算がどのようなときに活用できるのかを再確認したほうが良いです。
小学校の割合と速さの問題を解かせる
数学の文章題でつまずいてしまう原因を見つけるためには、小学校の問題集やドリルで、割合と速さの問題を解かせてみると良いです。
中学の文章題でつまずいてしまっているのか、そもそも算数の割合や速さが定着していないのかを切り分けるためです。
たとえば、「1200円の2割引きはいくらか」「時速4kmで45分歩いたときの道のりは何kmか」といった、基本的な問いかけをしてみるだけでも、割合や速さを正しく理解できているかどうかを確かめることができます。
解けないようであれば、小学校の割合と速さを集中的に復習して解けるようにしたほうが近道になります。
家庭で進めるのが難しいと感じたら
文章題のどこでつまずいていて、どのような対策をすべきかといった方針を考えるのを保護者の方だけでやろうと思うと、かなりの負担になってしまいます。
原因の分析や対策法を決めるためには、専門的な知識も必要になってくるからです。
負担が大きいと感じたら、家庭内だけで抱え込まず、塾に任せたほうが効果的である場合が多いです。
数学の苦手対策に特化した数学専門塾もあるので、子どもの性格や学習状況に合った塾を探してみると良いでしょう。
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まとめ
それでは、中学生が数学の文章題でつまずく原因と、家庭でできる対策についての解説をまとめます。
結論
中学の文章題のつまずきは、文章題をたくさん解いても解消しないことが多いです。
問題文の読み取り・小学校の内容・文字の使い方のどこでつまずいているのかを見極めると、取り組むべき対策を決めることができます。
文章題でつまずく3つの原因
家庭でできる原因の特定方法と対策法
今回の記事が、お子様が文章題を解けるようになるための参考になればとてもうれしいです。



