こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
塾の面談の案内を受けて、何を聞けば良いのかわからずに迷う保護者の方は多いです。
どのような準備をして行けば良いのかと、悩まれているのではないでしょうか。
結論
塾の面談では、子どもの様子や成績、これからの学習の進め方が塾から話されるので、質問を無理に用意する必要はありません。
一方で、今困っていることや塾にしてほしいこと、家での勉強の様子を伝えると、子どもに合った提案を受けやすくなります。
今回は、塾の面談について解説していきます。
最後までお読みになり、お子様の塾の面談を有意義な時間にするための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者

エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
塾の面談で話されること
塾の面談では、主に次のようなことが話されます。
塾の面談で話されること
- 塾での様子(授業・宿題・自習)
- 成績とつまずいているところ
- これからの学習の進め方
- 志望校や受験校
- 季節講習などの案内
多くの塾では、学期ごとや季節講習の前などに面談の時期が決まっています。
塾は面談の前に、生徒の成績や授業の様子をまとめて、話すことを用意しています。
そのため、保護者の方が質問をたくさん考えていかなくても、面談の時間が無駄になることはありません。
中学3年生や高校3年生、中学受験をする小学6年生など、受験をひかえた学年では、志望校や受験校を決める話が中心になることが多いです。
なお、入塾する前の面談(体験授業の前後の面談)については、次の記事で解説しています。
▼あわせて読みたい
>>塾の体験授業|当日の流れと親子で確かめること
面談で伝えておきたいこと
保護者の方から面談で伝えておきたいことは、主に次の4つです。
今困っていること
塾の面談では、今勉強面などで困っていることを伝えると、これからの学習方針を決めるうえでの重要な情報になります。
塾は保護者の方に報告することを用意して面談に臨みますが、保護者の方が何に困っているかまでは、話を聞くまでわからないからです。
たとえば、「家ではまったく勉強しない」「宿題をいつも後回しにしてしまう」「テスト前にしか勉強しない」といった悩みは、多くのご家庭が持っているものです。
小さなことでも、困っていることがあれば面談のはじめに伝えておくと、塾から具体的な提案を受けやすくなります。
塾にしてほしいこと
塾にしてほしいことがあれば、面談で伝えると、今後の授業に生かしてもらえる可能性があります。
保護者の方から伝えられなければ、ご家庭がどんな指導を望んでいるのかに、塾が気づけないことも多いからです。
宿題の量を増やしてほしい、苦手な教科をもっと見てほしい、塾での様子を今よりも多く知らせてほしいといった要望は、面談で伝えやすいものです。
塾にとっても指導や教室運営を見直すきっかけになるので、遠慮せずに伝えると良いです。
家での勉強の様子
塾の面談では、家での子どもの勉強の様子を伝えると、授業外の勉強も含めて、子どもに合った勉強の進め方を提案してもらえます。
塾から見えるのは、授業や自習室での子どもの姿だけだからです。
塾では集中して取り組んでいても、家ではほとんど勉強していないという子どもも少なくありません。
家でどのくらいの時間勉強に取り組んでいるかや、保護者の方から見てどのような姿勢で取り組んでいるかを伝えておくと、勉強時間が足りているかどうかも塾の目線から見てもらうことができます。
普段の忙しさ
部活や習い事などの普段の忙しさを伝えておくと、子どもの予定に合った進め方を提案してもらいやすくなります。
塾の宿題の量や通う日は、子どもがどのくらい勉強に時間を使えるかによって変わるからです。
部活が忙しい時期は宿題の量を調整してもらえることもありますし、反対に時間のある日には自習室で勉強することを勧められることもあります。
大会や学校行事が忙しくなる時期が決まっている場合は、その時期もあわせて伝えておくと良いです。
面談で聞いておきたいこと
面談で聞いておきたいこと
塾でこれから取り組むこと
塾でこれからどのようなことに取り組んでいく予定なのかを聞いておくと、これからの勉強の見通しを持てます。
つまずいているところがわかっても、それをいつまでに、どのように解決するのかがわからなければ、家庭では子どもの変化を確かめようがないからです。
たとえば、「苦手な単元を復習していきます」と言われたときは、いつまでに、どの教材で進めるのかまで聞いておくと、塾に通っている成果を確認しやすくなります。
はっきりとした話がされない場合は、遠慮せずに確認したほうが良いです。
保護者がすべきこと
保護者が家で何をすべきかを聞いておくと、子どもの勉強をどのように見守れば良いのかがわかります。
塾の授業だけで成績を上げるのは難しく、家での勉強とあわせて進めることが大切だからです。
宿題を終えたかどうかを確かめてほしいという塾もあれば、テスト前の勉強の様子を見守ってほしいという塾もあり、家庭に求めることは塾や子どもによって異なります。
家庭でできることがはっきりすると、子どもの勉強のことで声をかけるときも迷わずにすむようになります。
面談の前に親子で話しておくこと
面談の前に親子で話しておきたいことは、主に次の3つです。
面談の前に親子で話しておくこと
目標や志望校
面談の前に、目標や志望校を親子で話しておくと、子どもの考えにそった話を進めることができます。
塾は、子どもの目標と志望校をもとに、これからの勉強の進め方を考えるからです。
保護者の方だけで参加する面談では、子どもが今考えていることを保護者の方から伝える必要があります。
三者面談では、子どもが面談の場で初めて、保護者の方とは違う志望校を口にすることもあります。
まだ決まっていなければ「迷っている」ということを伝えれば、志望校探しを手伝ってもらえます。
子どもが困っていること
面談の前に、子どもが勉強で困っていることを先に聞いておくと、そのことについて相談することができます。
子どもは、困っていることがあっても、塾の先生に自分から言い出せないことも多いからです。
「授業のスピードが速い」「先生に質問しにくい」といった声は、保護者の方が聞いておかないと、塾側が気づかないことが多いです。
三者面談では、先生の前だと「大丈夫です」と答えてしまうこともあるので、保護者の方から話題にすると子どもも話しやすくなります。
子どもが言いにくいこと
子どもが塾の先生に話しにくいことは、面談でどのように伝えるかを親子で決めておくと、面談のあとも子どもが塾で気まずい思いをせずにすみます。
家での勉強時間や塾への要望など、面談で話題にされると子どもが気まずく感じることもあるからです。
保護者の方だけで参加する面談では、塾に伝えようと思っていることを、前もって子どもに話しておくと良いです。
三者面談では、子どもが自分から話し出しにくいことを、保護者の方から話すと決めておくと子どもも安心できます。
子どもの前で話しにくいことがあれば、三者面談のあとに保護者の方だけで先生と話す時間をお願いしたり、別の日に電話で相談したりすることもできます。
講習を勧められたとき
季節講習を勧められたときに知っておきたいことは、主に次の3つです。
講習を勧められたときに知っておきたいこと
その場で決めなくて良い
季節講習を勧められた場合、その場で申し込みをする必要はありません。
講習は子どもの予定や家庭の支出にも関わるので、家で相談してから決めたほうが納得して申し込めるからです。
申し込みの締め切りが近いとすぐに返事をしなければならないように感じますが、塾に相談して締め切り日を待ってもらうこともできます。
疑問点や不安点は面談のときにしっかりと聞き、家庭内でよく相談してから決めることをおすすめします。
面談では、締め切り日を確認するとともに、「家で相談してから返事します」と伝えれば問題ありません。
コマ数や教科数は相談できる
勧められた講習のコマ数や教科数が多いと感じたときは、何のためのコマ数・教科数かを聞いたうえで、減らせるかどうかを塾に相談することができます。
塾が提案するコマ数や教科数は、苦手な単元の復習や志望校の対策など、子どもの課題から考えられていることが多いです。
何のためのコマ数・教科数かがわかれば、優先して受けたいものと、家で取り組めるものを分けて考えられます。
減らしたい場合は、減らした分を家でどのように補うかもあわせて相談すると良いです。
断るときの伝え方
講習を受けないと決めたときは、面談の場でそのまま伝えても問題ありません。
季節講習が必須となっていない塾は多く、その場合は受けないと伝えても大丈夫です。
ただし、講習の授業が通常授業の続きになっている場合もあるので、講習を受けないと授業についていきにくくなることもあります。
面談で直接伝えると講習を受けない理由も話しやすく、子どもにとって他の方法がないかを一緒に考えてもらえることもあります。
講習を断るときの伝え方や例文については、次の記事で解説しています。
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面談のあとにすること
面談のあとにすること
子どもに面談内容を伝える
保護者の方だけで面談を受けた場合は、面談で話したことを子どもにも伝えると、子どもが次に何をすれば良いのかがわかります。
塾からのアドバイスは、子どもが知らなければ行動につながらないからです。
ただし、成績や勉強の姿勢について厳しいことを言われたときは、そのまま伝えるよりも、「次はここを頑張ろう」と、これからすべきことに置き換えて伝えると良いです。
塾の先生が褒めていたことがあれば、あわせて伝えると子どもの励みになります。
家でやることを決める
面談のあとは、家でやることを子どもと一緒に決めておくと、面談で聞いたことを生かすことができます。
具体的に取り組むべきことを曖昧なままにしておくと、面談の前と同じ毎日に流れてしまいやすいからです。
宿題を終えたら保護者の方に見せる、テストの3週間前から勉強の計画を立てるといったように、毎日の中でできることを具体化しておくと続けやすいです。
決めたことと、その後の家での様子を次の面談で塾に伝えると、塾も家での様子をふまえて次の話を進められます。
悩み事が残るとき
面談のあとも悩み事や困りごとが解決しない場合は、次の面談を待たずに塾に相談できます。
多くの塾では、保護者の方から希望すれば、面談の時期でなくても相談の時間を取ってもらえるからです。
まずは電話で相談して、必要であれば面談をお願いすると良いです。
塾に相談しても成績が上がらない、授業についていけないといった状態が続くときの原因と対処法については、次の記事で解説しています。
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>>塾に通っているのに成績が上がらない理由3パターンと解決策【元塾教室長が解説!】
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子どもが塾の先生と合わないと話している場合の考え方は、次の記事で解説しています。
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塾の面談に関するよくある質問
ここからは、塾の面談に関するよくある質問にお答えしていきます。
塾の面談に関するよくある質問
質問1:服装はどうすればいいですか?
普段着で問題ありません。
仕事帰りの服装のまま来る保護者の方も多いので、特に気にする必要はありません。
質問2:持ち物はありますか?
塾から指定がなければ、メモを取るものがあれば十分です。
念のため、学校のテストの答案や通知表を持っていくと安心です。
成績関連の資料は既に塾で持っていることも多いので、必要ない場合も多いです。
質問3:手土産は必要ですか?
必要ありません。
塾の面談は子どもの勉強について話し合うための時間なので、手ぶらで行って大丈夫です。
質問4:時間はどのくらいですか?
塾によって異なりますが、15分から30分ほどの塾が多いです。
受験校を決める面談など、話すことが多い面談は時間が長くなることもあります。
質問5:親だけで行ってもいいですか?
三者面談と案内されていなければ、保護者の方だけで行って問題ありません。
両親がそろって行く必要もありません(そろって行っても大丈夫です)。
子どもにも一緒に聞いてほしい話がある場合は、連れて行って良いかを事前に塾に確かめておくと安心です。
質問6:聞きたいことがなくても行ったほうがいいですか?
行ったほうが良いです。
面談では、普段は見えない塾での子どもの様子を聞けるからです。
困っていることがなくても家での様子を伝えておくと、何かあったときに塾へ相談しやすくなります。
まとめ
それでは、塾の面談で聞くことや伝えておきたいことについての解説をまとめます。
結論
塾の面談では、子どもの様子や成績、これからの学習の進め方が塾から話されるので、質問を無理に用意する必要はありません。
一方で、今困っていることや塾にしてほしいこと、家での勉強の様子を伝えると、子どもに合った提案を受けやすくなります。
面談で聞いておきたいこと
面談の前に親子で話しておくこと
講習を勧められたとき
面談のあとにすること
塾の面談に関するよくある質問
今回の記事が、お子様の塾の面談を有意義な時間にするための参考になればとてもうれしいです。






