中学生

新中3の春休みは何を勉強させる?高校受験に向けて今やるべきことを解説

2023年12月9日

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春休み 桜の花

こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

 

保護者
保護者
うちの子はいよいよ中学3年生になるのですが、学校の成績が悪く、高校受験が心配です。春休みには何を勉強させれば良いでしょうか・・・。

 

新中学3年生になる春休みは、少しずつ高校受験を意識しはじめる時期です。

保護者の方としても、何をどれくらい勉強させれば良いのかと疑問に思われているのではないでしょうか。

結論

新中3の春休みは、受験モードに切り替える“最後の余裕期間”です。

この時期に学習習慣を作れなければ、夏以降は立て直しが難しくなります。

 

今回は、新中学3年生の春休みの過ごし方や勉強方法について解説します。

最後まで読んでいただき、お子様が春休みを有意義に過ごし、学校の成績を上げて高校受験に備えていくための参考としていただければとてもうれしいです。

この記事の筆者

エデュサポ

エデュサポ
@edsuppor

  • 元塾教室長
  • 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
  • 塾業界勤務経験は20年以上
  • 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設

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新中3の春休みが「ラストチャンス」と言われる理由

チャンス

保護者
保護者
「新中3の春はラストチャンス」という話を聞いたのですが、さすがにまだラストチャンスと言うには早すぎではないでしょうか・・・。

 

「新中3の春休みはラストチャンス」という意見は、かなり的を射ています。
エデュサポ
エデュサポ

 

高校受験の対策には時間がかかるため、早くから準備に取り組むことが重要です。
エデュサポ
エデュサポ

 

新中3の春休みが「ラストチャンス」と言われる理由は、主に次の4つです

理由1:学校がはじまると一気に忙しくなるから

新中3の春休みが「ラストチャンス」と言われるのは、春休みが終わって学校がはじまると、一気に忙しくなるからです

最高学年となる3年生は、部活や学校行事でも責任ある立場となることが多く、時間的な制約が多くなる場合もあります。

授業進度や学習内容の難易度も一段アップし、一つひとつの勉強の対策にも時間を取られます。

余裕を持って必要な勉強に取り組めるという点を考えると、新中3の春休みはラストチャンスといえます。

理由2:中3の1学期の通知表が、その後の受験に影響しやすいから

新中3の春休みが「ラストチャンス」と言われるのは、中3の1学期の通知表が、その後の受験対策に大きく影響するからです

都道府県によって異なりますが、公立高校の一般入試では、内申点(通知表の評定)が配点に含まれます。

▼この表は横にスクロールできます。

項目 東京都 神奈川県
(第1次選考)
千葉県 愛知県 大阪府
いつの通知表か 中3の2学期 中2の学年末
中3の2学期
中1の学年末
中2の学年末
中3の2学期
中3の2学期 中1の学年末
中2の学年末
中3の2学期
内申点の
計算方法
5教科の評定
+実技4教科の評定×2
中2の9教科
+中3の9教科×2
中1の9教科
+中2の9教科
+中3の9教科
中3の9教科×2 中1の9教科×2
+中2の9教科×2
+中3の9教科×6
内申点の満点 65点 135点 135点 90点 450点
学力試験の満点 500点 500点 500点 110点 450点
配点比率
(学力試験:内申点)
学力試験を700点に換算
内申点を300点に換算
比率7:3
各高校による
(例1)6:4
(例2)7:3
各高校による
(例1)500:135
(例2)500:270
各高校による
(例1)11:9
(例2)22:9
各高校による
(例1)7:3
(例2)4:6

※参考
令和6年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について|東京都教育委員会ホームページ
公立高校入学者選抜制度の概要 神奈川県ホームページ
令和6年度千葉県県立高等学校第1学年入学者選抜要項について/千葉県
愛知県公立高等学校入学者選抜 - 愛知県
大阪府/令和6年度公立高等学校入学者選抜

 

上の表を見ると、内申点が全体の配点の3割以上を占める場合が多く、入試の総合得点に大きく影響することがわかります。

特に、中3の2学期の内申点が重視される場合が多く、中3の成績は高校受験戦略で大きなウェイトを占めます。

中3の1学期の成績が悪いと、2学期で挽回するのはとても難しいです。

中3の1学期で良い成績を取るために、春休み中の準備が重要になります。

▼あわせて読みたい
>>高校入試の内申点とは?重要性・計算方法・上げ方を徹底解説!

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理由3:夏を有効活用するために、春の準備が不可欠だから

新中3の春休みが「ラストチャンス」と言われるのは、夏休みを有効活用するためには、春休み中の準備が不可欠だからです

「夏休みになったら頑張る!」と考えている中学3年生は多いのですが、学習習慣が身についていない中学生がいきなり長時間の勉強に取り組むことはできません。

夏休みに入るまでに、学習習慣を確立しておくことが重要です。

また、夏休みになると周囲のライバルも本気で勉強に取り組みはじめるため、努力しても思うように差はつきにくくなります。

落ち着いて苦手対策に取り組める春休みは、土台固めをするという意味でも、ライバルたちと差をつけるという意味でもラストチャンスといえます。

理由4:志望校によっては先取り学習がカギになるから

新中3の春休みが「ラストチャンス」と言われるのは、上位校を目指す場合、先取り学習が合否を分ける重要なカギになるからです

上位校に合格するためには、中学範囲の内容を早期に一通り学習し、入試レベルの実践問題演習に取り組む時間を十分に確保することが重要になります。

早期に中学全範囲を学習し終えるためには、春休み期間を活用して、先取り学習をどんどん進める必要があります。

中3になると忙しくなるため、新中3の春休みは、先取り学習を一気に進めるためのラストチャンスといえます。

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>>高校受験で勝つために数学の先取りは必須?難関校を目指す家庭の現実戦略

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【優先度順】新中3春休みに取り組むべきこと

勉強

保護者
保護者
新中3の春休みには、具体的にはどのような勉強に取り組ませるべきでしょうか・・・。

 

取り組むべき勉強は、子どもの学習状況によっても異なります。
エデュサポ
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優先順位を見極め、現状の学習状況に合わせた勉強に取り組めると効果的です!
エデュサポ
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新中3の春休みに取り組むべき勉強は、優先度順に次のようになっています

勉強1:中1・中2内容の総復習(最優先)

新中3の春休みに最優先で取り組むべき勉強は、中1・中2内容の総復習です

勉強は、繰り返し取り組むことで定着していくからです。

中学2年生までの学習内容をしっかりと理解しておくことが、中学3年生の成績を上げることにも、高校受験で良い結果を残すことにもつながります。

特に、英語と数学は優先度が高いです。

定期テストレベルの問題であればスムーズに解ける状態にしておくと、3年生の勉強がスムーズになります。

勉強2:新中3内容の予習

新中3の春休みには、3年生の4月・5月で学習する内容の予習に取り組めると有利です

予習に取り組んでおけば、学校の授業の理解度が上がるうえに、授業中に発表するなどして活躍する機会も増えるからです。

授業中の活躍が内申点アップにつながりますし、授業の内容がわかれば定期テストの点数アップにつながります。

中1・中2内容の総復習だけでなく、新中3内容の予習まで取り組めるととても有利になります。

勉強3:【上位校を目指す場合】先取り学習

上位校の受験を目指すのであれば、先取り学習にも取り組むべきです

偏差値60以上の高校を受験するようであれば夏休み前までに、偏差値55以上の高校を受験するようであれば11月頃までに中学全範囲の学習を終えられると有利です(偏差値は目安です)。

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春休みの目標勉強時間はどれくらい?

時間

保護者
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新中3の春休みは、どれくらいの勉強時間を確保すべきでしょうか・・・。

 

新中3春休みの目標勉強時間は、1日5時間です。
エデュサポ
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目標勉強時間は、学習習慣の定着度によっても変わるため、状況に合わせて設定することが大切です。
エデュサポ
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新中3の春休みの勉強時間については、次のようなポイントを意識できると良いです

ポイント1:目標は1日5時間

新中3春休みの目標勉強時間は、5時間です

新中学3年生の春休みの時期にしっかりと受験勉強に取り組めているかどうかが、高校受験の結果を大きく左右するからです。

すでに学習習慣が定着している場合や、難関高校の受験を目指している場合、逆転合格を狙う場合は、1日8時間や10時間を目標に設定しても問題ありません。

夏休みに本気の受験勉強に取り組めるようにするための準備という意味でも、春休み中に長時間の勉強に取り組める力を鍛えておくと良いです。

ポイント2:難しい場合は段階的に増やす

まだ学習習慣が身についていない場合は、いきなり1日5時間を目標にするのではなく、段階的に目標を引き上げていき、最終的に1日5時間取り組めるようにしていったほうが良いです

いきなり完璧を目指すと、挫折してしまう可能性があるからです。

たとえば、はじめは1日3時間を目標にし、続いて1日4時間、それから1日5時間と、段階的に目標を引き上げていくと良いです。

普段は全然勉強できないということであれば、1日1時間からでも良いです。

スモールステップで確実に進んでいくことが大切です。

ポイント3:勉強量を確保しないと質は上がらない

1日5時間以上という勉強時間を目標にするのは、勉強量を確保しなければ、勉強の質を上げることは難しいからです

誰でもはじめは勉強の仕方がわからず、大人から見ると「無意味な勉強」と感じてしまう勉強に取り組んでしまうものです。

勉強の仕方がわからないのは、勉強をしてないからです。

まずは勉強量を確保して、そのうえで勉強方法を改善しながら、勉強の質を上げていけると良いです。

一方で、勉強量を確保すれば必ず勉強の質が上がるわけではないので、正しい勉強方法についてのアドバイスをもらいながら勉強に取り組めると更に効果的です。

ポイント4:ゴールデンウィークまでを一括りで考える

春休みの期間は10日から2週間程度と短く、できることは少ないように感じるかもしれませんが、5月のゴールデンウィークまでを一括りで考えると、できることがかなり増えます

実際に、4月前半は授業がない日も多く、授業自体もスタートがゆっくりになることも多いので、比較的余裕があります。

ゴールデンウィーク最終日までを春休みの一括りとして学習計画を立てると、思ったよりも多くのことに取り組むことができます。

成果を出すための3つのポイント

実力アップ

保護者
保護者
春休みに勉強に取り組ませるのであれば、しっかりと成果が出る勉強に取り組んでほしいです。

 

努力も大切ですが、成果を出すことも重要ですよね。
エデュサポ
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ただ勉強に取り組むだけでは成果は出にくいので、いくつかポイントを押さえて取り組めると良いです!
エデュサポ
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新中3春休みの勉強で成果を出すためには、次のようなポイントを押さえられると良いです

新中3春休みの勉強で成果を出すためのポイント

ポイント1:毎日机に向かう

新中3春休みの勉強で成果を出すためには、毎日勉強に取り組むことが一番大切です

勉強は、習慣化が最優先だからです。

「できるときにやる」のではなく、「毎日、◯時~◯時までは勉強の時間にする」というように、時間を固定化して取り組めると効果が高いです。

部活の試合があった日や、友達と1日遊びに行った日であっても、短い時間でも必ず机に向かい、学習習慣を継続することが重要です。

ポイント2:学習計画を立てる

新中3春休みの勉強で成果を出すためには、学習計画を立てることが大切です

事前に学習計画を立てて、計画通りに進んでいるかどうか、進捗を確認しながら勉強に取り組んでいくと、勉強の量と質を上げることができるからです。

行き当たりばったりの勉強を続けていると、毎回の勉強が行き当たりばったりとなってしまい、勉強方法が改善されません。

今後の勉強の質を更に上げるためにも、学習計画を立てることはとても重要です。

学習計画は週ごとに作り、紙に書いたり画面に表示させたりするなどして可視化すると良いです。

可視化すると、その日に取り組むべきことが一目でわかりますし、終わったものをマーカーなどでチェックするようにすると、計画とのズレも一目でわかるようになります。

ポイント3:弱点から逃げない

新中3春休みの勉強で成果を出すためには、苦手克服を優先とし、弱点から逃げないようにすることが大切です

苦手なものはついつい後回しにしてしまいますが、苦手は「伸びしろが大きい」という意味でもあるので、最優先で取り組むべきです。

弱点に立ち向かい、むしろ得点源にできるよう努力できると効果的です。

勉強以外にやるべきこと

体験 経験

保護者
保護者
新中3の春休みに、勉強以外にやっておいたほうが良いことはありますか?

 

子どもにとって、勉強以外にも大切なことってたくさんありますよね。
エデュサポ
エデュサポ

 

高校受験が本格化する時期だからこそ、やっておくべきことがあります。
エデュサポ
エデュサポ

 

新中3の春休みには、勉強以外にも次のようなことができると有意義です

勉強以外1:志望校や将来のことを考える

新中3の春休みには、志望校や将来のことについて考えてみることも重要です

目標があると、前向きに努力することができるからです。

志望校や将来やりたいことについてよく考えている子どもほど、勉強する目的や理由をよく理解しているため、受験勉強でも一生懸命に努力することができます。

「今の偏差値で行ける高校」を選ぶのではなく、「この高校に行きたい!」という高校を選べると有意義です。

いきなり志望校や将来の目標を決めるのは難しいですので、親子で対話する機会を意識的に作り、少しずつ考えを深めていくようにすると良いです。

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勉強以外2:家族旅行・体験は今のうち

新中3の春休みには、新しい体験や家族旅行、帰省などをしておくことをおすすめします

夏休み以降は勉強で忙しくなり、春休みやゴールデンウィークのあとは、中学卒業までお出かけができなくなる可能性が高いからです。

時間をかけて何かに取り組むのであれば、春休みがラストチャンスになります。

新中3の春休み、独学でやる?塾を活用する?

学習塾

保護者
保護者
春休みに勉強するのであれば、春期講習に行ったほうが良いですか?

 

新中3の春休みであれば、基本的には塾の春期講習を活用することをおすすめします。
エデュサポ
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一方で、独学で取り組んだほうが成果が出やすい場合もあるので、状況に合わせて選択することが大切です。
エデュサポ
エデュサポ

 

新中3の春休みに塾の春期講習を利用するかどうかは、次のようなポイントで判断すると良いです

自己管理ができる子なら独学でも可能

自分で学習計画を立て、学習管理をしながら勉強に取り組むことが得意な場合は、独学でも問題ありません

勉強で一番難しいのは、自己管理と習慣化の部分だからです。

独学は自主性を育てることにもつながり、うまく取り組むできることができると大きな成果が期待できます。

管理が難しいなら春期講習が合理的

自己管理、またはご家庭での学習管理が難しいようであれば、塾の春期講習を利用するのが合理的です

塾は「勉強をわかりやすく教えてもらえる」という点が注目されがちですが、「学習の習慣化」や「適切な学習計画の立案」といった部分のメリットのほうが重要です。

春期講習の時期はキャンペーンを実施している塾も多いですので、これを機に塾に通いはじめることを検討してみるのも良いでしょう。

新中3の春期講習については、『新中3必見!春期講習から塾をスタートするメリットと塾の選び方ガイド』で詳しく解説しています。

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まとめ

それでは、新中学3年生の春休みの過ごし方や勉強方法についての解説をまとめます。

結論

新中3の春休みは、受験モードに切り替える“最後の余裕期間”です。

この時期に学習習慣を作れなければ、夏以降は立て直しが難しくなります。

 

新中3の春休みが「ラストチャンス」と言われる理由は、主に次の4つです。

 

新中3の春休みに取り組むべき勉強は、優先度順に次のようになっています。

 

新中3の春休みの勉強時間については、次のようなポイントを意識できると良いです。

 

新中3春休みの勉強で成果を出すためには、次のようなポイントを押さえられると良いです。

新中3春休みの勉強で成果を出すためのポイント

 

新中3の春休みには、勉強以外にも次のようなことができると有意義です。

 

新中3の春休みに塾の春期講習を利用するかどうかは、次のようなポイントで判断すると良いです。

 

今回の記事が、お子様が春休みを有意義に過ごし、学校の成績を上げて高校受験に備えていくきっかけになればとてもうれしいです。

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