こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
子どもの思考力を伸ばして、応用問題や発展問題も解けるように対策したいと思われている保護者の方は多いです。
学校の授業だけでなく、他の教材も利用して本質的な学力をつけさせてあげたいと考えられているのではないでしょうか。
結論
カンガエMAX。は、言語で考える力を伸ばすことに特化したタブレット教材・通信教育教材です。
上手に活用すれば、今の教育で重視される『思考力』や『探究力』、『読解力』を育てることができます。
今回は、タブレット教材・通信教育教材の『カンガエMAX。』について解説します。
最後まで読んでいただき、お子様がカンガエMAX。を利用して、大人になってからも活用できる本質的な思考力を育てていくための参考としていただければとてもうれしいです。
\初月無料!/カンガエMAX。
※簡単入力でサンプル問題見られます。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
カンガエMAX。の特徴
カンガエMAX。は、他社のタブレット教材・通信教育教材とは特徴が大きく異なります。
カンガエMAX。の特徴は、主に次の8つです。
カンガエMAX。の特徴
一つひとつ解説します。
\初月無料!/カンガエMAX。
※簡単入力でサンプル問題見られます。
特徴1:言語で思考力を育てる
カンガエMAX。の最大の特徴は、言葉で考える力を伸ばすことに特化していることです。
思考力を育てる教材やSTEAM教材は、パズルやゲームなどの直感的な教材が多い中、「言葉」にこだわっているところが非常に特徴的です。
STEAMとは、科学・技術・工学・芸術・数学の5つの領域を示します。
もちろん、言葉に頼らない直感的な思考力を育てることも非常に大切です。
一方で、言葉を使って思考することも非常に大切です。
人間は、言葉を使って考えることが圧倒的に多いからです。
頭の中で何かを思考するときも、言葉を使っていることが多いです。
また、ペーパーテストの問題は「言葉」を使って書かれていますし、その答えも「言葉」を使って答えます。
「言葉」は勉強に不可欠
算数や数学で、計算問題はしっかりと解けるのに、文章題になった途端にまったく解けなくなっていまう子どもは多いです。
算数や数学の文章題が苦手な理由はいくつか考えられますが、そもそも問題文を正しく読めていないことがとても多いです。
算数や数学だけに関わらず、勉強は言葉を使って学ぶ機会が多いです。
教科書やノートも言葉ですし、授業の解説も言葉です。
問題集の解答解説も言葉で書かれています。
言葉を使って考えることができなければ、すべての勉強でつまずいてしまう可能性があります。
言葉を使って考える力を育てることは、すべての勉強につながります。
テスト問題の文章は長くなる傾向
最近は、入試問題をはじめ、多くのテストの問題文が長くなってきています。
問題文が長くなる傾向は、国語や英語の読解問題に限った話ではありません。
算数・数学や理科・社会でも、問題文をしっかりと読んで理解しなければ正解できないようになってきています。
具体例として、2023年度の大学入学共通テスト(旧センター試験)の数学Ⅰ・Aの問題を見てみましょう。
共通テスト(旧センター試験)ではどの教科でも、単純な「〇〇を求めなさい」や「〇〇を計算しなさい」という問題はどんどん減少していて、問題文や設定をしっかりと読んで考える問題が増えています。
文章を読んで思考する力は、これからも重要視されていくことが予測されます。
▼無料で実際の問題を見てみる
カンガエMAX。
特徴2:複数の文章や資料を使って考える
カンガエMAX。では、複数の文章や資料を利用して考える問題に取り組みます。
国語系の演習でも、ただ一つの文章を読み解くだけでなく、資料や説明などを参照しながら考えなければならないように作られています。
大人になってからも、いろいろな資料を照らし合わせて最終的な判断を下す場面は多いです。
そのような力を育てるために、複数の文章や資料を参照しながら考える力を育てることは重要です。
複数資料の参照はテスト問題でも増えている
複数の文章や資料を見ながら考えるような問題は、入試問題でも増えてきています。
今の社会では、ただ単に知識が多いだけの人材よりも、いろいろなものを調べながら課題を解決していけるような人材のほうが求められているからです。
具体例として、2023年度の大学入学共通テスト(旧センター試験)の国語の問題を見てみましょう(設問部分のみ引用します)。
2つの文章を読み比べて、違いを読み取る問題です。
複数の文章を対比させて読む技術が必要になります。
また、大学入学共通テスト(旧センター試験)は2025年度より新課程入試となりますが、その新課程入試の国語の試作問題として、複数の文章や資料を参照しながら考える問題が公表されました。
いろいろな資料に視点を移動させながら解いていきます。
問題自体は難しくないのですが、試験時間が限られているため処理速度が求められます。
複数の文章や資料を参照しながら必要な情報を効率的に探したり、課題を解決するために資料をどのように活用するかを考える力が重要視されています。
▼無料で実際の問題を見てみる
カンガエMAX。
特徴3:探究型の問題
カンガエMAX。では、探究型の教材が扱われています。
探究学習とは、自ら課題を設定し、その課題を解決するために情報を収集・整理・分析し、周囲の人達と意見交換をしたり協同したりしながら進めていく学習活動のことです。
今の教育では、探究学習が重要視されています。
社会では、自ら課題を発見し、その課題を周りと協力しながら解決することができる人材が求められているからです。
2021年に文部科学省から公表された「学習指導要領の趣旨の実現に向けた 個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に関する 参考資料 (令和3年3月版) 」には、次のように記載されています。
問題発見・解決能力については、各教科等において、物事の中から問題を見いだし、その問題を定義し解決の方向性を決定し、解決方法を探して計画を立て、結果を予測しながら実行し、振り返って次の問題発見・解決につなげていく過程を重視した深い学びの実現を図ることを通じて、各教科等のそれぞれの分野における問題の発見・解決に必要な力を身に付けられるようにするとともに、総合的な学習(探究)の時間における横断的・総合的な探究課題や、特別活動における集団や自己の生活上の課題に取り組むことなどを通じて、各教科等で身に付けた力を統合的に活用できるようにすることが重要です。
入試問題でも、探究型の出題が増えてきました。
先ほど具体例として挙げた大学入学共通テスト(旧センター試験)の問題でも、課題解決のためにデータを利用したり、生徒同士で意見交換をしたりしていました。
学校の授業でも、探究学習はどんどん活発になってきています。
これからは、入試でも普段の授業でも、探究的な学習が中心になっていくことが予想されます。
特徴4:「答え」ではなく「考え方」が示される
カンガエMAX。では、難しくて問題が解けない場合、「答え」ではなく「考え方」が示されます。
多くのタブレット教材・通信教育教材は、解けなかった問題の「答え」が示され、それから解説が表示されます。
学校の勉強の対策であれば、わからない問題の解説を読むのが効率的な勉強方法だからです。
もちろん解説をしっかりと読む勉強も大切なのですが、それだけでは思考力は育ちません。
思考力を育てるためには、わからないときも、考える糸口を一生懸命探す必要があります。
カンガエMAX。は、わからない問題も、「おたすけワーク」や「ヒント」という形で考える糸口を示してくれます。
知識を増やす教材ではなく、考え方を学ぶ教材です。
実際の問題は「名前」と「メールアドレス」を入力するだけで無料で見られますので、どのような教材か確認してから検討すると良いでしょう。
▼無料で実際の問題を見てみる
カンガエMAX。
特徴5:親子で取り組む
カンガエMAX。は、親子で一緒に取り組むという点も非常に特徴的です。
子ども一人で取り組むことを前提として設計されていることが多いタブレット教材・通信教育教材の中では珍しいスタイルの教材です。
保護者に向けては、「子どもがどこでつまずいたらどのように声をかけると良いか」といった指導案が示されます。
親子で一緒に取り組むことによって、子どもが問題につまずいてあきらめてしまうことを防ぐと同時に、保護者自身も、どのようにすれば子どもの思考力を育てることができるかを学ぶことができます。
また、親子で教材に取り組む時間を一緒に相談して決める必要があるので、子どもの学習を習慣化することができます。
タブレット教材・通信教育教材は学習の習慣化が課題になることが多く、気がついたら子どもは教材に全然取り組んでいなかったということもあります。
親子で教材に取り組むことで、勉強に取り組むための家庭内のルール作りを自然と行うことができ、子どもの学習を習慣化することができます。
特徴6:思考力を数値化して得意と苦手を見える化
カンガエMAX。は、問題の解答を紙に記述して、それを添削してもらいます。
添削された解答を復習することで、学習した内容を定着させることができます。
また、添削結果は数値化され、グラフ化されます。
そのため、子どもの得意・不得意をすぐに知ることができます。
また、教材に取り組む中でどこが成長しているかも一目わかるため、子どものやる気アップにもつながります。
特徴7:週1回、30分で取り組める
カンガエMAX。の想定学習時間は、週1回、30分です。
学校の勉強や他の習い事で忙しくても取り組めます。
お仕事でお忙しい保護者の方であっても、無理なく取り組めるように設計されています。
特徴8:興味をひく題材がテーマ
カンガエMAX。で扱われるテーマは、科学的におもしろいものや身近なものとなっていて、子どもの興味をひきやすいです。
子どもの好き・嫌いにもよりますが、興味を持って前向きに取り組める題材が多いと思います。
子どもは、興味のない文章では字面だけを追ってしまい、内容を読み取れていないことが多いです。
逆に、「おもしろい!」と感じた文章であれば、しっかりと内容を読み取ろうとします。
文章のテーマが子どもに合っているかどうかは、思っている以上に大切なことです。
▼無料で実際の問題を見てみる
カンガエMAX。
カンガエMAX。のデメリット
カンガエMAX。のデメリットは、主に次の3つです。
タブレット教材のデメリット
一つひとつ解説します。
\初月無料!/カンガエMAX。
※簡単入力でサンプル問題見られます。
デメリット1:直接的には学校の授業対策にならない
カンガエMAX。では、すぐに学校の成績を上げることはできません。
カンガエMAX。は、考える力を育てる教材であって、学校の授業の予習や復習ができるわけではないからです。
一方で、長い目で見れば学校の成績に効果があります。
思考力が育てば、算数や数学を論理的に解くことができるようになりますし、いろいろな応用問題にも対応できるようにもなります。
また、読解力が育てば、他の教科の教科書の内容を正確に読み取ることができるようになりますし、授業や問題集の解説もスムーズに理解することができるようになります。
デメリット2:保護者の負担は大きい
カンガエMAX。は親子で一緒に取り組む教材のため、保護者の負担が大きいです。
一緒に取り組む時間が取れるかどうか、よく考えながら検討したほうが良いです。
実際に問題に取り組んでいる時間だけなく、解答用紙などの準備、答案の提出、学習理解度のチェック等もする必要があります。
解答用紙の準備や答案の提出はそれほど手間ではありませんが、学習時間を単純に30分で計算しているとバタバタしてしまいます。
解答用紙はプリンターで印刷できますが、プリンターがない場合は白紙などに書いて読み取っても大丈夫です。
解答は撮影して送信します。
デメリット3:タブレットは各自用意
カンガエMAX。は、専用のタブレット端末がありません。
そのため、タブレット端末はご家庭で用意する必要があります。
iPad推奨です。
ご家庭にタブレット端末がないようであれば、新しく購入する必要があります。
一方で、既にタブレット端末を持っているようであれば、新しく端末を購入する必要がありません。
スマホはおすすめしません
カンガエMAX。はスマートフォンでも取り組むことができますが、スマートフォンでの利用はおすすめしません。
小さい画面を長時間見続けることは健康的に良くありませんし、文字が小さく勉強にも取り組みづらいからです。
また、子どもがタブレットで問題に取り組んでいる間、保護者はスマートフォンなどで指導案を確認する必要があるため、スマートフォン1台だけでは取り組めません。
これからの勉強にタブレット端末は欠かせません。
もし、タブレットをお持ちでないようであれば、これを機に購入されることをおすすめします。
パソコンはアリだがタブレットがベスト
カンガエMAX。はパソコンでも取り組むことができます。
パソコンであれば画面が大きいので、勉強に取り組みやすく、健康的にもスマートフォンよりもずっと安心です。
ただ、タブレットで取り組むのがベストです。
前方の画面で問題を見ながら、手元にある解答用紙に問題を解いていくのは、少しやりにくいからです。
ノートと教科書を横に並べて勉強するのと同じ感覚で取り組めるタブレットが一番取り組みやすいです。
これからの勉強にタブレット端末は欠かせません(パソコンも欠かせませんが)。
もし、タブレットをお持ちでないようであれば、これを機に購入されることをおすすめします。
▼無料で実際の問題を見てみる
カンガエMAX。
カンガエMAX。は中学受験対策の準備になる
カンガエMAX。は、中学受験の準備教材として取り組むと効果的です。
中学受験では、思考力が問われる問題が多く出題されるからです。
特に難関中学は、知識量や計算力だけでは太刀打ちできません。
思考力を育てて、応用問題にも対応できるようにする必要があります。
中学受験対策が本格化すると、なかなか時間が取れなくなってしまいます。
本格的な受験対策がはじまる前に取り組んでおくと効果的です。
\初月無料!/カンガエMAX。
※簡単入力でサンプル問題見られます。
中学生や高校生にも効果がある
カンガエMAX。の対象年齢は、7歳~10歳です。
問題の題材は小学校低学年~中学年くらいの子どもが興味を持ちそうな内容が選ばれています。
一方で、問題はかなり本格的です。
数学の文章題が苦手な中学生や高校生であれば、最初はかなり苦戦すると思います。
思考力に課題がある中学生・高校生は非常に多いです。
そもそも、考えることを放棄してしまっている子どもも多いです。
教材設計が小学生向けなので中高生全員にとって効果的というわけではありませんが、実際の問題を見てみて取り組めそうであれば、中学生や高校生でも取り組んでみるべきです。
自分の力で考えて答えを導き出すという感覚をつかめるでしょう。
\初月無料!/カンガエMAX。
※簡単入力でサンプル問題見られます。
カンガエMAX。の料金
料金は、2024年1月時点でのものになります。
すべて税込み価格です。
※最新の料金は、必ず公式サイトをご確認ください。
料金プラン
▼この表は横にスクロールできます。
ハーフ プラン |
スタンダード プラン |
倍速 プラン |
|
プランについて | ゆっくり進めたい人向け | 週1回のペース | 短期間で思考力を 身につけたい人向け |
配信頻度 | 月2回(隔週) | 月4回(毎週) | 月8回(週2回) |
料金 | 1,980円/月 | 3,300円/月 | 4,950円/月 |
入会費
0円
タブレット料金
タブレットは各自で用意する必要があります。
推奨はiPadです。
料金詳細
▼詳細を公式サイトでチェックする
カンガエMAX。
カンガエMAX。の料金について
カンガエMAX。の料金は、3種類のプランから選ぶことができます。
料金だけを考えると「倍速プラン」が一番お得になりますが、料金よりも学習ペースとして適切かどうかでプランを選んだほうが良いです。
受講会費に関しては、添削指導が充実していることを考えると格安と言えます。
一方で、iPadは安くありませんので、タブレットにかかる費用は高額になってしまいます。
タブレットを既に持っている場合や、カンガエMAX。以外でもタブレットを利用する予定がある場合は、タブレット費用の問題はクリアできます。
\初月無料!/カンガエMAX。
※簡単入力でサンプル問題見られます。
まとめ
それでは、タブレット教材・通信教育教材の『カンガエMAX。』についての解説をまとめます。
結論
カンガエMAX。は、言語で考える力を伸ばすことに特化したタブレット教材・通信教育教材です。
上手に活用すれば、今の教育で重視される『思考力』や『探究力』、『読解力』を育てることができます。
カンガエMAX。の特徴は、主に次の8つです。
カンガエMAX。の特徴
- 言語で思考力を育てる
- 複数の文章や資料を使って考える
- 探究型の問題
- 「答え」ではなく「考え方」が示される
- 親子で取り組む
- 思考力を数値化して得意と苦手を見える化
- 週1回、30分で取り組める
- 興味をひく題材がテーマ
カンガエMAX。のデメリットは、主に次の3つです。
タブレット教材のデメリット
- 直接的には学校の授業対策にならない
- 保護者の負担は大きい
- タブレットは各自用意
カンガエMAX。は中学受験対策の準備として利用できる他、文章題や思考問題が苦手な中学生や高校生にも効果があります。
子どもに合うかどうかは、実際に使ってみなければわかりません。
無料トライアルもありますので、まずは体験してみることをおすすめします。
今回の記事が、お子様がカンガエMAX。を利用して、大人になってからも活用できる本質的な思考力を育てていくきっかけとなればとてもうれしいです。
\初月無料!/カンガエMAX。
※簡単入力でサンプル問題見られます。