こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

小学生のときはテストの点数は悪くなかったのに、中学に上がってからは全然点数を取れなくなってしまう子どもは多いです。
保護者の方としては、勉強がわからないと悩む子どもが、どのようにすれば勉強をできるようになるのかと悩まれているのではないでしょうか。
結論
勉強がわからないと悩む子どもは、勉強のやり方が間違っている場合が多いです。
考え方や意識を変えて勉強に取り組めば、成績がグングン伸びていく場合が多いです。
今回は、勉強がわからないと悩む中学生のための勉強の仕方について解説します。
中学生を対象に解説しますが、小学生や高校生にも参考にしていただけると思います。
最後まで読んでいただき、お子様が正しい勉強方法で勉強の苦手を克服していき、学力を大きく伸ばしていくための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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「勉強がわからない」は悪いことではない
勉強がわからないことは、悪いことではありません。
誰もがはじめは「勉強がわからない」ものだからです。
「わからない」ことを「わかる」ようにしていくことで人は成長していきますし、「わからない」状態は、これから「わかる」ようにしていくことで伸ばしていける「伸びしろ」とも考えられます。
「勉強がわかる人」も、もともとは「勉強がわからない」人でした。
「わからない」を「わかる」に変えていく努力をすることで、「勉強がわかる」人になっていきました。
「わからないから」とあきらめずに、正しい方法で勉強に取り組み、適切な努力を重ねていくことが重要です。
勉強をわかるようにするのは大変なことも多いですが、その大変さを乗り越えることで、学校の成績が上がるだけでなく、人としての成長につなげることもできます。
頑張る価値は十分にあります。
勉強が全然わからないときの勉強法



中学校以降のテストでは、正しい勉強法で勉強に取り組んで、学習内容をしっかりと理解しなければ、テストで点数を取ることができなくなります。
中学校の定期テストは小学校のときのテストよりも出題範囲が広く、理解しなければならないことが多いからです。
これまでの勉強方法を大きく変えて、勉強への考え方を修正しなければなりません。
勉強が全然わからないときは、次のような勉強方法で取り組んでみてください。
勉強がわからないときの勉強法
勉強法1:わかるところまで戻る
勉強がわからないときは、わかるところまで戻って復習することが大切です。
勉強においては、基礎こそが最重要だからです。



成績の良い子どもは難しい問題ばかりに取り組んでいるかのように感じると思いますが、実は成績の良い子ほど基礎部分を大切にしています。
難しい問題を解くためには、基礎を定着させることが大事であることを知っているからです。
全然わからない問題にたくさん取り組むよりも、70%~80%くらいわかる部分に取り組んで、理解を100%に引き上げていったほうが効率的ですし、効果も大きいです。
学年をさかのぼって復習する
わかるところまで戻って復習するときは、必要であれば、学年をさかのぼって復習することが大切です。
過去の学習内容を理解できていなければ、新しく学ぶ内容を理解することができないからです。
たとえば、分数や小数の文字式の計算でつまずいてしまう中学生は多いのですが、その場合は文字式の理解ができていないのではなく、分数や小数の計算が苦手である場合が多いです。
分数や小数の計算が苦手なのに、新しく習った文字式のことも考えながら計算しなければならないので、ものすごく難しく感じてしまいます。
そうであれば、まずは分数や小数の計算練習にしっかりと取り組んで苦手を克服して、それから文字式の分数や小数の計算に取り組めると良いです。
「わからない」ところは学年をさかのぼって復習をして、一つひとつ苦手をクリアしていくこと大切です。
勉強法2:自分で調べる習慣を身につける
勉強がわからないときは、わからないことを自分で調べる習慣を身につけることが大切です。
勉強は、自分から前向きに取り組むことが重要だからです。
受け身で教えてもらうだけでは、勉強ができるようにはなりません。
勉強ができない子どもほど、すぐに誰かに質問しにいく傾向があります。
逆に、勉強が得意な子どもは、いろいろと自分で調べてみたり、考えてみたりしてから質問をしにきます。
勉強が苦手な子どもの質問例
「ここの問題が全然わかりません!」
勉強が得意な子どもの質問例
「この問題を解いてみて答えは合ってたんですけど、解説の3行目に書いてあるこの部分、自分はこういうふうに考えたんですけど、それではダメなんですか?」
子どもの質問を聞くと、その子の勉強への取り組み方がよくわかります。
わからないことは大抵は教科書に書いてありますし、問題集の解説も参考にすることができます。
知識に関しては、ネットで検索すればいくらでも調べることができます。
勉強をわかるようにするためには、わからないことがあったときに、まずは自分で調べて、自分で考えてみる習慣を身につける必要があります。
何がわからないのかを探す習慣を身につける
勉強がわからないときは、何がわからないのかを探す習慣を身につけることも大切です。
勉強が苦手な子どもほど、「何がわからないのかがわかっていない」ことが多いからです。
「わからない英単語があるのか」「公式を知らないのか」「公式の使い方がわからないのか」「何を問われているのかがわからないのか」、すぐに「わからない!」とあきらめてしまわずに、わからない原因を探すことが大切です。
わからない原因を見つけることができれば、何を復習すればよいのかを判断できるからです。
勉強をわかるようにするためには、「わからない」を一つひとつ細かく分解して、「何がわからないのか」を考えるようにすることが重要です。
勉強法3:暗記や公式は結びつけて覚える
勉強が全然わからないときは、「漢字」「英単語」「人物名」「地名」「公式」などの知識を、結びつけて覚えることが大切です。
暗記は丸暗記では意味を成さないからです。
勉強が苦手な子どもは、「徳川家康」をノートに10回書いて暗記しようとしますが、徳川家康が何をした人なのかを覚えようとはしません。
テストの問題では、「〇〇をした人は誰ですか。」という形で出題されるので、「徳川家康」を書けるようにするだけでは意味がありません。
暗記や公式は単体で丸暗記するのではなく、結びつけて覚えることが大切です。
▼あわせて読みたい
>>効率的な暗記方法!長期記憶にするための19のコツ【元塾教室長が解説!】
勉強法4:演習によるアウトプットが超重要
勉強が全然わからないときは、演習でアウトプットすることが超重要です。
自分の力で問題を解くことができなければ、テストで点数を取ることはできないからです。
授業を受けたり、教科書や参考書を読んだりすることが勉強だと思い込んでしまっている子どもはとても多いですが、勉強は受け身でインプット学習に取り組んでいるだけでは絶対にできるようになりません。
丸付けのあとが本当の勉強
演習問題でアウトプット学習に取り組むときは、「丸付けのあとが本当の勉強」であることを常に意識して取り組む必要があります。
できないことをできるようにすることが勉強だからです。
丸付けをした時点では、「できる問題」と「できない問題」を分別しただけです。
丸付けのあとで、「できなかった問題」を「できる」ようにすることで、勉強がわかるようになっていきます。
問題を解いて丸付けをすることが勉強だと勘違いしている子どもはとても多いです。
特に中学生は、丸付けのあとの勉強が大切であることに気づけるかどうかが、定期テストの結果を分ける一番大きなポイントになります。
自分一人の力で解けるまで同じ問題を繰り返す
問題演習は、解き直しがとても大切です。
解説を読んだり聞いたりして理解したつもりでいても、自分で解いてみると思った以上に解けないからです。
自分一人の力で解けなかった問題は翌日にもう一度解いてみて、ヒントや解説を見ずに解けるようになるまで繰り返し解く必要があります。
いろいろな問題をたくさん解こうとする子どもは多いですが、1つの問題を自分の力だけで解けるようにすることのほうが大切です。
勉強法5:勉強時間を増やす
勉強をわかるようにするためには、勉強時間を増やすことが大切です。
勉強は結局は努力量勝負だからです。
勉強が苦手な子どもは、ほとんどの場合、勉強時間が足りていません。
勉強時間を増やすだけで、成績がグングン伸びていく中学生は多いです。
学習環境を整えることも大事
勉強時間を増やすのであれば、学習環境を整えるのもおすすめです。
勉強は、前向きに取り組めるようにするための環境が重要だからです。
静かな環境を用意することも大切ですが、スマホやマンガから物理的に離れる環境や、モチベーション高く勉強できる環境を作ることも大切です。
たとえば、学習塾の自習室であれば、勉強を頑張っている仲間やライバルたちの姿を見ながら勉強に取り組めるので、モチベーションを高めることができます。
勉強に取り組む環境次第で、勉強のモチベーションは大きく変わります。
▼あわせて読みたい
>>【元塾教室長の本音】自習室目当てで塾に通うのはアリか
勉強法6:コーチングを受けられると良い
勉強がわからないときは、コーチングを受けられるととても良いです。
勉強におけるコーチングとは、子どもの目標を達成するために対話を通してモチベートしたり、寄り添いながら目標達成へと導いていくことです。
勉強がわからない場合、わかりやすい授業を受けて勉強をわかるようにしたいと考えてしまいがちですが、まずは正しい勉強の仕方を覚えることが大切です。
先程も解説した通り、授業を受けてインプットするだけでは、勉強ができるようにはならないからです。
勉強そのものよりも、コーチングを受けながら、勉強の仕方や目標設定の仕方、問題集の使い方、学習計画の立て方などを学んでいけると効果的です。
最近は、勉強を教えることよりも、自分の力で勉強に取り組める力を伸ばすことを目的にした『自立型指導』の学習塾も増えています。
勉強がぜんぜんわからない子どもにとっては、授業内容そのものよりも、コーチングの質のほうが重要です。
勉強がわからない子どもにおすすめの学習塾・教材



勉強がわからない子どもにおすすめの学習塾・教材は、次の5つです。
勉強がわからない子どもにおすすめの学習塾・教材
おすすめ1:オンライン家庭教師ガンバ
勉強がわからない子どもには、オンライン家庭教師『ガンバ』がおすすめです。
オンライン家庭教師ガンバでは、勉強の仕方やノートの取り方から、丁寧に指導してもらえるからです。
1週間の授業回数が多いほうがお得になる料金システムになっているため、週2コマや週3コマのマンツーマン授業を、料金を安く抑えて利用することができます。
予習復習計画帳を使って講師といっしょに学習計画を立てながら取り組むので、計画的に勉強に取り組む練習をすることもできます。
▼オンライン家庭教師ガンバの公式サイトはこちらから
>>オンライン家庭教師ガンバ
オンライン家庭教師ガンバについては、『オンライン家庭教師ガンバは勉強が苦手な子どもの味方!料金・口コミは?』で詳しく解説しています。
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おすすめ2:すらら(タブレット学習教材)
勉強がわからない子どもには、タブレット学習教材・通信教育教材の『すらら』がおすすめです。
すららは、苦手克服に特化した教材だからです。
無学年式ですので、必要であれば小学校の学習内容までさかのぼって復習に取り組むことができます。
タブレット学習教材は、学習塾のような強制力がはたらかないので続けることが難しいのですが、すららには担当コーチがつくので安心です。
担当コーチが、子どもの勉強についてだけでなく、保護者向けにもアドバイスをしてくれます。
▼すららの公式サイトはこちらから
自宅での学習をサポートする無学年式オンライン教材【すらら】
すららについての詳細は、『『すらら』は基礎のおさらいに最適の無学年式タブレット学習教材!料金は?口コミは?』で解説しています。
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おすすめ3:オンライン家庭教師ドリーム
勉強がわからない子どもには、オンライン家庭教師『ドリーム』がおすすめです。
オンライン家庭教師ドリームには、普段からの学習習慣を身につけられる仕組みがあるからです。
宿題が毎日細かく設定されて、写真で提出するので、日々の勉強に取り組みやすく、学習習慣を身につけやすいです。
24時間いつでもLINEで質問することもできるので、普段の勉強に取り組みやすい仕組みが整っています。
1科目+20点の成績保証制度があるので、安心して利用できます。
▼オンライン家庭教師ドリームの公式サイトはこちらから
>>オンライン家庭教師ドリーム
オンライン家庭教師ドリームについての詳細は、『オンライン家庭教師ドリームは定期テスト対策と受験勉強に最適!メリット・デメリットや料金は?』で解説しています。
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おすすめ4:個別学習塾『DOJO』
勉強がわからない子どもには、個別指導塾『DOJO』がおすすめです。
個別指導塾『DOJO』では、AI搭載タブレットを活用して、子どもの得意・不得意を自動的に判定しながら苦手対策に取り組むことができるからです。
専任講師によるサポートを受けながら、教室で他の生徒と一緒に勉強に取り組むことができるので、集中力高く学習することができます。
「計算」「漢字・語い」「英単語」の基礎学力を、最新のAI搭載タブレットで効率的に鍛えることで、学力の土台を固めることができます。
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おすすめ5:中高一貫校専門 個別指導塾WAYS
勉強がわからない子どもには、中高一貫校専門個別指導塾『個別指導塾WAYS』がおすすめです。
個別指導塾WAYSでは、「長時間指導」と「塾内完結」で、勉強の量と質を確保することができるからです。
中高一貫校専門の塾なので、特に「中だるみしてしまっている」と感じているご家庭におすすめです。
低料金で長時間指導を受けられることも大きなメリットです。
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中高一貫校専門 個別指導塾WAYS
まとめ
それでは、勉強がわからないと悩む中学生のための勉強の仕方についての解説をまとめます。
結論
勉強がわからないと悩む子どもは、勉強のやり方が間違っている場合が多いです。
考え方や意識を変えて勉強に取り組めば、成績がグングン伸びていく場合が多いです。
勉強が全然わからないときは、次のような勉強方法で取り組んでみてください。
勉強がわからないときの勉強法
勉強がわからない子どもにおすすめの学習塾・教材は、次の5つです。
勉強がわからない子どもにおすすめの学習塾・教材
今回の記事が、お子様が正しい勉強方法で勉強の苦手を克服していき、学力を大きく伸ばしていくきっかけとなればとてもうれしいです。
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