こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
塾に通わせることを検討しているときに、体験授業を希望する保護者の方は多いです。
しかし、いざ塾の体験授業を受けるということになると、いろいろと疑問が出てくるのではないでしょうか。
結論
子どもを塾に通わせることを検討しているのであれば、体験授業は必ず受けるべきです。
体験授業を通して子どもに合った塾を選ぶことができると、学力を大きく伸ばしていくことができます。
今回は、塾の体験授業について解説します。
体験授業を受けるメリットや上手な活用方法についても解説します。
最後まで読んでいただき、塾の体験授業を通してお子様にピッタリの塾を選び、学力を大きく伸ばしていくための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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塾の体験授業は必ず受けるべき
塾に通うことを検討しているのであれば、入塾を決める前に、必ず体験授業を受けるべきです。
実際に授業を体験してみなければ、子どもに合った塾を選ぶことはできないからです。
塾の体験授業を受けるメリットは、主に次の6つです。
体験授業を受けるメリット
一つひとつ解説します。
メリット1:塾の授業を無料で受けられる
塾の体験授業を受けるメリットは、無料で塾の授業を受けられることです。
体験授業は無料であることが多く、多くの場合、1回~数回の授業を無料で受けることができます。
約数千円から1万円程度の授業を無料で受けることができます。
メリット2:どのような授業が行われているのか体験できる
塾の体験授業を受けると、その塾の授業がどのように行われているのかを実際に体感することができます。
塾や教室、講師によって、授業スタイルが異なるので、子どもに合っているかどうかを見極める必要があります。
授業スタイルの例
- 演習中心
- 解説中心
- 対話型授業
- 宿題の解説が丁寧
- 小テストが多い
体験授業を受けることで、授業のスタイルが子どもに合っているかどうかや、成績を伸ばせそうかどうかを判断することができます。
▼あわせて読みたい
>>個別と集団を徹底比較!子どもに向いている塾はどちらか【元塾教室長が解説!】
メリット3:授業レベル・講師レベルを体験できる
塾の体験授業を受けると、授業レベルや講師レベルを体験することができます。
授業の難易度が子どもに合っているかどうかや、講師がわかりやすい説明をしてくれているかどうかを見ることができます。
メリット4:講師と生徒の相性を見られる
塾の体験授業を受けると、講師と生徒の相性を見ることができます。
塾を選ぶときは、授業のわかりやすさばかりに注目してしまいがちですが、講師と生徒との相性も非常に大切です。
相性の良い講師が担当になると、子どもが勉強に前向きになり、成績を伸ばすことができます。
メリット5:授業や周りの生徒の雰囲気を見られる
塾の体験授業を受けると、授業中の教室の雰囲気や、周りの生徒の雰囲気を見ることができます。
勉強に集中できそうか、楽しく授業に参加できそうか、一緒に頑張る仲間やライバルはできそうかなどの空気感を感じることができます。
メリット6:プロの学習・受験アドバイスを聞ける
塾の体験授業を受けると、プロの学習アドバイスや受験アドバイスを聞くことができます。
体験授業を受けるときには、事前に(または体験授業後に)面談をしてもらえることが多く、その面談内で勉強や受験に関する悩みを相談することができるからです。
今困っていることを相談すると、学習面についてでも受験面についてでも、アドバイスをもらうことができます。
塾には資料やデータもそろっていますので、的確なアドバイスをもらうことができます。
アドバイスをもらう中で、その塾の学習・受験に対するサポート体制や、指導の質を見ることもできます。
子どもを安心して預けられそうかどうかの判断をすることができます。
▼あわせて読みたい
>>受験は情報戦でもある!情報を制する者は受験を制す!
塾の体験授業を受けるときの手順
ここからは、塾の体験授業を受けるときの手順を解説していきます。
塾のよって細かい手順が異なりますが、だいたい次のような手順になることが多いです。
手順1:予約
まずは体験授業の予約をします。
予約方法はいろいろありますが、Webサイトからの予約が一番おすすめです。
Webサイトからの予約が一番手軽で簡単だからです。
実際のところ、体験授業の予約はWebサイトからでも電話でもメールでも大丈夫ですので、一番良さそうなものを選ぶと良いです。
手順2:事前カウンセリング
体験授業を受ける前に、事前カウンセリングがあることが多いです。
体験授業の予約の際に電話口でカウンセリングされることもありますし、面談という形で校舎でカウンセリングされることもあります。
カウンセリングの目的は、子どもに合った体験授業を選択することにあります。
主には、次のようなことを聞かれることが多いです。
事前カウンセリングの内容
- 受けたい体験授業の教科
- 得意教科・不得意教科
- 学校の成績(定期テストの点数や通知表の評定等)
- 部活や習い事の曜日や時間
- 目標・志望校
- 体験授業を受けようと思ったきっかけ
- 勉強面で困っていること・悩んでいること
手順3:体験授業を受ける
実際に体験授業を受けに行きます。
指定された時間に校舎へ行くと、塾のスタッフが案内してくれます。
入室から退室まで、すべて塾のスタッフが案内してくれるはずです。
手順4:授業後面談
体験授業後、または後日に、授業後面談がある場合があります(ない場合もあります)。
体験授業後の面談では、主に次のようなことが話されます。
体験授業後の面談の内容
- 授業中の子どもの様子の報告
- 子どもの学習課題の確認
- 学習アドバイス
- 体験授業の感想の確認
- (希望すれば)塾についての説明
入塾を希望する場合は、そのまま入塾手続きを行うこともできます。
念の為、印鑑を持っていくと良いです。
手順5:入塾希望の連絡
体験授業後の面談がない場合、または、体験授業後の面談で入塾の判断を保留した場合、入塾を希望するかどうかの連絡をします。
電話で連絡をするのが一般的です。
塾側から確認の電話がかかってくる場合もあります。
入塾を希望する場合は、入塾の意思を伝えると、今後の手続きの流れを説明してもらえます。
入塾希望の電話例
先日体験授業でお世話になりました、中2の〇〇〇〇(生徒氏名)の保護者です。
先日は体験授業を受けさせていただきありがとうございました。
子どもが、とてもわかりやすかったと言っていました。
入塾したいのですが、手続きはどのようにすればよろしいでしょうか。
塾の体験授業を上手に活用するためのポイント
子どもに合った塾を選ぶためには、体験授業を上手に活用することが大切です。
塾の体験授業を上手に活用するためのポイントは、主に次の4つです。
一つひとつ解説します。
ポイント1:事前に塾をリサーチをしておく
塾の体験授業を受ける前に、近所にあるいろいろな塾をしっかりとリサーチしておくことが大切です。
事前のリサーチで通いたい塾を絞っておいて、体験授業を受けて1つに決めるという手順がおすすめです。
近所にあるすべての塾に体験授業を受けに行くのは、体力的にも時間的にも無理だからです。
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ポイント2:実際に担当することになる講師の授業を受ける
塾の体験授業を受けるときは、もし通うことになった場合に、実際に担当することになる講師の授業を受けさせてもらうことが大切です。
講師と子どもの相性を確認することは非常に重要ですし、同じ塾でも講師によって授業スタイルが異なるからです。
体験授業の前の事前カンセリングで、「実際に担当になる講師の授業を受けさせてください」と言っておくと安心です。
ポイント3:体験授業でしか確認できないことを確認する
塾の体験授業を受けるときは、パンフレットやwebサイトでは確認することのできない、体験授業だからこそ確認できることを確認しておくことが大切です。
具体的には、次のようなことに注目しながら体験授業を受けられると良いです。
体験授業でしか確認できないこと
- 授業の雰囲気(楽しい、厳しい、明るい等)
- 授業・宿題の方針
- 授業のわかりやすさ
- 講師との相性
- 勉強する環境
- 授業の難易度レベル
ポイント4:入塾を断るときは連絡する
体験授業を受けたあとに入塾しないと決めた場合、塾に断りの連絡を入れます。
入塾を断る連絡をすべき理由は、主に次の2つです。
体験授業後の断りの連絡をすべき理由
- 今後勧誘を受けないようにするため
- 今後入塾を検討する可能性もあるため
塾の体験授業を受けた後の入塾の断り方については、『【例文付き】無料体験授業後の入塾の断り方【元塾教室長が解説!】』で詳しく解説しています。
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【例文付き】無料体験授業後の入塾の断り方【元塾教室長が解説!】
塾の体験授業を受けたあとにその塾に入塾しないと決めた場合は、断りの連絡を入れたほうが良いです。入塾しない理由はキッパリと伝えることをおすすめします。
続きを見る
塾の体験授業のよくある質問
ここからは、塾の体験授業を受けるときのよくある質問にお答えしていきます。
質問1:当日の持ち物・服装は?
当日の持ち物や服装については、塾から指定されている場合は従ってください。
特に指定されていない場合は、筆記用具とノートを持っていきます。
プリントが配られることも多いので、クリアファイルも用意しておくと良いです(なくても問題ありません)。
服装は普段着で大丈夫です。
制服でも問題ありません。
当日の持ち物・服装
- 筆記用具
- ノート
- クリアファイル(なくても良い)
- 普段着、または制服
質問2:当日は親も参加する?
体験授業へは、保護者の方は参加しない場合が多いです。
保護者の方が参加したい場合は、事前に塾に確認しておくと良いです。
断られることはまずありません。
子どもが小学校低学年の場合、参加を希望する保護者の方が多いです。
子どもが小学校高学年の場合、参加を希望する保護者の方は少ないです。
子どもが中学生・高校生の場合、参加を希望する保護者の方はほとんどいません。
質問3:体験受講は何件受けるべき?
体験授業は、最低でも2件は参加すべきです。
2件以上受けなければ、比較検討できないからです。
一般的には、2件~3件です。
多くても4件までにすべきです。
5件以上は子どもの体力的にも、時間的にも負担が大きいです。
早く入塾を決めて、本格的な勉強をスタートさせたほうが効果的です。
体験授業は1件だけ受ける予定だったということであれば、もう少し近所の塾をリサーチして比較検討できると良いです。
学習塾比較表
※料金は地域や校舎によっても異なります。詳細は必ず公式サイトを確認してください。
▼この表は横にスクロールできます。
塾名 | 公式サイト | エリア | 指導タイプ | 料金 | 特徴 | 体験授業 |
森塾 | 【森塾】 | 関東 静岡 新潟 |
個別指導 |
週1回、月3回授業
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▼最大1ヶ月無料の体験授業に申込む 【森塾】 |
個別指導塾WAYS | 中高一貫校専門 個別指導塾WAYS | 関東 近畿 |
個別指導 |
1コマ120分
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▼120分の無料体験指導に申込む 中高一貫校専門 個別指導塾WAYS |
個別教室のトライ | 【個別教室のトライ】 | 日本全国 | 個別指導 |
1コマ120分
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▼無料体験に申込む 【個別教室のトライ】 |
坪田塾 | 個別を超えた「子」別指導【坪田塾】 | 東京 埼玉 千葉 神奈川 愛知 兵庫 大阪 |
個別指導 |
1時間あたり1,530円~2,736円 |
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▼無料体験に申込む 個別を超えた「子」別指導【坪田塾】 |
明光義塾 | 個別指導の明光義塾 | 日本全国 | 個別指導 |
週1回税込み
|
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▼無料 >>無料体験に申込む |
スクールIE | スクールIE | 日本全国 | 個別指導 |
週1回税込み
|
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▼無料 >>体験授業に申込む |
東京個別指導学院 | 東京個別指導学院 | 東京 神奈川 埼玉 千葉 愛知 京都 大阪 兵庫 福岡 |
個別指導 |
1コマ80分
|
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▼無料 >>体験授業に申込む |
東進ハイスクール 東進衛星予備校 |
東進ハイスクール・東進衛星予備校 | 日本全国 | 映像授業 |
税込み
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▼無料1日体験に申し込む 東進ハイスクール・東進衛星予備校 |
湘南ゼミナール | 湘南ゼミナール | 東京 神奈川 千葉 埼玉 大阪 |
集団指導 |
税込み
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▼無料 >>体験授業に申込む |
臨海セミナー | 臨海セミナー | 東京 神奈川 千葉 埼玉 大阪 |
集団指導 |
税込み
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▼無料 >>体験授業に申込む |
栄光ゼミナール | 栄光ゼミナール | 東京 神奈川 千葉 埼玉 茨城 栃木 宮城 京都 |
集団指導 | 教室によって異なる |
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▼無料 >>体験授業に申込む |
Z会進学教室 | Z会進学教室 | 東京 神奈川 埼玉 大阪 兵庫 京都 奈良 静岡 宮城 |
集団指導 | コースによって異なる |
|
▼無料 >>体験授業に申込む |
質問4:子どもが体験授業に緊張してしまわない?
体験授業当日は、塾のスタッフが子どもをきめ細かくサポートしてくれます。
それでも、初めて行く場所に緊張してしまう子どもも多いです。
怖くありませんので、「大丈夫だよ!」と励まして送り出してあげてください。
私も、「大丈夫だよ!」と励ます記事を書いていますので、もしよろしければ子どもに読ませてください。
▼あわせて読みたい
>>【元塾教室長より】初めての塾で緊張しているあなたを励まします
まとめ
それでは、塾の体験授業についての解説をまとめます。
結論
子どもを塾に通わせることを検討しているのであれば、体験授業は必ず受けるべきです。
体験授業を通して子どもに合った塾を選ぶことができると、学力を大きく伸ばしていくことができます。
塾の体験授業を受けるメリットは、主に次の6つです。
体験授業を受けるメリット
- 塾の授業を無料で受けられる
- どのような授業が行われているのか体験できる
- 授業レベル・講師レベルを体験できる
- 講師と生徒の相性を見られる
- 授業や周りの生徒の雰囲気を見られる
- プロの学習・受験アドバイスを聞ける
塾の体験授業を受けるときの手順は、だいたい次のようになっています。
体験授業を受けるときの手順
- 予約
- 事前カウンセリング
- 体験授業を受ける
- 授業後面談
- 入塾希望の連絡
塾の体験授業を上手に活用するためのポイントは、主に次の4つです。
体験授業活用のポイント
- 事前に塾をリサーチをしておく
- 実際に担当することになる講師の授業を受ける
- 体験授業でしか確認できないことを確認する
- 入塾を断るときは連絡する
塾の体験授業を受けるときのよくある質問にお答えしました。
よくある質問
- 当日の持ち物・服装は?
- 当日は親も参加する?
- 体験受講は何件受けるべき?
- 子どもが体験授業に緊張してしまわない?
今回の記事が、塾の体験授業を通してお子様にピッタリの塾を選び、学力を大きく伸ばしていくきっかけになればとてもうれしいです。
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【例文付き】無料体験授業後の入塾の断り方【元塾教室長が解説!】
塾の体験授業を受けたあとにその塾に入塾しないと決めた場合は、断りの連絡を入れたほうが良いです。入塾しない理由はキッパリと伝えることをおすすめします。
続きを見る
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【元塾教室長より】初めての塾で緊張しているあなたを励まします
初めて塾へ行こうとしているあなたは緊張してしまっているかもしれません。でも、大丈夫です!何も心配する必要はありません!自信を持って新しい一歩を踏み出してください!
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