こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

定期テストの国語の勉強方法がわからないと悩む高校生は多いです。
保護者の方としても、大学受験のことも見据えて、心配に思われているのではないでしょうか。
結論
高校の定期テストの国語は、点数を伸ばしやすい教科です。
正しい方法で対策すれば、定期テストの点数を伸ばせるだけでなく、大学受験対策にも活用できる力を身につけることができます。
今回は、高校生向けに国語の定期テストの勉強法について解説します。
最後まで読んでいただき、お子様が正しい方法で国語の勉強に取り組み、定期テストでも大学入試でも高得点を取れるようにするための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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国語は定期テストで点数を伸ばしやすい教科



国語が高校の定期テストで点数を伸ばしやすい教科である理由は、主に次の2つです。
国語が定期テストで伸ばしやすい教科である理由
理由1:知っていれば解ける問題が多い
高校の定期テストで国語の点数を伸ばしやすいのは、知っていれば解ける問題が多く出題されるからです。
国語の定期テストでは、まったく見たことがないような問題が出題されることはあまりありません。
また、論理的に思考しなければ解けない問題が出題されることも少ないです。
そのため、きちんとポイントを押さえて対策できるようになれば、安定して高得点を取れるようになります。
理由2:授業で扱った文章が出題される
高校の定期テストで国語の点数を伸ばしやすいのは、基本的には授業で扱った文章がテストで出題されるからです。
模試や入試のように、初見の文章を読んで問題を解く必要はないので、事前に対策がしやすいテストと言えます。
現代文の定期テスト対策法
ここからは、高校定期テストの現代文の対策法を解説します。
現代文対策法1:漢字・語句の暗記
高校定期テストの現代文の対策で最優先で取り組むべきことは、語句の意味や漢字を暗記することです。
語句の意味を問う問題や漢字の読み書きの問題は、覚えていれば必ず正解できるからです。
語彙は、言語学習の土台部分です。
定期テスト対策で身につけた語彙は、大学入試でも必ず役立ちます。
「日本語は普段から使っているから」と油断せずに、語彙の強化にはしっかりと時間をかけて取り組むべきです。
現代文対策法2:授業ノートの見返し
高校定期テストの現代文で高得点を取るためには、授業で取ったノートを見返して、学んだことを何度も振り返ることが重要です。
定期テストでは、授業で扱った内容が出題されるからです。
定期テストでは、見たことも聞いたこともないことが出題されることはほとんどなく、授業ノートの内容を正しく理解できていれば、ほとんどすべての問題に正解することができます。
授業ノートは、時間をかけて何度も何度も振り返ることが大切です。
現代文の授業ノートの振り返りでは、特に次のようなことに注目して取り組めると効果的です。
現代文の授業ノートを見返すときのポイント
- 指示語が示す部分
- 段落・文章構成
- 筆者の主張
現代文では、その文章の意味を暗記しようとするのではなく、論理的に文章を読解していくためのポイントを学ぶことが大切です。
論理的に文章を読解するためには、指示語が示す内容を正しく把握することが大切ですし、各段落の役割や、文章がどのように構成されているのかを学ぶことが大切です。
また、どこに筆者の主張を書かれていて、その主張がどのような構成で読者に説明されているのかということを把握できるようにすることも大切です。
ノートを振り返るときは、「なぜそのように読み取れるのか」という点に注目しながら取り組めると効果的です。
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古文の定期テスト対策法
続いて、高校定期テストの古文の対策法を解説します。
【古文】高校定期テストの対策法
古文対策法1:古文単語の暗記
高校定期テストの古文の対策で最優先で取り組むべきことは、古文単語の暗記です。
古文単語の暗記ができていると、単語の意味を問う単純問題で確実に正解できますし、和訳問題や読解問題を解く際にも活用することができるからです。
古文の勉強の土台は単語暗記です。
古文単語を覚えることが、すべての古文の勉強につながっていきます。
古文対策法2:古文文法の暗記・演習
高校定期テストの古文で高得点を取るためには、古文文法の暗記と演習に取り組むことが重要です。
定期テストでは、古文文法の知識を問われる問題が多く出題されるからです。
古文文法は、教科書やノートを見て知識をインプットする勉強も大切ですが、問題演習に取り組んで、知識をアウトプットする勉強に取り組むことも大切です。
どのような形式で出題されても対応できるよう、問題演習に取り組むようにすると効果的です。
古文対策法3:授業ノートの見返し
高校定期テストの古文で高得点を取るためには、授業ノートを見返すことが重要です。
定期テストでは、授業で扱った内容が出題されるからです。
古文の授業ノートの振り返りでは、特に次のようなことに注目して取り組めると効果的です。
古文
- 歴史的仮名遣いの読み方
- 現代語訳
- 主語の省略
- 文法のポイント
授業ノートには、教科書で扱った文章の読解のポイントや、現代語訳が書いてあるはずです。
文法的な重要なポイントにもチェックが入っていると思いますので、何度も読み返して確認をすると良いです。
現代語訳は丸暗記するのではなく、「なぜそのように訳せるのか」といったことに注目することが大切です。
古文は、特に主語が省略されていることが多いので、「なぜその人が動作主であると解釈できるのか」といったポイントにも注目できると良いです。
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漢文の定期テスト対策法
続いて、高校定期テストの漢文の対策法を解説します。
【漢文】高校定期テストの対策法
漢文対策法1:句法・漢字の暗記
高校定期テストの漢文の対策で最優先で取り組むべきことは、漢字の意味と句法の暗記です。
漢字の意味と句法は、漢文学習の基礎だからです。
英語学習における英単語と英文法の学習に当たり、漢文の文章読解をするためにも絶対に必要な知識です。
覚えることはそれほど多くありませんので、満点を目指して取り組むと良いです。
漢文対策法2:漢詩の決まりなどの知識暗記
高校定期テストの漢文で高得点を取るためには、漢詩の決まりや詩人の名前などの、基礎知識の暗記も重要です。
定期テストでは、単純な知識を問う問題も多く出題されるからです。
暗記できていれば確実に正解できるので、必ず取り組むべきです。
漢文対策法3:書き下し文・現代語訳の確認
高校定期テストの漢文で高得点を取るためには、返り点の扱い方を身につけて、漢文を書き下し文にできるようにしておくことが重要です。
漢文を書き下し文にする問題は、定期テストでそのまま出題されることが多いからです。
返り点とは、「レ点」や「一二点」など、かつての中国の言葉である漢文を、日本語の語順で読めるようにするための記号です。
書き下し文とは、漢文を返り点の順番に従って読む順序を入れ替え、漢字に送り仮名を付け足すことで、日本語のように読めるように書き直した文のことです。
漢文でも読解問題は出題されるので、ストーリーを正しく把握しておくことも大切です。
書き下し文だけでなく、現代語訳もしっかりと確認して、ストーリーを把握しておけると効果的です。
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国語の定期テスト対策を効果的にするためのポイント



国語の定期テスト対策を効果的にするためのポイントは、主に次の6つです。
国語の定期テスト対策を効果的にするためのポイント
ポイント1:定期テスト3週間前から準備をはじめる
国語の定期テストでしっかりと点数を取るためには、定期テストの3週間前から準備をはじめることが重要です。
高校の学習内容は難易度が高く、短い期間ですべてを準備することは、一般的には不可能だからです。
定期テスト直前期に新しい知識を詰め込んでいるような、スケジュールギリギリの勉強では高得点は狙えません。
3週間以上の期間を取って、基礎からコツコツと勉強を進めていくと効果的です。
ポイント2:出題傾向を研究する
効果的な国語の定期テスト対策に取り組むのであれば、これまでのテストの出題傾向を研究することが重要です。
どのような問題が、どこから出題されているのかを知ることができれば、どの部分に特に集中して勉強に取り組めば良いのかわかるからです。
たとえば、教科書に出てきた作品の「作品名」「作者名」「発表された時期」などを必ず出題する先生も多いです。
出題されることがわかっていれば、覚えるだけで必ず得点することができます。
また、授業中に特に強調され、ノートに色付きで書いてある内容を中心に出題する先生も多いです。
そういった場合は、ノートを振り返るときに、特にどこに注目しながら読み返せばよいのかがわかります。
これまでに受けた定期テストを研究して出題傾向を知ることができれば、点数につながりやすいポイントに注目しながら勉強に取り組むことができます。
ポイント3:大学受験を見据えて取り組む
国語の定期テスト対策を効果的にするためには、定期テストで点数を取るためだけの勉強に取り組むのではなく、大学受験を見据えて勉強に取り組むようにすると良いです。
定期テストで点数を取れたとしても、模試や入試で点数を取れないような表面的な勉強に取り組んでいては、勉強した意味があまりないからです。
たとえば、古文の現代語訳を丸暗記すれば、定期テストではある程度の点数を稼げますが、模試や入試ではまったく点数を取ることはできません。
入試ではその文章は出題されないからです。
「なぜそのような現代語訳になるのか」、「文法的にはどのようなポイントがあるのか」といった、本質部分を理解しなければ、学力が身についたとは言えません。
今やっている勉強が、定期テストが終わった後にも役立つかどうかを、よく考えて取り組むべきです。
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ポイント4:基礎基本を徹底する
国語の定期テスト対策を効果的にするためには、基礎基本の理解を徹底することが重要です。
勉強は、基礎基本が一番大切だからです。
定期テスト対策の時点では、難しい問題を解けるようにすることよりも、基本的な問題を全問正解できるようにすることのほうが優先です。
定期テスト対策で基礎基本を定着させることができると、その力を大学受験対策でも活用することができます。
ポイント5:音読する
国語の定期テストでしっかりと点数を取るためには、読み書きの勉強に取り組むだけでなく、音読にも取り組めると良いです。
言語学習においては、声に出して読むことで頭に定着しやすくなるからです。
特に、古文の歴史的仮名遣い、漢文の書き下し文、古文・漢文の現代語訳の勉強では、音読学習がとても効果的です。
ポイント6:復習・分析に必ず取り組む
国語の定期テスト対策を効果的にするためには、定期テスト終了後に復習と分析に取り組むことがとても重要です。
丸付けをしたあとの勉強が、本当の勉強だからです。
定期テストを受けることで基礎基本に抜けや漏れがないかをチェックすることができます。
発見した抜けや漏れを一つひとつ潰していくことで、本質的な学力を身につけていくことができます。
成績の良い高校生ほど、復習や分析にしっかりと取り組んでいます。
定期テストは受けっぱなしにせず、次の勉強につなげるために活用できると、無駄なく効率的に成績を伸ばしていくことができます。
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高校定期テストの国語対策におすすめの予備校・学習塾
国語の定期テスト対策は、教科書やノートを使って取り組むこともできますが、予備校や学習塾などの学習サービスを利用することをおすすめします。
国語の勉強は独学で学ぶよりも、解答を導き出すための正しい方法を、基礎から順番に教えてもらったほうが効率的だからです。
国語の定期テスト対策におすすめの予備校・学習塾は、次の4つです。
国語の定期テスト対策におすすめの予備校・学習塾
おすすめ1:森塾
高校生が国語の定期テスト対策に取り組むのであれば、個別指導塾『森塾』がおすすめです。
森塾では、リーズナブルな料金で、学校の授業進度に合わせた予習型授業を受けることができるからです。
先生1人に生徒2人までの少人数制の個別指導塾なので、問題を解くだけの授業にならずに、しっかりと解説や指導をお願いすることができます。
1科目+20点の成績保証制度があるので、安心して利用することができます。
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おすすめ2:ヨミサマ。
高校生が国語の定期テスト対策に取り組むのであれば、国語特化のオンライン個別指導『ヨミサマ。』もおすすめです。
東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應義塾大学の一流の現役大学生講師との1:1の対話を通して、本質的な読解力や思考力を育てることができるからです。
講師との対話を通して現代文の読解方法を学んでいくため、論理的な文章の読み方や、正しい解答根拠の探し方を身につけていくことができます。
国語特化塾は料金が高いことが多いですが、ヨミサマ。はオンラインなので、料金を安く抑えてマンツーマン授業を受けることができます。
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ヨミサマ。についての詳細は、『ヨミサマ。は国語特化で本質的な読解力・思考力を育てられる!料金・口コミは?』で解説しています。
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おすすめ3:東進ハイスクール・東進衛星予備校
高校生が国語の定期テスト対策に取り組むのであれば、大手大学受験予備校『東進ハイスクール・東進衛星予備校』もおすすめです。
東進ハイスクール・東進衛星予備校では、一流講師による現代文・古文・漢文の授業を、どこに住んでいても受けることができるからです。
大学受験対策として国語の勉強を先取りすることで、定期テストでも点数を取れるようにすることができます。
大学受験予備校ではありますが、定期テスト対策中心に取り組めるコースもあるので、指定校推薦を狙うような場合であっても活用することができます。
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おすすめ4:個別教室のトライ
高校生が国語の定期テスト対策に取り組むのであれば、個別教室のトライもおすすめです。
個別教室のトライは1:1の完全マンツーマン授業なので、講師としっかりと対話をしながら国語の勉強に取り組むことができるからです。
専任講師と教育プランナーが、一人ひとりに合わせたカリキュラムを作るので、現状の学力に合った授業計画を立ててもらうことができます。
トライはオンラインのサービスもあるので、近くに教室がない場合でも利用することができます。
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まとめ
それでは、高校生向けの国語定期テスト勉強法についての解説をまとめます。
結論
高校の定期テストの国語は、点数を伸ばしやすい教科です。
正しい方法で対策すれば、定期テストの点数を伸ばせるだけでなく、大学受験対策にも活用できる力を身につけることができます。
国語が高校の定期テストで点数を伸ばしやすい教科である理由は、主に次の2つです。
国語が定期テストで伸ばしやすい教科である理由
高校定期テストの現代文の対策法を解説しました。
高校定期テストの古文の対策法を解説しました。
【古文】高校定期テストの対策法
高校定期テストの漢文の対策法を解説しました。
【漢文】高校定期テストの対策法
国語の定期テスト対策を効果的にするためのポイントは、主に次の6つです。
国語の定期テスト対策を効果的にするためのポイント
国語の定期テスト対策におすすめの予備校・学習塾は、次の4つです。
国語の定期テスト対策におすすめの予備校・学習塾
今回の記事が、お子様が正しい方法で国語の勉強に取り組み、定期テストで高得点を取れるようになるきっかけになればとてもうれしいです。
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