こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

子どもを塾の夏期講習に参加させるご家庭は多いです。
普段の授業料とは料金体系が異なるので、どれくらいの費用がかかるのかと、心配されているのではないでしょうか。
結論
塾の夏期講習の費用は学年によっても異なりますが、大きな金額になることも多いです。
夏期講習の費用を安く抑えることもできますが、子どもにとってどうするのが良いのかをよく考えて受講を決められると良いです。
今回は、塾の夏期講習の費用について解説します。
最後まで読んでいただき、夏期講習にかかる費用を知っていただき、子どもが安心して夏期講習に参加できるようにするための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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夏期講習の平均的な費用相場
夏期講習の費用は授業形態や塾、教科数やコマ数によって大きく異なりますが、平均的な費用相場というものはあります。
まずは、小学生・中学生・高校生の、夏期講習の平均的な費用相場を解説していきます。
夏期講習の平均的な費用相場
小学生の夏期講習の費用相場
▼この表は横にスクロールできます。
学年 | 集団指導塾 | 個別指導塾 |
---|---|---|
小学1~3年生 | 2万円~3万円 | 2万円~4万円 |
小学4~6年生 (非中学受験生) |
2万円~4万円 | 2万円~5万円 |
小学4年生 (中学受験) |
4万円~10万円 | 4万円~10万円 |
小学5年生 (中学受験) |
10万円~16万円 | 10万円~17万円 |
小学6年生 (中学受験) |
15万円~23万円 | 15万円~25万円 |
小学生の夏期講習の費用は、学校の勉強の補習として利用するか、中学受験対策として利用するかで大きく異なります。
学校の勉強の補習として夏期講習を利用する場合は、全学年を通して数万円程度に収まることが多いです。
一方で、中学受験対策として夏期講習を利用する場合は高額になることが多く、受験学年となる小学6年生では20万円を超えることも珍しくありません。
中学受験対策は小学4年生から本格化するため、小学4年生から授業回数と金額が増えていきます。
中学生の夏期講習の費用相場
▼この表は横にスクロールできます。
学年 | 集団指導塾 | 個別指導塾 |
---|---|---|
中学1年生 | 3万円~6万円 | 6万円~10万円 |
中学2年生 | 3万円~6万円 | 6万円~10万円 |
中学3年生 | 8万円~12万円 | 15万円~24万円 |
中学生の夏期講習の費用は、受験学年である中学3年生では10万円や20万円と高額になることが多く、それ以外の学年では数万円程度に抑えられている場合が多いです。
個別指導塾では、中学3年生の夏休みに5教科すべての授業を行うことが多いため、コマ数が急激に増え、費用も高額になることが多いです。
高校生の夏期講習の費用相場
▼この表は横にスクロールできます。
学年 | 集団指導塾 | 個別指導塾 |
---|---|---|
高校1年生 | 5万円~10万円 | 5万円~10万円 |
高校2年生 | 5万円~10万円 | 5万円~14万円 |
高校3年生 | 7万円~14万円 | 10万円~30万円 |
高校生の夏期講習の授業料は、受講する講座の数や授業のコマ数によって大きく異なります。
小学生や中学生よりも授業の取り方の自由度が高いことが多く、予算に合わせて学習プランを作ってもらえることが多いです。
そのため、講座数やコマ数が少ないプランにして、料金相場よりも費用を安く抑えることもできますし、相場よりもお金をかけて、手厚いサポートをお願いすることもできます。
夏期講習の料金はどのように決まるか



夏期講習の料金は、次のような料金の合計になっている場合が多いです。
料金1:授業料
夏期講習の料金の大部分を占めるのは、授業料です。
授業料の決まり方は、集団指導塾と個別指導塾で大きく異なります。
夏期講習の授業料の決まり方
- 集団指導塾の授業料は教科数で決まる
- 個別指導塾の授業料はコマ数で決まる
集団指導塾の授業料は、1教科あたりいくらという形で料金が設定されます。
集団指導塾は、教科によって授業数やカリキュラムが決まっているためです。
3教科セット料金や5教科セット料金が設定されることも多く、教科数が多いほど1教科あたりの料金がお得になる場合が多いです。
個別指導塾の授業料は、受講する授業のコマ数によって決まります。
受講する教科や教科数は、授業料に反映されない場合が多いです。
個別指導では子どもの目標や学習状況によって必要なコマ数が大きく異なるため、必要な費用も生徒一人ひとりで大きく異なることが多いです。
料金2:入学金
夏期講習を受講する際に、入学金が必要になる場合があります。
入学金は5千円程度~2万円程度が相場です。
既に通っている塾の夏期講習に参加する場合は、入学金は必要ありません。
料金3:教材費
夏期講習を受講する際に、別途教材費がかかる場合があります。
教材費は5千円程度~1万5千円程度が相場です。
集団指導塾では教材費が授業料に含まれていることが多く、個別指導塾では別途教材費を請求されることが多いです。
料金4:合宿費・オプション講座費
塾によっては、夏期講習中に勉強合宿を実施したり、オプション講座を設置したりしている場合もあります。
夏合宿は5万円程度~10万円程度が相場です。
オプション講座は、1講座5千円程度~2万円程度が相場です。
参加は任意であることが多いですが、受験生は夏合宿への参加を強くすすめられることも多いです。
料金5:模試費
夏期講習を受講する際に、別途模試費がかかる場合があります。
8月後半に模試を実施する塾が多く、その費用がかかることが多いです。
模試費は3千円~6千円が相場です。
模試の受験は必須の場合と任意の場合があります。
料金6:設備維持費
夏期講習を受講する際に、「設備維持費」や「システム利用料」などの雑費がかかる場合があります。
2千円~5千円が相場です。
夏期講習の費用を安く抑える方法



夏期講習の費用を安く抑える方法は、主に次の4つです。
夏期講習の費用を安く抑える方法
方法1:教科数・コマ数を減らす
夏期講習の費用を安く抑えるのであれば、教科数やコマ数を減らすことを検討してみると良いです。
一方で、むやみに教科数やコマ数を減らしてしまうと、必要な勉強量を確保できなくなってしまいます。
子どもの目標や学習状況を考えて、必要な授業はしっかりと取るようにしたほうが良いです。
塾のスタッフに率直に相談してみると、優先すべき授業と、そうでない授業を考えてもらえることも多いです。
方法2:合宿やオプション講座は申し込まない
夏期講習の費用を安く抑えるのであれば、合宿やオプション講座に申し込まないことを検討してみると良いです。
特に合宿は高額になることが多いため、子どもの成績向上に十分な効果がありそうかどうか、よく考えて判断できると良いです。
方法3:お得なキャンペーンを利用する
夏期講習の費用を安く抑えるのであれば、お得なキャンペーンを利用できるかどうか、チェックすると良いです。
既に通っている塾の夏期講習に参加する場合は、塾内生価格で少しお得に受講できるようになっている場合が多いです。
新規生として夏期講習に参加する場合は、入学金や授業料が割引きになったり、無料授業がついてくるようなキャンペーン特典を受けられたりする場合が多いです。
また、夏期講習後も塾に通い続ける場合、さらに特典を受けられることもあります。
夏期講習キャンペーンを実施している塾は多いので、上手に利用できるとお得です。
▼あわせて読みたい
>>夏期講習だけ塾に通うことは可能!メリットと成績を上げるためのポイントを解説!
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方法4:塾以外の選択肢も考える
夏期講習の費用を安く抑えるのであれば、塾以外の選択肢も検討してみると良いです。
塾以外にも、夏休みに必要な勉強に取り組める学習サービスは多いからです。
タブレット学習教材
タブレット学習教材は、塾の夏期講習に比べて費用が格安であることが多く、AIを活用した効率のよい勉強に取り組むことができます。
夏期講習などの季節講習専用コンテンツを配信している教材も多く、夏休みの勉強用の教材としておすすめです。
いつでもどこでも自由に取り組めるのが大きなメリットである一方、自由にサボれてしまうのが大きなデメリットです。
子どもがしっかりと取り組めるようにするためには、家庭内でのルール作りなど、保護者の方のサポートが必要になる場合が多いです。
タブレット教材の特徴
- 料金が安い
- AIによって演習を効率化
- 学年の垣根を超えて学習できる
- 保護者の方のサポートが必要
タブレット学習教材についての詳細は、『小学生におすすめのタブレット学習教材10選!』『中学生におすすめのタブレット学習教材6選!』『高校生におすすめのタブレット学習教材6選!』で解説しています。
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オンライン家庭教師
オンライン家庭教師を利用すると、対面型の個別指導よりも比較的安い料金でマンツーマン授業を受けることができます。
オンライン家庭教師でも夏期講習を設定しているサービスもあり、普段よりもお得に授業を受けられる場合もあります。
また、教科特化型のサービスもあるので、苦手教科を重点的に対策したい場合にもおすすめです。
オンライン家庭教師の特徴
- マンツーマン授業のわりに料金が安い
- 全国の講師から子どもに合った講師を探せる
- 通塾の手間がない
- 教科特化型のサービスも多い
オンライン家庭教師についての詳細は、『オンライン家庭教師おすすめ人気13選!』で解説しています。
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夏期講習にはメリットが多い!
学習塾の夏期講習には費用がかかりますが、メリットも多いので、積極的に活用すべきです。
夏期講習を受けるメリット
- 学習習慣を身につけられる
- 時間を有効活用できる
- 苦手教科や弱点を対策できる
- 2学期の勉強の予習ができる
- 受験対策に取り組める
- 自習室を利用できる
- お得なキャンペーンを利用できる場合がある
夏期講習に参加する目的をよく考え、今の子どもに必要なものは何なのかをしっかりと検討したうえで、利用するサービスを取捨選択できると、費用を安く抑えたうえで効果を最大化することができます。
塾には「授業を受けられる」こと以外にもメリットが多いです。
夏期講習全体のメリットも考慮したうえで、夏期講習の活用を検討すると有意義です。
塾の夏期講習についての詳細は、『【小学生】夏期講習で成績アップ!塾を活用して効果を出すためのポイント』『夏期講習で成績アップ!親子で取り組む中学受験対策』『中学生に夏期講習は必要?高校受験や成績アップにつなげる活用法』『高校生の夏期講習は成績アップのチャンス!効果的な活用法を解説』で解説しています。
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まとめ
それでは、塾の夏期講習の費用についての解説をまとめます。
結論
塾の夏期講習の費用は学年によっても異なりますが、大きな金額になることも多いです。
夏期講習の費用を安く抑えることもできますが、子どもにとってどうするのが良いのかをよく考えて受講を決められると良いです。
夏期講習の費用は授業形態や塾、教科数やコマ数によって大きく異なりますが、平均的な費用相場はおおよそ次のようになっています。
▼この表は横にスクロールできます。
学年 | 集団指導塾 | 個別指導塾 |
---|---|---|
小学1~3年生 | 2万円~3万円 | 2万円~4万円 |
小学4~6年生 (非中学受験生) |
2万円~4万円 | 2万円~5万円 |
小学4年生 (中学受験) |
4万円~10万円 | 4万円~10万円 |
小学5年生 (中学受験) |
10万円~16万円 | 10万円~17万円 |
小学6年生 (中学受験) |
15万円~23万円 | 15万円~25万円 |
中学1年生 | 3万円~6万円 | 6万円~10万円 |
中学2年生 | 3万円~6万円 | 6万円~10万円 |
中学3年生 | 8万円~12万円 | 15万円~24万円 |
高校1年生 | 5万円~10万円 | 5万円~10万円 |
高校2年生 | 5万円~10万円 | 5万円~14万円 |
高校3年生 | 7万円~14万円 | 10万円~30万円 |
夏期講習の料金は、次のような料金の合計になっている場合が多いです。
夏期講習の費用を安く抑える方法は、主に次の4つです。
夏期講習の費用を安く抑える方法
学習塾の夏期講習には費用がかかりますが、メリットが多いので積極的に活用すべきです。
夏期講習を受けるメリット
- 学習習慣を身につけられる
- 時間を有効活用できる
- 苦手教科や弱点を対策できる
- 2学期の勉強の予習ができる
- 受験対策に取り組める
- 自習室を利用できる
- お得なキャンペーンを利用できる場合がある
今回はの記事が、夏期講習にかかる費用を知っていただき、子どもが安心して夏期講習に参加できるようにするための参考となればとてもうれしいです。
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