こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
学校の定期テストでは英語の点数を取れるのに、模試になると全然解けなくなってしまう高校生は多いです。
保護者の方としても、大学受験を見据えてどのように対策させれば良いのかと悩まれているのではないでしょうか。
結論
大学入試の英語が難しいのは、子どもの努力不足ではなく、学校英語と入試英語の間に大きなギャップがあるためです。
何が難しいのかを切り分け、語彙・解釈・演習量の穴を順に埋めていけば、入試英語は十分に攻略できます。
今回は、大学入試の英語が難しく感じる原因と対策法ついて解説します。
最後までお読みになり、お子様が正しい方法で英語の大学受験対策に取り組み、志望校に合格できるようにするための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者

エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
大学入試の英語はなぜ難しい?難しさの正体
大学入試の英語が難しく感じる理由には、次のようなものがあります。
大学入試の英語はなぜ難しい?
理由1:学校英語と入試英語のギャップ
大学入試の英語が難しいと感じるのは、学校の定期テストと入試には大きなギャップがあり、対策方法が大きく異なるからです。
範囲が短く区切られている定期テストでは、丸暗記や短期記憶でも乗り切れる問題も多く、「その場限りの理解」を目指すだけである程度の点数を取ることができます。
また、教科書で学習した文章がそのまま出題されることも多く、教科書の文章と、その和訳を丸暗記するだけでも点数を稼ぐことができます。
一方、入試や模試にはそもそも試験範囲というものが存在せず、その場で初めて読む初見問題を、短い制限時間の中で読み解いていくことになります。
そのようなテストでは丸暗記やその場限りの知識は通用せず、本質的な英語力が求められます。
学校の定期テストと入試では、そもそも求められる力が異なります。
理由2:語彙量・長文量とスピードが一気に増える
大学入試の英語が難しいと感じるのは、求められる語彙の量と、読まなければならない文章量が一気に増えるためです。
特に近年の英語の大学入試では、大量の英文を読んで情報を処理する力が必要になります。
共通テスト(旧センター試験)の英語を例にとると、その変化の大きさがわかります。
▼この表は横にスクロールできます。
| 項目 | センター試験(旧) | 共通テスト(現行) |
|---|---|---|
| 配点 (リーディング:リスニング) |
4:1 | 1:1 |
| 出題形式 (リーディング) |
発音・文法・読解が混在 | 全問が読解・資料問題 |
| 総単語数の目安 (リーディング) |
約4200語 | 約5600語 |
| 試験時間 (リーディング) |
80分 | 80分 |
語彙も長文の量も一段上がるため、学校英語の感覚のままでは時間が足りなくなってしまいます。
理由3:単語が分かっても文の意味が取れない|英文解釈の壁
大学入試の英語が難しいと感じるのは、英単語や英文法を理解していてたとしても、文の意味を取れないことが原因であるケースが多いです。
文法学習を中心に行う学校英語と比べて、入試では長文読解の力が求められます。
この間のギャップを埋めることができなければ、入試で点数を取ることができません。
英単語や英文法の知識と、長文読解をする力の間を結ぶのが「英文解釈」です。
英文解釈で一文一文を正しく読み取る力を鍛えることで、分量の多い長文を速く正確に読み解いていく力を身につけていくことができます。
「難しい」を「解ける」に変える入試英語の攻略法
「難しい」を「解ける」に変える入試英語の攻略法
攻略法1:まず難しさの原因を見極める
大学入試の問題を解けるようにするためには、まずは「難しい」と感じてしまっている原因を見極めることが重要です。
何につまずいているのかがわからなければ、何をすれば良いのかがわからないからです。
つまずきの分析には模試がおすすめです。
大学入試の出題形式とおなじ形式の模試を受けて、その結果を分析することで、どこで「難しい」と感じてしまっているのかを知ることができます。
まずは自分の課題を分析することが最初の一歩になります。
▼あわせて読みたい
>>模試の復習のやり方・ノートの作り方は?模試の最強活用法8つのポイント
攻略法2:語彙と文法の「穴」を先に埋める
模試を受けてみて、語彙や文法に課題を発見した場合は、最優先で復習に取り組みます。
語彙と文法は、英語学習の土台になる部分だからです。
語彙と文法が固まるまでは、どれだけ多くの英文を読んでも長文読解の力は伸びません。
入試問題自体は長文読解問題が中心になるとしても、まずは英単語と英文法をしっかりと定着させることが大切です。
▼あわせて読みたい
>>英単語の覚え方!高校生におすすめの効率的な暗記法&単語帳
攻略法3:英文解釈で「一文を正確に読む」力を固める
語彙や文法といった土台部分が定着しているようであれば、長文読解の演習に進む前に、英文解釈の勉強に取り組みます。
英文解釈で一文一文を正確に読めるようにならなければ、長い文章全体を正確に読解することができないからです。
入試本番では大量の英文を素早く読めるようになる必要がありますが、速く読むことよりも、まずは時間をかけてでも正確に読み取れるようにするべきです。
時間をかけても正確に読み取れないようであれば、速く正確に読み取ることは絶対にできないからです。
焦らずに、まずは正確性を鍛えていくことが大切です。
攻略法4:長文・過去問で「速く正確に」を入試レベルへ引き上げる
英文解釈の勉強が進んできたら、長文読解問題や過去問に取り組んで、速さと正確性を入試レベルに引き上げていきます。
長文読解では、ただ速く読もうとしても読み方が雑になるだけです。
速く読めるようにするためには、精読や音読を繰り返して、正確に読むためのプロセスを速く処理できるようにトレーニングしていく必要があります。
あくまでも正確に読み取る力を伸ばしていくことで、結果的に読むことが速くなっていくのを目指すべきです。
ここを勘違いしてしまうと、ただ雑に読むだけの長文読解になってしまいます。
独学では不安な場合の選択肢
高校生が英語の勉強に取り組むのであれば、次のようなものを活用することをおすすめします。
高校生の英語学習に活用できるもの
つまずく場所を見極めて指導してほしい→塾・予備校
つまずいてしまっている場所を講師に見極めてもらい、一つひとつ指導してほしい場合は、塾や予備校がおすすめです。
塾や予備校であれば、子どもの弱点を分析してもらいながら、適切な対策に取り組むことができるからです。
塾は勉強を教えてもらえることだけでなく、学習習慣を身につけるための環境が整っていることも大きなメリットです。
高校生向けの英語塾・予備校については、『高校生におすすめの英語塾8選|大学受験・英検対策まで徹底比較』で詳しく解説しています。
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高校生におすすめの英語塾8選|大学受験・英検対策まで徹底比較
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自宅でコストを抑え、解説の手厚い教材で繰り返したい→通信教育・映像授業
コストを安く抑えながら自宅で取り組みたい場合には、通信教育教材や映像授業がおすすめです。
通信教育や映像授業であれば解説が手厚く、一人でもつまずかずに取り組むことができるからです。
最近の通信教育教材はAI等を活用して、効率的に苦手対策ができるものも増えてきています。
高校生向けの通信教育教材・映像授業については、『高校生におすすめの英語通信教育6選|大学受験につながる選び方を解説』で詳しく解説しています。
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高校生におすすめの英語通信教育6選|大学受験につながる選び方を解説
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大学入試の英語が難しいときのよくある質問
ここからは、大学入試の英語が難しいときのよくある質問にお答えしていきます。
大学入試の英語が難しいときのよくある質問
質問1:大学や学部によって、英語の難しさは違いますか?
大きく違います。
難関大の個別試験や国公立二次は語彙も長文量も一段上がり、私立大学は方式によって傾向もさまざまです。
まずは志望校の過去問で、「自分の受ける英語がどれくらい難しいか」を把握することが、対策の出発点になります。
質問2:英語が難しいと気づいたのが高3です。今からでも間に合いますか?
残り時間と志望校次第ですが、原因を絞れば間に合わせることができます。
全範囲を一律に取り組むのではなく、つまずいている箇所と頻出テーマに優先順位をつけるのが近道です。
効率を追い求めながら、努力量を圧倒的に増やすことがポイントになります。
まとめ
それでは、大学入試の英語がなぜ難しいのか、その原因と攻略法についての解説をまとめます。
結論
大学入試の英語が難しいのは、子どもの努力不足ではなく、学校英語と入試英語の間に大きなギャップがあるためです。
何が難しいのかを切り分け、語彙・解釈・演習量の穴を順に埋めていけば、入試英語は十分に攻略できます。
大学入試の英語はなぜ難しい?難しさの正体
「難しい」を「解ける」に変える入試英語の攻略法
独学では不安な場合の選択肢
大学入試の英語が難しいときのよくある質問
今回の記事が、お子様が正しい方法で英語の大学受験対策に取り組み、志望校合格へ近づくためのきっかけになればとてもうれしいです。
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