こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
塾に通わせることを検討しているときに、体験授業を希望される保護者の方は多いです。
しかし、いざ塾の体験授業を受けるとなると、いろいろと疑問が出てくるのではないでしょうか。
結論
子どもを塾に通わせることを検討しているのであれば、体験授業は必ず受けるべきです。
体験授業を通して子どもに合った塾を選ぶことができると、学力を大きく伸ばしていくことができます。
今回は、塾の体験授業について解説します。
最後まで読んでいただき、塾の体験授業を通してお子様にピッタリの塾を選び、成績を大きく伸ばしていくための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者

エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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塾の体験授業の目的や内容は?
まずは、塾の体験授業の目的や内容を解説します。
塾の体験授業の目的や内容
塾の体験授業を受ける目的
塾の体験授業は、その塾が子どもに合っているかどうかを判断するために受けます。
ホームページの情報や口コミだけでは、実際のところはわからないからです。
年間に何十万円も支払って受ける授業ですので、実際の授業を事前に受けてみて、授業料を支払っても良いかどうかを判断すべきです。
実際に授業を受けてみると、見聞きした情報だけではわからないリアルな感触を知ることができます。
塾の体験授業の内容
塾の体験授業の内容は、入塾後に実際に受ける授業の内容とほぼ同じであることが多いです。
1日だけ体験できる場合や、複数の教科を体験できる場合、数週間といった長期間に渡って体験できる場合など、塾や時期によって体験できる授業が異なります。
塾によっては、体験授業で学力テストを行ったり、相性の良い講師を担当に当てられるよう、性格診断テストを行ったりする場合もあります。
詳細は塾によって異なりますが、基本的には入塾後に実際に受ける授業を体験できると思っていて問題ありません。
塾の体験授業は無料であることが多い
塾の体験授業は、無料で参加できる場合が多いです。
稀に、体験授業が有料である場合もありますが、その場合であっても金額は数百円~数千円であることが多いです。
基本的には「無料」と考えて問題ありません。
塾の体験授業を受けるメリット
塾の体験授業を受けるメリットは、主に次の3つです。
塾の体験授業を受けるメリット
メリット1:無料で実際の授業を受けることができる
塾の体験授業を受けるメリットは、無料で実際の授業を受けることができる点です。
本来であれば数千円から数万円する授業を無料で受けることができるのは、大きなメリットです。
また、実際の授業を受けてみると、入塾後のイメージもつかみやすくなります。
実際に授業を受けてみて子どもに合わないようであれば、入塾を見送ることもできます。
入塾前に無料でリアルな授業を受けられることが、体験授業のメリットです。
メリット2:勉強や受験についてのプロのアドバイスを聞ける
塾の体験授業を受けるメリットは、勉強や受験について、プロのアドバイスを受けることができる点です。
体験授業後に、「授業後面談」を受けることができるからです。
授業後面談では、授業中の子どもの様子が報告されるだけでなく、現状の課題やこれから取り組むべきこと、受験に向けての戦略なども聞くことができます。
現在困っていることを相談すると、それについてもアドバイスをもらうことができます。
現状の課題分析をしてもらえることも、体験授業のメリットです。
メリット3:最新の資料やデータをもらえる
塾の体験授業を受けるメリットは、最新の資料やデータをもらうことができる点です。
塾には、受験や勉強に関する最新のデータが集まっているからです。
アドバイスをもらう中で、その塾の学習・受験に対するサポート体制や、指導の質を見ることもできるので、子どもを安心して預けられそうかどうかの判断をすることもできます。
塾の体験授業のデメリット
塾の体験授業のデメリットは、主に次の2つです。
塾の体験授業のデメリット
デメリット1:体験授業だけで成績が上がるわけではない
塾の体験授業を受けるだけでは成績は上がりません。
勉強は、継続して取り組むことで成果が出るからです。
成績を上げる目的で体験授業に申し込むと、期待した効果は得られません。
デメリット2:体験授業だけでは塾の一部分しか見られない
塾の体験授業のデメリットは、体験授業だけで塾のすべてを見ることはできない点です。
塾は、体験授業では「良い部分」を見てもらおうとするからです。
体験授業では塾の「良い部分」だけが見えやすくなっていて、「悪い部分」は見逃しやすくなっています。
受け身で体験授業を受けるのではなく、確認すべきことを事前に決めておき、積極的に塾をチェックしていけると良いです。
塾の体験授業で確認すべきこと
塾の体験授業では、次のようなことを確認できると良いです。
チェック1:塾の雰囲気
塾の体験授業では、塾の雰囲気を確認することが一番重要です。
子どもが前向きな気持ちで塾に通うことができれば、勉強を頑張ることができるからです。
塾に楽しく通えそうか、前向きに勉強に取り組めそうか、子どもに合っていそうか、雰囲気を肌で感じてこられると良いです。
チェック2:授業の内容や進め方
塾の体験授業では、授業の進め方が子どもに合っているかどうかを確認することが大切です。
子どもに合ったスタイルの授業を受けることができると、効率的に成績を伸ばすことができるからです。
塾や教室、講師によって授業スタイルが異なるので、子どもに合っているかどうかを見極める必要があります。
授業スタイルの例
- 演習中心
- 解説中心
- 対話型授業
- 宿題の解説が丁寧
- 受験対策中心
- 小テストが多い
- 映像授業
体験授業を受けることで、授業のスタイルが子どもに合っているかどうかや、成績を伸ばせそうかどうかを判断することができます。
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チェック3:授業のわかりやすさや講師の印象
塾の体験授業では、授業のわかりやすさや講師の印象をチェックすることも重要です。
子どもと相性の良い講師の授業を受けることができると、成績が伸びやすいからです。
授業がわかりやすいことは最低条件として、講師と子どもの相性までチェックできると良いです。
チェック4:宿題の量と内容
塾の体験授業では、宿題の量と内容もチェックすべきです。
成績を伸ばすためには、授業を受けて学習内容を「わかる」ようにするだけでなく、自分で問題を解いて、「できる」ようにする必要があるからです。
塾の勉強は、「授業+宿題」でセットです。
宿題の量と内容が適切かどうか、チェックできると良いです。
チェック5:学習環境
塾の体験授業では、塾の学習環境も確認できると良いです。
集中して勉強するためには、学習環境がとても大切だからです。
特に、自習室は要チェックです。
多くの生徒が自習室で集中して勉強している状態が理想です。
頑張って勉強に取り組んでいる仲間やライバルが周りにたくさんいると、モチベーション高く勉強に取り組むことができます。
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>>【元塾教室長の本音】自習室目当てで塾に通うのはアリか
チェック6:通塾経路の様子
塾の体験授業を受けに行くときは、通塾経路の様子もチェックしておけると良いです。
塾の帰りは、遅い時間になる場合が多いからです。
暗い場所や治安の悪い場所はないか、事前にチェックしておくと安心です。
通学経路に関しては、保護者の方が送迎をする場合はそれほど注意すべき点ではないかもしれませんが、特に受験期は毎日のように塾に通うことになるので、送迎の手間も考慮に入れる必要があります。
いずれにしても、子どもが安全に通塾できるよう、事前に通塾経路の様子はチェックしておくべきです。
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体験授業前の準備が大事
体験授業を受ける前に、次のようなことを準備・確認しておけると良いです。
準備1:事前に塾をリサーチしておく
塾の体験授業を受ける前に、近所にあるいろいろな塾をしっかりとリサーチしておくことが大切です。
事前に近所の塾をリサーチしておくことで、体験授業を受ける塾を絞り込み、塾選びを効率化することができるからです。
近所にあるすべての塾に体験授業を受けに行くのは、体力的にも時間的にも無理です。
体験授業を受ける塾は、2件か3件程度にすることをおすすめします。
体力的な負担や時間的な負担を考えて、最大でも4件までとしたほうが良いです。
近所の塾を事前にリサーチして、体験授業を受ける塾を厳選しておくと良いです。
地域を絞って塾を比較しているサイトもあるため、参考にすると良いでしょう。
▼地域を絞った塾比較記事があるサイト
Nobista
準備2:持ち物や服装をチェックする
塾の体験授業を受ける前に、持ち物や服装をチェックしておくと良いです。
当日の持ち物や服装については、体験授業の申込みの際に塾から指定される場合が多いです。
特に指定されていない場合は、筆記用具とノートを持っていきます。
プリントが配られることも多いので、クリアファイルも用意しておくと良いです(なくても問題ありません)。
服装は普段着で大丈夫です。
制服でも問題ありません。
当日の持ち物・服装
- 筆記用具
- ノート
- クリアファイル(なくても良い)
- 普段着、または制服
準備3:親も参加するか決めておく
塾の体験授業を受ける前に、保護者の方も授業の見学をするかどうか、決めておくと良いです。
体験授業の申し込みをする時に、保護者も参加したい旨伝えておくと、案内がスムーズだからです。
一般的には、保護者の方は体験授業に参加しないことが多いです。
一方で、子どもが小学校低学年の場合、体験授業の見学を希望する保護者の方が多いです。
準備4:複数の塾を比較検討する
体験授業は、最低でも2件以上受けることをおすすめします。
複数の塾の体験授業を受けてみなければ、比較検討することができないからです。
たとえ評判や口コミで「ここだ」と感じる塾があったとしても、複数の塾で体験授業を受けて比較検討すべきです。
塾選びで迷ったら体験授業を受けておきたい学習塾
塾選びで迷ったときは、次のような学習塾の体験授業を受けてみるのがおすすめです。
塾選びで迷ったら体験授業を受けておきたい学習塾
おすすめ1:森塾
塾選びで迷ったときには、個別指導塾『森塾』がおすすめです。
森塾では、リーズナブルな料金で定期テスト対策や学校の勉強対策に取り組めるからです。
先生1人に生徒2人までの少人数制の個別指導塾なので、問題を解くだけの授業にならずに、しっかりと解説や指導をお願いすることができます。
1科目+20点の成績保証制度があるので、安心して利用できます。
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おすすめ2:明光義塾
塾選びで迷ったときには、個別指導塾『明光義塾』がおすすめです。
明光義塾では、10段階学習法で、子どもの現状の成績に応じた、最適な指導を受けることができるからです。
授業では、学習内容を子どもが自分の言葉で説明するので、しっかりと理解できているかどうかを確認しながら学習を進めることができます。
教室が多く、家の近くにあることも多いので、便利に利用することができます。
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おすすめ3:個別教室のトライ
塾選びで迷ったときには、『個別教室のトライ』がおすすめです。
個別教室のトライでは、完全マンツーマン授業で苦手対策に取り組むことができるからです。
専任講師と教育プランナーが、一人ひとりに合わせたカリキュラムを作るので、現状の学力に合った授業計画を立ててもらうことができます。
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おすすめ4:オンライン家庭教師ガンバ
塾選びで迷ったときには、オンライン家庭教師『ガンバ』がおすすめです。
オンライン家庭教師ガンバでは、勉強の仕方やノートの取り方から、丁寧に指導してもらえるからです。
1週間の授業回数が多いほうがお得になる料金システムになっているため、週2コマや週3コマのマンツーマン授業を、料金を安く抑えて利用することができます。
予習復習計画帳を使って講師といっしょに学習計画を立てながら取り組むので、計画的に勉強に取り組む練習をすることもできます。
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オンライン家庭教師ガンバについては、『オンライン家庭教師ガンバは勉強が苦手な子どもの味方!料金・口コミは?』で詳しく解説しています。
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おすすめ5:個別指導塾WAM
塾選びで迷ったときには、『個別指導塾WAM』がおすすめです。
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勉強の仕方から丁寧に指導してもらえるうえに、自習のサポートも手厚いため、自分で勉強できる力を身につけていくことができます。
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塾の体験授業を受けるときの手順
ここからは、塾の体験授業から入塾までの手順を解説していきます。
塾のよって細かい手順が異なりますが、だいたい次のような手順になることが多いです。
手順1:予約
まずは体験授業の予約をします。
予約方法はいろいろありますが、Webサイトからの予約が一番おすすめです。
Webサイトからの予約が一番手軽で簡単だからです。
実際のところ、体験授業の予約はWebサイトからでも電話でもメールでも大丈夫ですので、一番良さそうなものを選ぶと良いです。
手順2:事前カウンセリング
体験授業を受ける前に、事前カウンセリングがあることが多いです。
体験授業の予約の際に電話口でカウンセリングされることもありますし、面談という形で塾でカウンセリングされることもあります。
カウンセリングの目的は、子どもに合った体験授業を選択することにあります。
主には、次のようなことを聞かれることが多いです。
事前カウンセリングの内容
- 受けたい体験授業の教科
- 得意教科・不得意教科
- 学校の成績(定期テストの点数や通知表の評定等)
- 部活や習い事の曜日や時間
- 目標・志望校
- 体験授業を受けようと思ったきっかけ
- 勉強面で困っていること・悩んでいること
手順3:体験授業を受ける
実際に体験授業を受けに行きます。
指定された時間に校舎へ行くと、塾のスタッフが案内してくれます。
入室から退室まで、すべて塾のスタッフが案内してくれるはずです。
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>>【元塾教室長より】初めての塾で緊張しているあなたを励まします
手順4:授業後面談
体験授業後、または後日に、授業後面談がある場合が多いです(ない場合もあります)。
体験授業後の面談では、主に次のようなことが話されます。
体験授業後の面談の内容
- 授業中の子どもの様子の報告
- 子どもの学習課題の確認
- 学習アドバイス
- 体験授業の感想の確認
- (希望すれば)塾についての説明
入塾を希望する場合は、そのまま入塾手続きを行うこともできます。
念の為、印鑑とスマートフォンを持っていくと良いです(デジタルの書類で入学手続きをする塾の場合、QRコードを読み取ることができるスマートフォンが必要になる場合があります)。
手順5:入塾希望の連絡
体験授業後の面談がない場合、または、体験授業後の面談で入塾の判断を保留した場合、入塾を希望するかどうかの連絡をします。
電話で連絡をするのが一般的です。
塾側から確認の電話がかかってくる場合もあります。
入塾を希望する場合は、入塾の意思を伝えると、今後の手続きの流れを説明してもらえます。
入塾希望の電話例
先日体験授業でお世話になりました、中2の〇〇〇〇(生徒氏名)の保護者です。
先日は体験授業を受けさせていただきありがとうございました。
子どもが、とてもわかりやすかったと言っていました。
入塾したいのですが、手続きはどのようにすればよろしいでしょうか。
塾の体験授業を受けた後の断り方
塾の体験授業後の入塾の断りの連絡は義務ではありません。
私が塾の教室長をしていたときも、入塾の断りの連絡がないことも多かったです。
一方で、基本的には断りの連絡は入れたほうが良いです。
理由は主に2つあります。
体験授業後の断りの連絡をすべき理由
- 今後勧誘を受けないようにするため
- 今後入塾を再検討する可能性もあるため
塾の体験授業後に入塾を断るときのポイントは、主に次の2つです。
入塾を断るときのポイント
- 入塾しない理由はキッパリと話す
- 連絡は電話がおすすめ
体験授業後の入塾の断り方については、『【例文付き】無料体験授業後の入塾の断り方【元塾教室長が解説!】』で詳しく解説しています。
まとめ
それでは、塾の体験授業についての解説をまとめます。
結論
子どもを塾に通わせることを検討しているのであれば、体験授業は必ず受けるべきです。
体験授業を通して子どもに合った塾を選ぶことができると、学力を大きく伸ばしていくことができます。
塾の体験授業の目的や内容を解説しました。
塾の体験授業の目的や内容
塾の体験授業を受けるメリットは、主に次の3つです。
塾の体験授業を受けるメリット
塾の体験授業のデメリットは、主に次の2つです。
塾の体験授業のデメリット
塾の体験授業では、次のようなことを確認できると良いです。
体験授業を受ける前に、次のようなことを準備・確認しておけると良いです。
塾選びで迷ったときは、次のような学習塾の体験授業を受けてみるのがおすすめです。
塾選びで迷ったら体験授業を受けておきたい学習塾
塾の体験授業から入塾までの手順を解説しました。
今回の記事が、塾の体験授業を通してお子様にピッタリの塾を選び、成績を大きく伸ばしていくきっかけになればとてもうれしいです。
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