こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
子どもが英検に落ちてしまい、落ち込んでしまっています。何をしてあげれば良いでしょうか。
うちの子はまた英検に落ちてしまいました。次も挑戦させるべきでしょうか。
どんな試験であっても、不合格になれば落ち込みます。
「子どもが英検に落ちてしまった。」と、相談に来られる保護者の方も多いです。
結論
英検に落ちても全然問題ない!
むしろ飛躍のチャンスなので、落ちた経験を上手に活用すべきです。
今回は、子どもが英検に落ちてしまったらどうすべきかについて解説します。
保護者向けに記事を書きますが、実際に英検に落ちてしまったという人に読んでいただいても参考にしていただけます。
私は以前、塾講師の仕事をしていました。
集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営の仕事をしていた時期もあります。
かれこれ20年以上、塾業界で働きました。
これまでの経験を基にお話します。
最後まで読んでいただき、お子様が次の英検に向かって前向きに挑戦できるようにするための参考としていただければとてもうれしいです。
英検に落ちても問題ない理由
英検は、落ちても全然問題ありません。
理由は主に3つあります。
英検に落ちても問題ない理由
一つひとつ解説します。
理由1 英検が全てではない
まず、英検に落ちたら人生が終わるわけではありません。
英検は、日々の生活の中の1つの挑戦に過ぎません。
ただの通過点です。
日々生きていれば、上手くいくこともあるし、上手くいかないこともあります。
1つの通過点で上手くいかなかった程度でクヨクヨする必要はありません。
確かに大事なタイミングもある
たとえば、中3の秋の英検の合否は、タイミング的に非常に大切な試験です。
高校受験に活用できるギリギリのタイミングだからです。
大事なタイミングの英検で落ちてしまうと、ショックはさらに大きいかもしれません。
もう一度言いますが、英検がすべてではありません。
入試で英検を利用できないのであれば、漢検や数検、入試本番の点数で勝負すれば良いのです。
たとえ第一志望校に合格できなかったとしても、それで人生が終わるわけではありません。
逆に、第一志望校に合格すれば、それで人生すべて上手くいくわけではありません。
すべて通過点です。
その先でどうするかのほうが大切です。
理由2 英検は何度でも挑戦できる
英検は何度でも挑戦することができます。
従来型の英検であれば、年間で最大3回受験することができます。
コンピューター形式の英検S-CBTであれば、年間で最大6回受験することができます。
従来型の英検と英検S-CBTを組み合わせれば、年間で最大9回も受験することができます。
がむしゃらに受験しても意味がありませんが、いつでも再挑戦できることも事実です。
確かにお金はかかる
英検の受験料はタダではありませんので、何度も挑戦すれば当然お金はかかってしまいます。
確かに英検の受験料は上がってきていますが、受験することのメリットを考えれば格安と言えます。
コストパフォーマンスは非常に高いです。
理由3 失敗は成功の母である
失敗は、上手に活用すれば大きな成功につなげることができます。
失敗は成功の母なのです。
落ちたという事実は冷静に受け止め、次に成功するための糧としましょう。
成功するまで挑戦し続ければ、必ず成功します。
英検に落ちたあとにやるべきこと
英検に落ちても全然問題ありませんが、落ちた事実を活用しなければただの「落ち損」になってしまいます。
英検に落ちたあとに何をするかが大切です。
英検に落ちたあとにやるべきことは、主に次の5つです。
落ちたあとにやるべきこと
一つひとつ解説します。
やること1 挑戦したことを称える
まずは、英検を受験したことを称賛してください。
称賛することが一番大切です。
逃げずに試験に挑戦したのです。
それは本人が思っている以上に素敵なことです。
失敗をしない一番の方法は、挑戦しないことです。
しかし、挑戦しなければ成長することはありません。
失敗するリスクを背負いながら、成長のために挑戦したのですから、英検に挑戦したことを称えてあげてください。
やること2 結果の分析
英検に落ちたら落ちっぱなしにするのではなく、結果の分析を行います。
結果を分析して英検に落ちた原因を知ることができれば、次の試験に向けての対策を立てることができるからです。


このような感じです。
英検の成績表は分析しやすい
英検の合否結果には、分析しやすい「一次試験個人成績表」がついています。
成績表には、「リーディング」「リスニング」「ライティング」の各セクションごとのスコアが記載されています。
合格者の平均点や全受験者の平均点と自分のスコアを比較することができるので、今回自分に何が足りなかったかを知ることができます。
また、大問ごとの正解数や学習アドバイスも載っているので、結果分析にはとても親切な作りになっています。
二次試験のスピーキングについても、「二次試験個人成績表」という、細かく分析された成績表が送られてきます。
活用しましょう。
やること3 目標を立てる
結果を分析できたら、目標を立てます。
目標には、具体的な数字を入れるとより良いです。
たとえば、次のような目標を考えてみると良いでしょう。
英検目標例
- 次はいつ受験するか
- セクションごとの目標スコア
- 目標総合スコア
- 苦手な大問の目標正解数
目標は具体的であればあるほどやる気が出ますし、今やるべきことが見えてきます。
やること4 正しい学習方法を知る
英検に限らず、正しい勉強方法を知ることはとても大切です。
間違った勉強方法で対策をしてしまうと非効率的になってしまい、時間をかけたわりに結果に結びつかないからです。
普段の学校の勉強を頑張ることが一番の英検対策ですが、それ以外にも取り組むべき対策があります。
学校の勉強以外の英検対策
- 単語暗記
- 長文読解対策
- ライティング対策
- リスニング対策
- 過去問演習
- 二次試験対策(スピーキング)
詳しくは、『中学生・高校生が英検に必ず合格するための勉強方法』という記事で解説しています。
ぜひ、そちらも参考にしてください。
やること5 学習計画を作る
目標を立てて、正しい学習方法を知ることができたら、続いて具体的な学習計画を作ります。
学習計画を作らなければ、なかなか勉強に取りかかれないからです。
学習計画は、できる限り具体的に考えたほうが勉強に取り組みやすいです。
学習計画は具体的に
- 何を使って
- どこからどこまでを
- いつまでに終わらせる
学習計画例
- 英単語アプリを1日20分取り組む
- 英文法の問題集1冊を5月15日までに終わらせる
- 過去問6回分を、5月1日~5月25日に取り組む
塾や英会話スクールを利用する
学習計画を立てるには、時間と知識が必要になります。
ご家庭だけで学習計画を立てるのが難しい場合は、塾や英会話スクールを利用することも検討すると良いでしょう。
費用はかかりますが、英検合格のためにトータルで面倒を見てもらえます。
英検特化の英会話スクール『ENC/GNA』
ENC/GNAは英検合格対策に特化したオンライン英会話スクールです。
英会話スクールですが、英検の「リーディング」「リスニング」「ライティング」「スピーキング」の4つのセクションをすべて対策してもらえます。
オンラインなので、料金も安く抑えられていて、スケジュールも自由に組むことができます。
英検を総合的に対策をしてもらいたいという子どもに特におすすめです。
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資格取得を得意とする英会話スクール『わたしの学校』
わたしの学校は、英検・TOEICなどの資格取得を得意とするオンライン英会話スクールです。
わたしの学校の講師は、日本人講師や、日本語が話せるネイティブ講師です。
オールイングリッシュのレッスンではなかなかできない、細かな質問をすることができます。
また、多くの講師の中から検索をして、自分にピッタリ合う講師を選ぶことができるのも特徴的です。
多彩な講師から選ぶことができるので、希望に合う講師を見つけることができますが、逆に選択肢が多すぎて迷ってしまうかもしれません。
講師検索は入学前でもできますので、まずは公式サイトで講師検索を試してみると良いでしょう。
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まとめ
それでは、子どもが英検に落ちてしまったらどうすべきかについての解説をまとめます。
結論
英検に落ちても全然問題ない!
むしろ飛躍のチャンスなので、落ちた経験を上手に活用すべきです。
英検に落ちても全然問題ない理由は、主に3つあります。
英検に落ちても問題ない理由
- 英検が全てではない
- 英検は何度でも挑戦できる
- 失敗は成功の母である
英検に落ちたあとにやるべきことは、主に次の5つです。
落ちたあとにやるべきこと
- 挑戦したことを称える
- 結果の分析
- 目標を立てる
- 正しい学習方法を知る
- 学習計画を作る
失敗するリスクを背負いながら、逃げずに英検に挑戦したことを称賛してください。
そして、次の挑戦に向けて新たなスタートを切ってください。
今回の記事が、お子様が次の英検に向かって前向きに挑戦するきっかけとなればとてもうれしいです。