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小学校の英語の対策におすすめの参考書【元塾教室長が紹介!】

2023年3月2日

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小学校 英語 授業

こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

 

小学校で英語の授業があるので、対策のために参考書やドリルを買おうと思っています。おすすめはありますか?

小学5年生から英語の授業が難しくなると聞いたので、家で問題集を解いて練習させたいです。おすすめの問題集はありますか?

 

小学校から英語を学びはじめるようになり、どのように対策すべきかと心配されている保護者の方は多いです。

参考書や問題集を買って、対策をしようと考えられている保護者の方も多いです。

結論

小学校の英語で良い成績を取るためであれば、教科書だけで十分です。

それ以上の勉強をするのであれば、英単語ドリルと英文法の参考書がおすすめです。

 

今回は、おすすめの小学生向けの英語の参考書や問題集を紹介します。

私は以前、塾講師の仕事をしていました。

集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営の仕事をしていた時期もあります。

かれこれ20年以上、塾業界で働きました。

これまでの経験を基にお話します。

最後まで読んでいただき、お子様の英語の力をしっかりと育てるための参考としていただければとてもうれしいです。

成績対策なら教科書が最強

教科書

学校の英語で良い成績を取りたいということであれば、学校の教科書を使っての対策が最強です。

理由は2つあります。

 

一つひとつ解説します。

理由1 授業態度が評価される

集団授業

授業に積極的に参加できていると、小学校の英語の成績は良くなります

ペーパーテスト等の知識に対する評価よりも、英語を使ってコミュニケーションを取ろうとする態度のほうが評価されるからです。

ですので、教科書の内容を予習しておき、授業中のアクティビティにしっかりと参加できれば、学校では良い成績が取れます。

理由2 動画や音声で学習できる

動画 音声

紙の教科書であっても動画や音声を利用して予習・復習ができるので、スムーズに学習に取り組むことができます

教科書にはQRコードがついていて、それをスマートフォンやタブレットで読み込むと、音声や動画を再生することができます。

小学校では「読む」「書く」の勉強にはあまり取り組まないため、教科書の文字だけで学習するのはハードルが高いです。

その点、音声や動画を利用できるのは非常に便利です。

小学校の英語の授業に足りない学習

勉強不足

学校の授業で良い成績を取っていても、実は英語の力があまり育っていないことが多いです。

小学校の英語教育には足りないものもあるからです。

足りない部分を参考書や問題集を利用して対策をすれば、もっと英語の力を育てることができます。

小学校の英語教育に足りない学習は、主に次の3点です。

 

一つひとつ簡単に解説します。

足りない学習1 「読む」「書く」

書く 書き取り

小学校の英語の授業では、英語4技能のうちの「聞く」「話す」が重視されます。

そのため、残りの「読む」「書く」の2つが不足してしまいます

 

英語4技能とは、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの力のことです。

 

そのため、学校の英語の授業を受けるだけでは、「読む」「書く」の力が育ちません。

ところが、中学校に上がると、「読む」「書く」の力が評価の大半を占めることになります。

そのため、中学生になった途端に英語が苦手になってしまう子どもは多いです。

足りない学習2 英単語

英単語 暗記

小学校の英語の授業では、英単語をリズムに合わせて発音したり、教科書に書いてあるものをなぞったりして覚えます。

英単語に取り組む時間も非常に短く、覚えきるのはまず無理です。

また、「聞く」「話す」を中心に英単語を学習するため、「音」として覚えられたとしても、「文字」としては覚えられません。

英単語を「書いて」覚える学習が圧倒的に足りていません

小学校の英語で習う英単語は600~700語と言われていてかなり多いうえに、中学校ではある程度英単語を覚えていることが前提で授業が進められます。

足りない学習3 英文法

文法

小学校の英語の授業は、いわゆる英文法を学ぶ授業ではありません。

ある場面や状況を設定して、その場面において、英語ではどのように表現できるかを学んでいきます。

英文法に関する詳しい解説はありません

ですが、中学校の教科書は、小学校である程度の文法を学習してきたことが前提で書かれています。

参考書・問題集を選ぶときのポイント

ポイント

ここまで解説してきた通り、学校の授業の対策であれば教科書を利用するのが良いです。

学校の英語の授業に足りない部分を補うのであれば、英単語や英文法を読んだり書いたりして学べるものを利用するのが良いです。

小学生の参考書・問題集を選ぶときのポイントは、次の3点です。

参考書・問題集選びのポイント

 

 

一つひとつ簡単に解説します。

ポイント1 楽しい!

楽しい

小学生が取り組むものであれば、楽しいことが一番のポイントです。

文字ばかりがぎっしり書かれているような参考書では、小学生は取り組めません。

そもそも取り組めなければ、参考書を買っても意味がありません。

パッと開いて「楽しそう!」と思えるものを選んでください。

図やイラストやマンガがふんだんに書かれているものが良いです。

キャラクターものもおすすめです。

好きなキャラクターが書かれている参考書や問題集があれば、それだけで選んでしまっても良いでしょう(一応内容も確認したほうが良いです)。

ポイント2 書き込める

書き込み ドリル

問題集やドリルを購入するのであれば、直接書き込めるものが良いです。

問題集は書き込まずに、何度も繰り返し解いたほうが本当は効果があります。

しかし、小学生にはそのような使い方は難しいので、直接書き込めるものが良いです。

英単語も英文法も、キッチリと完璧に習得する必要はまだありません。

とりあえず問題集を1周解くことができれば、対策としては十分です。

ポイント3 読み方が書いてある

カタカナ

読み方がわかるようになっている問題集を選んでください

英語は日本語とは違って、文字と読み方が一致しません。

日本語は「あ」と書かれていれば「あ」と読みますが、英語は「A」と書かれていても「エイ」とは読みません。

そのため、最初からアルファベットの文字情報しかない参考書やドリルは取り組みづらいです。

カタカナでも良いので、ある程度読み方がわかるようになっているものを選んでください。

または、QRコードを読み込んで音声が聞けるような参考書でも良いでしょう。

おすすめの参考書・問題集

おすすめ

ここまで解説したポイントを基に、おすすめの参考書・問題集を紹介します。

英単語対策

英文法対策

参考書・問題集のデメリット

デメリット

参考書や問題集は1冊1,000円程度で、費用が非常に安く済みます

一方で、保護者の負担がとても大きいというデメリットがあります

本を与えるだけでは子どもは取り組めないため、保護者が手厚くサポートしてあげる必要があるからです。

具体的には、次のようなことを子どもと一緒に取り組んでいく必要があります。

必要な保護者のサポート

  • ルール作り
    (何曜日の何時に取り組む等)
  • 目標設定
    (いつまでにどこまで取り組む等)
  • 進捗管理
    (予定通り進んでいるかチェック)
  • 目標修正
    (進捗度合いによって修正)

参考書・問題集以外の対策方法

その他

参考書や問題集での対策が上手くいかなかったり、保護者が手厚くサポートしてあげるのは難しかったりする場合は、他の対策方法を考える必要があります。

参考書や問題集以外の対策方法としては、次の3点があげられます。

参考書・問題集以外での英語対策

 

一つひとつ簡単に解説します。

対策1 学習塾

学習塾

小学校の英語の対策には、学習塾もおすすめです。

学習塾であれば、勉強面全体を手厚くサポートしてもらえるからです。

学習塾では、英単語や英文法を「読む」「書く」を中心に学習することができます。

1教科当たり、集団授業で月に6,000円程度以上、個別指導で月に10,000円前後以上の費用がかかってしまうのが大きなデメリットです。

既に塾に通っているようであれば、英語の教科を追加するという形にすると、費用を安く抑えることができることもあります。

▼あわせて読みたい
>>中学受験しない小学生に塾は必要か?お金と時間を無駄にしないための塾活用法!

 

大手学習塾の紹介

大手の学習塾をいくつか紹介します

近所にあるようであれば、まずは資料請求や体験授業などの問い合わせをしてみると良いです。

便宜上大手の塾を紹介しますが、大手の塾が良い塾とは限りません。

同じ名前の塾でも、教室によって雰囲気も質もまったく異なります。

地元の小さな塾も含めて情報を集めて、必ず体験授業を受けてから入塾を決めるようにしてください。

※料金は地域や校舎によっても異なります。詳細は必ず公式サイトを確認してください。

▼この表は横にスクロールできます。

塾名 公式サイト エリア 指導タイプ 料金 特徴 体験授業
森塾 【森塾】 関東
静岡
新潟
個別指導
週1回、月3回授業
税込み
  • 小学生:5,400円~
  • 中学生:10,800円~
  • 高校生:14,100円~
  • +20点の成績保証(中学生)
  • 自社開発の教材
  • 毎回の授業で理解度テスト
  • 定期テスト前の無料補講
  • 兄弟割引制度
▼最大1ヶ月無料の体験授業に申込む
【森塾】
個別指導塾WAYS 中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 関東
近畿
個別指導
1コマ120分
週1回税込み

約22,000円

  • 中高一貫校専門
  • 低料金で長時間指導
  • 宿題なし(塾内指導で完結)
▼120分の無料体験指導に申込む
中高一貫校専門 個別指導塾WAYS
個別教室のトライ 【個別教室のトライ】 日本全国 個別指導
1コマ120分
週1回税込み
  • 小学生:約23,000円
  • 中学生:約28,000円
  • 高校生:約34,000円
  • 双方向のダイアログ学習法
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  • 性格別学習法
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1時間あたり

1,530円~2,736円

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  • 教育心理学に基づいた"子"別アプローチ
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明光義塾 個別指導の明光義塾 日本全国 個別指導
週1回税込み
  • 小学生:約11,000円~
  • 中学生:約14,000円~
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スクールIE スクールIE 日本全国 個別指導
週1回税込み
  • 小学生:約15,000円~
  • 中学生:約16,000円~
  • 高校生:約18,000円~
  • 講師は完全担任制
  • 独自の学力診断テスト
  • 独自の個性診断テスト
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東京個別指導学院 東京個別指導学院 東京
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千葉
愛知
京都
大阪
兵庫
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個別指導
1コマ80分
週1回税込み
  • 小学生:約18,000円~
  • 中学生:約23,000円~
  • 高校生:約26,000円~
  • 担当講師を選べる
  • ベネッセグループ
  • コーチングスキルを備えた講師
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湘南ゼミナール 湘南ゼミナール 東京
神奈川
千葉
埼玉
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集団指導
税込み
  • 小学6年生(2教科):7,200円~
  • 中学3年生(5教科):24,000円~
  • 高校3年生(1講座):12,000円~
  • トップ校受験に強い
  • 横浜翠嵐Vコース開講中
▼無料
>>体験授業に申込む
臨海セミナー 臨海セミナー 東京
神奈川
千葉
埼玉
大阪
集団指導
税込み
  • 小学6年生(2教科):13,200円~
  • 中学3年生(3教科):22,330円~
  • 高校3年生(1講座):9,900円
  • 地域密着型
  • 難関校合格実績が高い
▼無料
>>体験授業に申込む
栄光ゼミナール 栄光ゼミナール 東京
神奈川
千葉
埼玉
茨城
栃木
宮城
京都
集団指導 教室によって異なる
  • 少人数クラス
  • 家庭学習マネジメント
  • 一人ひとりに生徒カルテ
▼無料
>>体験授業に申込む
Z会進学教室 Z会進学教室 東京
神奈川
埼玉
大阪
兵庫
京都
奈良
静岡
宮城
集団指導 コースによって異なる
  • 難関校受験に強い
  • 少人数制
  • 書くことを重視
▼無料
>>体験授業に申込む

 

 

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対策2 タブレット学習教材

タブレット教材

小学校の英語の対策には、タブレット学習教材もおすすめです。

タブレット教材であれば、費用を安く抑えて英語を学習することができるからです。

小学生向けのタブレット学習教材であっても、英語を勉強できる教材が多いです。

全教科セットになっていることが多いので、他の教科と併せて英語を勉強することができます。

受講費は1ヶ月あたり3,000~10,000円程度(学年による)ですので、無理なく続けることができます。

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対策3 英会話スクール

英会話

小学校の英語の対策には、英会話スクールもおすすめです。

オンラインの英会話スクールであれば、格安でマンツーマンレッスンを受けられる場合も多いです。

授業時間外に、アプリや教材を使って単語や文法を学べるサービスを提供しているスクールもあるので、しっかりと英語学習に取り組むことができます。

なんとなく通っていると無駄になってしまうことも多い英会話スクールですが、目的を持って通えばメリットも多く、予算が許すようであればおすすめです。

小学生におすすめの英会話教室

 

英会話スクールについては、『子どもの英会話は意味ない?無駄にしないためのコツと英会話教室のメリット』で解説しています。

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まとめ

それでは、小学生向けの英語の参考書や問題集のおすすめをまとめます。

結論

小学校の英語で良い成績を取るためであれば、教科書だけで十分です。

それ以上の勉強をするのであれば、英単語ドリルと英文法の参考書がおすすめです。

 

学校で良い成績を取るのであれば、教科書の予習復習が最強です。

教科書が最強な理由

  • 授業態度が評価される
  • 動画や音声で学習できる

 

しかし、学校の英語教育だけでは英語の力を効率的に伸ばすことはできません。

足りない学習

  • 「読む」「書く」
  • 英単語
  • 英文法

 

これらの足りない学習を、参考書や問題集を利用して対策すると効率良く英語の力を育てることができます。

小学生の参考書・問題集を選ぶときのポイントは、次の3点です。

参考書・問題集選びのポイント

  • 楽しい!
  • 書き込める
  • 読み方が書いてある

 

本で学習できれば、費用が非常に安くて済みます。

一方で、小学生が参考書や問題集で学習するためには、保護者の手厚いサポートが必要になります。

本での学習が上手くいかない場合は、他の対策方法を考える必要があります。

参考書・問題集以外での英語対策

 

費用とメリット・デメリットをよく検討して選べると、有意義なものになります。

今回の記事が、お子様の英語の力がスクスクと育つきっかけとなればとてもうれしいです。

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