こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
小学校の英語が必修化され、心配に感じている保護者の方は多いです。
授業についていくことはできるのか、どのような対策をすれば良いのかと、心配に思われているのではないでしょうか。
結論
小学校の英語の内容は、「聞く」「話す」を中心とした、英会話教室でのレッスンに近いものです。
何を習うのかと、つまずきやすい場所を先に知っておくと、事前に対策することができます。
今回は、小学校の英語の授業内容について解説します。
最後までお読みになり、お子様が英語を得意にするための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者

エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
小学校の英語の授業は何を習う?
小学校の英語の授業は何を習う?
3・4年生は「聞く・話す」中心の外国語活動
小学校3年生と4年生では、英語4技能のうちの「聞く」「話す」を中心に英語を学んでいきます。
英語4技能とは、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの力のことです。
3・4年生の英語は「外国活動」と呼ばれ、正式な教科ではありません。
目標になっているのは、英語を使ってコミュニケーションを図ろうとする「素地」を育てることです。
あいさつや身近な話題を題材に、英語の音やリズムに慣れ親しみながら、「聞く」「話す」を中心に学習していきます。
なお、この段階では、成績(評定)はつきません。
5・6年生は「読む・書く」が加わる教科の英語
小学校5年生と6年生では、「聞く」「話す」に加えて、「読む」「書く」の学習が加わってきます。
5・6年生になると、英語は「外国語科」という正式な教科になります。
このことが、小学校5年生で英語が本格化すると言われる理由です。
英単語や簡単な英文の読み書きを学習するようになり、「音」だけではなく「文字」を使った学習がスタートします。
また、正式な教科となるため、他の教科と同じように成績(評定)がつきます。
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文法ではなく「場面・話題」で学ぶ
小学校の英語では、英文法を一つひとつ学んでいくのではなく、「場面」や「話題」を設定し、その中で使える英語表現を学んでいきます。
中学年では場面に応じた英語のフレーズを学習し、高学年では「こういった場面ではどのような英語を使うか。」といった学習が多くなります。
これは英会話教室での学び方に近いものです。
文法用語を覚えて使えるようにするのではなく、実際のやり取りの中で英語に慣れていくことを大切にしています。
楽しく英語を学べる反面、文法や読み書きの力が身につきにくいという側面もあり、中学以降の英語を見据えるのであれば対策が必要になります。
学年別に見る授業内容の流れ
それぞれの学年での具体的な学習内容を一部抜粋して簡単に紹介します。
小学3年生
- あいさつ
- 数字
- I like ~.
- アルファベット(大文字)
- 「what」「who」
小学4年生
- Let's play ~.
- 曜日、時間
- Do you have ~?
- アルファベット(小文字)
- This is ~.
小学5年生
- 「when」「what」「where」
- What time do you ~?
- can
- I want to ~.
- 料理の注文、値段をたずねる
- 身近な人を紹介
小学6年生
- 自己紹介
- 日本の行事を紹介
- 夏休みの出来事(過去形)
- 世界で活躍する人を紹介
- 自分の町を紹介
- 小学校生活の思い出
- なりたい職業
- 中学校でやりたいこと
具体的な授業の流れ
担当する先生によって授業スタイルが異なりますが、学校の英語の授業のおおまかな流れは決まっています。
ここでは、オーソドックスな小学校の英語の授業の流れを紹介します。
あいさつ
英語であいさつをします。
先生があいさつをして、教室全体であいさつを返す場合や、生徒を何人か指名してあいさつを返す練習をする場合があります。
Chants(チャンツ)
チャンツとは、一定のリズムに合わせて繰り返し発音する学習方法です。
「chant」という英単語には、「詠唱する」という意味があります。
英単語や英語の文章のフレーズを、リズムに乗せて楽しく効果的に学びます。
前回の復習
前回学習したフレーズや単語の復習をします。
チャンツのときに前回の復習をする先生も多いです。
目標の確認
今回の学習目標を教室全体で確認します。
どのような場面や状況で、どのようなことを英語で表現できるようにするかを確認します。
メインアクティビティ
今回の学習内容を学ぶためのアクティビティを行います。
授業内容や担任の先生によっていろいろなパターンがありますが、主には次のような内容になることが多いです。
- 担任とALTがデモンストレーション
→生徒同士のペアやグループで練習 - 生徒それぞれの役割を設定
→教室全体を周って、いろいろな役割の生徒と話す - カードやプリントを使ってゲームをする
- 担任とALTがデモンストレーション
授業の振り返り
その日の授業の振り返りを記入したり、発表したりします。
小学校の英語でつまずきやすいポイント
ポイント1:英単語
小学校の英語では、英単語でつまずいてしまうケースがとても多いです。
小学校の英語で習う英単語は600~700語と言われていて、かなり多いのですが、その割には授業では英単語暗記が軽視されるケースが多いです。
チャンツで発音して英単語を覚える時間が取られていることが多いですが、時間的には圧倒的に足りません。
特に、英単語を書く練習が不足することが多く、「音」で覚えることができても、読み書きでつまずく場合が多いです。
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ポイント2:読み書き
小学校の英語では、読み書きでつまずいてしまうケースがとても多いです。
小学校5年生から段階的に読み書きの学習が加わっていきますが、この段階で急に英語が苦手になってしまう小学生は多いです。
中学以降の英語学習は読み書きが重要になるので、この段階でつまずいてしまうと、中学英語でもつまずいてしまうことになります。
小学生の読み書きの土台固めには、フォニックスの学習がおすすめです。
フォニックスとは、英語のスペルと発音のルールのことです。
フォニックスを学ぶことで、「音」と「文字」の関係を知ることができます。
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ポイント3:英文法
小学校の英語では本格的な文法学習はほとんどありません。
一方で、中学に進学すると、小学校で扱った内容はすでに身についていることが前提で授業がスタートするため、難易度が大きく上がります。
その結果、中学進学と同時に英語に挫折してしまう子どもも多いです。
学校の英語教育は、「聞く」「話す」中心の学習から「読む」「書く」中心の学習への移行が極端なため、つまずきやすいです。
小学校高学年のあたりから、各自で中学進学後を見据えた英語対策に取り組んでおくことをおすすめします。
ポイント4:話すことへの抵抗
小学校の英語の授業では「話す」ことが多く、英語を話すことに抵抗があるとつまずいてしまいます。
英語は普段は使わない言語なので、急に話すことに抵抗がある子どもも少なくないです。
英語を話すことに抵抗がある場合は、英会話教室の利用を検討してみると良いでしょう。
英会話教室では、歌やゲームを交えながら、楽しく英語を話す機会を増やすことができます。
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英語学習の備え方|タイプ別おすすめ
次の3つのタイプ別に、おすすめの備え方をまとめます。
英語学習の備え方|タイプ別おすすめ
タイプ1:自宅で体系的に基礎を固めたい
自宅学習で体系的に英語の基礎を固めたい場合には、通信教育教材がおすすめです。
通信教育教材であれば、学校の授業のペースに関わらず、自宅で基礎から体系的に学び直すことができるからです。
最近の通信教育は、タブレットを使って学習するものが多く、AIなどを活用して効率的に学習を進めていくことができます。
タブレット教材は、「音」と合わせて読み書きのトレーニングができるのもメリットです。
一方で、自由度が高い反面、継続的に取り組むためには保護者の方のサポートが必要になる場合が多いです。
小学生向けの英語通信教育教材については、『小学生の英語通信教育おすすめ7選|中学英語につながる選び方を解説』で詳しく解説しています。
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タイプ2:文法の先取りや英検対策に取り組みたい
文法の先取り学習や英検対策にしっかりと取り組みたい場合は、英語を学べる塾がおすすめです。
塾であれば、「読む」「書く」を中心に、英文法を体系的に学ぶことができるからです。
塾では勉強の取り組みチェックや課題管理までしてもらえるので、学習習慣が身につきやすく、保護者の負担が軽くなります。
一方で、費用がかかるので、ご家庭の状況や予算についてよく考える必要があります。
小学生向けの英語塾については、『小学生の英語塾おすすめ9選|英検対策・中学英語先取りまで徹底比較』で詳しく解説しています。
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タイプ3:読み書きの土台を固めたい
英語の「音」と「文字」をつなぐために読み書きの土台を固めたい場合は、フォニックス学習がおすすめです。
フォニックスを学習して英語の「音」と「文字」の決まりを知ることができると、中学から本格する英単語のスペル暗記や、英文の読み書きで有利になります。
フォニックスは中学校以降で扱われることはほどんどありませんので、小学校うちに習得できると良いです。
フォニックスの学習法については、『フォニックスを学べる!子ども向け英会話教室おすすめ5選【自宅でOK】』『小学生におすすめのフォニックス教材!楽しく学べて基礎がしっかり身につく!』で詳しく解説しています。
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フォニックスを学べる!子ども向け英会話教室おすすめ5選【自宅でOK】
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小学校の英語の授業に関するよくある質問
ここからは、小学生の英語の授業に関するよくある質問にお答えしていきます。
小学生の英語の授業に関するよくある質問
質問1:学校の英語の授業だけで読み書きまで身につきますか?
読み書きの力を学校の授業だけでしっかり固めるのは難しいです。
学校の英語は「聞く・話す」が中心で、「読む・書く」は5・6年生から少しずつ加わる程度だからです。
家庭で英単語や文字の練習を補ったり、通信教育やフォニックス教材で読み書きの土台をつくっておくと、中学英語への移行もスムーズになります。
質問2:小学校の英語の授業は週に何回ありますか?
3・4年生の外国語活動は年間35単位時間(週1回程度)、5・6年生の外国語科は年間70単位時間(週2回程度)で、1単位時間は45分です。
5年生になると授業の回数が倍に増え、扱う内容も広がるため、「本格化した」と感じやすくなります。
まとめ
それでは、小学校の英語の授業内容について解説してきた内容をまとめます。
結論
小学校の英語の内容は、「聞く」「話す」を中心とした、英会話教室でのレッスンに近いものです。
何を習うのかと、つまずきやすい場所を先に知っておくと、事前に対策することができます。
小学校の英語の授業は何を習う?
英語学習の備え方|タイプ別おすすめ
小学校の英語の授業に関するよくある質問
今回の記事が、お子さまの小学校での英語のつまずきを防ぎ、ご家庭での備えを考えるきっかけになればとてもうれしいです。
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