こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
子どもを塾の冬期講習に参加させるべきかどうか、迷われているご家庭は多いです。
それほど長くない冬休みの期間に、塾の冬期講習に参加して本当に効果があるのかと、疑問に思われているのではないでしょうか。
結論
塾の冬期講習にはメリットが多いので、参加することをおすすめします。
一方で、子どもの学習状況や学習習慣によっては、参加する必要がないパターンもあります。
今回は、塾の冬期講習に行くべきかどうかについて解説します。
冬期講習を受講するメリットやデメリット、塾を選ぶときのポイントについても解説します。
最後まで読んでいただき、お子様を塾の冬期講習に参加させるべきかどうかを判断するための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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冬期講習に参加したほうが良いパターン
約2週間という短い期間であっても、冬期講習には参加したほうが良いです。
多くの子どもたちにとって、塾の冬期講習は役に立つからです。
特に、次のような場合は冬期講習に参加すべきです。
冬期講習に参加したほうが良いパターン
パターン1:目的がはっきりしている
「冬休み中に数学の苦手を対策したい。」や、「志望校合格に向けて英語の成績を伸ばしたい。」など、冬期講習に参加する目的がはっきりしている場合は、冬期講習に参加したほうが良いです。
目的がはっきりしていると、冬期講習の効果が出やすいからです。
逆に、「周りの子が参加するからうちの子も一応・・・。」などの曖昧な理由で冬期講習に参加すると、あまり効果を得られない可能性があります。
パターン2:自分一人では勉強できない
子どもが自分一人では勉強できない場合は、冬期講習に参加したほうが良いです。
学習習慣が身についていない子どもにとって、自力で勉強に取り組み続けるのはとても難しいからです。
冬休みは短いので、遊びも勉強もメリハリをつけて取り組まないと、あっという間に終わってしまいます。
冬休み中も学習習慣を持続させて、勉強面でも遊び面でも充実した冬休みを過ごすために、塾の冬期講習に参加できると良いです。
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パターン3:家では勉強できない
子どもが家ではなかなか勉強できない場合も、冬期講習に参加できると良いです。
勉強においては、勉強するための環境もとても大切だからです。
家では勉強に取り組めない場合は、勉強する環境が整っている塾を活用すると効果的です。
パターン4:苦手がある
苦手教科や苦手分野がある場合は、冬期講習に参加できると良いです。
塾の冬期講習では、これまでの学習内容の復習に取り組むことができるからです。
特に、算数・数学や英語など、積み上げ式の教科に苦手意識がある場合は、できる限り早期に対策をしたほうが良いです。
積み上げ式の教科は、一度つまずいてしまうと、その後の学習内容を理解するのが難しくなってしまうからです。
冬休み中に苦手を対策してから3学期の授業に臨めると、学校の授業の理解度が上がります。
パターン5:受験直前期である
入試直前の受験生は、冬期講習に参加すべきです。
受験生の冬期講習では、本格的な入試対策に取り組めるからです。
入試では基礎学力が必要なのは当然ですが、試験で可能な限り点数を取るための対策も必要です。
入試本番で最大限点数を取れるようにするためにも、冬期講習を受けられると良いです。
塾の冬期講習を受けるメリット
塾の冬期講習は、積極的に利用することをおすすめします。
塾の冬期講習にはメリットが多いからです。
冬期講習を受けるメリットは、主に次の6つです。
冬期講習を受けるメリット
メリット1:学習習慣を維持できる
塾の冬期講習を利用すると、冬休み中も学習習慣を維持することができます。
塾に行けば勉強に取り組めますし、毎回宿題が出ますので、家庭学習にも取り組むことができるからです。
学校の長期休み中に学習習慣を途切れさせてしまい、3学期以降に再び学習習慣を身につけるのに苦労する子どもは多いです。
特に冬休みは、クリスマスやお正月などのイベント事が多い季節でもあります。
学習習慣の維持のためにも、塾の冬期講習を利用できると良いでしょう。
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メリット2:これまでの勉強の復習ができる
塾の冬期講習を利用すると、これまでの勉強の復習に取り組むことができます。
塾の冬期講習のカリキュラムは、1学期と2学期の学習内容の復習がメインであることが多いからです。
必要に応じて、以前の学年の学習内容の復習にも取り組みます。
勉強は、同じ学習内容に繰り返し取り組むことで定着していきます。
冬期講習中にこれまでの学習内容を復習することで、苦手を残すことなく、学習内容を定着させることができます。
メリット3:3学期の勉強の先取りができる(非受験学年)
非受験学年は、塾の冬期講習を利用すると、3学期の勉強の先取り学習に取り組むことができます。
塾の冬期講習のカリキュラムの終盤は、3学期に学校で取り組む学習内容であることが多いからです。
塾の冬期講習で3学期の学習内容を予習しておくと、学校の授業をスムーズに理解することができますし、発表などで授業中に活躍できる機会も増え、内申点(通知表の評定)アップにもつながります。
また、冬休みが終わった後も先取り学習を継続することができると、受験勉強を有利に進めることができます。
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メリット4:入試直前の対策ができる(受験学年)
受験学年は、塾の冬期講習を利用すると、入試直前の対策に取り組むことができます。
受験学年の冬期講習のカリキュラムは、本格的な入試対策が中心になるからです。
受験学年の冬期講習は、塾にこもりっきりで勉強に取り組めると良いです。
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メリット5:自習室を利用できる
自習室を利用できることは、塾に通うことの大きなメリットの1つです。
自宅ではなかなか勉強に取り組めない子どもも、塾の自習室であれば取り組めます。
塾の自習室に行くと、勉強を頑張っている仲間たちの姿も見えるので、勉強へのモチベーションも上がります。
塾で授業を受けるだけでなく、自習室を利用して塾や学校の宿題に取り組んだり、自分に必要な勉強に取り組んだりできると有意義です。
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メリット6:特典やキャンペーンがある場合も多い
塾の冬期講習では、お得な特典やキャンペーンが付くことが多いです。
新規生として冬期講習に参加すると、入学金や授業料が割引になったり、無料授業がついてくるようなキャンペーン特典を受けることができることもあります。
3学期以降も引き続き通い続ける場合、更に割引をしてもらえることもあります。
新規で冬期講習に申し込むのであれば、キャンペーンの有無を確認できると良いです。
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塾の冬期講習を受けるデメリット
塾の冬期講習には、デメリットもあります。
冬期講習を受けるデメリットは、主に次の2つです。
冬期講習を受けるデメリット
デメリット1:費用がかかる
塾の冬期講習に参加するデメリットは、費用がかかることです。
塾の季節講習は、短い期間で多くの授業を受けることになるので、料金が高くなってしまうことが多いです。
特に、受験学年や個別指導塾は、授業料が高くなることが多いです。
下の表は、各学年の冬期講習の費用目安です。
▼この表は横にスクロールできます。
集団指導塾 | 個別指導塾 | |
小学1~3年生 | ~2万円 | ~3万円 |
小学4~6年生 (非中学受験生) |
1万円~5万円 | 2万円~6万円 |
小学4年生 (中学受験) |
2万円~5万円 | 3万円~10万円 |
小学5年生 (中学受験) |
2万円~5万円 | 3万円~10万円 |
小学6年生 (中学受験) |
5万円~10万円 | 5万円~20万円 |
中学1年生 | 2万円~4万円 | 4万円~7万円 |
中学2年生 | 2万円~4万円 | 4万円~7万円 |
中学3年生 | 4万円~8万円 | 8万円~20万円 |
高校1年生 | 3万円~6万円 | 4万円~7万円 |
高校2年生 | 3万円~6万円 | 4万円~7万円 |
高校3年生 | 5万円~15万円 | 8万円~20万円 |
冬期講習では、授業料以外にも費用がかかることがあります。
授業料以外の費用
- 入学金
- 教材費
- 合宿費・オプション講座費
- 設備維持費
冬期講習の料金の詳細については、『冬期講習の料金は?学年別の相場と安く抑えるためのポイント』で解説しています。
-
冬期講習の料金は?学年別の相場と安く抑えるためのポイント
塾の冬期講習の料金は、受験学年は高額になることが多いです。冬期講習の料金を安く抑えることもできますが、子どもにとってどうするのがベストなのかをよく考えて受講を決められると良いです。
続きを見る
デメリット2:時間的な制約ができる
塾の冬期講習に参加するデメリットは、時間的な制約ができることです。
帰省や旅行、クリスマス、年末年始など、短い期間にイベントごとが多くなる時期ですので、スケジュールの調整が必要になります。
特に、集団指導塾は授業日や授業時間の変更ができないため、スケジュール的な制約が大きくなります。
個別指導塾ですと、スケジュールに合わせて授業日や授業時間を決めることができて便利です。
冬期講習の塾を選ぶときのポイント
冬期講習で効果的に学力を伸ばすのであれば、塾選びが重要です。
冬期講習の塾を選ぶときは、特に次の5つのポイントに注目できると良いです。
ポイント1:冬期講習に通う目的をよく考える
冬期講習の塾を選ぶときは、塾に通う目的をよく考えることが最重要です。
目的をはっきりさせなければ、塾に通っても無駄になってしまう可能性が高いからです。
保護者の方が塾に通わせることを決めるのではなく、親子で対話をして、子どもの意見もしっかりと聞きながら、塾に通う目的を親子で一緒に考えられると良いです。
ポイント2:子どもに合う授業形態を選ぶ
冬期講習の塾を選ぶときは、子どもに合った授業形態を選ぶことが大切です。
子どもの性格や学習理解度、塾に通う目的によって、合う授業形態は異なるからです。
授業形態は大きく「集団指導」と「個別指導」に分かれますが、最近はそれ以外の形態の塾も増えてきています。
選択肢を広く持って選べると良いです。
塾の授業形態
- 個別指導 or 集団指導
- 個別指導+映像授業
- 個別指導+オンライン授業
- 個別指導+タブレット学習教材
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ポイント3:子どもが前向きに通えそうか確認する
冬期講習の塾を選ぶときは、子どもが前向きに通えそうな塾かどうかを確認できると良いです。
サービスの質や授業の質が高かったとしても、子どもが前向きに通えなければ成果は出にくいからです。
塾の教育理念や教室の雰囲気が子どもの性格に合っているかどうかや、講師と子どもの相性を確認して判断できると良いです。
ポイント4:無理なく通える料金か確認する
冬期講習の塾を選ぶときは、無理なく通える料金かどうかを確認することも非情に大切です。
3学期以降も通い続けるとなると、授業料を長期間支払い続けることになるからです。
どんなに良い塾に出会えたとしても、通い続けられなくなってしまっては意味がありません。
長く続けることを前提に予算を考えられると良いです。
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ポイント5:必ず複数の塾の体験授業を受ける
冬期講習の塾を選ぶときは、必ず複数の塾の体験授業を受けるべきです。
実際に授業を受けてみて比較検討しなければ、子どもに合うかどうかの判断ができないからです。
体験授業では、「授業のわかりやすさ」だけでなく、「講師と子どもとの相性」も見ておけると良いです。
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学習塾比較表
▼この表は横にスクロールできます。
塾名 | 公式サイト | エリア | 指導タイプ | 料金 | 特徴 | 体験授業 |
森塾 | 【森塾】 | 関東 静岡 新潟 |
個別指導 |
週1回、月3回授業
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▼最大1ヶ月無料の体験授業に申込む 【森塾】 |
個別指導塾WAYS | 中高一貫校専門 個別指導塾WAYS | 関東 近畿 |
個別指導 |
1コマ120分
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▼120分の無料体験指導に申込む 中高一貫校専門 個別指導塾WAYS |
個別教室のトライ | 【個別教室のトライ】 | 日本全国 | 個別指導 |
1コマ120分
|
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▼無料体験に申込む 【個別教室のトライ】 |
坪田塾 | 個別を超えた「子」別指導【坪田塾】 | 東京 埼玉 千葉 神奈川 愛知 兵庫 大阪 |
個別指導 |
1時間あたり1,530円~2,736円 |
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▼無料体験に申込む 個別を超えた「子」別指導【坪田塾】 |
明光義塾 | 個別指導の明光義塾 | 日本全国 | 個別指導 |
週1回税込み
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▼無料 >>無料体験に申込む |
スクールIE | スクールIE | 日本全国 | 個別指導 |
週1回税込み
|
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▼無料 >>体験授業に申込む |
東京個別指導学院 | 東京個別指導学院 | 東京 神奈川 埼玉 千葉 愛知 京都 大阪 兵庫 福岡 |
個別指導 |
1コマ80分
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▼無料 >>体験授業に申込む |
東進ハイスクール 東進衛星予備校 |
東進ハイスクール・東進衛星予備校 | 日本全国 | 映像授業 |
税込み
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▼無料1日体験に申し込む 東進ハイスクール・東進衛星予備校 |
湘南ゼミナール | 湘南ゼミナール | 東京 神奈川 千葉 埼玉 大阪 |
集団指導 |
税込み
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▼無料 >>体験授業に申込む |
臨海セミナー | 臨海セミナー | 東京 神奈川 千葉 埼玉 大阪 |
集団指導 |
税込み
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▼無料 >>体験授業に申込む |
栄光ゼミナール | 栄光ゼミナール | 東京 神奈川 千葉 埼玉 茨城 栃木 宮城 京都 |
集団指導 | 教室によって異なる |
|
▼無料 >>体験授業に申込む |
Z会進学教室 | Z会進学教室 | 東京 神奈川 埼玉 大阪 兵庫 京都 奈良 静岡 宮城 |
集団指導 | コースによって異なる |
|
▼無料 >>体験授業に申込む |
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>>【塾の選び方】子どもに合った塾を選ぶために押さえるべきポイント!
まとめ
それでは、塾の冬期講習に行くべきかどうかについての解説をまとめます。
結論
塾の冬期講習にはメリットが多いので、参加することをおすすめします。
一方で、子どもの学習状況や学習習慣によっては、参加する必要がないパターンもあります。
次のような場合は冬期講習に参加すべきです。
冬期講習に参加したほうが良いパターン
冬期講習を受けるメリットは、主に次の6つです。
冬期講習を受けるメリット
冬期講習を受けるデメリットは、主に次の2つです。
冬期講習を受けるデメリット
冬期講習の塾を選ぶときは、特に次の5つのポイントに注目できると良いです。
今回の記事が、子どもを塾の冬期講習に参加させるべきかどうかを判断するための参考となればとてもうれしいです。
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冬期講習の料金は?学年別の相場と安く抑えるためのポイント
塾の冬期講習の料金は、受験学年は高額になることが多いです。冬期講習の料金を安く抑えることもできますが、子どもにとってどうするのがベストなのかをよく考えて受講を決められると良いです。
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