こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

大学受験に向けての勉強に全然取り組めない高校生も多いです。
保護者の方としては、このままでは大学に合格できないのではないかと、心配に思われているのではないでしょうか。
結論
大学受験の勉強に前向きに取り組むためには、勉強に取り組む意義や目的を見言い出すことがとても重要です。
保護者の方は、今のことやこれからのことについて子どもと対話しながら、サポートしてあげられると良いです。
今回は、大学受験を控えた受験生が勉強しない理由と、保護者の方にできるサポートについて解説します。
最後まで読んでいただき、お子様が前向きに勉強に取り組めるようになり、志望校合格に向けて成績を伸ばしていくための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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大学受験の勉強をしない理由
勉強しない大学受験生に勉強させるためには、まずは勉強しない理由を考えることが大切です。
理由や原因がわからなければ、対処法を考えることができないからです。
受験生が勉強しないのは、次のようなことが理由である場合が多いです。
大学受験生が勉強しない理由
理由1:将来のことを考えられていない
受験生が大学受験に向けての勉強をしないのは、将来のことを考えられていないことが理由であることが多いです。
意味や意義を見い出せないことを頑張り続けるのはとても難しいです。
大学受験という難易度の高い挑戦をするのであれば尚更です。
大学選びや学部選びは、子どもの将来に直接つながる選択です。
将来のことを考えられていない状態で志望校を選ぶのは難しいですし、行きたい大学が見つけられないままハードな受験勉強に取り組み続けるのはとても難しいことだと思います。
「将来のため」や、「良い企業に就職するため」といった抽象的な目的では、前向きに受験勉強に取り組むのは難しいでしょう。
理由2:勉強が難しくてついていけない
受験生が大学受験に向けての勉強をしない理由が、勉強が難しすぎてついていけてないことである場合は多いです。
理解できていないことに取り組むのはとても大変です。
大学受験対策の勉強は難易度が高く、学校の授業すらついていけなくなってしまうことも珍しくありません。
特に、数学や英語のような積み上げ式の教科は、一度つまずいてしまうと授業の内容をまったく理解できなくなってしまいます。
全然理解できない内容を勉強し続けなければならなくなるため、どんどん勉強に後ろ向きになっていってしまいます。
理由3:勉強の仕方がわからない
受験生が大学受験に向けての勉強をしないのは、勉強の仕方がわからないことが理由である場合も多いです。
大学受験対策はやらなければならないことが多く、どこからどのように取り組みはじめれば良いのか、途方に暮れてしまう高校生も多いです。
勉強が苦手な高校生の場合、そもそもどのように勉強すればよいのかわからないということも多いです。
何をすればよいのかということを考えているうちに疲れてしまい、肝心の勉強に取り組むことができません。
理由4:大学受験の難しさを理解していない
受験生が大学受験に向けての勉強をしない理由が、大学受験の難しさを理解していないことである場合も多いです。
高校受験の感覚で大学受験を考えていて、入試直前期に頑張ればなんとかなると勘違いしている高校生は多いです。
高校受験の感覚で大学受験対策に取り組んでいては絶対に間に合いません。
▼あわせて読みたい
>>大学受験の勉強はいつから?高校受験の意識のままでは絶対に間に合わない!
理由5:スマホやゲームに夢中になってしまう
受験生が大学受験に向けての勉強をしない理由が、スマホやゲームにある場合はとても多いです。
勉強をしなければならないことがわかっていても、ついついスマホを触ってしまうという高校生も多いです。
本人も困っているという場合も多いです。
高校生は、スマホやゲームとの付き合い方を学んでいくことが重要です。
ルールや仕組みを作って、時間的な制限や、場所的な制限を設けると効果的です。
一方で、スマホやゲームを無理やり取り上げてしまうのは逆効果です。
あくまでも、「上手に付き合う方法」を学んでいくことが大切です。
▼あわせて読みたい
>>受験生のゲームとの付き合い方!禁止する前にやるべきこと
大学受験の勉強をしないときの親のNG行動



大学受験生が勉強しないときに、保護者の方は次のような行動は控えるべきです。
受験生が勉強しないときの親のNG行動
NG行動1:様子を見る(放置する)
高校生が大学受験の勉強をしないときに、様子を見て放置し続けるのはNGです。
大学受験にはタイムリミットがあり、放置しているとどんどん時間が足りなくなってしまうからです。
また、勉強しない状態を放置していると、どんど勉強がわからなくなっていき、より一層勉強に取り組む意欲を失っていってしまいます。
高校生が大学受験の勉強をしないときは、すぐにでも具体的な対策を考えるべきです。
NG行動2:無理やり勉強させる
高校生が大学受験の勉強をしない場合も、頭ごなしに無理やり勉強させるのはNGです。
意義や目的を感じないことを強制されると、余計に取り組みたくなくなってしまうからです。
また、無理に勉強に取り組んでも、勉強した内容は頭に入りません。
大学受験をする高校生であれば、勉強する「意義」や「目的」を知り、意味のある勉強に取り組むべきです。
保護者の方は勉強を強制するのではなく、「何のために勉強するのか」を実感できるよう導いてあげることが大切です。
NG行動3:進路や志望校を押しつける
高校生が大学受験の勉強をしない場合に、進路や志望校を子どもに押し付けるのはNGです。
本人が意義を感じていなければ、前向きに頑張ることはできないからです。
子どもの将来のことを考えて、「偏差値〇〇以上の大学には行くべき」や「必ず医学部に行くべき」と思われる保護者の方もいらっしゃいますが、子ども本人がその価値を感じていなければ意味がありません。
進路や志望校は保護者の方が決めるのではなく、親子で対話を繰り返しながら、子ども自身が決めていくべきです。
NG行動4:成績が悪いことを責める
高校生が大学受験の勉強をしないときも、成績が悪いことを責めるのはNGです。
成績が悪いことを責めると、子どもの勉強に対するモチベーションは更に下がってしまうからです。
特に、大学受験向けの模試は難易度が高く、志望校判定が厳しい場合も多いです。
テストの結果だけを見て、子どもを責めても意味がありません。
一方で、テストの結果を分析して、次に向けての課題を見つけ出すのは有意義です。
テストは結果を見て一喜一憂するのではなく、これから成績を伸ばしていくために活用すべきです。
▼あわせて読みたい
>>模試の復習のやり方・ノートの作り方は?模試の最強活用法8つのポイント
NG行動5:他の子と比べる
高校生が大学受験の勉強をしないときに、きょうだいや友人など、他の子と比べるのはNGです。
子どもは、他の子と比べられると、自分を否定されたように感じてしまうからです。
「〇〇くんはあんなに勉強を頑張っているのに」や、「〇〇さんの成績はあんなに良いのに」といった発言は、絶対に避けるべきです。
NG行動6:ご褒美を与える
高校生が大学受験の勉強をしない場合も、高価な「もの」をご褒美に設定して勉強させるのはNGです。
「もの」のご褒美はエスカレートしやすく、より高価なものを買い与えなければ、勉強に取り組めなくなってしまうからです。
ご褒美を設定するのであれば、「今日の夕飯は大好きなハンバーグにする」や、「気分転換に〇〇(子どもが好きなこと)をしに行く」などの、気軽な「こと」や「経験」にしたほうが良いです。
大学受験の勉強をしないときに親がすべきサポート



大学受験の勉強をしない受験生に親がすべきサポートは、主に次の5つです。
勉強しない受験生に親がすべきサポート
サポート1:親子で対話する時間を作る
大学受験の勉強をしない受験生へのサポートとして、親子で対話する時間を作れると良いです。
コマメに情報共有ができると、勉強に前向きになれない原因を見つけられる可能性が高いからです。
親子のコミュニケーションでは、保護者の方が子どもに言いたいことを言うのではなく、子ども主体で話ができるように、適切な質問を投げかけるようにすることが大切です。
保護者の方は聞き役に徹し、子どもがたくさん話せるようにできると有意義です。
サポート2:将来のことや志望校について親子で対話する
大学受験の勉強をしない受験生へのサポートとして、子どもの将来のことや志望校について、親子で対話する時間を作るようにすると良いです。
将来やりたいことや、行きたい大学を見つけることができると、前向きに勉強に取り組めるようになるからです。
高校生であれば、具体的な将来の夢を見つけられないことも多いです。
はじめはぼんやりとでも良いので将来やりたいことを考え、いろいろと対話をしていく中で、少しでも将来像を具体化していけると有意義です。
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>>将来の夢が決まらない?夢の見つけ方11のポイント
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サポート3:子どもの努力を認める
大学受験の勉強をしない受験生へのサポートとして必ず取り組むべきことは、子どもの努力を認め、言葉に出して褒めることです。
人は、認められることで前向きになることができるからです。
ついつい「できていないところ」ばかり目についてしまいますが、「できているところ」や「頑張っていること」を積極的に見つけて、言葉にして伝えるようにすると効果的です。
「テストで80点取った」というような「結果」を褒めるよりも、「今日は昨日よりも長い時間勉強に取り組めた」や、「英単語暗記に7日間毎日取り組んだ」のような「努力」を褒めたほうが良いです。
どんなに細かいことであっても、良いところを見つけたらすぐにその場で褒めてあげてください。
サポート4:学習環境を整える
大学受験の勉強をしない受験生へのサポートとして、子どもの学習環境を整えるようにすると良いです。
モチベーション高く勉強に取り組むためには、学習環境が重要だからです。
静かな環境を用意することも大切ですが、スマホやマンガから物理的に離れる環境や、モチベーション高く勉強できる環境を作ることも大切です。
予備校や学習塾の自習室のような、頑張っている仲間の姿が見えるような場所で勉強に取り組めると、自然と努力量を増やすことができます。
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>>【元塾教室長の本音】自習室目当てで塾に通うのはアリか
サポート5:勉強するためのルール作りをする
大学受験の勉強をしない受験生へのサポートとして、勉強に取り組めるようにするためのルール作りができると良いです。
勉強を習慣化するためには、ルール作りと仕組み作りが重要だからです。
勉強に取り組む時間を決めたり、スマホやゲームの時間を決めたりして、勉強の習慣化を目指せると良いです。
ルールは保護者の方が子どもに押し付けるのではなく、親子で話し合って決めることが重要です。
自分で決めたことを、自分の力で達成することが大切だからです。
ルールは必要に応じて修正していくと良い
親子で作ったルールを運用していると、いろいろと問題が出てくるものです。
問題が出てきたら、その都度親子で話し合いをして、ルールの修正をしていくと良いです。
少しずつ修正をしていきながら、一番勉強に取り組みやすい仕組みを目指すと良いです。
大学受験の勉強をしない受験生におすすめの予備校・学習塾



予備校や塾では、授業で知識を教えてもらえるだけでなく、効果的な勉強方法や取り組み方についても指導してもらえます。
また、自習室などの学習に適した環境も整えられています。
反抗期の子どもでも、第三者である塾の先生の言うことは素直に聞ける場合も多いです。
大学受験の勉強をしない受験生におすすめの予備校・学習塾は、次の4つです。
勉強しない受験生におすすめの学習塾
おすすめ1:東進ハイスクール・東進衛星予備校
大学受験の勉強をしない受験生には、大手大学受験予備校『東進ハイスクール・東進衛星予備校』がおすすめです。
東進ハイスクール・東進衛星予備校では、担任の先生が生徒一人ひとりに対して個別にサポートしてくれるからです。
将来の夢について考える特別講座もあるため、将来や志望校について考える機会を増やすこともできます。
現状の学習理解度に合わせてカリキュラムを作ってもらえるので、スモールステップで学力を伸ばしていくことができます。
▼東進ハイスクール・東進衛星予備校の公式サイトはこちらから
東進ハイスクール・東進衛星予備校
おすすめ2:モチベーションアカデミア
大学受験の勉強をしない受験生には、完全1対1の個別指導塾『モチベーションアカデミア』がおすすめです。
モチベーションアカデミアは、勉強へのやる気を引き出すことを重視している学習塾だからです。
志望校合格のその先のキャリアを見据えた指導を行っているため、将来のことを考える機会を増やすこともできます。
近隣に校舎がない場合は、オンラインで指導を受けることもできます。
▼モチベーションアカデミアの公式サイトはこちらから
モチベーションアカデミア
おすすめ3:中高一貫校専門 個別指導塾WAYS
大学受験の勉強をしない受験生には、中高一貫校専門個別指導塾『個別指導塾WAYS』がおすすめです。
個別指導塾WAYSでは、「長時間指導」と「塾内完結」で、勉強の量と質を確保することができるからです。
中高一貫校専門の塾なので、特に「中だるみを乗り越えたい」と思われているご家庭におすすめです。
低料金で長時間指導を受けられることも大きなメリットです。
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おすすめ4:オンライン家庭教師e-Live
大学受験の勉強をしない受験生には、オンライン家庭教師『e-Live』がおすすめです。
e-Liveは子どもと講師との相性を重視しているオンライン家庭教師で、子どもと相性の合った講師が、子どものやる気を引き出してくれるからです。
希望をすれば、志望している大学に通っている現役の学生に指導をお願いすることもできます。
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まとめ
それでは、大学受験を控えた受験生が勉強しない理由と、保護者の方にできるサポートについての解説をまとめます。
結論
大学受験の勉強に前向きに取り組むためには、勉強に取り組む意義や目的を見言い出すことがとても重要です。
保護者の方は、今のことやこれからのことについて子どもと対話しながら、サポートしてあげられると良いです。
受験生が勉強しないのは、次のようなことが理由である場合が多いです。
大学受験生が勉強しない理由
大学受験生が勉強しないときに、保護者の方は次のような行動は控えるべきです。
受験生が勉強しないときの親のNG行動
大学受験の勉強をしない受験生に親がすべきサポートは、主に次の5つです。
勉強しない受験生に親がすべきサポート
大学受験の勉強をしない受験生におすすめの予備校・学習塾は、次の4つです。
勉強しない受験生におすすめの学習塾
今回は、大学受験を控えた受験生が勉強しない理由と、保護者の方にできるサポートについて解説します。
最後まで読んでいただき、お子様が前向きに勉強に取り組めるようになり、志望校合格に向けて成績を伸ばしていくための参考としていただければとてもうれしいです。
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