こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
大学受験まであと1年を切った新高3生の春休みは、どのように勉強に取り組めば良いのかと悩む高校生が多い時期です。
保護者の方としても、どのように受験勉強に取り組ませれば良いのかと、心配に思われているのではないでしょうか。
結論
新高校3年生になる春休みは、大学受験に向けた本気の勉強をはじめる「ラストチャンス」です。
正直に言えばスタートとしてはもう遅いくらいですが、今すぐ動けばまだ間に合います。
今回は、新高校3年生の春休みについて解説します。
最後まで読んでいただき、お子様が新高校3年生の春休みに勉強時間も勉強効率もアップさせて、大学受験対策を有利に進めていくための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者

エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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新高3は「受験生」ではなく「すでに出遅れている状態」
大学受験対策のスタートは思った以上に早く、「3年生になってから」と思っていると出遅れます。
まだ部活気分のままでは確実に失敗する
新高3生の春に、「今はとにかく部活だけに集中!」と思っていると、大学受験はほぼ確実に失敗します。
部活を引退する高3の6月頃から本気を出しても、入試には間に合わないからです。
大学受験は、高校受験に比べると遥かに難易度が高く、準備には時間がかかります。
部活を引退してから本気で取り組めばなんとかなった高校受験とは違い、大学受験では間に合いません。
部活を頑張っている高校生だからこそ、部活だけに集中するのではなく、部活を頑張りながら、受験勉強にもしっかりと取り組まなければなりません。
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高3から本気は“普通”ではなく“遅い”
「高3になったら本気を出す」と考えている高校生は多いのですが、「高3から本気」は普通ではなく、遅いです。
大学受験は倍率が高く、合格する受験生よりも、不合格になる受験生の方が多くなる試験だからです。
難関大学ともなれば、倍率が3倍以上になるのは当たり前で、場合によっては10倍前後になることもあります。
周りの様子を見て、周りと一緒にスタートを切り、周りと同じペースで勉強に取り組んでいても合格することはできません。
成功する子はもう高2の冬から走り出している
大学受験で成功する子は、高2の冬頃から走り出している場合が多いです。
早い子は高2の夏や秋頃から受験勉強をスタートさせます。
1月中旬に実施される共通テスト(旧センター試験)を機に、本番までちょうど1年となることから、受験を意識して本格的に勉強をはじめる高校生も多いです。
「とりあえずGMARCH」は幻想である
GMARCH6大学
Gー学習院大学
Mー明治大学
Aー青山学院大学
Rー立教大学
Cー中央大学
Hー法政大学
「とりあえずGMARCH」が幻想である理由は、主に次の3つです。
「とりあえずGMARCH」は幻想
理由1:GMARCHは“中堅”ではなく“普通に難関”
「とりあえずGMARCH」が幻想なのは、GMARCHレベルが普通に難関レベルだからです。
GMARCHや関関同立と言われるレベル帯の大学は、難関大学です。
ネット上に溢れている、「GMARCHくらいは誰でも行ける」という話は真に受けないほうが良いでしょう。
理由2:偏差値だけを見て現実を誤解すると危険
GMARCHレベルの大学は、偏差値では60前後と言われることが多いですが、偏差値だけを見ていると誤解する危険があります。
高校受験における偏差値の数字感覚と、大学受験における偏差値の数字感覚は大きく異なるからです。
ほぼ全員が受験する高校受験と、そもそも受験しない生徒も多い大学受験では、偏差値の基準値が異なります。
「うちの子が通っている高校の偏差値が60だから、同じ偏差値帯のGMARCHなら合格できる」と考えるべきではありません。
理由3:目標は行動を伴ってこそ意味がある
難関大学を目標をすることは悪いことではありません。
むしろ、目標を高く持つことは良いことです。
一方で、行動を伴わければ、目標はただの願望になってしまいます。
高い目標を持ったうえで、行動に結びつけることが重要です。
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新高3が今すぐやるべきこと【最優先3つ】
新高3が最優先で今すぐやるべきことことは、次の3つです。
新高3が今すぐやるべきこと【最優先3つ】
優先1:志望校を決める
新高3が最優先で今すぐやるべきことことは、志望校を決めることです。
目標が定まると、本気の勉強をスタートさせやすいからです。
どうしても志望校を決められない場合は、仮の志望校でも良いので決めてしまうといいです。
大学選びは将来につながる選択
高校とは異なり、大学では専門的に学びたい内容を自分で選ぶことができます。
大学での学びがそのまま将来の職業につながることも多く、大学・学部選びは重要な選択です。
大学のことだけでなく、もっと先の将来のことも考えながら大学選びができると良いです。
大事な選択になりますので、高校生が一人で考えるのは難しいです。
保護者の方も積極的に将来について対話する機会を作り、一緒にいろいろと調べながら考えていけると良いです。
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優先2:勉強時間を「受験生水準」に引き上げる
新高3が最優先で今すぐやるべきことことは、勉強時間を「受験生水準」に引き上げることです。
勉強でまず最初に必要になるのは、「勉強量」だからです。
新高3の春休みの勉強時間は、1日8時間以上が目標です。
最低でも1日5時間以上は取り組むべきです。
学校がある日は、1日4時間を目標にすると良いです。
忙しい部活に入っている場合でも、学校がある日に1日2時間~3時間を目標にできると良いでしょう。
この時期に長時間の勉強に取り組みはじめることができれば、スタートの出遅れを取り戻すことはまだまだ可能です。
優先3:受験スケジュールを可視化して仕組みづくりをする
新高3が最優先で今すぐやるべきことことは、受験スケジュールを可視化してみて、そのスケジュールを実行するための仕組みづくりをすることです。
スケジュールが見えないことには計画を立てることができませんし、計画が立たなければ具体的な行動を起こすことができないからです。
スケジュールは細かく考える大変なので、まずは大まかなものを書き出してみると良いでしょう。
夏休みまでは基礎基本のインプットを中心とし、夏休みから過去問演習も取り入れ、秋からは実践演習中心に取り組めるようなスケジュールが目安です。
スケジュールを可視化できたら、それを実行するための仕組みづくりをします。
「頑張ろう!」と思う気持ちだけでは、長期間の勉強を持続させることはできないからです。
モチベーションが上がらないときでも勉強に取り組める、仕組みの構築が重要になります。
コツコツと長期間にわたって努力し続けることができれば、今からのスタートでも勉強を間に合わせることができます。
独学は可能?現実的にはかなり厳しい場合が多い
予備校や塾に通うよりも、参考書での独学のほうが向いている高校生の特徴は、主に次の3つです。
参考書での独学のほうが向いている高校生の特徴
- 既に学力が高い
- 人に言われずに勉強に取り組める
- 分析と課題解決が得意
独学は、特にモチベーション管理が大きな課題となります。
自主的に取り組むことが得意な高校生でも、「家では集中力が続かないから予備校に行きたい」と考えるケースは多いです。
家にこもって毎日12時間以上勉強に取り組めるような子どもでない限り、独学で大学受験対策に取り組むのはおすすめしません。
独学での大学受験対策については、『参考書独学のほうが予備校に通うよりも合格できる高校生の特徴【大学受験】』で解説しています。
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参考書独学のほうが予備校に通うよりも合格できる高校生の特徴【大学受験】
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新高3の春休みこそ塾・予備校を活用すべき理由
新高3の春休みこそ塾や予備校を活用すべき理由は、主に次の3つです。
新高3の春休みこそ塾・予備校を活用すべき理由
理由1:時間の使い方が変わる
新高3の春休みこそ塾や予備校を活用すべきなのは、通いはじめると時間の使い方が変わるからです。
自分で勉強していると、時間に余裕がある時に勉強に取り組もうとしてしまいますが、塾や予備校を活用すると、まず受験勉強に取り組む時間があって、時間に余裕がある時に他のことに取り組もうとするようになります。
時間の使い方に対する意識を変え、受験勉強の優先順位を上げることができます。
理由2:勉強の質が一気に上がる
新高3の春休みこそ塾や予備校を活用すべきなのは、通いはじめると勉強の質が一気に上がるからです。
質の高い授業を受ければ学習内容の理解度を上げられるという点も重要ですが、正しい勉強方法を指導してもらえるのも重要なポイントです。
効率の悪い方法で勉強に取り組んでいる高校生は多く、少し勉強方法を改善するだけで、勉強の質が一気に上がるケースが多いです。
理由3:努力しているライバルを間近に感じられる
新高3の春休みこそ塾や予備校を活用すべきなのは、通いはじめると努力しているライバルを間近に感じることができるからです。
勉強は、環境を整えることも重要です。
頑張っているライバルたちが周りにいると、「自分もあれくらい頑張らないといけない」ということを肌で感じることができますし、そういったライバルたちの努力している姿を見ると、「自分も頑張ろう!」と思うことができます。
塾や予備校の自習室には、ものすごい努力をしている高校生も多く集まります。
自習室を積極的に活用して、勉強量を一気に増やせると有意義です。
新高3の春期講習については、『【新高3】春期講習で本格的に受験勉強をスタート!成功の秘訣と塾選びのポイント』で詳しく解説しています。
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【新高3】春期講習で本格的に受験勉強をスタート!成功の秘訣と塾選びのポイント
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【優先度順】新高3が春休みに取り組むべき勉強
新高3が春休みに取り組むべき勉強は、大きく分けて次の3つです。
【優先度順】新高3が春休みに取り組むべき勉強
勉強1:これまでの学習内容の復習
新高3が春休みに最優先で取り組むべき勉強は、これまでの学習内容の復習です。
基礎の総復習に取り組めるのは、新高3の春休みがラストチャンスだからです。
高3の夏休みにも基礎の振り返りは行いますが、この時期は過去問演習などの実践演習にも取り組んでいきます。
復習に集中できるのは、新高3の春休みが最後です。
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勉強2:先取り学習
新高3が春休みに取り組むべき勉強は、まだ習っていない部分の先取り学習です。
習っていない部分を高3の遅い時期まで残してしまうと、実践演習に取り組む時間を十分に確保することができないからです。
特に、数学Ⅲや理科、地理・歴史・公民は学校の授業の進みが遅く、未習部分が残ってしまっている場合も多いです。
学校の授業が終わるのを待つのではなく、自分で先取り学習に取り組んで、未習部分を早期に学習すべきです。
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勉強3:過去問
新高3の春休みには、過去問にも挑戦してみることをおすすめします。
過去問を解いてみると、これから取り組むべきことが見えてくるからです。
はじめは共通テスト(旧センター試験)の過去問に取り組み、それから第一志望校の過去問にも挑戦できると良いです。
一方で、過去問でほとんど点数を取れないようであれば、過去問をたくさん解いてもあまり意味がありません。
新高3の春休みの時期であれば、過去問でもある程度の点数を取れる場合を除いては、難易度や出題傾向を把握する程度に取り組めれば十分です。
新高3の春休みは“人生における大きな仕切り直し期間”
新高3の春休みが、人生における大きな仕切り直し期間となる理由は、主に次の3つです。
新高3の春休みは“人生における大きな仕切り直し期間”
理由1:「やるべき時にできる人」に成長できる
大学受験は、「やるべき時にできる人」に成長するための大切なチャレンジです。
大学受験を成功させるためには、大きな覚悟と、たくさんの努力が必要になるからです。
努力すべき時に努力した経験を持っている大人は、どんな壁にぶつかっても怯まずに立ち向かっていくことができます。
大学受験を頑張るということは、人として成長することと密接につながっています。
理由2:春期講習はスタートラインに立つための装置
大きな覚悟が必要になる大学受験ではありますが、予備校や塾の春期講習を活用すると、スムーズにスタートラインに立つことができます。
予備校や塾には、本気で勉強に取り組むための環境が整っているからです。
予備校に通いはじめた途端に、人が変わったように勉強に取り組めるようになる高校生も多いです。
理由3:4月から本気になる、はもう遅い
大学受験対策のスタートは、早ければ早いほど有利です。
特に新高3の春休み以降の時期は、スタートが1日遅れるごとにどんどん不利になっていきます。
「4月になってちゃんと高校3年生になったら本気を出そう!」と考える高校生もいますが、4月を待たず、春休みから本気で取り組むべきです。
この春休みを活用できるかどうかは、勉強量という意味でも、覚悟を決めるという意味でも重要なポイントになります。
よくある失敗パターン
ここからは、新高3の春休みによくある失敗パターンを解説していきます。
新高3の春休みによくある失敗パターン
パターン1:本人がやる気と言うだけで何も変わらない
高3春休みの失敗例としては、本人がやる気と言うだけで、行動が何も変わらないパターンです。
「やる気」というものは、行動をはじめた後についてくるものです。
本人の行動が伴わないようであれば、どのような言葉も無意味です。
本人の言葉を信じて待つのではなく、まずは行動を起こさせるための仕組みや環境を作る必要があります。
パターン2:参考書を買ってだけで満足する
高3春休みの失敗例としては、参考書を買っただけで満足してしまうパターンです。
参考書は、何を買うかではなく、どのように使うかが重要です。
何のためにその参考書を買うのかを明確にし、いつまでにどこまで取り組むのかをあらかじめ計画したうえで購入し、購入したその日から使いはじめるところまで意識しておく必要があります。
パターン3:高3の夏から頑張るつもりでいる
高3春休みの失敗例としては、「高3の夏から頑張るつもりでいる」パターンです。
先程も解説した通り、大学受験対策は、新高3の春休みですらスタートとしては遅いです。
まずは大学受験の難易度を正しく理解し、自分の立ち位置と目標とのギャップを自覚する必要があります。
親ができる唯一の正解ムーブ
新高3の春休みは、保護者の方は次のようなことを意識すると良いです。
親ができる唯一の正解ムーブ
サポート1:環境だけは整えて、あとは本人に任せる
新高3の春休みには、保護者の方は子どもの学習環境を整えてあげ、勉強そのものは本人に任せるように意識できると効果的です。
細かく指示を受けなければ勉強に取り組めないようでは、大学受験レベルの勉強で成果を出すことはできないからです。
また、大学受験の勉強は難易度が高く、保護者の方が全面的にサポートするのには無理があります。
保護者の方は環境づくりや仕組みづくりに徹し、勉強そのものは本人任せるようにすべきです。
サポート2:やる気を引き出してくれる指導者を見つける
新高3の春休みには、保護者の方はやる気を引き出してくれる指導者を見つけてあげられると良いです。
前向きに勉強に取り組めるようになれば、どんなに大変なときでも努力し続けることができるからです。
学校や塾、予備校で相性の良い指導者と出会い、それがきっかけで本気の勉強に取り組めるようになる高校生は多いです。
大学受験は子ども本人が努力することが一番大事ではありますが、努力を引き出してくれる伴走者を見つけることもとても重要です。
まとめ
それでは、新高校3年生の春休みについての解説をまとめます。
結論
新高校3年生になる春休みは、大学受験に向けた本気の勉強をはじめる「ラストチャンス」です。
正直に言えばスタートとしてはもう遅いくらいですが、今すぐ動けばまだ間に合います。
大学受験対策のスタートは思った以上に早く、「3年生になってから」と思っていると出遅れます。
「とりあえずGMARCH」が幻想である理由は、主に次の3つです。
「とりあえずGMARCH」は幻想
新高3が最優先で今すぐやるべきことことは、次の3つです。
新高3が今すぐやるべきこと【最優先3つ】
予備校や塾に通うよりも、参考書での独学のほうが向いている高校生の特徴は、主に次の3つです。
参考書での独学のほうが向いている高校生の特徴
- 既に学力が高い
- 人に言われずに勉強に取り組める
- 分析と課題解決が得意
新高3の春休みこそ塾や予備校を活用すべき理由は、主に次の3つです。
新高3こそ塾・予備校を活用すべき理由
新高3が春休みに取り組むべき勉強は、大きく分けて次の3つです。
新高3が春休みに取り組むべき勉強
新高3の春休みが、人生における大きな仕切り直し期間となる理由は、主に次の3つです。
新高3の春休みは“人生における大きな仕切り直し期間”
新高3の春休みによくある失敗パターンを解説しました。
新高3の春休みによくある失敗パターン
新高3の春休みは、保護者の方は次のようなことを意識すると良いです。
親ができる唯一の正解ムーブ
今回の記事が、お子様が新高校3年生の春休みに勉強時間も勉強効率もアップさせて、大学受験対策を有利に進めていくきっかけになればとてもうれしいです。
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参考書独学のほうが予備校に通うよりも合格できる高校生の特徴【大学受験】
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