こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
定期テストの点数に不安を感じて、問題集の購入を検討する保護者の方は多いです。
中学数学の問題集は種類が多く、どれを買えば良いのかと迷われているのではないでしょうか。
結論
数学の問題集を選ぶときは、子どもの学習状況とつまずいているポイントを見極めることが重要です。
つまずいている場所に合う種類の1冊を選べると、テスト前の勉強を進めやすくなります。
今回は、中学数学の問題集について解説します。
最後までお読みになり、お子様にピッタリの問題集を見つけ、数学の成績を伸ばしていくための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者

エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団指導塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
【タイプ別】つまずき方でわかる必要な教材
【タイプ別】つまずき方でわかる必要な教材
タイプ1:学校のワークに取り組めていない
学校のワークに正しく取り組めていないようであれば、市販の問題集を購入する必要はありません。
定期テスト対策の基本は、学校のワークだからです。
学校のワークに掲載されている問題を解けるようにしていくことが、定期テストで高得点を取れるようにするための最短ルートです。
いろいろな問題集に手を出すよりも、まずは学校のワークを3周解くことを目指したほうが良いです。
「ワークを3周解く時間がない」ということであれば、そもそも勉強時間が不足しています。
まずは勉強時間を増やすところからはじめるべきです。
学校のワークに取り組めていたとしても、正しく取り組めていなければ意味がありません。
たとえば、次のような取り組み方はNGです。
学校ワークのNGな取り組み方
- 答えを写している
- 丸つけをしただけで復習や解き直しをしない
- 1周だけ解いて終わりにする
- 解くだけで覚えようとしない
教材や問題集の購入を検討する前に、まずは学校のワークを正しく使い込み、徹底的に活用する方法を身につけたほうが有意義です。
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タイプ2:説明を読んでもわからない
教科書や学校ワークの解説を読んでも理解できない場合は、問題集でアウトプットする練習をする前に、参考書を使ってインプット学習に取り組んだほうが良いです。
数学は、まずは考え方や概念を正しく理解したうえで、練習を重ねて定着させていったほうが効率的だからです。
市販の参考書の中には、数学が苦手な中学生向けに、わかりやすく丁寧に解説されているものも多いです。
イラストやマンガなどを織り交ぜながら解説されるので、教科書よりも心理的なハードルが低く、取り組みやすいです。
特に次のような場合は、問題集を頑張るよりも、参考書でインプットに取り組んだほうが良いです。
まず参考書でインプットすべき場合
- 教科書の例題が解けない
- 「項」や「移項」など、教科書に出てくる用語がわからない
- 学校のワークがほぼ真っ白で手をつけられない
学校のワークが全然進んでいないと、「やる気がない」ように見えてしまいますが、実は解き方や考え方がまったくわからないために進んでいないケースは多いです。
まずは数学が苦手な中学生にも取り組みやすい参考書を活用すると良いでしょう。
なお、多くの学校の教科書には、例題を動画でわかりやすく解説してもらえるQRコードがついています。
参考書を購入する前に、まずはそちらの動画を試してみても良いでしょう。
動画解説ということであれば、タブレット学習教材を活用する方法もあります。
タブレット学習教材は映像授業やアニメーション解説がわかりやすく、定期テスト対策が手厚いものも多いです。
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タイプ3:学校のワークは解けるが解き直しができない
学校のワークの問題はある程度自力で解けているのに、間違えた問題の復習でつまずいてしまう場合は、教科書準拠の問題集を試してみると良いです。
教科書準拠の市販の問題集のほうが、学校のワークよりも解説が丁寧である場合が多いからです。
学校のワークの解説がわかりにくいために、とりあえず答えを写すだけになってしまう中学生も多いです。
しかし、そのような取り組み方では、実際にテストで同じ問題が出ても解くことができません。
実際に教科書準拠の問題集の解説を見てみて、わかりやすそうなものがあれば購入すると良いです。
タイプ4:学校のワークが簡単すぎる
学校のワークが簡単すぎて、どの問題も自力で解けてしまう場合は、演習用に難易度の高い問題集を購入すると良いです。
学校の定期テストは、学校ワークレベルの問題が多く出題されますが、難易度の高い問題も少量出題されるケースが多いです。
そのため、90点以上の高得点を狙う場合は、学校のワークの枠を超えた問題も解けるようにする必要があります。
ワークの応用問題まで解けるようにしているのに、90点前後で点数が伸び悩んでしまうようであれば、難易度の高い問題集が効果を発揮する可能性が高いです。
タイプ5:前の学年の内容が抜けている
現在学習している単元の前に、前の学年の内容でつまずいてしまっている場合は、基礎から復習できる教材が必要です。
数学は積み上げ式の教科のため、過去の学習内容を理解できていないと、新しい学習内容を理解することができません。
たとえば、中2の連立方程式でつまずいている子どもが、実はそもそも中1の方程式の計算方法がわかっていなかったというようなケースは多いです。
この状態で今の単元を練習しても、ほとんど効果はありません。
テスト範囲の学習内容を一生懸命勉強するよりも、超基礎からやり直せる教材を購入して、過去の学習内容を定着させていったほうが効果的です。
説明を読んでもわからないときの参考書
説明を読んでもわからないときの参考書
数学をひとつひとつわかりやすく。|見開き1回で進む基礎の参考書
『数学をひとつひとつわかりやすく。』シリーズは、数学が苦手な子どもが、超基礎レベルから解説を読み直せるシリーズです。
学年別に分かれているため、今つまずいている学年を1冊選んで取り組むことができますし、前の学年のものを購入して復習に取り組むこともできます。
左ページの解説を読んで、右ページの書き込み式の練習問題を解く形で、1回の学習が見開き1ページで完結します。
解説と問題が離れていないため、読んだ内容を忘れないうちに演習に取り組めます。
難しい用語を避け、豊富な図解やイラストで解説されていて、教科書の説明では全然わからなかった子どもでも読み進められます。
やさしくまるごと中学数学|3年分を動画付きで学べる1冊
『やさしくまるごと中学数学』は、中学3年分の内容を1冊にまとめた、動画付きの参考書です。
紙面の動画マークがついた部分は、YouTubeで授業動画を見ることができます。
文章を読むよりも人の説明を聞いたほうが理解が進む子どもには効果が高いです。
3年分の学習内容が1冊に入っているため、前の学年の内容につまずきが見つかったときでも、同じ1冊で確認することができます。
マンガとイラストが多く使われており、参考書を開くこと自体に抵抗がある子どもでも取り組みやすい作りになっています。
ただし、3年分をまとめている分、学年別の参考書よりも、1つの単元を扱うページ数は少なくなります。
単元を絞って丁寧に取り組みたい場合は、学年別のものを選んだほうが良いです。
解き直しができないときの教科書準拠問題集
学校の教科書と同じ会社のものを購入することで、学校の授業と同じ単元・内容の問題に取り組むことができます。
教科書準拠の問題集は、子どもが実際に解答解説を読んでみて、理解しやすいと感じるものを購入できると効果的です。
解き直しができないときの教科書準拠問題集
中学教科書ワーク 数学|ふろくの多い教科書準拠ワーク
『中学教科書ワーク 数学』シリーズは、学校で使っている教科書にあわせて作られた準拠ワークです。
ステージ1で教科書の「例」と基本問題を確認し、ステージ2で定期テストによく出る問題を解き、ステージ3で章末に対応した配点つきテストに取り組む3段階の構成になっています。
解答解説は比較的細かく記載されていて、復習にも取り組みやすくなっています。
ふろくが多い点も特徴です。
段階別の実力テストと観点別評価テストのダウンロード、公式と解法をまとめたスピードチェックと赤シート、無料アプリ「どこでもワーク」などが用意されています。
中学教科書ぴったりトレーニング 数学|前学年の復習ページつきの教科書準拠ワーク
『中学教科書ぴったりトレーニング 数学』は、各教科書会社の許諾を得て作られている準拠ワークです。
ぴたトレ1で基本を確認し、ぴたトレ2で理解力と応用力を養い、ぴたトレ3の自己診断テストで仕上げる3段階の構成になっています。
ぴたトレ2の別冊解答には「理解のコツ」も掲載されています。
各章のはじめには、前の学年までの内容を復習する「ぴたトレ0」が用意されているため、今の単元に入る前に土台となる部分の確認に取り組むことができます。
ぴたトレ1のQRコードからは、要点をまとめた動画を無料で見ることができます。
一問一答アプリや自動採点のテストも用意されています。
ワークが簡単すぎるときの問題集
定期テストレベルの勉強が完成してきたら、応用問題や発展問題にもどんどん挑戦していくべきです。
なお、塾に通っているようであれば、塾のテキストを活用しても良いでしょう。
ワークが簡単すぎるときの問題集
学研ニューコース問題集 数学|授業の復習から入試準備まで使える問題集
『学研ニューコース問題集 数学』シリーズは、授業の復習から定期テスト対策、入試準備までを1冊で扱う問題集です。
基礎力チェック問題と実力完成問題の2段階構成になっていて、基礎を確認してから応用に進む形で解いていくことができます。
巻末には定期テスト予想問題が収録されていて、テスト前に、範囲の単元をまとめて解き直すことができます。
詳しい解説は別冊になっていて、答え合わせがしやすいつくりになっています。
学習計画を書き込めるスタディプランシートもついています。
ハイクラステスト 数学|3段階で難関レベルまで届く問題集
『ハイクラステスト 数学』シリーズは、3つのステップで難関レベルまで力を身につける問題集です。
Step Aは教科書レベルの問題で、基礎固めと定期テスト対策に取り組めます。
Step Bはハイレベルな応用問題、Step Cは難関校の入試問題も含む発展問題です。
学校のワークでは物足りない子どもが、どこまでも上を目指せる作りになっています。
学年ごとの理解度を確認できる「総合実力テスト」もついています。
解答解説は別冊になっており、答え合わせがしやすい作りになっています。
問題集を買っても取り組めないとき
教材や問題集を購入しても、計画通りに進まないことは多いです。
そもそも、教材を開きさえしない中学生も多いです。
中学生が自分で学習計画を立て、計画通りに教材を進めていくのは難易度が高いです。
子どもが自分で取り組めるよう、ルールづくりをしたり、計画作成や進捗チェックを手伝ったりと、保護者の方がサポートしてあげる必要があります。
一方で、保護者の方が中学生の勉強のサポートをするのは負担が大きいため、負担が大きすぎると感じる場合は、塾を検討することをおすすめします。
塾はわかりやすく教えてもらえる点だけでなく、学習習慣を身につけるサポートをしてもらえる点も大きなメリットです。
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中学数学の問題集についてのよくある質問
ここからは、中学数学の問題集についてのよくある質問にお答えしていきます。
中学数学の問題集についてのよくある質問
質問1:学校のワークだけで足りますか?
足りる場合が多いです。
学校のワークを答えを見ずに解けるようにできていれば、定期テストで80点前後を目指せます。
質問2:教材は何冊買うべきですか?
基本は1冊です。
同時に2冊以上をはじめると、どちらも中途半端なまま終わってしまいます。
必要なものを1冊やり込み、それを終えてから次を考えると良いです。
質問3:中3の秋は内申と受験のどちらを優先しますか?
2学期の定期テストを優先します。
高校入試では内申点がとても重要だからです。
定期テストで身につけた力をそのまま高校入試でも活用できるよう、その場限りではない勉強に取り組めると良いです。
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質問4:問題集はいつ買えば良いですか?
必要性を感じたら、早めに購入したほうが良いです。
定期テスト直前に焦って購入しても、間に合わなくなってしまう場合が多いです。
まとめ
それでは、中学数学の問題集の選び方についての解説をまとめます。
結論
数学の問題集を選ぶときは、子どもの学習状況とつまずいているポイントを見極めることが重要です。
つまずいている場所に合う種類の1冊を選べると、テスト前の勉強を進めやすくなります。
【タイプ別】つまずき方でわかる必要な教材
説明を読んでもわからないときの参考書
解き直しができないときの教科書準拠問題集
ワークが簡単すぎるときの問題集
中学数学の問題集についてのよくある質問
今回の記事が、お子様のつまずきに合う1冊を見つけるきっかけになればとてもうれしいです。







