中学生

5教科を塾で安く教えてもらうにはどうすればよいのか

2022年10月20日

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5教科

こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

 

塾で5教科教えてもらいのだけれでも、費用が高いです

費用を安く抑えるには、教科数を絞らなければならないのでしょうか

 

せっかくならば、5教科とも塾で教えてもらいたいと考えられている保護者の方も多いと思います。

しかし、教科数が増えれば塾の費用も当然高くなってしまいます。

そこで、今回は費用をなるべく抑えて塾で5教科を受講する方法についてお話します。

結論

費用を安く抑えるなら、個別指導塾よりも集団塾です。

地元の小さな塾がおすすめです。

 

以上のことについて少し深掘りして解説します。

また、塾以外の選択肢についても簡単に紹介します。

私は以前、塾講師の仕事をしていました。

集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営の仕事をしていた時期もあります。

かれこれ20年以上、塾業界で働きました。

これまでの経験を基にお話します。

最後まで読んでいただき、お子様が通う塾を決めるための参考としていただければとてもうれしいです。

安く抑えるなら集団塾

集団授業

もうご存じの方も多いと思いますが、個別指導塾よりも集団塾のほうが費用が安いです

これは、集団塾の方が講師が少なくて済むので、人件費を抑えられるためです。

塾経営の支出において、大きなウェイトと占めるのは人件費です。

人件費を抑えられれば、授業料を安く設定できるのです。

では、授業料は集団塾と個別指導塾でどれくらい異なるのでしょうか。

集団塾と個別指導塾の授業料を比較

料金

大手塾の授業料から、1ヶ月のだいたいの授業料の相場を比べると次の表のようになります。

授業料は大まかな目安です。

教科数 集団塾 個別指導塾 授業料の差
1教科 5,000円~
10,000円
10,000円~
15,000円
約5,000円
2教科 18,000円~
22,000円
20,000円~
30,000円
約5,000円
3教科 20,000円~
25,000円
35,000円~
40,000円
約15,000円
4教科
5教科 25,000円~
35,000円
40,000円~
50,000円
約15,000円

※参考
臨海セミナー
興学社学園グループ
国大Qゼミ
Z会進学教室
あすなろ学院
クセジュ
臨海セレクト
明光義塾
ナビ個別指導学院
ITTO個別指導学院
個別指導塾スタンダード
個太郎塾

 

集団は個別よりも5,000円~15,000円安い

上の表は授業料の大まかな目安ではありますが、集団塾の授業料が個別指導塾の授業料よりも安いことがわかります。

1教科、2教科の場合は差額は月5,000円程度ですが、3教科以上になると差額が月15,000円程になっています

授業料だけで決めてはいけない

当然ではありますが、集団塾と個別指導塾にはそれぞれのメリット・デメリットがあり、子どもによって合う・合わないがあります。

授業料だけでどちらにするか決めるのは危険です。

それぞれのメリット・デメリットと、授業料の差を天秤にかけて決めるのが良いでしょう

それぞれのメリット・デメリットについては別の記事で解説していますので、そちらをご参照ください。

>>個別と集団を徹底比較!子どもに向いている塾はどちらか【元塾教室長が解説!】

安く抑えるなら地元の小さな塾

小さな塾

塾を探す時はついつい大手の塾ばかりに目が行ってしまいがちですが、料金を抑えることを考えるのであれば、地元の小さな塾はおすすめです

地元の小さな塾の授業料が安い理由は大きく4つあります。

地元の小さな塾の授業料が安い理由

  • フランチャイズ料を払う必要がない
  • 設備を充実させる必要がない
  • 人件費をかける必要がない
  • 宣伝広告費をかけていない

 

一つひとつ簡単に解説していきます。

理由1 フランチャイズ料を払う必要がない

フランチャイズ

大手の塾はフランチャイズであることが多いです。

加盟店が本部にロイヤリティを支払って、ブランド名を使わせてもらったり、経営や授業のノウハウを教えてもらったりしています。

特に、個別指導塾はフランチャイズが多いです。

集団塾は直営が多いです。

塾のフランチャイズのロイヤリティーは、売上げの10%~30%程度に設定されている場合が多いです。

塾経営の経費に占めるフランチャイズ料は結構大きいのです。

地元の小さな塾は、フランチャイズ料を本部に支払う必要がない分、授業料を安く設定することができます。

理由2 設備を充実させる必要がない

小さな塾であれば、設備にかける経費が少なく済みます。

教室の家賃や電気代を安く抑えることができるため、授業料を安く設定することができます。

理由3 人件費をかける必要がない

人件費

地元の小さな塾は、オーナー1人だけで運営している塾も多いです。

他の先生を雇っている場合も多いですが、学生アルバイトを数人雇っている程度です。

また、こういった小さな塾を運営されている方は、教えることが好きな方が多いです。

そのような方は仕事が好きで好きで仕方がないので、一人で大量の仕事をこなしてしまいます。

そのため、多くのアルバイトやパートを雇う必要がありません

結果として人件費を安く抑え、授業料を安く設定することができます。

理由4 宣伝広告費をかけていない

宣伝

地元の小さな塾は、基本的にほとんど宣伝広告費をかけていません。

チラシすら作らない塾も多いです。

宣伝広告に費用をかけていない分、授業料を安く設定することができます。

小さな塾でも質が高い塾もある

解決

ここまで読んできて、

保護者
保護者
でも、小さな塾だと授業の質が低いんじゃないですか?

 

と、不安に思われた方も多いでしょう。

確かに小さな塾は質が低いことも多いです。

ですが、塾の良し悪しに最も影響するのは、その塾の塾長と講師やスタッフです。

塾の良し悪しは、大きな塾かどうかや大手の塾かどうかよりも、そこで働いている「人」に大きく左右されます。

正しく塾をリサーチして、正しく塾を選べば、小さな塾でも大きな成果を得ることができます

>>集団指導の塾の選び方!失敗しないための15のポイント【元塾教室長が解説!】

>>失敗しない個別指導塾の選び方!9つのポイント

本当に授業料を安くしたいのならばタブレット学習教材

タブレットと文房具

ここまでは「塾に通う」ことを前提として解説しましたが、5教科を本当に安く教えてもらうのであれば、タブレット学習教材が一番です。

どれくらい安いか、大まかに比べると以下のようになります。

タブレット学習教材については、代表的な教材である進研ゼミの受講料を参考にしています。

教科数 集団塾 個別指導塾 タブレット学習教材
5教科 25,000円~
35,000円
40,000円~
50,000円
6,000円~
8,000円

 

上の表を見ると、タブレット学習教材がケタ違いに安いことがわかると思います

タブレット学習教材にもメリット・デメリットがある

当然ではありますが、タブレット学習教材にもメリットやデメリットがあります。

費用だけではなく、他の要素も含めて比較するべきでしょう。

タブレット学習教材のデメリット

  • 学習の進捗管理が難しい
  • モチベーション維持が難しい
  • タブレットとタッチペンは慣れが必要

 

タブレット学習教材のメリット

  • さかのぼり学習や先取り学習がしやすい
  • その場で採点されるので、すぐに復習できる
  • 時間に縛られない
  • 動画やアニメーションでの解説がわかりやすい

 

タブレット学習教材のメリット・デメリットについては、別の記事にまとめてあります。

ぜひ、そちらも参考にしてください。

▼あわせて読みたい
>>タブレット教材の8つのメリット・デメリットを元塾教室長が解説!

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おすすめのタブレット教材

 

中学生向けのタブレット学習教材については、『中学生におすすめのタブレット学習教材6選!目的別に元塾教室長が徹底比較!』で解説しています。

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タブレット学習教材と塾のハイブリッドもある

ハイブリッド

保護者
保護者
やっぱり教材だけでは不安です
保護者
保護者
気軽に質問ができる環境のほうがうちの子には合っていると思います

 

このように思われた方も多いと思います。

その場合は、タブレット学習教材を活用している塾を検討してはいかがでしょうか。

塾へ行ってタブレット学習教材に取り組むというハイブリッドスタイルです。

塾で学習進捗を管理してもらえますし、わからないことがあればすぐに質問することができます。

タブレット学習教材ほど「格安」というわけにはいきませんが、料金はある程度抑えられます。

この分野では、松陰塾が有名です。

>>松陰塾公式サイト

まとめ

それでは、費用をなるべく抑えて塾で5教科を受講する方法をまとめます。

結論

費用を安く抑えるなら、個別指導塾よりも集団塾です。

地元の小さな塾がおすすめです。

 

授業料だけで通う塾を決めるのは危険ですので、最終的にはそれぞれの塾のメリット・デメリットを天秤にかけることになります

一方で、塾の授業料は毎月払い続けることになりますので、よく考える必要があります。

大手の塾だけでなく、地元の小さな塾も選択肢としてリサーチしてみると良いでしょう。

また、5教科を本当に安く教えてもらうのであれば、タブレット学習教材が一番です。

塾だけではなく、タブレット学習教材も選択肢に入れてリサーチしてみると良いでしょう。

今回の記事が、費用を抑えたうえで5教科を学ぶための参考となればとてもうれしいです。

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