こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

試験のたびに緊張してしまい、思うように実力を発揮できないと悩む子どもは多いです。
保護者の方としても、緊張を克服して、試験本番で力を発揮できるようになってほしいと思われているのではないでしょうか。
結論
試験で緊張してしまうことは悪いことではありません。
緊張と上手に付き合いながら、コントロールする方法を学んでいくことが重要です。
今回は、試験と緊張について解説します。
最後まで読んでいただき、お子様が緊張を克服し、試験で実力を発揮できるようにするための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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試験で緊張することは悪いことではない
「緊張する」という言葉は比較的ネガティブな意味で使われることが多いですが、試験で緊張してしまうことは決して悪いことではありません。
その理由は主に次の2つです。
試験で緊張することは悪いことではない
理由1:心と身体が準備している
試験で緊張するのは、これから起こることに心と身体が対応しようとしている証拠です。
何かが起こるかもしれない状況に即座に対応できるよう、心拍数が上がったり、呼吸数が増えたりします。
緊張は身体の正常な反応ですし、先のことをよく考えている証拠でもあります。
理由2:緊張は努力の証明
試験で緊張してしまうのは、これまで勉強を頑張ってきたからです。
努力をしてきたからこそ、「もし失敗したらどうしよう」と、怖くなってしまいます。
緊張しているということは、結果にこだわっているということの証明ですし、結果にこだわりたくなるような努力をしてきたという証明です。
試験で緊張しない人になるためにすべきこと



試験で緊張しない人になるために、普段の勉強に取り組むときに気をつけるべきポイントは、主に次の5つです。
試験で緊張しない人になるためにすべきこと
ポイント1:「やり切った」と思える努力をする
試験で緊張しない人になるためには、「やり切った!」と思える努力をすることが大切です。
努力は自信につながるからです。
勉強の悩みを解決するための最良の手段は、勉強することです。
「これだけ頑張ったんだから絶対に大丈夫!」と思えるほどの努力ができると良いです。
また、一生懸命頑張って学力を伸ばしていれば、たとえ緊張でミスをしてしまっていても、必要な点数を取ることができます。
緊張してしまうことをはじめから折り込んでおいで、緊張のせいでパフォーマンスが落ちてしまっても大丈夫なくらいの、圧倒的な学力を身につけられるように頑張れると良いです。
ポイント2:ここが通過点でしかないことを確認する
試験で緊張しない人になるためには、次の試験は、あくまでもこれからの人生の通過点に過ぎないと考えられるようになるが大切です。
試験も受験も、ここで良い点数を取ることが最終目的ではありません。
試験も受験も、人生の通過点でしかありません。
この試験でうまくいっても失敗しても、その後の人生には多くの分岐点があり、努力を続けていれば選択肢は広がり続けます。
1つの試験で何かが決定的になるわけではないということを、正しく認識できると良いです。
試験が人生の通過点に過ぎないことを認識するためには、子どもに将来のことを考えさせることも大切です。
試験や受験を越えたその先でやりたいことを考えておけば、目の前の試験のことだけではなく、いろいろなことを長期的な目で考えられるようになります。
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ポイント3:自分自身を正しく評価する
試験で緊張しない人になるためには、自分自身を正しく評価し、等身大で試験に臨むようにすると良いです。
「自分なんて・・・」と、自分を低く評価してしまうと、試験でも大きな不安を感じてしまいます。
一方で、「自分は完璧にできるはずだ!」と、完璧を求めてしまっても不安を大きくしてしまいます。
自分の実力と立ち位置を正しく評価して、できることにしっかりと取り組んでいくことが大切です。
自分の実力と立ち位置を正しく評価するためには、学校のテストや模試を活用すると良いです。
テストや模試を受けるだけでなく、振り返りに取り組むことで、何をどれくらい努力をすると、どのような結果を出せるのかがわかるようになってきます。
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ポイント4:シミュレーションを繰り返す
試験で緊張しない人になるためには、シミュレーションを繰り返して、試験の準備を万端にしておくことが重要です。
「初めてのこと」をすると、緊張してしまうからです。
試験を受けるときには、必ず過去問や予想問題に取り組んでおくべきです。
過去問や予想問題に取り組む際も、本番で使用する鉛筆や消しゴム、時計などを使って、時間を計りながら解くようにすると良いです。
試験本番の日と同じ時間に起きて、同じ時間割で解いてみるのも良いでしょう。
いつもとは違う会場に試験を受けに行くようであれば、下見に行ったりするのも良いです。
「初めて」を少しでも減らせるよう、細かの部分まで考えてシミュレーションを繰り返すことが大切です。
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ポイント5:緊張してしまう理由を分析する
試験で緊張しない人になるためには、緊張してしまう理由を分析し、その対処法を具体的に考えていくことが大切です。
緊張する理由がわかれば、解決するための対処法を見つけられるかもしれないからです。
たとえば、「良い点数を取らないといけない」というプレッシャーで緊張してしまうようであれば、プレッシャーがかからないようにする対処法を考えていけば解決に近づきます。
保護者の方が子どもにプレッシャーをかけ過ぎていないか、客観視してみる必要があるかもしれません。
子どもが完璧を求めすぎているようであれば、ミスをすることも大切であることを伝える必要があるかもしれません。
解決策を探すためにも、まずは緊張してしまう理由を分析するようにすることが大切です。
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試験で緊張してしまったときにすべきこと
どれだけ準備をして試験に臨んでも、緊張してしまうことはあります。
絶対に緊張しない方法なんてものは存在しません。
一方で、緊張してしまっているときでも、緊張を和らげる方法はあります。
緊張すること自体は悪いことではないので、緊張を上手にコントロールしながら付き合っていくことが大切です。
試験本番で緊張してしまったときにすべきことは、主に次の5つです。
すべきこと1:深呼吸する
緊張を抑えるのにすぐに効果を発揮するのは、深呼吸です。
なんとなく深呼吸をするのではなく、呼吸をすることに意識を集中して行うことが大切です。
「吸って」「吐いて」を頭の中で意識しながら、2~3回大きく深呼吸すると効果的です。
すべきこと2:軽く身体を動かす
試験本番で緊張してしまったら、軽く身体を動かすようにすると良いです。
休み時間などであれば、少し歩き回ったり、トイレに行くついでに廊下を歩いてみると緊張がほぐれます。
試験時間中は席を立つことができないので、座ったまま少し身体を伸ばしてみると良いです。
身体を伸ばすついでに深呼吸もすると効果的です。
すべきこと3:楽しいことを考える
試験本番で緊張してしまったら、少し手を止めて、勉強とはまったく関係のない、楽しいことを考えてみると良いです。
勉強とは関係のないことを考えることで、「心配だ心配だどうしよう!!!」と思っている思考を止めることができます。
「緊張した時に考える楽しいこと」を、普段からいくつか用意しておくと良いです。
すべきこと4:自分を励ます
試験本番で緊張してしまったら、自分で自分を励ましてみるのも良いです。
テストのための勉強を頑張ったようであれば、「あれだけ頑張ったんだから大丈夫!」と、自分を励ませると良いです。
過去にうまくいった経験があるようであれば、「あのときもうまくいったんだから大丈夫!」と、自分を励ませると良いです。
あれこれと心配してしまう思考を止めるためにも、自分で自分を励まして、自分に自信を持てるようにすることが重要です。
すべきこと5:おまじない
試験本番で緊張してしまったら、緊張しないためのおまじないを試してみると良いです。
「おまじないなんてただの気休めじゃないの?」と思われる方も多いのですが、「気休め」は緊張を和らげるためにはとても効果的です。
おまじないは、「緊張を解くための儀式のようなもの」であり、「緊張を解くためのルーティーンのようなもの」でもあります。
手のひらに「人」と3回書いて飲み込むというおまじないは有名ですが、おまじない自体はどのようなものでも問題ありません。
「緊張を解くこと」が目的なので、仲の良い友達や、大切な人に考えてもらったオリジナルのおまじないのほうが効果があります。
まとめ
それでは、試験と緊張についての解説をまとめます。
結論
試験で緊張してしまうことは悪いことではありません。
緊張と上手に付き合いながら、コントロールする方法を学んでいくことが重要です。
試験で緊張してしまうことが決して悪いことではない理由は、主に次の2つです。
試験で緊張することは悪いことではない
試験で緊張しない人になるために、普段の勉強に取り組むときに気をつけるべきポイントは、主に次の5つです。
試験で緊張しない人になるためにすべきこと
試験本番で緊張してしまったときにすべきことは、主に次の5つです。
今回の記事が、お子様が緊張を克服し、試験で実力を発揮できるようになるきっかけとなればとてもうれしいです。