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小学生から難関高校受験対策に向けてすべきこと【教科別解説あり】

2024年7月28日

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合格 桜の花

こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

 

保護者
保護者
うちの子は小学生ですが、難関高校受験や大学受験のことも見据えて勉強に取り組ませたいと考えています。小学生のうちは、どのようなことに取り組ませると良いでしょうか。

 

保護者
保護者
中学受験をしないのであれば、小学生のうちから高校受験や大学受験のことを考えておくと良いと言われました。小学校の勉強も大切ですし、そんなに先のことを本当に今から考えておく必要はあるのでしょうか。

 

高校受験や大学受験のことを見据えて、小学生のうちから準備をはじめようと考える保護者の方は多いです。

一方で、具体的にはどのような勉強に取り組ませるのが良いのか、そもそも小学校の勉強を優先させなくても良いのかと、悩まれているのではないでしょうか。

結論

小学生のうちから難関高校受験を見据えて準備を進めることにはメリットが多いです。

中学受験をしないようであれば、高校受験を意識して勉強に取り組めると、学力向上面でも高校受験の戦略面にも有利です。

 

今回は、小学生から難関高校受験対策に向けてすべきことについて解説します。

最後まで読んでいただき、お子様が小学生のうちから先を見据えての勉強に取り組み、難関高校や難関大学の入試に対応できる力を身につけていくための参考としていただければとてもうれしいです。

この記事の筆者

エデュサポ

エデュサポ
@edsuppor

  • 元塾教室長
  • 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
  • 塾業界勤務経験は20年以上
  • 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設

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小学生から高校受験対策に取り組むことのメリット

メリット

保護者
保護者
やっぱり小学生のうちは小学校の勉強に集中させたほうが良いのではないでしょうか・・・。

 

はい。小学校での学習内容は非常に重要ですので、優先して取り組ませたほうが良いです。
エデュサポ
エデュサポ

 

一方で、小学生のうちから高校受験対策を見据えて勉強に取り組むことにはメリットが多いうえに、小学校の勉強と同時に取り組むこともできますので、挑戦してみるべきです。
エデュサポ
エデュサポ

 

小学生から高校受験対策に取り組むことのメリットは、主に次の3つです

 

一つひとつ解説します。

メリット1:時間的なアドバンテージを作ることができる

小学生から高校受験対策に取り組むことで、時間的なアドバンテージを作ることができます

受験勉強にフライングはありませんし、準備期間は長ければ長いほど有利だからです。

入試直前期に焦って受験勉強をはじめても、できることは限られます。

早期スタートは受験勉強の基本です。

メリット2:自由度の高い学習計画を立てられる

小学生から高校受験対策に取り組むと、自由度高く学習計画を立てることができます

高校受験本番までに時間的な余裕があるからです。

基礎固めが必要であれば基礎固めに取り組めますし、苦手教科の対策が必要であれば、時間をかけて苦手教科に取り組むこともできます。

得意教科については、先取り学習に取り組むこともできます。

中学受験をする場合は、小学校6年生の終盤まで、中学受験対策の勉強に追われることになります。

一方で、中学受験をせずに高校受験対策を見据えて勉強するのであれば、子どもにとって今本当に必要な勉強を選んで取り組むことができます。

メリット3:中学校の最初の定期テストで良い点数を狙える

小学生から高校受験対策に取り組むと、中学校の最初の定期テストで良い点数を狙うことができます

小学生のうちから、定期テスト対策の勉強方法を練習できるからです。

小学校のカラーテストで点数を取るための勉強と、中学校以降の定期テストで点数を取るための勉強はまったく異なります。

小学生のうちから、定期テストで点数を取るための勉強方法を練習しておけば、1学期の中間テストから高得点を狙い続けることができます。

中学・高校は、1年生の1学期の一番最初の中間テストの成績を、3年間維持する生徒が多いです。

最初の定期テストで良い点数を取ることは、非常に重要なことです。

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【教科別】高校受験対策のために小学生から取り組むべき勉強

勉強

ここからは、小学生から高校受験対策に向けて取り組むべき具体的な勉強を、教科ごとに解説していきます

どの教科にも共通して言えることは、「基礎基本を徹底すること」です。

どんな応用問題や難問も、基礎基本がしっかりとできていれば必ず解けます。

急いで応用問題に取り組むのではなく、基礎基本を固めることを優先すべきです。

 

一つひとつ解説します。

【算数(数学)】は計算練習と思考力の強化

算数

小学生から高校受験に向けて取り組むべき算数・数学の勉強は、計算練習と思考力強化のためのトレーニングです

 

計算は算数・数学の基礎力

算数や数学では、まずは計算力が非常に重要です。

どれだけ思考力や発想力を育てても、計算ができなければ正解は導き出せないからです。

単純な四則演算から、分数や小数が混じった複雑な計算まで、速く正確に解けるようにする必要があります。

解き方や計算方法を理解しているだけでなく、『速く』『正確に』計算できるようにするトレーニングをすることが大切です。

 

思考力の強化

算数や数学では、思考力や発想力が重要になります

算数や数学の勉強は、「どのように解くか」という『解き方』の部分に注目してしまうことが多いですが、「なぜそのように解くか」という『理由』の部分に注目する習慣を身につけることが大切です。

「なぜ」に注目できるようになると、応用問題や難問にも対応できる論理的思考力や発想力を育てていくことができます。

一方で、小学校のカラーテストで100点を取るためであれば、『解き方』だけを暗記していれば十分です。

先を見据えて、小学生から「なぜ」に注目できる勉強習慣を身につけられると良いです。

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【国語】は漢字・語彙・文法等の知識と多くの文章に触れること

国語

小学生から校区受験対に向けて取り組むべき国語の勉強は、漢字・語彙・文法等の知識のインプットと、多くの文章に触れながら、文章の正しい読み方を学ぶことです

 

漢字・語彙・文法等の基礎知識

国語の勉強で一番大切なのは、漢字・語彙・文法です

言葉の意味や仕組みがわからなければ、文章を読むことはできないからです。

 

保護者
保護者
普段から日本語を話していますし、言葉は自然と覚えられるものではないのですか?

 

確かに、普段の会話から語彙を増やすこともできます。たくさん会話することはとても重要なことです!
エデュサポ
エデュサポ

 

一方で、よく知っている知人との会話だけでは、新しい言葉に触れる機会はあまり多くありません。
エデュサポ
エデュサポ

 

小学生は、思った以上に言葉を知りません。

間違った意味で覚えてしまっている言葉も多いです。

めちゃくちゃな文法で日本語を話していることも少なくありません。

まずは、漢字・語彙・文法等の基礎知識をしっかりと身につけて、文章を読み書きするための土台を固めることが大切です。

 

多くの文章に触れながら文章の正しい読み方を学ぶ

国語では、いろいろな分野の、いろいろな文章に触れることが大切です。

一方で、多くの文章を読むだけでは読解力は身につきません。

いろいろな文章を読むと同時に、文章の正しい読み方も学ぶ必要があります

間違った読み方で文章をどれだけたくさん読んでも、文章が読めるようにはならないからです。

読書習慣も大切ですが、国語の授業をしっかりと受けて、正しい読み方を学ばなければなりません。

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【英語】は英単語・英熟語・英文法(+英会話)

英語 ネイティブ

小学生から高校受験に向けて取り組むべき英語の勉強は、英単語・英熟語・英文法です。

プラスアルファとして、英会話にも取り組めると更に良いです。

 

英単語・英熟語・英文法

英語で一番大切なのは、英単語・英熟語・英文法です。

国語と同じように、言葉の意味や仕組みがわからなければ、英語の文を理解することができないからです。

小学校の英語の授業でも、英単語・英熟語・英文法の学習に取り組みますが、小学校の英語の授業は「聞く」「話す」のトレーニングが多く、「読む」「書く」がおろそかになってしまうことが多いです。

一方で、中学校の定期テストや高校入試では、「読む」「書く」の試験が中心になります。

小学生から、英単語・英熟語・英文法の「読む」「書く」の練習も取り入れて、英語4技能をバランス良く伸ばせると良いです。

 

英語4技能とは、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの力のことです。

 

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英会話

小学生から、英会話も学べると良いです。

英会話に取り組めると、英語を良い成績を取るための「勉強」としてだけではなく、誰かとコミュニケーションを取るための「言葉」として捉えられるようになるからです。

英会話スクールなどを利用して楽しく英語に触れることができると、英語を好きになることができるということも、英会話の大きなメリットです。

小学生におすすめの英会話スクール

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【理科・社会】は小学校の復習と実体験

国会議事堂 社会 公民

小学生から高校受験に向けて取り組むべき理科・社会の勉強は、小学校の学習内容の復習と、実際の体験です。

 

小学校の学習内容の復習

高校受験を見据えた勉強であっても、理科と社会は、小学校の学習内容を復習して、基礎基本の知識と考え方を身につけておくことが最優先です。

中学校の理科・社会の学習内容は、小学校の学習内容を発展させたものが多いからです。

植物や動物の基礎知識、化学分野や物理分野の現象の理解、歴史の大まかな流れ、各地域の地理的な知識、社会の仕組みに関する基礎知識などを、しっかりと固めてから中学校へ進学できると有利です。

 

実体験

理科・社会で学習する内容は、身近なものであることも多いです。

理科であれば、空を見上げれば太陽や月、星、雲、空等を実際に見ることができますし、社会であれば実際にその場に行ってみることもできます。

学校で学習する内容を実際に体験することができると、学習した内容をより深く理解することができますし、理科や社会への興味を持つこともできます

理科・社会は、座学だけでなく、体験としても学べると非常に有意義です。

高校受験対策のために先取り学習に取り組むべきか

先取り

保護者
保護者
難関高校受験を見据えるのであれば、小学生から中学校の学習内容の先取り学習に取り組むべきでしょうか・・・。

 

はい。難関高校の受験では先取り学習は必須です。
エデュサポ
エデュサポ

 

一方で、最優先は基礎固めです。がむしゃらに先取りするのではなく、戦略的に取り組むことが大切です。
エデュサポ
エデュサポ

 

難関高校や難関大学の合格を目指すのであれば、先取り学習は必須です。

参考として、東京大学理系の現役合格者の、数学Ⅲまでの全範囲の修了時期を見てみましょう。

東大理系合格者の高校数学修了時期

引用:ニュースリリース | 大学受験の予備校・塾・東進

データから読み取れること

  • 東大理系現役合格者の約80%が、高2までに数学Ⅲまでの全範囲学習を修了
  • 中高一貫校に通っていた場合、約83%が高2までに修了
  • 高校数学を高1から習い始めた高校生も、約77%が高2までに修了

 

先取り学習が重要である一方で、小学校の学習内容の定着も非常に重要です。

すべての教科で先取り学習に取り組むのではなく、子どもの学習状況や学習理解度にあわせて、基礎固めに力を入れる教科と、先取り学習に力を入れる教科に分けられると良いです。

先取り学習に取り組むのであれば、算数(数学)と英語がおすすめです。

 

一つひとつ解説します。

【算数・数学】は先取りよりも苦手克服が最優先

数学

算数・数学は、先取り学習に取り組むよりも、小学校の学習内容の苦手を克服することのほうが遥かに優先度が高いです。

算数・数学は、積み上げ式の教科だからです。

小学校の学習内容で苦手を残してしまうと、中学以降もずっと苦手を引きずってしまうことが多いです。

特に、「速さ」「割合」「図形」分野は苦手を引きずりやすいです。

 

得意であればどんどん先取り

算数が得意なようであれば、中学数学をどんどん先取りしてしまえると良いです。

受験勉強では数学の対策は非常に時間がかかるので、早期に数学を仕上げておけると、他の教科の対策に時間をたっぷり使うことができます。

一方で、数学は概念的な理解が必要な教科なので、教科書や参考書だけで勉強に取り組むのが難しい教科でもあります。

塾や映像などを活用して、わかりやすい授業を受けながら取り組めると効果的です。

数学の先取りにおすすめの映像授業

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【英語】は英検合格をペースメーカーにどんどん先取り

スペル 英語

英語は、先取り学習をどんどん進めてしまうことをおすすめします

高校受験や大学受験で必要になる文法知識は限られてますし、文法知識を事前に積み上げておけば、読解問題の練習にかける時間を十分に確保することができるからです。

一方で、英語の先取り学習に取り組むときは、苦手を残さないように一つひとつ丁寧に定着させていくことが大切です。

数学と同じように、英語も積み上げ式の教科だからです。

苦手を1つ残すと、その後の理解度や学習効率に大きな影響が出ます。

基礎基本を一つひとつ丁寧に理解していくことが大切です。

 

英文法学習は授業を受けるべき

英文法の先取り学習に取り組むときは、塾や映像などで授業を受けられると良いです。

英文法は概念的な理解が必要になるうえに、文字情報だけでなく、音情報も非常に重要だからです。

参考書や問題集だけで英語の先取り学習を進めるのは、あまりおすすめしません。

英検対策におすすめの映像授業

 

英検をペースメーカーにすると良い

英語の先取り学習に取り組むときは、英検合格を中間目標にしながら取り組むと効果的です。

英検は級ごとに難易度が異なるので対策に取り組みやすいうえに、英検の合否結果には、学習状況を分析しやすい「個人成績表」がついているからです。

英検一次試験個人成績表

出典:お申し込みからの流れ:個人でのお申し込み | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

 

個人成績表を見ると、次の英検の試験までに、何に力を入れて勉強に取り組むべきかがよくわかります。

まずは英検3級取得を目指して取り組んでみると良いでしょう。

英検対策におすすめの英会話スクール

  • 【ENC/GNA】
    ※英検対策特化!4つのセクションを総合対策!
  • KIRIHARA Online Academy
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英検対策におすすめのタブレット教材

高校受験対策のために小学生から塾に通うべきか

学習塾

小学生から難関高校受験対策を見据えるのであれば、塾に通うことをおすすめします

塾は費用がかかりますが、勉強面でも受験面でも手厚くサポートしてもらえるからです。

高校受験対策のために小学生から塾に通うメリットは、主に次の5つです。

メリット1:学習習慣が身につく

小学生が塾に通う一番大きなメリットは、学習習慣を身につけることができることです。

小学生が自分の力だけで学習計画を立てて、学習進捗を確認しながら、計画通りに勉強を進めていくのはまず無理です。

保護者の方が、学習計画作りや家庭内でのルール作りなどをしながら、子どもがしっかりと勉強に取り組めるように手厚くサポートしてあげなければなりません。

一方で、塾に通うと、学習習慣を身につけるためのサポートの大部分を塾が担ってくれるため、保護者の負担は大きく軽減されます。

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メリット2:正しい勉強の仕方が身につく

正しい勉強の仕方が身につくという点も、小学生が塾に通う大きなメリットです。

中学校以降の勉強では、「どのように勉強に取り組むと結果を出せるのか」ということを考えながら勉強に取り組む必要があります。

定期テストや入試で点数を取るためには、ただがむしゃらに勉強に取り組むだけではダメだからです。

特に小学生は、「漢字を10回書くこと」や「問題を解いて丸つけをすること」が勉強だと思いこんでいる場合は多いです。

定期テストや入試で点数を取るためには、「漢字はただ書くだけではなく、効率的に暗記しなければならない」や「丸つけをして間違えた問題を確認して、自分の力だけで解けるように練習しなければならない」というように、勉強の仕方を工夫していかなければなりません。

塾に通っていると、授業中に先生が正しい勉強の仕方について教えてくれます。

小学生のうちから正しい勉強方法を身につけられると、定期テストでも入試でも有利になります。

メリット3:学習計画を作ってもらえる

小学生が高校受験に向けて塾に通うメリットとしては、学習計画を作ってもらえるということも挙げられます

高校受験までの準備期間が長いため、比較的自由に学習計画を立てることができますが、自由だからこそ難しいとも言えます。

多くの子どもたちを指導してきた先生に、子どもの学習状況を分析してもらい、適切な学習計画を立ててもらえると安心です。

メリット4:苦手教科の対策に取り組める

苦手教科から逃げずに対策できるのも、塾に通う大きなメリットです

自分で勉強に取り組んでいると、どうしても苦手科目を後回しにしてしまいます。

しかし、塾で授業を受けていれば、強制的に苦手科目に取り組むことができます。

メリット5:中学クラスにスムーズに進める

小学生から塾に通っていると、中学に進学したときに、中学クラスにスムーズに進めるのも大きなメリットです。

中学校に進学したタイミングで入塾する生徒よりも、小学生から通っている生徒のほうが勉強の仕方がわかっていますし、基礎固めもできているので、最初から効率の良い勉強に取り組むことができます。

小学生からの高校受験対策には塾以外の選択もアリ

学習塾 レッスン

小学生から難関高校受験を見据えて勉強に取り組むのであれば、塾以外の選択肢を考えてみるのもアリです。

子どもの学習状況によっては、塾よりも効果的に勉強に取り組める可能性もあります。

費用やメリット・デメリットを考えて、良いものを選択できると有意義です。

たとえば、塾以外の選択肢としては次のようなものがあります。

選択肢1:タブレット学習教材(映像授業含む)

タブレット教材

小学生から難関高校受験を見据えて勉強に取り組むのであれば、タブレット学習教材や映像授業教材もおすすめです。

タブレット学習教材は学年を超えて取り組めるものも多く、復習にも先取り学習にも活用できるからです。

費用が安いうえに、AIを活用した効率の良い勉強に取り組めるのも大きなメリットです。

タブレット学習教材は、いつでもどこでも自由に取り組めるのが大きなメリットである一方、自由にサボれてしまうのが大きなデメリットです。

子どもがしっかりと取り組めるようにするためには、家庭内でのルール作りなど、保護者の方のサポートが必要になります。

タブレット教材の特徴

  • 料金が安い
  • AIによって演習を効率化
  • 学年の垣根を超えて学習できる
  • 保護者の方のサポートが必要

 

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選択肢2:教科特化のオンライン家庭教師

オンライン授業 映像授業

小学生から難関高校受験を見据えて勉強に取り組むのであれば、教科特化型のオンライン家庭教師もおすすめです。

教科特化型のオンライン家庭教師であれば、教科に特化した専門の講師に、ピンポイントで対策してもらえるからです。

特に、数学が苦手な場合や、国語の読解問題が苦手な場合は、教科特化のエキスパートに指導してもらえると、苦手を克服できる可能性が上がります。

オンライン家庭教師の特徴

  • マンツーマン授業のわりに料金が安い
  • 全国の講師から子どもに合った講師を探せる
  • 通塾の手間がない
  • 教科特化型のサービスも多い

 

おすすめの特化型オンライン指導!

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選択肢3:参考書・問題集

問題集

小学生から難関高校受験を見据えて勉強に取り組むのであれば、参考書や問題集を利用することもできます

参考書や問題集は1冊1,000円~2,000円程度なので、費用がほとんどかからないことが大きなメリットです。

小学生・中学生向けの参考書・問題集は数多く出版されているので、子どもに合うものを見つけやすいです。

一方で、参考書や問題集を子どもに買い与えただけでは子どもが自力で取り組むことは基本的にはできません。

学習計画を作ったり、取り組む曜日や時間のルール作りをしたりと、保護者の方が手厚くサポートしてあげる必要があります。

参考書・問題集の特徴

  • 格安
  • 教材の種類が多い
  • 保護者の手厚いサポートが必要

 

まとめ

それでは、小学生から難関高校受験対策に向けてすべきことについての解説をまとめます。

結論

小学生のうちから難関高校受験を見据えて準備を進めることにはメリットが多いです。

中学受験をしないようであれば、高校受験を意識して勉強に取り組めると、学力向上面でも高校受験の戦略面にも有利です。

 

小学生から高校受験対策に取り組むことのメリットは、主に次の3つです。

小学生から高校受験対策に取り組むことのメリット

  • 時間的なアドバンテージを作ることができる
  • 自由度の高い学習計画を立てられる
  • 中学校の最初の定期テストで良い点数を狙える

 

小学生から高校受験対策に向けて取り組むべき具体的な勉強を、教科ごとに解説しました。

小学生から高校受験対策に向けて取り組むべき勉強

  • 【算数(数学)】は計算練習と思考力の強化
  • 【国語】は漢字・語彙・文法等の知識と多くの文章に触れること
  • 【英語】は英単語・英熟語・英文法(+英会話)
  • 【理科・社会】は小学校の復習と実体験

 

小学生から高校受験対策に向けて先取り学習に取り組むのであれば、算数(数学)と英語がおすすめです。

算数・数学と英語の先取り学習

  • 【算数・数学】は先取りよりも苦手克服が最優先
  • 【英語】は英検合格をペースメーカーにどんどん先取り

 

高校受験対策のために小学生から塾に通うメリットは、主に次の5つです。

高校受験対策のために小学生から塾に通うメリット

  • 学習習慣が身につく
  • 正しい勉強の仕方が身につく
  • 学習計画を作ってもらえる
  • 苦手教科の対策に取り組める
  • 中学クラスにスムーズに進める

 

小学生から難関高校受験を見据えて勉強に取り組むのであれば、塾以外の選択肢を考えてみるのもアリです。

 

今回はの記事が、お子様が小学生のうちから先を見据えての勉強に取り組み、難関高校や難関大学の入試に対応できる力を身につけていくきっかけとなればとてもうれしいです。

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