こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

高校受験の英語対策に悩む中学生は多いです。
保護者の方としても、高校受験に向けて、どのように勉強させれば良いのかと悩まれているのではないでしょうか。
結論
最近の高校受験の英語は昔とは異なり、英語4技能のバランスや実用的な英語力が重視されています。
単純な暗記を頑張るだけではなく、英語を実用的に運用できる力も身につけていくことが大切です。
今回は、高校受験の英語の勉強方法について解説します。
最後まで読んでいただき、お子様が効果的な高校受験対策に取り組み、英語の成績を伸ばしていくための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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最近の高校受験の英語は英語4技能と実用的な英語力重視



高校受験の英語に限らず、今の英語学習では英語4技能をバランス良く身につけていくことが重視されています。
英語4技能とは、「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」の4つの力のことです。
たとえば単語を暗記する際、昔は正しいスペルが書けて、単語の意味を暗記すれば問題なく点数を取ることができました。
一方、今では英単語のスペルや意味を暗記するだけではなく、正しい発音も学習して、話したり聞いたりするときに困らないようにしておく必要があります。
また、英文を読んで必要な情報を探し出したり、英語でコミュニケーションを取ったりできるよう、英語を実用的に運用していくための力も求められます。
そのような傾向から、最近の高校受験の英語では、次のような優先度で問題が出題されることが多いです。
【優先度順】高校受験の英語の出題内容
- 長文読解
- リスニング
- 英作文
- 文法・語彙
- スピーキング
文法や語彙の問題はあまり出題されない
昔は出題頻度も配点も高かった文法問題や語彙の問題は、今ではあまり出題されなくなりました。
文法問題や語彙の問題がまったく出題されない試験も少なくありません。
それとは逆に、長文読解問題やリスニング問題、英作文問題の重要度が上がっていて、配点も高くなっています。
スピーキングの重要度は低い
英語4技能のバランスが重視されている最近の英語の高校入試ですが、スピーキングの重要度は依然低いままです。
東京都の公立高校一般入試では英語のスピーキングの試験が行われますが、配点は低いです。
試験の運用が難しいうえに、採点の公平性が疑問視されていて、なかなか本格的な導入ができていないのが現状です。
高校受験の英語を勉強するときのポイント



高校受験の英語を勉強するときのポイントは、主に次の7つです。
高校受験の英語の勉強法
勉強法1:英単語・英熟語の知識を積み上げる
高校受験の英語の勉強では、英単語・英熟語の知識をしっかりと積み上げていくことが最重要です。
言語の勉強は、語彙が一番大事だからです。
英文法や長文読解の勉強をどれだけ頑張っても、英単語や英熟語の知識がなければテストで点数に結びつけることはできません。
多くの英単語を覚えることも大切ですが、基本的な英単語・英熟語を瞬時に思い出せるように、しっかりと定着させることもとても大切です。
言葉を「知っている」状態と、言葉を「使える」状態は異なります。
英単語が自然と頭の中から出てくる状態にしておくと、英語の長文を詰まらずに素早く読めるようになりますし、英作文をするときもスムーズに書くことができるようになります。
「頑張れば思い出せる」という状態ではなく、「いつでも使える」状態になるまで繰り返し暗記に取り組むことが重要です。
発音も重要
英単語・英熟語の暗記では、正しい発音も覚えることが重要です。
正しい発音を知らなければ、リスニングやスピーキングに対応することができないからです。
昔はリスニングやスピーキングが重視されていなかったので、たとえば、「dangerous」を「ダンゲロウス」と、語呂合わせで暗記するだけでも点数を取ることができました。
語呂合わせによる単語暗記は、読み書きだけの試験であれば大丈夫でしたが、リスニングやスピーキングの試験では通用しません。
英単語・英塾を暗記するときは、発音も一緒に覚えることが大切です。
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>>英単語の覚え方!【中学生向け】成績アップにつながる効率的な暗記法とは?
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勉強法2:文法を覚える
高校受験の英語の勉強では、英文法をしっかりと覚えることも重要です。



受験勉強に限らず、英語学習では文法の理解がとても大切です。
英文法を理解できていなければ、英文の意味を正確に理解することができないからです。
長文読解に取り組むときも、英作文に取り組むときも、リスニングやスピーキングに取り組むときも、必ず英文法の知識が必要になります。
英単語・英熟語・英文法は英語学習の基礎であり、勉強においては基礎をしっかりと固めることが一番重要です。
マニアックな英文法を覚える必要はありませんが、基本的な英文法を瞬時に使いこなせるように対策していくことが大切です。
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>>英語が苦手な中学生でも安心!文法の覚え方を徹底解説
勉強法3:音読をする
高校受験に限ったことではありませんが、英語の勉強では音読を取り入れることが重要です。
音読をすることで学習内容を定着させることができますし、英文を速く正確に理解することができるようにもなるからです。
英語は、手や目だけでなく、口や耳も使って覚えると、4技能をバランスよく伸ばすことができます。
英語4技能とは、「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」の4つの力のことです。
英語を声に出して練習することで、英語を英文法などの「理論」としてだけでなく、「言葉」として身につけることができます。
また、音読では英文の意味を前から理解していく練習ができるため、長文を読むスピードを上げることができます。
後ろから訳すと時間がかかる
英文を前から理解して読むスピードを上げる
また、音読はリスニングの練習にも効果的です。
英語の勉強に取り組むときは、読み書きだけでなく、音読にも取り組むことを常に意識できると良いです。
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>>英語学習の近道は音読!正しいやり方と効率よく総合力を高めるためのポイント
勉強法4:問題集は1冊を繰り返す
高校受験の英語の勉強では、多くの問題集に取り組むのではなく、1冊の問題集に繰り返し取り組むようにすることが大切です。
勉強は、「何をやったか」よりも、「何をできるようにしたか」のほうが大切だからです。
学習内容を1回で理解し、覚えることはできません。
何度も繰り返し取り組むことで定着し、深く理解することができます。
問題集は最低3周して、すべての問題を自分の力だけで解けるようにしていくことが重要です。
解けない問題を解けるようにすることが目的なので、すべての問題を3回解く必要はありません。
2周目、3周目は、解けなかった問題だけに取り組んでいくと効率的です。
逆に、3周しても解けなかった問題は、何度も繰り返し挑戦して、自分の力で解けるようになるまで繰り返せると良いです。
勉強法5:英作文の練習をする
高校受験の英語の勉強では、英作文の練習に取り組むことも大切です。
多くの都道府県の公立高校一般入試で、英作文の問題が出題されているからです。
英作文では、頭の中にあるイメージを言葉としてアウトプットする必要があるので、文法や長文読解の問題とは異なる練習が必要になります。
英作文は自分で採点するのが難しい分野ですので、添削してもらうことができると力を伸ばしやすいです。
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>>中学生が英作文の問題を解けるようにするためのコツと8つの本質的な対策
勉強法6:定期テストで毎回高得点を狙う
高校受験の英語の勉強では、定期テストで毎回高得点を狙うようにすることが重要です。
定期テストの対策を頑張ると、英語の基礎基本をしっかりと身につけることができるからです。
定期テスト対策で基礎基本を定着させていくことが、高校受験のための英語力を育てていくことにつながります。
まずは定期テスト対策で各単元の学習内容を深く理解し、基礎力を積み上げていくことが大切です。
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勉強法7:英検を受験する
高校受験の英語の勉強では、英検合格を目標にしながら頑張ると良いです。
英検は、英語学習の中間目標としてとても便利だからです。
また、英検の取得級によっては高校受験を有利にすることもできます。
英検は特に推薦入試で優遇されることが多いですが、一般入試で受験をする中学生であっても、高校受験を戦略的に有利にすることができます。
英検を利用して併願校の受験を有利にすることで、第一志望校の対策に集中することができるからです。
併願とは、複数の学校に出願することです。
英検は、英語の先取り学習のペースメーカーとしても便利です。
特に、難関高校の受験を考えているようであれば、英語の先取り学習は必須です。
英検は高校受験に超有利なので、しっかりと活用できると有意義です。
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高校受験の英語対策におすすめの学習塾・教材
英語の勉強は、問題集などを利用して独学で取り組むこともできますが、学習塾などの学習サービスを利用することをおすすめします。
英語は概念的な理解が必要な部分も多く、コツコツと取り組んで積み上げていかなければないことも多いため、中学生が一人で取り組んでいくのは難しいからです。
中学生の英語対策におすすめの塾や教材は、次の5つです。
中学生の英語対策におすすめの塾
おすすめ1:森塾
中学生が英語の勉強に取り組むのであれば、個別指導塾『森塾』がおすすめです。
森塾では、リーズナブルな料金で定期テスト対策や高校受験対策に取り組むことができるからです。
毎回の定期テスト対策で本質的な英語力を身につけていくことで、スモールステップで高校受験にも対応できる力を身につけていくことができます。
先生1人に生徒2人までの少人数制の個別指導塾なので、問題を解くだけの授業にならずに、しっかりと解説や指導をお願いすることができます。
1科目+20点の成績保証制度があるので、安心して利用できます。
▼森塾の公式サイトはこちらから
【森塾】
おすすめ2:個別教室のトライ
中学生が英語の勉強に取り組むのであれば、個別教室のトライもおすすめです。
個別教室のトライは1:1の完全マンツーマン授業なので、しっかりと対話をしながら英語を理解していくことができるからです。
専任講師と教育プランナーが、一人ひとりに合わせたカリキュラムを作るので、現状の学力に合った授業計画を立ててもらうことができます。
トライはオンラインのサービスもあるので、近くに教室がない場合でも利用することができます。
▼個別教室のトライの公式サイトはこちらから
【個別教室のトライ】
おすすめ3:東進オンライン学校中学部
中学生が英語の勉強に取り組むのであれば、映像授業サービスの東進オンライン学校中学部もおすすめです。
東進オンライン学校中学部であれば、日本人講師とネイティブ講師による授業で、楽しく英語を学んでいくことができるからです。
大学受験予備校大手の東進ハイスクールの講師による授業を、格安で受けることができるのも大きなメリットです。
漫才のような授業で楽しく学ぶことができるので、英語が苦手な中学生でも継続学習を目指すことができます。
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東進オンライン学校 中学部
東進オンライン学校中学部についての詳細は、『東進オンライン学校中学部は映像授業で「先取り+定期テスト対策」ができる!料金・口コミは?』で解説しています。
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【2025年版】東進オンライン学校中学部は映像授業で「先取り+定期テスト対策」ができる!料金・口コミは?
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おすすめ4:スタディサプリ中学講座
中学生が英語の勉強に取り組むのであれば、映像授業サービスのスタディサプリ中学講座もおすすめです。
スタディサプリ中学講座であれば、一流講師によるわかりやすい授業をいつでもどこでも格安で受けられるだけでなく、基礎演習問題も解き放題だからです。
授業を受けて「わかる」ようにできるだけでなく、演習問題に取り組んで「できる」ようにすることができます。
小学校から高校までの授業をいくらでも受け放題なので、過去の学習内容の復習から、高校3年生までの先取り学習まで、自由に取り組むことができます。
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スタサプ
スタディサプリ中学講座についての詳細は、『スタディサプリ中学講座は『授業+演習』で理解度アップ!料金・口コミは?』で解説しています。
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おすすめ5:明光義塾
中学生が英語の勉強に取り組むのであれば、明光義塾もおすすめです。
明光義塾では、10段階学習法で、子どもの現状の成績に応じた、最適な指導を受けることができるからです。
授業では、学習内容を子どもが自分の言葉で説明するので、しっかりと理解できているかどうかを確認しながら進めることができます。
教室が多く、家の近くにあることも多いので、便利に利用することができます。
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個別指導の明光義塾
まとめ
それでは、高校受験の英語勉強方法についての解説をまとめます。
結論
最近の高校受験の英語は昔とは異なり、英語4技能のバランスや実用的な英語力が重視されています。
単純な暗記を頑張るだけではなく、英語を実用的に運用できる力も身につけていくことが大切です。
高校受験の英語を勉強するときのポイントは、主に次の7つです。
高校受験の英語の勉強法
中学生の英語対策におすすめの塾や教材は、次の5つです。
中学生の英語対策におすすめの塾
今回の記事が、お子様が効果的な高校受験対策に取り組み、英語の成績を伸ばしていくきっかけになればとてもうれしいです。
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