中学生

【中学生】Z会のおすすめの活用法。料金・口コミは?

2022年1月7日

Z会中学生

こんにちは。エデュサポです。

通信教育教材やタブレット教材、いろいろあるけどどれがいいんだろう

中学生の子どもにZ会の通信教育教材を考えているが、実際のところどうなんだろう

と、考えられている保護者の方もいらっしゃると思います。

そこで、今回は中学生へのZ会のおすすめの活用法等を紹介します

今回お話する内容は次の5点です。

Z会についての5点

  • Z会のおすすめの活用法
  • Z会の料金
  • Z会の勉強に取り組ませるための工夫
  • Z会の評判・口コミ
  • Z会のメリット・デメリットまとめ

 

私は以前、塾講師の仕事をしていました。集団塾と個別塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営の仕事をしていた時期もあります。かれこれ20年以上、塾業界で働きました。

これまでの経験を基に解説します。中学生のお子様に、Z会を活用すべきかどうかの判断の参考としていただけたらとても嬉しいです。

Z会のおすすめの活用法

活用

Z会には、紙の教材で学習する「中学生テキストコース」と、タブレットの教材で学習する「中学生タブレットコース」が用意されています。

特別な理由がない限りは、中学生タブレットコースにすることをおすすめします。紙よりもタブレットの方ができることが多いということもありますが、中学生タブレットコースが優秀すぎて、紙の教材では太刀打ちできません。

中学生タブレットコースは、高校受験をしない中高一貫校コースと、高校受験をする一般的なコースに分かれています。

中学生テキストコースは、「進学クラス」と「特進クラス」に分かれています。

中学生テキストコースでどちらのクラスにするか迷った場合は、難易度の低い進学クラスを選択してください。進学クラスで試してみて、簡単すぎるようであれば特進クラスに変更しましょう。

進学クラスでも十分に難易度は高いですし、はじめから特進クラスにして挫折してしまってはもったいないです。

それでは、ここからは学力層ごとにZ会のおすすめの活用法を紹介します。

学力層は次の3つに分けて解説します。

3つの学力層

  • 難関校合格を目指す子ども
  • 平均点前後を取れている子ども
  • 平均点を目指す子ども

難関校合格を目指す子ども

進学校のような難関高校の合格を目指すようであれば、メイン教材としてZ会をやり込むことをおすすめします

最難関高校の合格を目指すようであれば、塾などをメインとし、演習量アップのための副教材としてZ会を利用することをおすすめします

Z会は難易度の高い問題も用意されていますし、しっかりとやり込めば演習量もかなり多いです。地域の難関校を目指す場合であっても、Z会+副教材で十分に合格することができます。

最難関高校の合格を目指すようであれば、Z会だけでは演習量不足です。塾や家庭教師をメインとして、課題や宿題が物足りないと感じる場合にはZ会を利用すると良いでしょう。

先取り学習に利用するのもおすすめ

Z会の中学生タブレットコースは、中学1年生から3年生までの内容をいつでも勉強することができます。

そのため、中学2年生までに中学での勉強内容をすべて終わらせてしまい、それから発展的な内容にどんどん取り組んでいくという使い方もおすすめします。

中高一貫校コースであれば、英語と数学は高校範囲まで学習することができます。高1の範囲まで先取りしてから高校受験の準備をするという使い方も有意義です。

努力次第とはなりますが、上を目指そうと思えばいくらでも上を目指せるシステムになっています。

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【中学生のためのZ会の通信教育】

平均点前後を取れている子ども

地域の公立中学校に通っていて、学年の平均点前後を取れている子どもには、メインの勉強としてZ会をやり込むことをおすすめします

Z会を目一杯やり込むのであれば、塾に通う必要はありません。逆に、既に塾に通っているようであれば、Z会を追加する必要はありません。

成績が伸びてきて、「最難関校を目指したい!!」と思ったら、塾+Z会のセットを考えると良いです。

Z会の中学生タブレットコースは、中学1年生から3年生までの内容をいつでも勉強することができます。

そのため、苦手が見つかったら学年をさかのぼって復習したり、定期テスト前に不安な単元を繰り返し演習したり、得意な分野は学年を先取りして勉強したりすることができます。

工夫して取り組めば、定期テストで90点以上は確実に狙えます学年順位も、上位10%は確実に狙えます

おさらいや先取りを活用しながら定期テストで上位を狙い、その勢いのまま難関校合格を目指して頑張るのが良いでしょう。

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平均点を目指す子ども

勉強が苦手で、これから学年の平均点を目指したいという子どもには、メインの教材として、できる範囲で取り組むことをおすすめします

いきなりすべてやり込もうと思うと心が折れてしまうと思うので、まずはできる範囲で、気負いすぎずに取り組むと良いでしょう。

勉強が苦手な子どもは、これまでの学習でつまずいてしまっていることが多いので、つまずきポイントを埋めることに重点を置いて取り組むと良いです

Z会の中学生タブレットコースは、中学1年生から3年生までの内容をいつでも勉強することができます。

中学2年生や3年生の子どもが、苦手分野の克服のために中1や中2の範囲にさかのぼって取り組むという使い方がおすすめです。

ただし、小学校の範囲までは戻れません。小学校の範囲までさかのぼる必要がある場合は、無学年式のすららをおすすめします。

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おさらいや復習に利用する場合でも、基礎基本の演習を徹底しましょう。

まずはハイレベルな問題を解けるようにすることよりも、基礎基本の部分で学校の進度に追いつくことが大切です。

ハイレベルな問題は、学校の進度に追いついてから取り組みましょう。

努力次第にはなりますが、一気に苦手を克服して、学校の授業に追いつくことも目指せます。

まずはとにかく基礎の定着です。基礎部分を徹底して、学校の授業の進度に追いつくことを目標とすると良いでしょう。

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Z会の料金

料金

料金に関しては、2022年1月時点でのものになります。すべて税込み価格です。基本的には「12カ月一括払い」の料金を表示しています。

中学生テキストコース受講会費

学年 進学クラス
1講座
特進クラス
1講座
進学クラス
5講座セット
(英数国理社)
特進クラス
5講座セット
(英数国理社)
専科作文 専科入試特訓
(英数国理社)
中学1年生 1カ月あたり
2,448円~
1カ月あたり
2,448円~
1カ月あたり
10,740円~
1カ月あたり
10,740円~
1カ月あたり
2,465円~
中学2年生 1カ月あたり
2,448円~
1カ月あたり
2,448円~
1カ月あたり
10,740円~
1カ月あたり
10,740円~
1カ月あたり
2,465円~
中学3年生 1カ月あたり
3,332円~
1カ月あたり
3,774円~
1カ月あたり
15,160円~
1カ月あたり
17,370円~
1カ月あたり
2,465円~
1カ月あたり
1,827円~

中学生タブレットコース受講会費

学年 単価受講
1教科
セット受講
(英数国理社)
中学1年生 1カ月あたり
2,023円~
1カ月あたり
8,115円~
中学2年生 1カ月あたり
2,193円~
1カ月あたり
8,965円~
中学3年生 1カ月あたり
2,686円~
1カ月あたり
11,430円~

入会金

0円

タブレット料金

専用タブレット
19,800円(セット受講12カ月一括払いなら実質0円)

または、各自でiPadを用意

料金詳細

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【中学生のためのZ会の通信教育】

Z会の料金について

Z会の料金は、「毎月払い」「6カ月一括払い」「12カ月一括払い」の3種類から選ぶことができます。

料金だけを見れば、12カ月一括払いが最もお得になります。長く続けるようであれば、12カ月一括払いでの申込みをおすすめします。

受講会費に関しては、通信教育教材の中ではやや高いと言えます。それでも、塾や家庭教師に比べれば格安と言えます。

専用タブレットは安く購入することができますが、これからの勉強を考えるのならば、少し高くてもiPadを購入してしまうことをおすすめします。

タブレットやスマートフォンは、勉強に活用できれば非常に効率的な学習ができます。中学生のうちから広くタブレットを活用できるようにすべきです。

iPadを既に持っている場合や、Z会以外でもiPadを利用する場合は、タブレット費用の問題はクリアできます。

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【中学生のためのZ会の通信教育】

Z会の勉強に取り組ませるための工夫

タブレット教材

通信教育教材やタブレット教材の最大のデメリットは、子どもに勉強に取り組ませ続けることが難しいことです。そのため、各社は様々な工夫をしています。

Z会の工夫

  • AIが学習到達度を判定
  • AIが今解くべき問題を出題
  • 丁寧な添削指導
  • 外国人講師とのオンラインレッスン

AIが学習到達度を判定

子どもの学習履歴を蓄積させることで、AIが学習の到達度を判定します。

取り組んだ問題の正誤やミスの傾向からAIが到達度を判定して、その到達度を単元ごとにグラフにすることで、現在の学習状況を視覚的に把握することができます

そのため、子ども自身が自分の得意・不得意を理解しながら、効率的に苦手を潰していくことができます。

AIが今解くべき問題を出題

蓄積された学習履歴から、子どもが今解くべき問題を自動で出題してくれます。

そのため、簡単すぎる問題ばかりで飽きてしまったり、難しい問題ばかりで挫折してしまうということになりにくいです。

丁寧な添削指導

Z会の添削指導は昔から丁寧ですが、タブレットでも同様の丁寧な添削を受けることができます。

タブレットコースの場合は、タブレットに記述で解答し、そのままタブレットで提出できます。

添削答案もタブレットで確認することができます。

先取り学習やさかのぼり学習でも添削課題を提出できるので、幅広く活用することができます。

外国人講師とのオンラインレッスン

Z会の中学生タブレットコースの英語には、通常の英語の他に、英語Asteriaというものがあります。

英語Asteriaは、「聞く」「読む」「話す」「聞く」の英語4技能を奥深く伸ばすことを目的としたものです。

この英語Asteriaでは、月に1回、外国人講師とのオンラインレッスンを受けることができます。

実際にネイティブスピーカーと英語を使って話すと、英語の力がつくだけでなく、英語へのモチベーションが大きくアップします

積極的に利用すると良いです。

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Z会の評判・口コミ

感想

良い口コミ

悪い口コミ

Z会のメリット・デメリットまとめ

メリット・デメリット

Z会のメリット

  • 塾に比べると料金が安い
  • 中学3年分の学習を自由に取り組める
  • AIを活用した効率的な学習ができる

Z会のデメリット

  • 通信教育教材としては料金が高め
  • タブレット購入に費用がかかる
  • 保護者が子どもの学習管理をしづらい

私が思うZ会のおすすめの活用法は、「中学3年分の学習に自由に取り組めることを利用して、子どもの学力に合わせて先取りやおさらいを取り入れながら学年上位を目指す」という使い方です。

Z会の中学生向けコースは、保護者が子どもの学習管理をするための仕組みがありません。

代わりに、AI等を活用して、今取り組むべき勉強を子ども自身が判断しやすいような仕組みになっています。

そのため、まったく学習習慣のない子どもが勉強に取り組み続けるのは非常に難しいです。

逆に、ある程度学習習慣がついていて、勉強のやり方がわかってきている子どもにとっては、自主性を育てられるような作りになっています

また、中学3年間の学習をいつでも横断できることは大きな魅力と言えるでしょう。

自由度の高い教材を使って、子どもの自主性を育てることを目指して、Z会の中学生向けコースを検討してみてはいかがでしょうか。

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