こんにちは。エデュサポ（@edsuppor）です。
子どもの勉強にオンライン家庭教師・オンライン個別指導を利用すべきかどうか、悩まれている保護者の方は多いです。
画面越しの授業で本当に大丈夫なのか、対面の家庭教師や個別指導塾のほうが良いのではないかと悩まれているのではないでしょうか。
結論
オンライン家庭教師にはデメリットも多いです。
一方で、対面の家庭教師や個別指導塾にはない、オンラインならではのメリットも多いです。
今回は、オンライン家庭教師・オンライン個別指導のデメリットやメリットを解説します。
記事の後半では、オンライン家庭教師・オンライン個別指導を利用する際に注意すべき点についても解説します。
最後まで読んでいただき、お子様の勉強にオンライン家庭教師を利用するかどうか、最適な判断を下すための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
（@edsuppor）
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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オンライン家庭教師のデメリット
オンライン家庭教師・オンライン個別指導には、対面の家庭教師や個別指導塾にはないデメリットがあります。
オンライン家庭教師のデメリットは、主に次の9個です。
オンライン家庭教師のデメリット
一つひとつ解説します。
デメリット1：友人やライバルと切磋琢磨できない
オンライン家庭教師・オンライン個別指導や対面の家庭教師の大きなデメリットは、友人やライバルと切磋琢磨することができないことです。
勉強は個人個人で取り組むものではありますが、友人やライバルの存在は重要です。
特に、受験勉強においては友人やライバルの存在が心の支えになりますし、お互いを刺激し合って努力量を増やすこともできます。
対面の個別指導塾であれば、授業自体は個別に受けていても、教室の中で仲間やライバルの存在を身近に感じることができます。
一方で、家庭教師やオンラインの学習関係だと、友人やライバルの存在を感じる機会はあまりありません。
友人やライバルと切磋琢磨できる機会が少ないことは、オンライン家庭教師の大きなデメリットといえます。
デメリット2：自習室が使えない
オンライン家庭教師・オンライン個別指導や対面の家庭教師の大きなデメリットは、自習室が使えないことです。
特に受験生にとっては、自習室を使えるかどうかは、塾を選ぶときの重要なチェックポイントです。
家で一人で勉強するよりも、頑張っている仲間やライバルが常に近くにいる自習室で勉強したほうが頑張れるからです。
また、自宅では静かな環境を作れなかったり、スマホやマンガなどの誘惑が多かったりといった悩みを持つ受験生も多いです。
自習室を使いたいがために塾に入学する受験生も多いです。
自習室を使えるかどうかも、学習塾を選ぶときの重要なポイントです。
デメリット3：指導が講師任せになる
オンライン家庭教師・オンライン個別指導や対面の家庭教師のデメリットは、指導が講師任せになりやすいということです。
大学生のアルバイト講師ですと、初回に指導方法などの簡単な研修を受けるだけで、あとは指導方針も含め講師に任せっきりとされる場合も多いです。
なお、対面の学習塾でも授業を講師任せにしている塾は多いです。
一方で、講師の指導レベルアップに大きく力を入れている学習塾も多いです。
家庭教師やオンライン家庭教師・オンライン個別指導のほうが、対面の学習塾よりも授業を講師任せにしているサービスが多いです。
デメリット4：マンツーマン授業なので料金が高い
オンライン家庭教師・オンライン個別指導は基本的には1：1のマンツーマン授業なので、料金が高いことが多いです。
対面の家庭教師と同様、兄弟で一緒に授業を受けると授業料が安くなる場合もあります。
対面の個別指導塾であれば、1：2や1：3の授業が多いので、授業料が割安になることが多いです。
対面の個別指導塾に比べると、オンライン家庭教師・オンライン個別指導は料金が高いと感じると思います。
デメリット5：集中できない子どもには難しい
オンライン家庭教師・オンライン個別指導は、集中力が続かない子どもには難しいです。
講師が物理的に近くにいるわけではないからです。
特に小学生の子どもについては、授業時間をどれくらいの長さにするべきかを考慮したほうが良いです。
オンライン家庭教師・オンライン個別指導は授業時間を短く設定することができることも多いので、基本的には問題ありません。
一方で、席に座り続けていることが難しい子どもの場合は、授業中も隣で保護者が付き添ってあげる必要があります。
デメリット6：機材やインターネット環境が必要
オンライン家庭教師・オンライン個別指導を受けるためには、カメラやマイクのついたパソコンかタブレット端末を用意する必要があります。
また、インターネット環境も整える必要があります。
スマートフォンでは板書や講師の顔を見づらいですし、インターネット環境が悪いと回線が途切れてしまったり、画面が止まってしまったりしてしまいます。
授業を受ける環境というのはとても重要です。
ストレスなく授業を受けられるように、機材やインターネット環境をそろえる必要があります。
パソコンがおすすめ
オンライン家庭教師・オンライン個別指導の授業は、パソコンを利用して受けるのがおすすめです。
パソコンは、スマートフォンやタブレットに比べて画面が大きく見やすいからです。
カメラがついているノートパソコンが特に便利です。
タブレットも便利
オンライン家庭教師・オンライン個別指導の授業を受けるのであれば、タブレットも便利です。
タブレットであれば、タッチペンを使って画面に直接書き込んだりすることもできるからです。
たとえば、オンライン家庭教師WAMでは独自のシステムを利用して、ホワイトボード画面に講師と生徒がタッチペンを使って直接書き込むことができます（各社によって対応が異なります）。
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マイク付きイヤホンは必要
オンライン家庭教師・オンライン個別指導の授業を受けるのであれば、マイク付きのイヤホン（またはヘッドホン）を用意したほうが良いです。
マイク付きイヤホンを利用したほうが、お互いの声をはっきりと聞くことができるからです。
授業中に相手の声がクリアに聞こえると、ストレスなく授業を受けることができます。
長時間つけていても耳が痛くならないよう、耳全体を覆うことができるオーバーイヤーヘッドホンがおすすめです。
一般的な光回線なら問題ない
インターネット回線は、一般的な光回線であれば特に問題ありません。
Wi-Fi接続でも大丈夫ですが、できれば有線で接続したほうが安定します。
デメリット7：空気感が伝わりづらい
オンライン家庭教師・オンライン個別指導は、生徒と講師の間の空気感が伝わりづらいのがデメリットです。
授業中、講師は生徒がどれくらい授業内容を理解しているかを感じながら授業を進めていきます。
対面の授業であれば、生徒の言葉や表情だけでなく、説明への反応やノートに書き写している様子など、多くの情報から空気感を読んで生徒の理解度を測ることができます。
一方で、オンラインの場合はカメラに映っている部分しか見ることができないので、空気感を読みづらいです。
画面上から空気感を読むためには、オンライン講師ならではの力量が必要になります。
デメリット8：受験情報が手薄になりやすい
オンライン家庭教師・オンライン個別指導や対面の家庭教師では、受験情報が手薄になりやすいというデメリットがあります。
受験指導も含めて、講師に一任されることが多いからです。
学習塾であれば多くの受験情報が集まるので、学習塾に通っているだけで自然と受験情報に触れることができます。
少なくとも、教室長などが多くの受験情報を持っているはずです。
一方で、受験指導が講師に一任されている状態では、講師が一人で受験情報を集める必要が出てきます。
その場合は、学習塾という場とは異なり、入手できる情報量に限りがあります。
受験は情報線でもあるので、受験情報を手に入れられるかどうかは大きなポイントとなります。
デメリット9：画面越しの授業が苦手な子どももいる
オンラインによる授業や動画の授業に慣れ親しんでいる子どもたちは多く、画面越しに授業を受けることに抵抗を持たない子どもが多いです。
しかし、それでも画面越しの授業を苦手としている子どももいます。
オンラインツールを利用することは現代においては基本ではありますが、子どもが苦手なのであれば無理して利用させる必要はありません。
子どもが得意なフィールドで学習させたほうが成果につながります。
オンライン家庭教師のメリット
オンライン家庭教師・オンライン個別指導にはデメリットも多いですが、オンラインならではのメリットも多いです。
オンラインならではのメリットを上手に利用できると、効果的に学力を伸ばすことができます。
オンライン家庭教師のメリットは、主に次の5つです。
オンライン家庭教師のメリット
一つひとつ解説します。
メリット1：全国の優秀な講師から選ぶことができる
オンライン家庭教師・オンライン個別指導では、どこに住んでいても全国の優秀な講師の授業を受けることができるのが大きなメリットです。
子どもの学力が伸びるかどうかは、担当する講師にかかっているからです。
たとえ東京から遠い場所に住んでいても、東京大学に通う講師に授業を担当してもらうこともできます。
近所に良い塾を見つけられない場合も、オンラインであれば、住んでいる場所に関係なくレベルの高い講師を見つけ出すことができます。
物理的な場所の制約が無いのは、オンラインの大きなメリットの一つです。
生徒と講師の相性も大事
勉強においては、講師の良し悪しだけでなく、生徒と講師の相性も非常に大事です。
相性の良い講師と出会うことができると、勉強に前向きになれたり、成績を大きく伸ばしたりすることができます。
オンラインであれば、どこに住んでいてもいろいろな講師に授業を担当してもらうことができるので、相性の良い講師に出会える可能性が上がります。
海外からでも授業を受けられる
オンライン家庭教師・オンライン個別指導であれば、海外に住んでいても日本人の優秀な講師の授業を受けることができます。
都市部に住んでいても、地方に住んでいても、海外に住んでいても、同様の授業を受けることができるのがオンラインのメリットです。
メリット2：マンツーマン授業のわりに料金が安い
オンライン家庭教師・オンライン個別指導は、マンツーマン授業のわりには料金が安いことが多いです。
対面の家庭教師や個別指導塾に比べて、コストがかからないからです。
対面の家庭教師であれば、講師に家まで来てもらう必要があります。
そのため、講師の拘束時間が長くなりますし、交通費も発生します。
多くの対面の家庭教師サービスでは、講師の交通費は基本料金に上乗せされて請求されます。
個別指導塾であれば、教室という場所を用意する必要があるので大きなコストがかかります。
オンラインは場所や移動にかかるコストを削減できるので、比較的安くマンツーマン授業を提供することができています。
メリット3：授業時間を柔軟に設定できる
オンライン家庭教師・オンライン個別指導は、授業時間を柔軟に設定できるのも大きなメリットです。
講師に時間をかけて家まで来てもらう必要がないので、30分や45分などの短時間の授業をお願いすることもできます。
不登校の子どもの場合でも、午前中から授業をお願いすることもできます。
部活や習い事で忙しい場合には、夜遅い時間に授業をお願いすることもできます。
事前に連絡をすれば、授業日時を変更してもらうことができる場合が多いです。
時間に柔軟なのは、オンラインのメリットです。
メリット4：講師を家にあげる必要がない
オンライン家庭教師・オンライン個別指導では、講師を自宅にあげる必要がないのもメリットです。
講師に自宅に来てもらうとなると結構気を遣うもので、掃除をしたり、お茶やお菓子を用意したりと、思ったよりも面倒です。
また、防犯意識が高まってきている昨今では、生徒と講師が部屋で二人きりになってしまうのも、ご家庭から見ても講師から見てもリスクです。
個別指導の学習塾などでも、講師と生徒が二人きりにならないような仕組みを作っている所が多いです。
オンラインでは物理的に二人きりになることはないので、そういったリスクを回避することができます。
また、サービスによっては授業を録画することもできますので安心です。
メリット5：特化型サービスもある
オンライン家庭教師・オンライン個別指導では、数学特化や国語特化など、特化型のサービスを提供している企業もあります。
特化型サービスは子どもの苦手や得意をピンポイントで対策することができるので便利です。
特化型のサービスは、人が集まりやすい都市部に多く、地方には少ない傾向があります。
一方で、オンラインであれば物理的な制約がないので、どこに住んでいても特化型の授業を受けることができます。
特に、国語の読解力や数学に悩みを抱えている子どもは多いので、国語や数学に特化した授業は人気があります。
たとえば、『数強塾』では数学に特化した指導を受けることができるので、数学が苦手な子どもや、数学の応用問題を解けるようにしたい子どもにおすすめです。
また、『ヨミサマ。』では、東大生との1対1の対話を通して国語力を鍛えていくので、現代文の読解力を育てたい子どもにおすすめです。
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デメリットを埋めているサービスを選ぶと良い
オンライン家庭教師・オンライン個別指導を選ぶときは、デメリットを上手に埋めているサービスを選ぶことができると良いです。
各社いろいろな工夫をして、オンライン家庭教師のデメリットを埋めようとしています。
たとえば、次のようなサービスを提供しているオンライン家庭教師もあります。
オンライン家庭教師の工夫
一つひとつ解説します。
工夫1：オンライン自習室
オンライン家庭教師・オンライン個別指導の中には、オンライン自習室を用意しているサービスもあります。
オンライン自習室では、自宅で自習している勉強姿をwebカメラで映し合いながら自習に取り組むことができます。
一人ではなかなか勉強に取り組めなくても、頑張っている仲間やライバルの顔が見えると頑張ることができます。
自分が勉強している姿を他の人に見られることで、緊張感を持って勉強に取り組むこともできます。
また、仲間やライバルの姿が見えると連帯感も生まれます。
たとえば、『オンライン家庭教師WAM』は特にオンライン自習室に力を入れていて、ルームマスターがオンライン自習室を巡回するなど、集中して勉強できるようにいろいろな工夫がされています。
また、『勉トレ』では、マンツーマン授業とオンライン自習室を組み合わせた、おもしろいサービスを提供しています。
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工夫2：講師育成に力を入れている
オンライン家庭教師・オンライン個別指導の中には、講師の育成に力を入れているサービスもあります。
たとえば、『オンライン家庭教師WAM』では、オンラインの授業にも関わらず、講師は指導センターに出勤して授業を行います。
指導センターには社員のセンター長や先輩講師もいますので、講師が指導方法などを勉強することができます。
また、『オンライン家庭教師e-Live』では、e-Liveの卒業生か、e-Live講師からの紹介のみで講師が集められています。
そのようにすることで、信頼できる講師を集めています。
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工夫3：機材設定などのサポートサービス
多くのオンライン家庭教師・オンライン個別指導では、機材設定などのサポートをしてもらえます。
必要な機材がわからない場合や、パソコンやタブレットの設定方法がわからない場合は、電話やメッセージなどでサポートしてもらえます。
工夫4：講師以外の担当がつく
オンライン家庭教師・オンライン個別指導の中には、講師以外の担当をつけてもらえるサービスもあります。
進路の相談や学習の相談、担当講師には話しにくいことを相談することができます。
大学生のアルバイト講師の場合、受験情報や勉強に関する情報などについて、一人の講師が持っている情報量に限界があります。
そのため、勉強を教えるということ以外の部分もすべて講師に任せきりにしてしまうのは、あまり好ましい状態ではありません。
勉強を教える講師の他に、その他の部分をサポートしてくれる担当もつくと安心です。
たとえば、『オンライン家庭教師e-Live』では、生徒1人につき講師・担当・副担当の3人が担当につきます。
また、『オンライン家庭教師WAM』では、講師の他に教育アドバイザーが担当につきます。
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良い講師と出会うためのポイント
オンライン家庭教師・オンライン個別指導では、良い講師に出会うことが大切です。
良い講師や、子どもと相性の良い講師に教えてもらうことができると、子どもの成績を大きく伸ばせる可能性が高いからです。
子どもの学習状況や性格によって、「良い講師」はそれぞれ異なります。
オンライン家庭教師・オンライン個別指導は、全国に住む多くの講師の中から「良い講師」を探すことができるのが大きなメリットです。
「良い講師」に出会うためには、事前に担当してもらいたい講師像を描いておくことが大切です。
各社、コンセプトを持って講師を集めているからです。
担当してもらいたい講師像を描いておくと、子どもに合ったサービスを選ぶことができます。
たとえば、次のようなコンセプトで講師を集めているサービスがあります。
講師コンセプト
コンセプト1：頼れる先輩・憧れの先輩
『オンライン家庭教師e-Live』では、生徒が憧れるような講師をマッチングしています。
憧れがあると、目標に向けて努力することができるからです。
生徒が志望している学校出身、同じスポーツや趣味をやっている、同じ夢を持っているなど、生徒が憧れるような講師を選んでもらえます。
勉強を頑張ったり、志望校合格に向けてモチベーションを上げたりするのに、「憧れ」は大切な要素です。
なかなか勉強に取り組めない子どもでも、憧れの先輩に教えてもらうことでモチベーションを上げることができる場合も多いです。
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コンセプト2：励ましてくれる
オンライン家庭教師・オンライン個別指導の中には、コーチングを提供しているサービスもあります。
コーチングでは、生徒が頑張れるように励ましてくれたり、自立して学習に取り組めるように学習指導をしてもらえたりします。
勉強においては、勉強を教える「ティーチング」が重要視される傾向にありますが、実は生徒を励まして導く「コーチング」は非常に重要です。
経験豊富な講師は、「ティーチング」だけでなく、「コーチング」も大切にしながら指導をしています。
たとえば、『松陰スタディ（ネット松陰塾）』では、担当コーチの指導のもとで、AIを活用したオンライン学習システムを使って学習していきます。
AIを活用した教材は非常に学習効率が良い一方、子どもが一人で頑張り続けるのは難しいというデメリットがありました。
「コーチング」を行うコーチが担当につくことで、学習計画の作成や学習進捗のチェックなどをしてもらいながら、効率の良いAI教材を活用することができます。
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コンセプト3：プロ講師
オンライン家庭教師・オンライン個別指導の中には、プロ講師を集めているサービスもあります。
プロ講師は大学生のアルバイト講師よりも経験が豊富なので、質の高い指導を受けることができます。
「講師の質」は、成績アップのために非常に重要な要素です。
特に1：1のマンツーマン授業では、講師の質が子どもの成績に直結します。
授業の質にこだわりたい場合は、プロ講師による授業をおすすめします。
たとえば、『数強塾』では、プロ講師の指導で数学の本質の理解を目指し、数学の苦手克服を目指すことができます。
また、『オンライン家庭教師マナリンク』では、講師の紹介動画を見てプロ講師を指名することができます。
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コンセプト4：東大や難関大に通っている講師
オンライン家庭教師・オンライン個別指導の中には、東京大学や京都大学、難関大学に通っている講師を集めているサービスもあります。
勉強ができる講師が、必ずしも勉強を教えることが上手なわけではありません。
一方で、難関大学に通っている講師は、難関大学に合格するだけの努力を重ねて、実際に結果を勝ち取った経験がある講師です。
そのような講師の経験を直に聞けるのは大きな魅力です。
特に、東大生講師による家庭教師は人気です。
オンラインであれば、どこに住んでいても東大生や京大生、難関大学生講師による指導を受けられるのが大きなメリットです。
たとえば、国語特化の『ヨミサマ。』の講師は、全員東大生か京大生です。
また、オンライン個別指導『トウコベ』の講師は現役の東大生が中心です。
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不安であれば体験してみるのが良い
オンラインの学習サービスは保護者世代にはあまり馴染みがないので、実際に利用すべきかどうか不安に感じられると思います。
実際に子どもに合うかどうかという点も心配な点です。
もし、不安なようであれば、実際に体験授業を受けてみることをおすすめします。
無料で体験授業を受けられるサービスが多いので、まずは体験授業に申し込んでみると良いです。
オンライン家庭教師・オンライン個別指導にはデメリットも多いですが、対面型の学習サービスでは提供できないようなメリットも多いです。
不安や心配だからといって利用しないのはもったいないです。
特徴あるサービスも多いので、いろいろと体験してみて、良いと思えば利用し、やっぱりうちの子には合わないと思えば見送ると良いと思います。
いずれにしても、まずはいろいろなオンライン家庭教師・オンライン個別指導の体験授業を受けるところからはじめてみると良いでしょう。
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まとめ
それでは、オンライン家庭教師・オンライン個別指導のデメリットやメリットについての解説をまとめます。
結論
オンライン家庭教師にはデメリットも多いです。
一方で、対面の家庭教師や個別指導塾にはない、オンラインならではのメリットも多いです。
オンライン家庭教師のデメリットは、主に次の9個です。
オンライン家庭教師のデメリット
- 友人やライバルと切磋琢磨できない
- 自習室が使えない
- 指導が講師任せになる
- マンツーマン授業なので料金が高い
- 集中できない子どもには難しい
- 機材やインターネット環境が必要
- 空気感が伝わりづらい
- 受験情報が手薄になりやすい
- 画面越しの授業が苦手な子どももいる
オンライン家庭教師のメリットは、主に次の5つです。
オンライン家庭教師のメリット
- 全国の優秀な講師から選ぶことができる
- マンツーマン授業のわりに料金が安い
- 授業時間を柔軟に設定できる
- 講師を家にあげる必要がない
- 特化型サービスもある
各社いろいろな工夫をして、オンライン家庭教師のデメリットを埋めようとしています。
たとえば、次のようなサービスを提供しているオンライン家庭教師もあります。
オンライン家庭教師の工夫
- オンライン自習室
- 講師育成に力を入れている
- 機材設定などのサポートサービス
- 講師以外の担当がつく
オンライン家庭教師・オンライン個別指導では、良い講師に出会うことが大切です。
担当してもらいたい講師像を描いておくと、子どもに合ったサービスを選ぶことができます。
たとえば、次のようなコンセプトで講師を集めているサービスがあります。
講師コンセプト
- 頼れる先輩・憧れの先輩
- 励ましてくれる
- プロ講師
- 東大や難関大に通っている講師
今回の記事が、お子様の勉強にオンライン家庭教師を利用するかどうか、最適な判断を下すための参考となればとてもうれしいです。
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