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参考書独学のほうが予備校に通うよりも合格できる高校生の特徴【大学受験】

2024年8月6日

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参考書 独学

こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

 

保護者
保護者
高校生の子どもを、大学受験に向けて予備校に通わせるべきかどうか迷っています。高い料金を払って予備校に行かせるよりも、参考書を使って独学で勉強させたほうが良いという話を聞いたのですが、本当でしょうか。

 

保護者
保護者
予備校に行っても行かなくても、結局は本人の努力が一番大切だと思っています。そうであれば、参考書を使って独学で頑張ったほうが良いのではないでしょうか・・・。

 

参考書を使って、独学で大学受験対策に取り組もうと考える高校生や保護者の方は多いです。

受験といえば塾や予備校に通うのが当然なので、本当に独学で大学に合格できるのかと疑問に思われているのではないでしょうか。

結論

予備校に通うよりも、参考書を使って独学で勉強したほうが学力が伸びる高校生もいます。

一方で、ほとんどの高校生は、独学で取り組むよりも、予備校に通ったほうが志望大学に合格できる可能性が上がります。

 

今回は、参考書独学のほうが、予備校に通うよりも大学に合格できる高校生の特徴について解説します。

記事の後半では、参考書独学で大学受験対策に取り組む高校生が、更に合格率を上げるためにできることを解説します。

最後まで読んでいただき、お子様が参考書独学で大学受験に取り組めるかどうかを判断していただき、志望校合格に向けて学力を伸ばしていくための参考としていただければとてもうれしいです。

この記事の筆者

エデュサポ

エデュサポ
@edsuppor

  • 元塾教室長
  • 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
  • 塾業界勤務経験は20年以上
  • 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設

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参考書での独学が向いている人の特徴

問題集

予備校に通うよりも、参考書での独学のほうが向いている人の特徴は、主に次の3つです

参考書での独学のほうが向いている人の特徴

特徴1:既に学力が高い

参考書での独学のほうが向いている人は、既に学力が高い人です。

学力が高いということは、既に自分に合った勉強方法を見つけられていて、結果を出すための努力もできているということだからです。

周りから、「旧帝大や早慶の合格を狙える」と言われるような成績を取れているようであれば、参考書での独学が向いています。

特徴2:人に言われずに勉強に取り組める

参考書での独学のほうが向いている人は、人に言われずに勉強に取り組める人です。

大学受験の成否を分けるのは、結局は努力量だからです。

誰にも何も言われずに毎日勉強に取り組める人や、あたり前のように1日10時間以上勉強できる人は、参考書での独学が向いています。

特徴3:分析と課題解決が得意

参考書での独学のほうが向いている人の特徴は、分析と課題解決が得意であることです。

大学受験では、自分の学習理解度を分析しながら、志望校に合格するための戦略を考えていく必要があるからです。

ただがむしゃらに勉強するだけでなく、自分の弱点はどこで、いつまでにどこを伸ばしていくべきか、戦略的に勉強に取り組まなければ入試本番に間に合いません。

正しい分析をするためには、正しい情報を集めることも重要です。

参考書で独学していく場合は、情報を収集する力も大切になります。

予備校に通ったほうが良い人の特徴

大学受験 受験勉強 学習塾 予備校

予備校に通ったほうが良い人の特徴は、主に次の4つです

特徴1:模試で結果を出せていない

予備校に通ったほうが良い人は、模試で結果を出せていない人です。

模試で結果を出せていないということは、正しい勉強方法を理解できていないということだからです。

正しい勉強方法がわからない状態で独学に挑戦するのは非常に危険です。

 

定期テストの成績は参考程度に

定期テストでは良い成績を取れても、模試では点数が取れないという高校生は多いです。

大学受験において参考にすべきは、模試の点数です。

定期テストは出題範囲が狭いですし、基礎的な問題が多いので、大学受験における指標としては参考程度にしたほうが良いです。

一方で、定期テストで点数を取ることも非常に大切なことです。

定期テストでも模試でもしっかりと点数を取れるように勉強に取り組むべきです。

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特徴2:モチベーション維持に不安がある

予備校に通ったほうが良い人は、モチベーション維持に不安がある人です。

やる気が出ないという理由で勉強をサボるようなことがあれば、あっという間にライバルたちに置いていかれてしまうからです。

長期戦になる受験勉強では、モチベーション管理も非常に大切です。

一人で勉強に取り組み続ける自信がないようであれば、予備校を利用すべきです。

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モチベーションアップには自習室がおすすめ

予備校の自習室を利用すると、勉強へのモチベーションを維持することができます

自習室では、本気で努力している仲間やライバルの姿を、目の前に見ることができるからです。

また、他の受験生たちがどれくらいの努力をしているのか、肌で感じることもできます。

自習室を利用したいがために、塾や予備校に入学する受験生も多いです。

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特徴3:計画通りに勉強するのが苦手

予備校に通ったほうが良い人は、計画通りに勉強するのが苦手な人です。

受験にはタイムリミットがあるからです。

志望校に合格するためには、限られた時間の中でいつまでに何をすべきかを決めて、それを実行していく力が求められます。

「学習計画を立てることが苦手」や、「立てた計画を計画通りに実行できない」という場合は、予備校の力を借りたほうが良いです。

特徴4:情報収集が苦手

予備校に通ったほうが良い人は、情報収集が苦手な人です。

受験は情報戦でもあるからです。

大学受験は、高校受験よりも遥かに複雑です。

選べる大学の選択肢も多いですし、試験方式や入試のシステムも複雑です。

インターネットを活用すれば、自分で必要な情報を得ることはできますが、膨大な情報から「正しい情報」や「自分に必要な情報」を選別するのは難しいです。

情報収集が苦手なようであれば、良質な受験情報が集まる予備校を利用したほうが良いです。

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予備校に通うメリット・デメリット

メリット・デメリット

予備校というと「授業がわかりやすい」という部分に注目されますが、むしろ授業以外の部分にもメリットが多いです。

予備校に通うメリット・デメリットは次のとおりです。

▼この表は横にスクロールできます。

メリット デメリット
授業がわかりやすい
自習室を利用できる
仲間やライバルと一緒に頑張れる
勉強や受験に関する情報が豊富
合格するためのカリキュラムを作ってもらえる
学習進捗や成績推移を管理・マネジメントしてもらえる
いつでも進路面談ができる
費用が高い
取り組みたいことに取り組めない場合がある
通塾に時間を取られる

予備校は、学習管理やモチベーション管理、受験情報や受験戦略といったところで頼りになります。

一方で、大学受験向けの予備校は費用が高額になることが大きなデメリットです。

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参考書での独学のメリット・デメリット

比較 メリット デメリット

参考書での独学のメリット・デメリットは次のとおりです

▼この表は横にスクロールできます。

メリット デメリット
費用が格安
 自分に必要な勉強だけに取り組める
自分にとって一番効率のよい方法で勉強に取り組める
勉強ペースを自分で決められる
大学受験向けの参考書の情報は多く選びやすい
主体性が育つ
勉強以外のことも自分ひとりでやらなければならない
自習室を利用できない
 モチベーションの維持が難しい

参考書での独学は、お金がほとんどかからないことが大きなメリットです。

また、勉強の自習度が高いので、自分で決めて自分で取り組みたい高校生にとってはメリットが非常に大きいです。

「参考書選びに困るのではないか」と心配される方も多いですが、大学受験向けの参考書に関する情報は多いので、必要な参考書、取り組む順序などはあまり迷わないと思います。

一方で、受験情報や勉強情報の収集、模試の分析等、勉強以外のこともすべて自分でやらなければならないのが独学の大きなデメリットです。

自習室を利用できず、モチベーションの維持が難しいという部分も大きな難点になります。

特にモチベーション維持が難しく、SNSや勉強アプリなどを利用して他の受験生とつながることでモチベーションを維持している高校生も多いです。

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参考書独学派は映像授業との併用がおすすめ

オンライン授業 映像授業

参考書での独学をする場合であっても、映像授業サービスを併用して取り組むことを強くおすすめします

映像授業サービスは格安ですし、参考書での独学によるメリットを潰すことなく、デメリットをいくつか解消できるからです。

人気講師によるわかりやすい授業をいつでも自由に受けることができるため、特に難しい概念を学習するときは、参考書の文字情報だけで勉強するよりも、映像授業で授業を受けてしまったほうが効果的です。

たとえば、スタディサプリ高校・大学 受験講座であれば、人気講師による授業を全教科全範囲自由に受けられるので、必要な授業を必要なときに活用することができます。

少し料金は高くなりますが、担当コーチに学習プランを作ってもらったり、勉強方法等に関する相談に乗ってもらったりできるコースもあります。

参考書での独学のデメリットを解消するために、映像授業サービスも利用できると効率的です。

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スタディサプリ高校・大学 受験講座については、『スタディサプリは勉強したい高校生の強い味方!活用法・料金・口コミは?』で解説しています。

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参考書独学派でも予備校の活用は検討すべき

学習塾 レッスン

参考書での独学をする場合であっても、予備校を一部活用することも検討してみると良いです。

最近の予備校はIT化が進んでいたり、AIを活用したりしていて、勉強効率が以前よりも格段に上がっているからです。

基本的には参考書を利用して独学で取り組みながら、自分にとって本当に効果がありそうな部分だけ予備校を活用すると良いです。

本当に必要な部分だけ予備校を活用することができれば、費用を安く抑えたうえで、勉強効率をさらに上げることができます。

本当に必要な教科だけ授業を受講して、自習室をフル活用して自分が用意した参考書に取り組んでも良いでしょう。

 

入学を検討する時点で正直に相談しておくべき

難関大学への合格が見込めそうな生徒であれば、予備校は入学を歓迎します。

一方で、予備校の指導方針に沿わない生徒は歓迎されません。

予備校への入学を検討する時点で、予備校をどのように活用していきたいか、担当者に正直に相談しておいたほうが良いです。

生徒と保護者、予備校が、チームとして同じ方向を向いていたほうが、志望校に合格する可能性が高くなるからです。

お互いに納得して入学すると、卒業まで協力し合いながら勉強に取り組むことができます。

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予備校に通う派も参考書は絶対に必要

問題集

予備校に通う場合であっても、参考書や問題集は絶対に必要になります

授業を受けるだけでは学力は身につかないからです。

授業を受けて知識をインプットする勉強と、問題を解いて知識をアウトプットする勉強の両方が必要になります。

 

保護者
保護者
結局参考書を使うのであれば、やはり高いお金を払って予備校に通う意味はないのではないでしょうか・・・。

 

確かに、予備校に通っていても、一番大切なのは本人の努力です。予備校はあくまでもそのサポートです。
エデュサポ
エデュサポ

 

しかし、そのサポートの部分が非常に重要で、そこにお金をかける価値があります。
エデュサポ
エデュサポ

 

予備校に頼り切りになってしまうのは大きな問題ですが、基本的には予備校をしっかりと活用して、そのうえで参考書や問題集で自分の勉強にも取り組んでいくのが、一般的には一番効果が高く、効率がよいです。

どちらか一方だけを選ぶのではなく、費用と効果を考慮しながら、バランスを考えることが大切です。

大学受験対策におすすめの予備校

まとめ

それでは、参考書独学のほうが、予備校に通うよりも大学に合格できる高校生の特徴についての解説をまとめます。

結論

予備校に通うよりも、参考書を使って独学で勉強したほうが学力が伸びる高校生もいます。

一方で、ほとんどの高校生は、独学で取り組むよりも、予備校に通ったほうが志望大学に合格できる可能性が上がります。

 

予備校に通うよりも、参考書での独学のほうが向いている人の特徴は、主に次の3つです。

参考書での独学のほうが向いている人の特徴

  • 既に学力が高い
  • 人に言われずに勉強に取り組める
  • 分析と課題解決が得意

 

予備校に通ったほうが良い人の特徴は、主に次の4つです。

予備校に通ったほうが良い人の特徴

  • 模試で結果を出せていない
  • モチベーション維持に不安がある
  • 計画通りに勉強するのが苦手
  • 情報収集が苦手

 

予備校に通うメリット・デメリットは次のとおりです。

▼この表は横にスクロールできます。

メリット デメリット
授業がわかりやすい
自習室を利用できる
仲間やライバルと一緒に頑張れる
勉強や受験に関する情報が豊富
合格するためのカリキュラムを作ってもらえる
学習進捗や成績推移を管理・マネジメントしてもらえる
いつでも進路面談ができる
費用が高い
取り組みたいことに取り組めない場合がある
通塾に時間を取られる

 

参考書での独学のメリット・デメリットは次のとおりです。

▼この表は横にスクロールできます。

メリット デメリット
費用が格安
 自分に必要な勉強だけに取り組める
自分にとって一番効率のよい方法で勉強に取り組める
勉強ペースを自分で決められる
主体性が育つ
勉強以外のことも自分ひとりでやらなければならない
自習室を利用できない
 モチベーションの維持が難しい

 

参考書での独学をする場合であっても、映像授業サービスや予備校との併用も検討したほうが良いです。

予備校に通う場合であっても、参考書や問題集は絶対に必要になります。

どちらか一方だけを選ぶのではなく、費用と効果を考慮しながら、バランスを考えることが大切です。

今回の記事が、お子様が参考書独学で大学受験に取り組めるかどうかを判断していただいたうえで、志望校合格に向けて学力を伸ばしていくきっかけとなればとてもうれしいです。

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