高校生

大学受験対策は塾に行くべき!メリットや選び方のポイントを解説!

2024年5月27日

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大学受験

こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。

 

保護者
保護者
うちの子は高校生なのですが、大学受験のために塾に通わせるべきかどうか迷っています。費用も高いですし、自習中心で取り組むことはできませんでしょうか。

 

大学受験対策ができる学習塾や予備校は費用が高いので、そこまでの費用をかける必要が本当にあるのかと思われている保護者の方は多いです。

費用をかけるだけのメリットが本当にあるのか、通うとしたらどのように塾を選ぶべきか、いろいろと悩まれているのではないでしょうか。

結論

大学受験向けの参考書や問題集は非常に充実しているので、学習塾や予備校に通わずに大学受験対策に取り組むこともできます。

一方で、学習塾や予備校には「わかりやすい授業」以上の価値があるので、費用が高くても基本的には通ったほうが良いです。

 

今回は、大学受験対策に学習塾・予備校を利用するメリットと、学習塾・予備校を選ぶときのポイントについて解説します。

最後まで読んでいただき、お子様が学習塾・予備校を利用して学力を伸ばし、第一志望校合格を勝ち取るための参考としていただければとてもうれしいです。

この記事の筆者

エデュサポ

エデュサポ
@edsuppor

  • 元塾教室長
  • 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
  • 塾業界勤務経験は20年以上
  • 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設

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塾や予備校に通わなくても大学受験対策はできる

受験

学習塾や予備校に通わなくても、大学受験対策に取り組むことができます

大学受験対策は、参考書や問題集が充実していますし、学習塾や予備校以外にも利用できるサービスが充実しているからです。

実際に、学習塾や予備校に行かずに、自習中心で難関大学に合格する高校生も多いです。

学習塾・予備校に行かない高校生は、次のようなものを利用して大学受験対策に取り組んでいることが多いです。

 

参考書や問題集

問題集

学習塾や予備校に通わずに、参考書や問題集を使って大学受験対策に取り組む受験生も多いです。

大学受験向けの参考書や問題集はラインナップが非常に豊富で、入試に必要な知識や考え方を一通りしっかりと学ぶことができます。

受験する大学の偏差値ランクごとに、どの参考書やどの問題集に、どのような順番で取り組むべきかという、いわゆる「参考書ルート」の情報もたくさんあるので、参考書選びに迷ってしまうこともありません。

参考書・問題集の特徴

  • 格安
  • ラインナップが豊富
  • 「参考書ルート」の情報が多い

 

タブレット学習教材(映像授業)

タブレット教材

学習塾や予備校に通わずに、タブレット学習教材を利用して大学受験対策に取り組む受験生も多いです。

参考書や問題集中心に取り組みながら、必要な部分だけ『スタディサプリ高校・大学受験講座』などの映像授業を活用している受験生もいます

映像授業は、格安で、必要なときに必要なところだけ、有名講師によるわかりやすい授業を受けられるので、使い勝手が良いです。

『進研ゼミ高校講座』や『Z会』などの昔ながらの通信教育教材も、アプリやAIなどで効率化・高機能化されているので、効率良く演習問題に取り組むことができます。

タブレット学習教材の特徴

  • 料金が安い
  • アプリ・AIで効率化・高機能化
  • 映像授業は必要なときに必要なところだけ活用できる

 

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オンライン家庭教師

オンライン授業 映像授業

学習塾や予備校に通わずに、オンライン家庭教師・オンライン個別指導を利用して大学受験対策に取り組む受験生も多いです。

オンラインであれば、対面の個別指導塾と比べて、料金を抑えてマンツーマン指導を受けることができます。

通塾の手間がないのも大きなメリットです。

教科特化型のサービスも多いので、特に対策したい教科に絞って利用している受験生も多いです。

オンライン家庭教師の特徴

  • マンツーマン指導のわりに料金が安い
  • 通塾の手間がない
  • 教科特化型のサービスも多い

 

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大学受験のために塾や予備校に通うべき理由

理由

保護者
保護者
大学受験の対策する方法がこれだけたくさんあるのならば、わざわざ高い費用を払って塾や予備校に行く必要はないのではないでしょうか・・・。

 

確かに、今は昔に比べて大学受験の対策をする環境が恵まれています。
エデュサポ
エデュサポ

 

それでも、塾や予備校は「授業」以外にも多くのメリットがあるので利用すべきです!
エデュサポ
エデュサポ

 

大学受験のために学習塾や予備校に通うべき理由は、主に次の7つです。

 

一つひとつ解説します。

理由1:授業がわかりやすい

学習塾

学習塾や予備校のメリットは、授業がわかりやすいことです。

塾や予備校の講師たちは、生徒が大学に合格できるように、授業を工夫し続けています。

学校の授業よりも受験対策に特化した形で授業が構成されているのが特徴です。

「塾や予備校の授業は、学問そのものよりも、受験のためのテクニックを教えている。」と、勘違いされている方も多いのですが、決してそのようなことはありません。

力のある講師ほど、テクニックよりも、基礎基本の概念の理解を重んじる傾向があります。

基礎基本の理解の深さが、難しい問題にも対応できる力を育てることを理解しているからです。

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理由2:自習室を利用できる

自習室

学習塾や予備校のメリットは、自習室を利用できることです。

大学受験では、1日10時間以上、場合によっては1日15時間程度の長時間にわたって勉強に取り組むことも多いです。

家で一人に長時間勉強に取り組むのは思った以上に難しく、塾や予備校の自習室にこもって勉強に取り組む受験生は多いです。

自習室を利用したいがために、塾や予備校に入学する受験生もいる程です。

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理由3:仲間やライバルと一緒に頑張れる

友達

学習塾や予備校のメリットは、仲間やライバルと一緒に頑張れることです。

大学受験はハードなので、どれほど前向きに勉強に取り組めていても、「つらい!」と思ってしまうことも多いです。

そのようなときに、同じ目標に向かって頑張っている仲間やライバルたちの姿を見ると、「自分も頑張ろう!」という気持ちになることができます。

仲間やライバルの頑張っている姿が目に入るだけで、自然と勉強時間も増え、学力を伸ばしていくことができます。

同じ塾にいろいろと相談できる友達がいると、お互いに困っていることやつらいことを相談し合うこともできます。

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理由4:勉強や受験に関する情報が豊富

情報収集

学習塾や予備校のメリットは、勉強や受験に関する情報が豊富なことです。

必要な情報はインターネットで検索することもできますが、インターネットは必要な情報と不必要な情報、正しい情報と不正確な情報の選別が難しく、情報を得るのに思ったよりも時間がかかってしまうものです。

一方で、塾や予備校の担当者に相談すると、担当者が生徒に合った情報を選別して教えてくれます。

また、塾や予備校には、過去の生徒のデータなど、インターネットでは触れることができない情報もあります。

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理由5:合格するためのカリキュラムを作ってもらえる

カリキュラム

学習塾や予備校のメリットは、合格するためのカリキュラムを作ってもらえることです。

大学受験の勉強においては、いつまでに何を仕上げればよいのかわからないと悩んでしまう受験生も多いです。

その点、塾や予備校であれば、入学時点で適切なカリキュラムを作ってもらえるので安心です。

塾・予備校には、過去の生徒のデータや大学データなどの豊富なデータが集まるので、高校生が自分で考える学習計画よりも、ずっと精度良くカリキュラムを作ることができます。

理由6:学習進捗や成績推移を管理・マネジメントしてもらえる

進捗管理

学習塾や予備校のメリットは、学習進捗や成績推移を管理・マネジメントしてもらえることです。

精度の高いカリキュラムや学習計画を作ったとしても、実際に実行できなければ意味がありません。

また、計画は基本的には計画通りに進まないものです。

そのため、模試の成績などのデータや現状の学習進捗を参考にしながら、カリキュラムや学習計画を修正していかなければなりません。

学習進捗の管理は、高校生が一人で行うのは非常に難しいため、塾や予備校にサポートしてもらうことができると安心です。

理由7:いつでも進路相談ができる

相談

学習塾や予備校のメリットは、いつでも進路相談ができることです。

大学には多くの学部・学科があり、大学で学ぶことが将来に直接関係してきます。

大学の志望校選びが、人生の大きな分岐点になることもあります。

大学は高校とは異なり、全国の大学から選ぶことができるので、選択肢も多いです。

志望校選びに迷ってしまう高校生は多いので、悩んだときにいつもで進路相談ができるというのは、塾や学習塾の大きなメリットです。

また、大学受験にはいろいろな受験方式があり複雑なため、どの大学のどの方式に出願すべきかという『出願戦略』が非常に重要です。

出願戦略が、大学受験の成否をわけることも多いです。

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大学受験塾・予備校に通いはじめるタイミングは?

いつ

保護者
保護者
大学受験の場合、塾へはいつから通いはじめれば良いですか?

 

塾や予備校へは、なるべく早くから通いはじめたほうが良いです。
エデュサポ
エデュサポ

 

大学受験は高校受験よりも難易度が高いので、早期スタートが重要です。
エデュサポ
エデュサポ

 

受験勉強にフライングはありません。

スタートは早ければ早いほど有利です。

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特に、難関大学を受験するのであれば、高校範囲の学習内容を早期に学習し終える『先取り学習』が重要になります。

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一方で、学習塾や予備校は費用が高いので、長期間通うのは難しいというご家庭も多いです。

一般的に、大学受験対策に塾や予備校に通い始めるタイミングとしては、次の時期が多いです。

 

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高校入学時

高校入試が終わって、そのあとすぐに塾に通いはじめるパターンです。

学習習慣を途切れさせずに高校の勉強をはじめられるので、入学時期としてはベストです。

高校入学キャンペーンを実施している塾も多く、比較的お得に入学できる時期でもあります。

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高校1年生の夏

高校1年生の1学期を終えて、「高校の勉強が難しい!」と感じて塾に通いはじめるパターンです。

高校の定期テストで思ったような成績が取れずに、早いうちに対策をしたいと考えられている場合が多いです。

早期に苦手対策をすることは非常に重要なので、塾に通いはじめるタイミングとして適切な時期です。

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高校2年生の夏

「そろそろ大学受験対策をはじめたい。」と、意識高く通いはじめるパターンです。

入試本番までまだかなり時間があるので、いろいろな対策ができる良い時期です。

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高校2年生の冬

共通テスト(旧センター試験)本番まで1年を切って、少しずつ焦りが出てきて通いはじめるパターンです。

まだ本気で受験勉強をスタートさせていない受験生も多く、ライバルと差をつける最後のチャンスになる時期です。

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高校3年生の春

いよいよ受験生になったので、受験勉強に本腰を入れるというタイミングで通いはじめるパターンです。

受験勉強のスタートしてはギリギリのタイミングで、覚悟を持って頑張らなければならない時期です。

 

高校3年生の夏

部活を引退したタイミングで、これから本気で受験勉強に取り組もうというタイミングで通いはじめるパターンです。

周りは既に受験勉強をスタートさせている時期で、これまで部活三昧であったのであれば、相当な覚悟で頑張らなければならない時期です。

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大学受験塾や予備校のデメリット

デメリット

大学受験対策として学習塾や予備校に通うことには、デメリットもあります

大学受験塾や予備校のデメリットは、主に次の3つです。

 

一つひとつ解説します。

デメリット1:費用が高い

料金 費用

大学受験塾や予備校の大きなデメリットは、費用が高いことです。

長期間通い続けるとなると、かなりの出費になります。

塾や予備校の年間費用の目安は、教科やコースによっても大きく異なりますが、おおまかに次のようになっています。

▼この表は横にスクロールできます。

学年 年間費用の目安
高校1年生 20万円~50万円
高校2年生 30万円~80万円
高校3年生 50万円~130万円

 

教科数を絞って通うと、年間の費用を安く抑えることができます。

逆に、教科数を増やしたり、マンツーマン授業を利用したりと、サービスが手厚い場合は費用が高くなります。

いずれにしても、学習塾や予備校に通わせることは、家計にとっては大きな負担になります。

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デメリット2:取り組みたいことに取り組めない場合がある

自由

大学受験塾や予備校のデメリットは、子どもが取り組めたいことに取り組めない場合があることです。

塾や予備校には多くの生徒が通っているため、全員にとって最適な対応ができるわけではありません。

授業のカリキュラムによっては、勉強したいタイミングで勉強ができない場合もありますし、模試や面談のタイミングによっては、勉強したいときに勉強できない場合もあります。

個別指導塾やマンツーマン授業であっても、塾に多くの生徒が通っている以上、ある程度の制約はあります。

デメリット3:通塾に時間を取られる

時間 時計

大学受験塾や予備校のデメリットは、通塾に時間を取られることです。

家で勉強に取り組むのであれば、「勉強しよう!」と思ったその瞬間から勉強をスタートさせることができますが、塾や予備校の場合は、まずは校舎へ行かなければなりません。

通塾は時間的なロスにもなりますので、少しでも長く勉強したいと思っている受験生にとっては大きなデメリットになります。

大学受験のための塾や予備校の選び方のポイント

ポイント

ここからは、大学受験のための学習塾や予備校の選び方のポイントを解説していきます

 

一つひとつ解説します。

ポイント1:料金だけで決めない

料金

大学受験のための学習塾や予備校を選ぶときのポイントは、料金だけで通う塾を決めないということです。

サービスは料金の安さだけでなく、サービスの質も重要だからです。

コスト対パフォーマンスのバランスが大切です。

ポイント2:通いやすい場所にする

場所

大学受験のための学習塾や予備校を選ぶときのポイントは、通いやすい場所にするということです。

受験生は、毎日通塾することになるからです。

塾の授業がない日であっても、自習室を利用するために通塾することになります。

夏休みや冬休みなど、学校に通わない日も毎日通うことになります。

入試直前期の3学期はほとんど学校へ行かないため、毎日家から通塾することになります。

学校帰りに通いやすく、自宅からも通いやすい場所にある塾を選んだほうが良いです。

通塾がストレスになると、受験勉強に影響が出ます。

 

周囲の環境もチェックポイント

大学受験対策の場合、非常に長い時間を塾で過ごすことになります。

そのため、塾周辺の環境も非常に重要です。

食事ができる場所があるか、食べ物や飲み物を買える場所があるか、気分転換できる場所はあるかなど、生活する場所として適切かどうかもチェックしておけると良いです。

また、塾帰りは夜遅くなることも多いです。

危ない場所が近くにないかなど、治安面も必ずチェックしてください

ポイント3:通う目的をはっきりさせておく

目的

大学受験のための学習塾や予備校を選ぶときのポイントは、塾に通う目的をはっきりさせておくということです。

塾や予備校によって、得意とするサービスや、不得意なサービスが異なるからです。

数学の苦手を克服したいようであれば、数学の苦手対策が得意な塾を選ぶべきですし、数学の得意を伸ばしたいようであれば、入試レベルの問題をたくさん扱う授業のある塾を選ぶべきです。

また、塾に通う目的をはっきりさせておくと、塾の費用を節約することもできます。

必要な授業やサービスだけを申し込んで、不必要な授業やサービスを断ることができるからです。

ポイント4:塾名や予備校名だけで決めない

ブランド

大学受験のための学習塾や予備校を選ぶときのポイントは、塾名や予備校名だけで決めないということです。

同じブランドの塾であっても、教室によってサービスの質が大きく異なるからです。

塾や予備校のサービスの質は、教室で働くスタッフや講師のような『人』に大きく依存します。

同じ教室であっても、異動などで校舎長が変わると、教室全体の雰囲気がガラッと変わることも珍しくありません。

したがって、大手の塾だから必ずしも良いというわけではありません。

塾のリサーチをするときは、塾名や予備校名だけでなく、実際に通うことになる教室のことをピンポイントでリサーチしたほうが良いです。

ポイント5:カリキュラムを確認する

戦略プラン

大学受験のための学習塾や予備校を選ぶときのポイントは、カリキュラムを確認することです。

大学受験にはタイムリミットがあるので、学習計画と戦略が非常に重要だからです。

塾や予備校に詳しい話を聞きに行くと、大まかな学習方針やカリキュラムを作ってもらうことができます。

学習方針やカリキュラムの説明もなく入学を促される場合は、あまり面倒見の良い塾ではない可能性が高いです。

まずはカリキュラムを確認して、子どもに合っているかどうか、本当にそのカリキュラムで合格できそうかどうかを判断する必要があります。

ポイント6:体験授業は必ず受ける

体験授業 トライアル

大学受験のための学習塾や予備校を選ぶときのポイントは、体験授業を必ず受けるということです。

実際に塾を体験してみなければ、子どもに合っているかどう判断できないからです。

体験授業を受けるときは、授業のわかりやすさを見ることも大事ですが、塾スタッフの対応を見ることも大事です。

担当者は相談に乗ってくれそうか、学習管理や成績管理などの指導も熱心にしてくれそうか、やる気を引き出してくれそうか、『人』をよく見て判断したほうが良いです。

自習室の混雑具合や使いやすさ、合格実績や受験情報などの掲示物、校舎全体の雰囲気など、授業以外のいろいろな部分を肌で感じられると非常に良いです。

大学受験塾・予備校の種類

比較

大学受験対策のための学習塾や予備校は、大きく分けて3種類あります

 

集団指導塾の特徴

集団授業

集団指導塾の魅力は、臨場感のあるライブ授業です。

ライブ授業は、講師が教室全体の理解度や雰囲気を感じ取りながら授業を展開していきます。

そのため、映像授業や個別指導では作り出せない一体感を作ることができます。

一方で、集団授業は授業の日時が決まっているため、部活や学校が忙しいとスケジュール調整が難しいです。

オンライン配信や録画配信をしている塾も多いので、活用すると良いでしょう。

 

集団指導塾のメリットとデメリット

▼この表は横にスクロールできます。

メリット デメリット
臨場感のあるライブ授業
授業中の教室内の一体感
授業料が若干安い
プロ講師に直接質問しに行ける
授業日時の変更ができない
 個人ごとにカリキュラムを組んでもらえない
授業についていけないと大変

 

大学受験対策におすすめの集団指導塾

  • 駿台予備学校
    ※中堅大学から最難関大学まで対策可能!
  • Z会の教室
    ※最難関大学に強い!質の高い講義と添削指導!
  • 河合塾
    ※豊富なコースと授業ラインナップ!

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個別指導塾の特徴

個別指導

個別指導塾の魅力は、講師との距離が近いことです。

個別指導は講師との距離が近いので、生徒と講師の相性がとても重要です。

講師は大学生のアルバイト講師であることが多いですが、相性の良い講師に指導を受けることができると、学力を大きく伸ばすことができます。

個別指導では丁寧に解説をしてもらえるイメージがありますが、どちらかというと生徒が演習に取り組んでいる時間が長いです。

また、大学受験は科目数が多く、専門的な知識も必要になるので、塾によっては対応できない教科があることもあるので注意が必要です。

大学受験に強い塾かどうか、受けたい教科の授業を受けることができるかどうか、事前に確認が必要です。

 

個別指導塾のメリットとデメリット

▼この表は横にスクロールできます。

メリット デメリット
講師との距離が近い
個別にカリキュラムを組んでもらえる
質問しやすい
スケジュールを組みやすい
 指導の質は担当講師の力量による
 大学生のアルバイト講師が多い
受けられない教科がある場合もある

 

大学受験対策におすすめの個別指導塾

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映像授業塾の特徴

オンライン授業 映像授業

映像授業塾の魅力は、完全に自由な授業スケジュールです。

学校が忙しい日はお休みし、部活がオフの日にまとめて授業を受けるなど、自由に授業スケジュールを組むことができます。

集団指導や個別指導の塾では、次の授業まで1週間待つ必要がありますが、映像授業であれば、毎日続けて授業を受けることもできます。

自由度が高いのは大きなメリットである反面、自由にサボることもできてしまうというデメリットもあります。

担当者が子どもの学習進捗をしっかりと管理してくれるかどうか、事前に確かめておけると良いです。

 

映像授業塾のメリットとデメリット

▼この表は横にスクロールできます。

メリット デメリット
授業スケジュールが完全自由
人気講師のわかりやすい授業をどこでも受けられる
個別にカリキュラムを組んでもらえる
1.5倍速など、倍速受講ができて効率的
 自由度が高い分、自由にサボることもできる
 授業コンテンツの質は塾によって異なる
教科によっては質問できない場合がある

 

大学受験対策におすすめの映像授業塾

塾・予備校のよくある誤解ポイント

ポイント

ここからは、学習塾や予備校のよくある誤解ポイントを解説していきます

 

誤解1:個別指導塾・映像授業塾はマイペース

マイペース リラックス

個別指導塾や映像授業塾はマイペースに勉強に取り組めると思われている方が多いのですが、決してそんな事はありません

大学受験では、マイペースに勉強していては合格できないからです。

個別指導塾でも映像授業塾でも、志望校に合格するためのカリキュラムが作成されて、そのカリキュラムに沿って授業が進んでいきます。

個別指導塾や映像授業塾は競争が少なく、切磋琢磨できる環境ではないという話もよく聞きますが、切磋琢磨も競争もちゃんとあります。

体験授業などで校舎に立ち寄った際に、校舎の掲示物を見てみると、どのように競争を促して、どのように生徒たちに切磋琢磨させているかを感じることができると思います。

校舎の掲示物は重要なチェックポイントなので、ぜひチェックしてみてください。

誤解2:すぐに質問に答えてくれる塾が良い

質問 答え Q&A

学習塾や予備校を選ぶ際には、わからないところをすぐに教えてもらえるかどうかが気になる方も多いと思いますが、すぐに質問に答えてくれる塾が良い塾とは限りません

大学受験対策では、自分で解決する力が必要だからです。

疑問に思ったことをすぐに人に聞くのではなく、自分で調べたり考えたりする力がなければ、大学受験対策の勉強はできません。

生徒を甘やかすだけでなく、学力を伸ばすために必要な力を鍛えてくれそうかどうか、対応を見て見極められると良いです。

誤解3:集団指導塾が安い

コストダウン 費用 安い

学習塾や予備校は、他の授業形態よりも、集団指導の塾の方が料金が若干安い場合が多いです。

一方で、それほど大きく料金が変わらないことも多いです。

授業形態よりも、受講する授業数や、受けるサービスの数や質の方が料金に大きく影響します。

誤解4:塾に行かせておけば全部お任せできる

丸投げ

子どもを学習塾や予備校に生かせれば、勉強も受験もすべてお任せできるというわけではありません

受験はチームで取り組んだほうが上手くいくからです。

実際に勉強を頑張るのは生徒本人ですし、実際に勉強を指導するのは塾や予備校です。

一方で、保護者の方だからこそできることも多いです。

たとえば、体調面やメンタル面のケアについては、保護者の方のほうがきめ細かくサポートすることができます。

塾に任せるところは任せつつも、保護者の方も一緒に、塾と協力しながら子どものサポートをしていけるのがベストです。

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まとめ

それでは、大学受験対策に学習塾・予備校を利用するメリットと、学習塾・予備校を選ぶときのポイントについての解説をまとめます。

結論

大学受験向けの参考書や問題集は非常に充実しているので、学習塾や予備校に通わずに大学受験対策に取り組むこともできます。

一方で、学習塾や予備校には「わかりやすい授業」以上の価値があるので、費用が高くても基本的には通ったほうが良いです。

 

学習塾や予備校に通わなくても、大学受験対策に取り組むことができます。

学習塾・予備校に行かない高校生は、次のようなものを利用して大学受験対策に取り組んでいることが多いです。

塾・予備校以外の大学受験対策

  • 参考書や問題集
  • タブレット学習教材(映像授業)
  • オンライン家庭教師

 

大学受験のために学習塾や予備校に通うべき理由は、主に次の7つです。

塾や予備校に通うべき理由

  • 授業がわかりやすい
  • 自習室を利用できる
  • 仲間やライバルと一緒に頑張れる
  • 勉強や受験に関する情報が豊富
  • 合格するためのカリキュラムを作ってもらえる
  • 学習進捗や成績推移を管理・マネジメントしてもらえる
  • いつでも進路相談ができる

 

一般的に、大学受験対策に塾や予備校に通い始めるタイミングとしては、次の時期が多いです。

塾に通いはじめるタイミング

  • 高校入学時
  • 高校1年生の夏
  • 高校2年生の夏
  • 高校2年生の冬
  • 高校3年生の春
  • 高校3年生の夏

 

大学受験塾や予備校のデメリットは、主に次の3つです。

大学受験塾や予備校のデメリット

  • 費用が高い
  • 取り組みたいことに取り組めない場合がある
  • 通塾に時間を取られる

 

大学受験のための学習塾や予備校を選ぶときのポイントを解説しました。

塾・予備校選びのポイント

  • 料金だけで決めない
  • 通いやすい場所にする
  • 通う目的をはっきりさせておく
  • 塾名や予備校名だけで決めない
  • カリキュラムを確認する
  • 体験授業は必ず受ける(スタッフ対応も見る)

 

大学受験対策のための学習塾や予備校は、大きく分けて3種類あります。

塾・予備校の種類

  • 集団指導塾
  • 個別指導塾
  • 映像授業塾

 

学習塾や予備校のよくある誤解ポイントを解説しました。

塾・予備校の誤解ポイント

  • 個別指導塾・映像授業塾はマイペース(競争もちゃんとある)
  • すぐに質問に答えてくれる塾が良い
  • 集団指導塾が安い
  • 塾に行かせておけば全部お任せできる(チームが大事)

 

今回の記事が、お子様が学習塾・予備校を利用して学力を伸ばし、第一志望校合格に合格するきっかけとなればとてもうれしいです。

大学受験対策におすすめの集団指導塾

  • 駿台予備学校
    ※中堅大学から最難関大学まで対策可能!
  • Z会の教室
    ※最難関大学に強い!質の高い講義と添削指導!
  • 河合塾
    ※豊富なコースと授業ラインナップ!

大学受験対策におすすめの個別指導塾

大学受験対策におすすめの映像授業塾

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オンライン家庭教師はわかりやすい授業だけでなく、特徴的なサービスを提供している場合が多いです。料金だけで比較するのではなく、利用目的に合わせて子どもに合ったサービスを選べると、学力を伸ばすことができます。

オンライン英会話スクール 4

子どもに英会話を習わせていてもなかなか成果が出ず、「子どもに英会話は意味ない」と感じている保護者の方も多いです。英会話の習い事を意味あるものにするためには、英会話教室にすべてお任せにしてしまうのではなく、無駄にしないためのポイントを押さえて通わせる必要があります。

英検 5

英検は対策すべきことが決まっています。英検に合格するためには、やるべきことに一つひとつ丁寧に取り組んでいくことが大切です。この記事では、小学生や中学生、高校生が、英検に合格するための勉強法について解説しています。

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