こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
塾に通わずに高校受験対策することを検討するご家庭は多いです。
Webで検索しても、「高校受験するなら塾に通ったほうが良い」と書いてある学習塾のホームページばかりが出てきて、情報としてあまり参考にならないと困っているのではないでしょうか。
結論
高校受験をするのであれば、基本的には塾を利用することをおすすめします。
一方で、子どもの性格や学習状況、保護者の方のサポートによっては、高校受験は塾なしで合格することもできます。
今回は、塾なしでの高校受験対策について、元塾教室長という視点から解説します。
最後まで読んでいただき、お子様の高校受験対策に塾が必要かどうかを判断していただき、お子様にとって最適な道を選んでいただくための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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塾なしで高校受験に合格できる条件
高校受験の対策に取り組むのであれば、基本的には塾に行くことをおすすめします。
塾は「授業」だけでなく、勉強面でも受験面でも手厚くサポートしてもらえるからです。
塾なしで高校受験に合格するのであれば、塾を利用することで受けられるサービスや得られるメリットを、子ども自身か、または保護者の方のサポートによって埋められることが条件になります。
塾に通うメリット・デメリットは次のとおりです。
▼この表は横にスクロールできます。
メリット | デメリット |
◯ 学習習慣を身につけられる ◯ 正しい勉強の仕方を学べる ◯ 学習計画(カリキュラム)を作ってもらえる ◯ 学習状況や学習進捗をチェックしてもらえる ◯ 自信がつく(自己肯定感は大事) ◯ 勉強を好きになれる可能性がある ◯ 仲間やライバルと一緒に頑張れる ◯ 自習室を利用できる ◯ 自分では気づけなかった苦手ポイントを見つけてもらえる ◯ 最新の受験情報を教えてもらえる ◯ 受験戦略を考えてもらえる ◯ 先取り学習にも取り組める |
✕ 費用がかかる ✕ 遊びや部活、習い事の時間が減る ✕ 勉強嫌いになってしまう可能性がある ✕ 塾に丸投げできるわけではない |
塾なしで高校受験対策をするうえで特に難しいポイント
今は昔と異なり、塾なしでも高校受験対策がしやすくなりました。
様々な情報が手に入るようになりましたし、デジタル教材やアプリ教材を含め、安くて(または無料で)質の良い教材を利用できるようになったからです。
一方で、それでも塾なしでの高校受験対策には難しいポイントも多いです。
塾なしで高校受験対策をするうえで特に難しいポイントは、主に次の5点です。
塾なしで高校受験対策をするうえで特に難しいポイント
難所1:学習習慣とモチベーションの維持
塾なしで高校受験対策をするうえで特に難しいポイントは、学習習慣とモチベーションの維持です。
塾なしでの高校受験対策では、仲間やライバルが頑張っている姿を見る機会が少ないからです。
塾に通っていれば学習習慣は自然と維持されますし、仲間やライバルたちと一緒に頑張ることで、勉強へのモチベーションを高めることができます。
勉強は個人で取り組むように思われがちですが、先生や保護者、仲間やライバルたちと力を合わせて、チームで取り組んだほうが成果が出やすいです。
受験勉強は長期戦になるので、学習習慣とモチベーションの維持は非常に大きな課題になります。
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難所2:学習計画の作成
塾なしで高校受験対策をするうえで特に難しいポイントは、学習計画の作成です。
中学生が、高校入試というずっと先の目標に向けての長期計画を立てるのはとても難しいです。
塾に行けば、塾で授業のカリキュラムが組まれるため、子どもが自分で長期計画を考える必要はありません。
毎年多くの受験生を志望校に合格させているプロに学習計画を作ってもらえるのは、塾に通う大きなメリットです。
一方で、入試までにやらなければならい勉強は決まっています。
しっかりとリサーチと情報収集をすれば、自分で学習計画を立てることは可能です。
難所3:学習状況や学習進捗のチェック
塾なしで高校受験対策をするうえで特に難しいポイントは、学習状況や学習進捗のチェックです。
学習計画は、基本的には予定通りに進まないものです。
また、学習理解度によっては計画を修正しなければなりません。
入試本番というタイムリミットを考えながら、学習進捗をチェックしながら、必要に応じて学習計画を修正するのは、中学生にとっては非常に難しいタスクです。
難所4:自習室を利用できない
塾なしで高校受験対策をするうえで特に難しいポイントは、塾の自習室を利用できないことです。
勉強する環境は非常に大切で、自習室を利用したいがために塾に通う受験生も多いです。
塾の自習室では、仲間やライバルが勉強を頑張っている姿を目の前に見ることができるので、モチベーション高く努力することができます。
必要な努力量が見えにくい
1日1時間勉強して「頑張った!」と思う子どももいれば、1日5時間勉強して「まだまだ足りない!」と思う子どももいます。
一人で勉強に取り組んでいると、本人の頑張りが、受験で合格するために必要な努力量に達しているかどうかの判断が難しいです。
一方で、塾の自習室を利用すると、他の生徒がどれくらい努力しているかが見えるため、客観的に自分の努力量を量ることができます。
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難所5:受験情報の収集
塾なしで高校受験対策をするうえで特に難しいポイントは、受験や高校に関する情報収集です。
必要な情報を探すのには、時間がかかるからです。
インターネットを活用すれば大量の情報に触れることができますが、正しい情報や必要な情報の選別には時間がかかります。
子どもの勉強時間を確保するためには、保護者の方による情報収集のサポートが非常に重要になります。
塾なしで高校受験に合格するために絶対に必要なもの
塾なしで高校受験に合格するために絶対に必要なものは、次の2つです。
塾なしで高校受験に合格するために絶対に必要なもの
必要なもの1:子ども自身の強い意志
塾なしで高校受験に合格するために絶対に必要なものは、「絶対に志望校に合格したい」という、子ども自身の強い意志です。
受験勉強は長期戦です。
本人の意志が強くなければ最後まで頑張ることはできませんし、勉強する目的がなければモチベーションを維持することはできません。
将来のことを考えられているかがポイント
子どもに将来の夢や目標があると、モチベーションを維持しやすいです。
勉強する目的を、子ども自身が理解できているからです。
「将来良い会社に就職できるから」といったようなぼんやりした目標では、勉強する目的を見出すことは難しいです。
日頃から、子どもの将来について親子で対話する機会を作れると良いです。
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必要なもの2:保護者の方の手厚いサポート
塾なしで高校受験に合格するために絶対に必要なものは、保護者の方の手厚いサポートです。
受験勉強は本人の努力が大切ですが、周りの人たちによるサポートも非常に大切だからです。
子ども本人が個人の力だけで取り組むのではなく、周りの人たちがチームになってサポート体制を作れると、合格できる可能性が大きく上がります。
特に、一人で勉強に取り組んでいると、周りから褒められたり承認されたりする機会が圧倒的に少なくなります。
「褒め」や「承認」は、勉強へのモチベーションに直接つながる重要な要素です。
受験や勉強に関するサポートだけでなく、モチベーション管理や環境作りなども含めて、保護者の方が手厚くサポートしてあげる必要があります。
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塾なしで高校受験対策に取り組むメリット
高校受験対策に取り組むのであれば、基本的には塾を利用すべきです。
一方で、塾なしで高校受験対策に取り組むことには大きなメリットもあります。
塾なしで高校受験対策に取り組むメリット
メリット1:費用を大きく節約できる
塾なしで高校受験対策に取り組むと、費用を大きく節約することができます。
塾はサポートが手厚い分、費用が高いからです。
塾の料金は月謝(授業料)だけでなく、いろいろな費用がかかるため、当初の計画よりもお金がかかってしまうことも多いです。
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メリット2:子どもの主体性を育てることができる
塾なしで高校受験対策に取り組むと、子どもの主体性を育てることができます。
子どもが主体的に勉強に取り組めなければ、塾のサポートなしに受験勉強に取り組むことはできないからです。
塾に通うといろいろなサポートを受けられますが、その分、子どもが受け身になってしまいがちです。
授業では必要なことを教えてもらえますし、必要な勉強は宿題や課題として与えられます。
今の社会では、言われたことをやるだけの受け身の人材よりも、何が必要なのかを自ら考えて行動できる主体的な人材が求められています。
高校受験を通して主体性を育てることができるのは、塾なしでの高校受験対策に挑戦する大きなメリットと言えます。
メリット3:子どもの課題解決力を育てることができる
塾なしで高校受験対策に取り組むと、子どもの課題解決力を育てることができます。
塾のサポートなしで勉強に取り組む以上、勉強の仕方や結果の出し方を、自分で創意工夫しながら改善していく必要があるからです。
塾に通っていると、塾の先生に正しい勉強の仕方を教えてもらうことができます。
しかし、先生に言われてもその通りに取り組める子どもは少ないです。
「教えてもらう」という受け身の姿勢で勉強に取り組んでいるからです。
一方で、自分で自分の勉強方法の課題を見つけて、その解決方法を自分で創意工夫できれば、勉強の仕方がどんどん改善され、勉強効率も上がっていきます。
このような課題解決力は、社会に出てからも活用できる力になります。
高校受験を通して課題解決力を育てることができると、大人になってからも一生活用できるスキルになります。
塾なしで高校受験に合格するためにすべきこと
ここからは、塾なしで高校受験に合格するためにすべきことを、順番に解説していきます。
塾なしで高校受験に合格するためにすべきこと
ステップ1:各教科の勉強すべきことを洗い出す
塾なしで高校受験に合格するためには、まずは各教科の勉強すべきことを洗い出す必要があります。
何を勉強すればよいのかがわからなければ、勉強をスタートさせることができないからです。
入試本番までにやるべきことは、誰にとっても基本的には同じです(公立高校を受験しない場合は、理科と社会が必要ない場合もあります)。
焦って難しいことに取り組むのではなく、基礎基本から順番に取り組んでいくことが大切です。
英語の受験勉強ですべきこと
英語の受験勉強ですべきこと
- 英単語・英熟語暗記
- 英文法
- 長文読解
- 英作文
英単語と英熟語の暗記は毎日コツコツと取り組み続けることが大切です。
まずは英単語・英熟語・英文法をしっかりと仕上げて、それから長文読解や英作文の演習に取り組みます。
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数学の受験勉強ですべきこと
数学の受験勉強ですべきこと
- 計算演習
- 各単元ごとの基礎の理解と演習
- 応用問題・総合問題演習
計算演習は毎日コツコツと取り組んで、速く正確に計算できるようにしていきます。
数学は1年生の単元から、単元ごとに一つずつ丁寧に、基礎基本の部分だけを学習し、定着させていきます。
数学は基礎基本の定着に十分な時間を割くことが重要です。
基礎基本が定着するまでは、応用問題や総合問題に取り組む必要はありません。
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国語の受験勉強ですべきこと
国語の受験勉強ですべきこと
- 漢字・語彙・古文単語暗記
- 文法
- 読解演習
漢字・語彙・古文単語などの言葉の暗記は、毎日コツコツ取り組んで積み上げていきます。
暗記に取り組みながら、読解演習にも取り組みます。
読解演習では、問題の答えがあっているかどうかだけでなく、正しい文章の読み方や、問題に正解するための考え方も学ぶ必要があります。
国語は読解問題演習にばかり取り組んでしまいがちですが、現代文の文法や古典文法の学習も重要です。
忘れずに取り組むようにしてください。
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理科の受験勉強ですべきこと
理科の受験勉強ですべきこと
- 基本用語の暗記
- 現象や原理の理解
- 実験問題・観察問題・総合問題の演習
用語などの暗記事項は、毎日取り組んで覚えていく必要があります。
理科は丸暗記するのではなく、現象や原理を理解して、イメージできるようにする必要があります。
たとえば、化学変化がどのように起こっているのかがイメージできれば、化学反応式を丸暗記する必要はなくなります。
用語の暗記や現象・原理の理解ができてきたら、実験問題や観察問題、総合問題の演習に取り組んで、入試レベルの問題に対応できる力を伸ばしていきます。
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社会の受験勉強ですべきこと
社会の受験勉強ですべきこと
- 用語・出来事・人物・地名などの暗記
- 歴史の流れを把握
- グラフ問題や資料問題、地図問題の演習
社会は暗記事項が多く、用語・出来事・人物・地名などの暗記に毎日コツコツつ取り組んで知識を積み上げていくことが大切です。
歴史は、ただ単に丸暗記するのではなく、歴史の流れを追いながら暗記していけると効果的です。
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ステップ2:高校や受験についての情報収集
塾なしで高校受験に合格するためには、高校や受験についての情報収集を行う必要があります。
高校受験の仕組みや、入試で出題される問題の傾向を知らなければ、適切な対策ができないからです。
たとえば、高校受験では内申点(通知表の評定)が非常に重要です。
入試直前に内申点の重要性を知っても、もう対策の仕様がありません。
受験は情報戦でもあります。
事前に情報を集め、適切な対策を取れるようにしておく必要があります。
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ステップ3:学習計画を立てる
本格的な受験勉強に取りかかりはじめる前に、まずは学習計画を立てる必要があります。
受験にはタイムリミットがあり、そのタイムリミットまでにやるべきことを終わらせるためには、計画と戦略が重要だからです。
学習計画は、まずはいつまでに何を終わらせるかというような大まかな長期計画を立てて、それから1ヶ月の目標、今週中にやるべきこと、今日頑張ることと、段々と小さな目標に分割していけると取り組みやすいです。
はじめから細かすぎる学習計画を立ててしまうと、途中で挫折していまう危険があります。
ステップ4:教材を用意する
学習計画を立てると同時に、実際に取り組む教材を用意しなければなりません。
教材は参考書や問題集でも良いのですが、可能であればタブレット学習教材を利用することを強くおすすめします。
最近のタブレット学習教材はAIを活用しているものも多く、効率的に勉強に取り組むことができるからです。
また、タブレット学習教材では映像授業やアニメーションなどでの解説が多く、本のような文字や図・イラストだけでの解説よりもわかりやすく理解しやすいです。
月額数千円~1万円程度のものが多いので、費用も大きく抑えることができます。
少し費用は高くなりますが、コーチや担当者がついて、学習計画の立案や学習進捗のチェックをしてもらえるサービスもあるので、必要であればそのような教材を検討してみるのも良いでしょう。
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問題集はたくさん購入せずに1冊をしっかりと仕上げる
参考書や問題集は、1冊の本に何周も取り組んで、完璧に仕上げていくことが大切です。
勉強は繰り返すことで定着していきます。
新しい参考書を問題集をどんどん買っていくのではなく、1冊選んだ本を何回も繰り返したほうが効果的です。
英語のおすすめ参考書・問題集
塾なしで英語の受験勉強に取り組むのであれば、次のような参考書・問題集を購入すべきです。
英語の参考書・問題集
- 英単語帳・英熟語帳
- 英文法の参考書・問題集
- 長文読解演習
- 英作文演習
数学のおすすめ参考書・問題集
塾なしで数学の受験勉強に取り組むのであれば、次のような参考書・問題集を購入すべきです。
数学の参考書・問題集
- 計算練習ドリル
- 単元ごとに取り組める問題集
- 応用問題・総合問題に取り組める問題集
国語のおすすめ参考書・問題集
塾なしで国語の受験勉強に取り組むのであれば、次のような参考書・問題集を購入すべきです。
国語の参考書・問題集
- 漢字ドリル
- 古文単語帳
- 文法対策の参考書・問題集
- 読解問題集
- 古文漢文対策の参考書・問題集
理科のおすすめ参考書・問題集
塾なしで理科の受験勉強に取り組むのであれば、次のような参考書・問題集を購入すべきです。
理科の参考書・問題集
- 単元別に学べる参考書
- 一問一答問題集
- 入試問題集
社会のおすすめ参考書・問題集
塾なしで社会の受験勉強に取り組むのであれば、次のような参考書・問題集を購入すべきです。
社会の参考書・問題集
- 単元別に学べる参考書
- 一問一答問題集
- 入試問題集
ステップ5:学習進捗のチェックと計画修正
受験勉強では、取り組みながらコマメに学習進捗をチェックして、必要に応じて学習計画を修正していく必要があります。
基本的に勉強は計画通りに進まないからです。
学習進捗や学習理解度によって、柔軟に計画を修正しながら取り組む必要があります。
中学生が自力で学習進捗をコントロールするのは難しいので、保護者の方がコマメにチェックしてあげられると良いです。
ステップ6:模試結果の分析と計画修正
塾なしで高校受験に合格するためには、定期的に模試を受験して結果を分析し、学習計画の修正をしていく必要があります。
学習理解度をしっかりと測ったうえで、苦手や課題を克服していくことが大事だからです。
模試は点数や志望校判定だけでなく、各教科・分野の細かなデータも見て分析しなければなりません。
模試の結果を分析すると、自分の弱点が見えてきます。
弱点を見つけたら、弱点を克服するための対策を、学習計画に組み込んできます。
勉強の仕方も工夫する
模試を受験すると、自分が取り組んできた勉強方法が正しかったかどうかを判断することができます。
模試では、結果が「点数」という客観的な数字で示されるからです。
今まで取り組んできた勉強のうち、どの勉強が点数に結びついていて、どの勉強が点数につながらなかったのかを見極めることができます。
模試の結果を分析しながら勉強の仕方を改善していくと、自分に合った効率のよい勉強方法を身につけていくことができます。
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ステップ7:過去問演習と分析
中学範囲の一通り学習を終えたら、入試の過去問演習に取り組みます。
過去問演習は良い演習トレーニングになりますし、出題傾向を分析すれば、自分の実力を最大限「点数」に結びつけることができるからです。
試験は学力そのものも大事ですが、その力を点数に結びつける力も非常に大切です。
次のようなことを分析しながら過去問演習に取り組めると良いです。
過去問演習の分析ポイント
- どのような分野が出題されているか
- どのような形式で出題されているか
- 配点が高い分野はどこか
- 大問ごとの時間配分をどうすべきか
- 解く順番をどうすべきか
- 時間がかかってしまう大問はどこか
まとめ
それでは、塾なしでの高校受験対策について、元塾教室長という視点からの解説をまとめます。
結論
高校受験をするのであれば、基本的には塾を利用することをおすすめします。
一方で、子どもの性格や学習状況、保護者の方のサポートによっては、高校受験は塾なしで合格することもできます。
塾なしで高校受験に合格するのであれば、塾を利用することで受けられるサービスや得られるメリットを、子ども自身か、または保護者の方のサポートによって埋められることが条件になります。
▼この表は横にスクロールできます。
メリット | デメリット |
◯ 学習習慣を身につけられる ◯ 正しい勉強の仕方を学べる ◯ 学習計画(カリキュラム)を作ってもらえる ◯ 学習状況や学習進捗をチェックしてもらえる ◯ 自信がつく(自己肯定感は大事) ◯ 勉強を好きになれる可能性がある ◯ 仲間やライバルと一緒に頑張れる ◯ 自習室を利用できる ◯ 自分では気づけなかった苦手ポイントを見つけてもらえる ◯ 最新の受験情報を教えてもらえる ◯ 受験戦略を考えてもらえる ◯ 先取り学習にも取り組める |
✕ 費用がかかる ✕ 遊びや部活、習い事の時間が減る ✕ 勉強嫌いになってしまう可能性がある ✕ 塾に丸投げできるわけではない |
塾なしで高校受験対策をするうえで特に難しいポイントは、主に次の5点です。
塾なしで高校受験対策をするうえで特に難しいポイント
- 学習習慣とモチベーションの維持
- 学習計画の作成
- 学習状況や学習進捗のチェック
- 自習室を利用できない(ライバルの頑張りが見えない)
- 受験情報の収集
塾なしで高校受験に合格するために絶対に必要なものは、次の2つです。
塾なしで高校受験に合格するために絶対に必要なもの
- 子ども自身の強い意志
- 保護者の方の手厚いサポート
塾なしで高校受験対策に取り組むことには大きなメリットもあります。
塾なしで高校受験対策に取り組むメリット
- 費用を大きく節約できる
- 子どもの主体性を育てることができる
- 子どもの課題解決力を育てることができる
塾なしで高校受験に合格するためにすべきことを、順番に解説しました。
塾なしで高校受験に合格するためにすべきこと
- 各教科の勉強すべきことを洗い出す
- 高校や受験についての情報収集
- 学習計画を立てる
- 教材を用意する
- 学習進捗のチェックと計画修正
- 模試結果の分析と計画修正
- 過去問演習と分析
今回はの記事が、お子様の高校受験対策に塾が必要かどうかを判断していただき、お子様にとって最適な道を選んでいただくための参考となればとてもうれしいです。
高校受験対策におすすめのタブレット教材
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※都道府県別の対策にも取り組める! - Z会の通信教育 中学生コース
※難関高校の受験対策にも取り組める! - 塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】
※苦手克服に特化!担当コーチがつく!
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※演習問題も充実!担当コーチをつけられる映像授業サービス! - 塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】
※苦手対策特化!担当コーチがつく!!
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中学生におすすめのタブレット学習教材6選!目的別に元塾教室長が徹底比較!
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