英検は役に立たない？英検が役に立つ理由と役立てるためのポイント！

こんにちは。エデュサポ（@edsuppor）です。

 

 

 

「英検は役に立たない」と主張する人は多いです。

子どもに英検を受けさせるべきではないのではないだろうか、TOEICやTOEFLなどの他の資格試験を受けさせたほうが良いのではないだろうかと、いろいろと不安に感じてしまっているのではないでしょうか。

 

今回は、英検は役に立つということについて解説します。

最後まで読んでいただき、お子様が英検受験を通して、将来にわたって活用できる英語力を身につけていくための参考としていただければとてもうれしいです。

英検が役に立つ理由

「英検は役に立たない」と言う人は多いですが、実際には英検は役に立ちます。

英検が役に立つ理由は、主に次の5つです。

理由1：受験に役立つ

英検は、受験に役立ちます。

中学受験でも高校受験でも大学受験でも役に立ちます。

英検を取得することで、入試で優遇を受けることができるからです（受験する学校や試験方式によって異なります）。

中学受験では英検4級以上、高校受験では英検3級以上、大学受験では英検2級以上（一部準2級以上）を取得しておくと、入試で優遇を受けることができます。

英検は、推薦入試だけでなく、一般入試でも優遇を受けることができます。

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理由2：英語4技能の力を伸ばすのに役立つ

英検は、英語4技能の力をバランスよく伸ばしていくのに役立ちます。

英検は、英語4技能をバランスよく測る試験だからです。

 

 

英語は、4技能をバランス良く学習すると、効率よく力を伸ばすことができます。

学校の勉強や受験対策の勉強では、「読む（リーディング）」「書く（ライティング）」の勉強に偏りがちなので、英検の勉強を通して「聞く（リスニング）」「話す（スピーキング）」の勉強にも取り組めると良いです。

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理由3：学校の勉強に役立つ

英検は、学校の勉強に役立ちます。

英検は、級ごとに難易度が異なるからです。

級が上がるごとに問題の徐々に難易度が上がっていくので、英語の力を伸ばしながら、一つひとつの級に順番に挑戦していくことができます。

英検は英語初学者に優しい試験です。

一方で、TOEICやTOEFLなどには「級」がなく、英語初学者も英語エキスパートも同じ試験問題を解きます。

英語のエキスパートも解く問題を解かなければならないので、英語初学者や英語があまり得意ではない人にとっては厳しい試験です。

英検は、学校の勉強に合わせて適切な難易度の試験に挑戦していけるので、学校の勉強と並行して勉強していくことができます。

理由4：英語の先取り学習に役立つ

英検は、英語の先取り学習に役立ちます。

英検の一つひとつの級に順番に挑戦していくことで、着実に英語の力を育てていくことができるからです。

まだ学校では習っていないような学習内容であっても、英検の上位級合格を目指して勉強に取り組むことで、適切な順序で先取り学習を進めていくことができます。

英語の先取り学習は、学校の成績にも受験にも有利です。

英語が得意なようであれば、英検を活用して英語の先取り学習に挑戦できると良いです。

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理由5：英語力の証明に役立つ

英検は、英語力の証明に役立ちます。

英検は、日本で一番有名な英語資格試験だからです。

「TOEICスコア780点」と聞いてもピンと来ない人も多いですが、「英検準1級」と聞くと難易度を想像できる人が多いです。

英検は、客観的な英語力の証明にとても役立ちます。

英検は役に立たないと言われる理由

 

 

 

英検は役に立たないと言われる理由は、主に次の3つです。

理由1：英検を持っていても英語を話せるわけではない

「英検は役に立たない」と言われるのは、英検を持っていても、必ずしも英語を話せるわけではないからです。

試験と実践は大きく異なるからです。

英検2級や英検1級を持っていても、実際に英語を話す場面になるとまったく話せないという人も多いです。

これは、TOEICやTOEFLなどの他の資格試験でも同じことです。

英検の上位級を持っていたり、TOEICやTOEFLで高いスコアを取っていることが、すなわち実践的な英語が得意というわけはありません。

理由2：就職ではTOEICのほうが役立つ

 

 

 

日本では、就職のときや社会人になってからは、TOEICのスコアが重視される傾向があります。

就職や転職の応募資格や、昇給や昇進の条件として、TOEICのスコアが求められることも多いです。

一方で、英検も準1級や1級を取得していれば、英語力が高いと認めてもらうことができます。

理由3：海外ではマイナー

「英検は役に立たない」と言われるのは、英検が海外ではマイナーな資格だからです。

海外の教育機関では、TOEFLやIELTSなどの英語資格が用いられていることが多く、海外留学する場合はTOEFLやIELTSのスコアが求められることが多いです。

英検やTOEICは留学の条件として用いることができないこともあり、結局TOEFLやIELTSなどを受け直さなければならないこともあります。

 

英検で留学できる

英検は留学で使えないわけではありません。

近年では、CEFR（セファール）と呼ばれる外国語の習熟度を測る国際的な評価基準が活用されており、様々な資格試験をこのCEFRに当てはめることができるようになっています。

そういった背景もあり、海外の学校でも英検の資格を活用できる学校が増えてきています。

引用：各資格・検定試験と CEFRとの対照表：文部科学省

英検を役立てるためのポイント

「英検は役に立たない」という事にならないようにするために、英検を役立てられるよう工夫できると良いです。

英検を役立てるためのポイントは、主に次の5つです。

ポイント1：本質的な英語の力を伸ばす

英検を役立てるためには、英検に合格するためのテストテクニックに頼るのではなく、本質的な英語の力を伸ばすことを目指して勉強に取り組む必要があります。

実践的な英語力を身につけられるようにするためです。

どのような試験でも同じですが、出題傾向を研究して対策を行えば、ある程度実力以上に得点することができてしまいます。

そのようなテストテクニックに頼って英検の勉強に取り組んでしまうと、英検には合格できますが、必要な場面では全然英語を使えない状態になってしまいます。

 

普段の勉強の先に英検がある

英語の勉強は、普段から基礎基本をしっかりと積み上げることが大切です。

そうして基礎力が積み上がってきたら、最後の仕上げとして「英検に合格するための勉強」に取り組みます。

まずは普段の勉強で英語の力を身につけたうえで、確実に合格するためにテクニックを磨いていくのが良いでしょう。

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ポイント2：英検合格を英語学習の短期目標とする

英検を役立てるために、英検合格を英語学習の短期目標として設定すると良いです。

目標があったほうが勉強を頑張れるからです。

「英検3級に今年の秋までに合格する！」という形で短期目標を作れると、学習ペースや学習スケジュールを作りやすいです。

英検は英語学習の良いペースメーカーになります。

一つひとつの級に一歩一歩挑戦していくことで、英語の力を計画的に伸ばしていくことができます。

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ポイント3：継続的に英語を勉強する

英検を役立てるためには、継続的に英語の勉強に取り組むことが大切です。

英語は言葉ですので、使い続けなければ忘れてしまうからです。

試験当日のために目一杯頭に詰め込んで、試験が終わったら全部忘れてしまう子どもは多いのですが、それでは何のために勉強したのかわかりません。

試験が終わったあともコツコツと普段の勉強を継続することで、英検を本当に意味のあるものにすることができます。

ポイント4：他の資格にも挑戦してみる

英検で勉強したことを役立てて、TOEICやTOEFL、IELTSのような、他の英語資格にも挑戦してみると良いでしょう。

本質的な英語の力をしっかりと伸ばしていれば、英検以外の資格でもしっかりと良い結果を出せるはずです。

 

目的によって何を受けるか決める

はじめは英検合格を目指して英語学習を頑張り、それから自分の目的に応じて別の試験を受けていくと良いでしょう。

目的によって、必要な英語資格が異なるからです。

たとえば、留学をしたいのであればTOEFLやIELTSのスコアが必要になることが多いです。

また、大学入試では、学校によってはGTECやTEAPのスコアが必要になることがあります。

就職やビジネスシーンではTOEICのスコアが必要になることもあります。

「何をしたいか」を決めたら、「そこではどの英語資格が必要になるのか」を調べて、挑戦してみると良いでしょう。

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ポイント5：実際に英語を使ってみる

英検を役立てるためには、実際に英語を使ってみることが大切です。

英語はあくまでも言葉だからです。

英語を「勉強」として取り組んでいるだけでは、目的も見えてきづらいですし、実践的な英語力も身につきません。

英語を言葉として実際に使いながら普段の勉強を頑張ることができると、より一層効果的に英語の力を伸ばしいくことができます。

 

英語を楽しむことも大事

実際に英語を使うときは、英語を楽しめると非常に良いです。

「英語つらい・・・。」と思いながら勉強を続けてしまうと、大人になってから英語を勉強しなくなってしまいますし、積極的に英語を使おうとも思えなくなってしまうからです。

会話を楽しみながら、実践的な英語を身につけられると良いです。

会話を楽しみながら英語を練習するのであれば、英会話スクールがおすすめです。

英会話スクールを活用すると、学校の英語の成績アップを目指せますし、受験英語の対策にもなります。

学校での「座学」と英会話スクールでの「実践」を組み合わせることで、効果の高い英語学習に取り組むことができます。

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まとめ

それでは、英検は役に立つということについての解説をまとめます。

 

英検が役に立つ理由は、主に次の5つです。

 

英検は役に立たないと言われる理由は、主に次の3つです。

 

英検を役立てるためのポイントは、主に次の5つです。

 

今回はの記事が、お子様が英検受験を通して、将来にわたって活用できる英語力を身につけていくきっかけとなればとてもうれしいです。