こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。
大学受験対策のために、映像授業の塾を利用している高校生は多いです。
保護者の方としては、映像授業で本当に成績を上げられるのかと心配に思われているのではないでしょうか。
結論
映像授業の塾は、質の高い講師による質の高い授業を自由度高く受けられるため、学習効率が非常に高いです。
一方で、デメリットや利用する際の注意点も多く、上手に活用できなければお金を無駄にすることになります。
今回は、大学受験対策を考えられているご家庭向けに、映像授業塾について解説します。
メリット・デメリットや、成果を出すためのポイントについても解説していきます。
最後まで読んでいただき、お子様が映像授業塾を活用して学力を伸ばしていき、第一志望校に合格するための参考としていただければとてもうれしいです。
この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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映像授業塾のメリット
▼この表は横にスクロールできます。
メリット | デメリット |
◯ カリキュラムの自由度が高い ◯ 質の高い講師によるレベルの高い授業を受けられる ◯ 好きな時間に好きな場所で授業を受けられる ◯ 倍速受講で効率がよい |
✕ 授業を見るだけでは成績は上がらない ✕ 計画通りに勉強を進めるは難しい ✕ 校舎の規模や教科によっては質問できない場合がある |
映像授業塾を利用するメリットは、主に次の4つです。
一つひとつ解説します。
メリット1:カリキュラムの自由度が高い
映像授業塾を利用するメリットは、カリキュラムの自由度が高いことです。
映像授業であれば、子どもの学習理解度や志望校に応じた授業を、自由に組み合わせることができます。
たとえば、高3生であっても高1の復習から取り組むこともできますし、逆に高1生であっても、高3の学習内容を先取りして取り組むこともできます。
また、学期の途中から入塾しても最初の授業から受けることができますので、授業に途中参加したためにまったくついていけないという事態を避けることもできます。
メリット2:質の高い講師によるレベルの高い授業を受けられる
映像授業塾を利用するメリットは、質の高い講師によるレベルの高い授業を、どこに住んでいても受けることができることです。
映像授業を担当する講師は、一流講師や人気講師であることが多いです。
特に地方では、対面授業型の塾で難関大学受験向けのレベルの高い授業ができる講師は少ないため、映像授業を受けるメリットが大きいです。
メリット3:好きな時間に好きな場所で授業を受けられる
映像授業塾を利用するメリットは、好きな時間に好きな場所で授業を受けられることです。
映像授業であれば、スマートフォンやタブレットで受講することもできます。
自宅はもちろん、学校の休み時間や通学途中の電車内で授業を受けることもできます。
また、部活が忙しい高校生は決まった時間に塾に通うのが難しいですが、映像授業であれば自由な時間に授業を受けることができます。
映像授業塾は、部活との両立をしやすい塾形態といえます。
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メリット4:倍速受講で効率がよい
映像授業塾を利用するメリットは、倍速受講で効率よく授業を受けられることです。
90分の授業も、1.5倍速で受講すれば60分で見ることができます。
倍速受講に慣れると、通常の再生スピードがすごく遅く感じられて、逆に違和感があります。
映像授業塾のデメリット
▼この表はにスクロールできます。
メリット | デメリット |
◯ カリキュラムの自由度が高い ◯ 質の高い講師によるレベルの高い授業を受けられる ◯ 好きな時間に好きな場所で授業を受けられる ◯ 倍速受講で効率がよい |
✕ 授業を見るだけでは成績は上がらない ✕ 計画通りに勉強を進めるは難しい ✕ 校舎の規模や教科によっては質問できない場合がある |
映像授業塾を利用するデメリットは、主に次の3つです。
映像授業塾のデメリット
一つひとつ解説します。
デメリット1:授業を見るだけでは成績は上がらない
映像授業塾を利用するデメリットは、授業を見るだけでは成績が上がらないことです。
質の高い講師が担当する映像授業は非常にわかりやすく、授業を見ただけでわかった気になってしまいますが、残念ながら授業を見るだけで学習内容を完璧に理解することはできません。
学習内容を本当に理解するためには、授業の復習に取り組んだり、問題集を使って問題を解いたりと、授業を見ること以外にやらなければならないことがあります。
一方で、生徒に授業をたくさん見てもらい、授業をたくさん取ってもらえれば塾の売り上げを上げることができるため、生徒に授業をどんどん見させようとする塾もあります。
「成績を上げるためには、授業をたくさん見れば良いというわけではない」ということを、常に意識しておく必要があります。
デメリット2:計画通りに勉強を進めるは難しい
映像授業塾を利用するデメリットは、計画通りに勉強を進めるのが難しいことです。
映像授業は好きな時に好きな場所で授業を受けられるのが大きなメリットですが、それが大きなデメリットになってしまうこともあります。
授業時間の変更が簡単にできてしまうため、部活や学校行事を優先させてしまい、塾をサボってしまうこともできてしまいます。
映像授業塾を利用するのであれば、学習計画や学習進捗にはシビアになる必要があります。
デメリット3:校舎の規模や教科によっては質問できない場合がある
映像授業塾を利用するデメリットは、校舎の規模や教科によっては質問できない場合があることです。
映像授業塾には、授業を担当している講師が校舎に勤務しているわけではありません。
基本的な質問であれば、スタッフや大学生のアルバイトで質問に対応できることも多いです。
一方で、各教科の専門的な質問や、入試レベルの問題の質問の場合は、校舎内のスタッフでは対応できないこともあります。
映像授業塾は通塾型が圧倒的におすすめ
映像授業塾は通塾型が圧倒的におすすめである理由は、主に次の3つです。
通塾型が圧倒的におすすめである理由
一つひとつ解説します。
理由1:コーチや担当者がつく
通塾型の映像授業塾をおすすめする一番の理由は、生徒一人ひとりにコーチや担当者がつくことです。
担当コーチがつくことで、映像授業のデメリットの多くを克服することができるからです。
担当コーチの役割
- カリキュラムや学習計画の立案
- 学習進捗のチェックと管理
- 授業と演習のバランスチェック
- 模試や成績の分析と課題の洗い出し
- 生徒が頑張れるように励ます
高校生が自分をコントロールしながら映像授業を活用するのは非常に難しいため、担当コーチの役割は重要です。
理由2:自習室を使える
通塾型の映像授業塾では、自習室を使える点が大きなおすすめポイントです。
家ではなかなか勉強に取り組めない高校生も、自習室を利用すると集中できることが多いです。
自習室は勉強しやすい環境であるだけでなく、他の仲間たちが頑張って勉強に取り組んでいる姿を見ることもできます。
頑張っている仲間の姿を見て、勉強のモチベーションを上げることができます。
自習室を使いたいがために塾に通う高校生も多く、自習室を利用できることは塾に通うことの大きなメリットと言えます。
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理由3:勉強面だけでなく受験面でもサポートしてもらえる
通塾型の映像授業塾では、勉強面だけでなく、受験面でも手厚くサポートしてもらえるのが大きなおすすめポイントです。
通塾型の映像授業塾では、受験説明会に加えて、定期期に個別面談が組まれることが多いです。
大学受験は、高校受験や中学受験よりも仕組みが複雑なうえに選択肢も多く、戦略的な要素も重要なため、悩むポイントは多いです。
また、進学する大学や学部が子どもの将来に直結するケースも多く、志望校選びも重要な選択になります。
通塾型の映像塾では、困った時や大きな区切りになる時期に受験面でも手厚くサポートしてもらえるのが、大きな安心につながります。
大学受験対策におすすめの映像授業塾
- 東進ハイスクール・東進衛星予備校
※実力講師によるIT授業!AI演習も充実! - 全科目指導で第一志望合格【難関大受験専門塾 現論会】
※全科目定額制!スタディサプリ講師陣監修! - 河合塾マナビス
※豊富な授業ラインナップ!
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自宅受講型の映像授業が向いている人
映像授業塾は、基本的には通塾型が圧倒的におすすめではありますが、子どもの性格や学習状況によっては、完全自宅受講型の映像授業のほうが向いている場合もあります。
次のような高校生には、通塾型よりも、自宅受講型の映像授業のほうが向いています。
自宅受講型の映像授業のほうが良いパターン
- 自分の勉強方法が確立している
- 自分のやるべきことを自分で考えられる
- 自分で計画通りに取り組める
- 自分か、または家族が受験情報を集められる
- 自宅で一人で勉強したほうがはかどる
自立学習が得意な場合は、自宅受講型の映像授業のほうが向いています。
逆に、自立学習が得意な子どもが通塾型の映像授業に通うと、担当コーチにあれこれ言われたり、塾のルールや規則に縛られたりするのがわずらわしく感じてしまう可能性が高いです。
大学受験対策におすすめの映像授業
- 【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服
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映像授業塾のよくある質問
ここからは、映像授業塾のよくある質問に答えていきます。
映像授業塾よくある質問
質問1:映像授業は眠くなりませんか?
いいえ、眠くなりません。
力のある講師による授業はわかりやすく面白いので、一般的な講師による授業よりも眠くなりません。
映像だから眠くなる、対面だから眠くならないというわけではありません。
眠くなるかならないかは、講師の力量と、生徒の疲労度や睡眠時間によります。
質問2:わからないときの質問はどうすればよいですか?
授業内容がわからないときは、以前の授業や、より基礎的な内容の授業を見返してみると良いです。
まず前提として、映像授業では質の高い講師がわかりやすい授業をするので、授業内容がわからないということはまずありません。
授業内容がわからなかったとすれば、前提となる知識が足りないか、または難しすぎる授業を受講していしまっている可能性が高いです。
そのため、以前の授業を見返して復習するか、今よりも基礎的なレベルの授業に変更すると良いです。
映像授業以外の勉強に取り組んでいてわからないところがある場合は、学校の先生に質問するか、勉強が得意な友達に教えてもらうのがおすすめです。
通塾型の映像授業塾の場合は、担当スタッフに相談すると、授業レベルや質問内容について対応してもらえます。
質問3:他塾との併用はアリですか?
完全自宅受講型の映像授業であればアリです。
通塾型の場合は基本的にはナシですが、塾を掛け持ちしたい理由によってはアリです。
普段は個別指導塾などに通塾しながら、自宅では完全自宅受講型の映像授業を利用して必要な授業だけを選んで受講していく勉強は、費用面でも時間面でも効率がよくおすすめです。
一方で、通塾型の映像授業塾に通うのであれば、他塾との併用はデメリットが多く、基本的にはNGです。
塾の掛け持ちのデメリット
- 学習方針が定まらない
- 勉強のバランスが取れない
- トータルサポートをしてもらえない
- 費用が高額になる
他塾との併用はデメリットが多いですが、次のような目的で併用する場合は効果的です。
効果的な目的
- 苦手教科を補強
- 得意教科を更に伸ばす
塾の掛け持ちについては、『塾の掛け持ちは基本NGだが効果的にすることもできる!』で詳しく解説しています。
-
塾の掛け持ちは基本NGだが効果的にすることもできる!
塾の掛け持ちはデメリットが大きくメリットが微妙なので、基本的にはNGです。この記事では、塾の掛け持ちが基本NGである理由と、効果的な掛け持ちのしかたを解説しています。
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映像授業の塾で成果を出すためのポイント
ここからは、映像授業塾で成果を出して、お金を無駄にしないようにするためのポイントを解説します。
映像授業塾で成果を出すためのポイント
一つひとつ解説します。
ポイント1:必ず授業の復習をする
映像授業塾で成果を出すためのポイントは、必ず授業の復習をすることです。
学習内容を一度で全部理解し、覚えることは不可能だからです。
映像授業の講師は非常にわかりやすい授業をする講師が多く、授業を受けただけでわかった気になってしまいます。
しかし、実際には細部まで理解できているわけではありませんし、日が空けば忘れてしまいます。
授業を受けたあとはその場ですぐに復習に取り組み、翌日もう一度復習に取り組みます。
さらに、数日後にもう一度復習し、学習内容を覚えているかどうか確認します。
必要であれば何度も見返す
復習に取り組んでいる時に、深く理解できていない部分や、忘れてしまっている部分を発見したら、授業をもう一度見返すと良いです。
2回目の受講では、1回目の受講では気づけなかったような発見ができることもありますし、1回ではよく理解できなかっとことを、より深く理解することができます。
同じ授業を何度も見返すことができることは、映像授業の大きなメリットです。
自分の勉強に取り組んでいて理解の浅さを感じたときや、定期テスト前の勉強のときなど、ことあるごとに何度も授業を見返すと、学習内容をより一層定着させることができます。
ポイント2:授業を見るだけでなく演習に取り組む
映像授業塾で成果を出すためのポイントは、授業を見るだけでなく、必ず演習にも取り組むことです。
勉強は「わかる」だけでなく、「できる」ようにすることが大切だからです。
授業を受けて学習内容が「わかる」状態にしたら、演習問題を解くなどして自分の力で「できる」ようにして、初めて点数(成績)に結びつきます。
授業で学習した内容と同じ部分を、問題集などを使って必ず演習に取り組む必要があります。
また、どれだけ学習内容を深く理解できたとしても、英単語や英熟語、人物名や用語などの基本的な暗記ができていなければ成績は伸びません。
授業とは別に、暗記や演習などのやるべきことに取り組む必要があります。
演習の目安は授業時間の2倍程度
暗記や演習にかける時間は、授業時間の2倍程度を目標にすると良いです。
たとえば、90分の授業を受けたら、暗記や演習に180分ほどかけられると良いです。
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ポイント3:期間を空けずに受講する
映像授業塾で成果を出すためのポイントは、期間を空けずに受講を進めることです。
次の授業を受けるまでの期間を空けてしまうと、前の授業の内容を忘れてしまうからです。
映像授業は対面授業とは異なり、次の授業まで1週間待つ必要がありません。
前回の学習内容の記憶が鮮明なうちに次の授業を受けられるのは、映像授業の大きなメリットです。
適切な復習や演習は必要ですが、間隔を開けずに授業を進めていくと効果的です。
映像授業塾を選ぶときのチェックポイント
ここからは、映像授業塾を選ぶときにチェックすべきポイントを解説します。
映像授業塾を選ぶときのチェックポイント
一つひとつ解説します。
チェック1:信頼できそうな担当コーチか
映像授業塾を選ぶときの最重要チェックポイントは、担当コーチが信頼できそうかどうかという点です。
映像授業塾で成績が伸びるかどうかは、担当コーチの力量にかかっていると言っても過言ではないからです。
困っていることや悩んでいることを真摯に聞いてくれて、適切な対応をしてくれそうな人かどうか、よく見て判断できると良いです。
担当コーチには、勉強面だけでなく、進路や志望校の面での相談をすることも多くなります。
データや知識を十分に持っているかどうか、受験面でのサポートも期待できそうか見ておけると良いです。
担当コーチは相性も大事
生徒と担当コーチとの「相性」も非常に重要な要素です。
相性の良いコーチに出会えると、前向きに努力することができるようになります。
入試本番まで一緒に頑張ることができそうかどうか、よく見て判断できると良いです。
チェック2:自習室の環境は整っているか
映像授業塾を選ぶとき重要なチェックポイントは、自習室の環境が整っているかどうかという点です。
自習室は、入試本番までの間で、一番長く勉強に取り組む場所になる可能性が高い場所だからです。
勉強しやすい場所かどうかのチェックも大切ですが、勉強のやる気を出せそうな場所かどうかのチェックも重要です。
自習室に来ている生徒もチェック
自習室をチェックするときは、設備や環境だけでなく、自習室に来ている生徒の様子のチェックも大切です。
周りに頑張っている生徒が多いと、本人も頑張れるからです。
真面目に努力をしている生徒が多いほど、良い自習室といえます。
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>>【元塾教室長の本音】自習室目当てで塾に通うのはアリか
チェック3:質問対応をしてもらえるか
映像授業塾を選ぶときは、質問対応をしてもらえるかどうかもチェックできると良いです。
大学受験の勉強では安易に質問をするのではなく、自分の力で解決しようとする姿勢が大切になりますが、それでもどうしても自力では対処できない問題に出会うこともあります。
質問対応をしてもらえる塾のほうが安心です。
大手の映像授業塾では、通っている教室のスタッフでは対応できない質問も、他の教室や本部のスタッフに対応してもらえる場合も多いです。
そのような場合は、専門的な質問や難易度の高い問題の質問に対応してもらえることが多く、安心です。
チェック4:一緒に頑張る仲間ができそうか
映像授業塾を選ぶときは、一緒に頑張る仲間ができそうかどうかをチェックしておけると良いです。
受験勉強では、一緒に頑張る仲間の存在が大きな支えになるからです。
特に映像授業は、一人ひとり別々の授業を受けているので、孤独になりがちです。
また、他人と競争しながら切磋琢磨する機会も少なくなりがちです。
一方で、生徒が孤独にならないように、一緒に頑張る仲間を作りやすいように工夫している塾も多いです。
体験授業を受けるときや塾に話を聞きに行く時に、教室全体の雰囲気を見て、仲間と一緒に頑張れる雰囲気かどうかチェックしておけると良いです。
チェック5:合格実績が子どもの志望校と合っているか
映像授業塾を選ぶときは、合格実績が子どものの志望校と合っているかどうかという点も大切なチェックポイントです。
塾によって、得意とする指導が異なるからです。
難関大学の合格者数だけでなく、子どもが志望している大学の合格者数もチェックしておくべきです。
なお、実績は塾グループ全体の実績だけでなく、通う予定の教室単体の実績も確認できると良いです。
チェック6:通い続けられる費用か
映像授業塾を選ぶときは、通い続けられる費用かどうかをしっかりとチェックしておく必要があります。
塾の授業料は安くありませんし、長期間支払い続ける必要があるからです。
また、大学入試本番の時期にも、受験料や交通費などで大きな金額が必要になりますし、合格発表のあとには大学の授業料の納入などで100万円前後のお金が必要になります。
大学入学までにかかる費用を考えつつ、無理なく通えるかどうかをよく考えたて入塾を決める必要があります。
受験~進学にかかる費用
- 入試受験料
- 交通費
- 宿泊費(遠方受験の場合)
- 入学金
- 初年度納付授業料等
- 教科書・パソコン等
- 定期券購入費(電車・バス通学の場合)
年間の費用の確認が必須
塾の費用は授業料以外にもかかることが多いです。
授業料だけでなく、年間の費用を確認しておく必要があります。
授業料以外の費用
- 入学金
- 教材費
- 模試費
- 設備維持費
- 季節講習
▼この表は横にスクロールできます。
通塾型 年間費用目安 |
自宅受講型 年間費用目安 |
|
高校1年生 | 20万円~50万円 | 2万円~15万円 |
高校2年生 | 30万円~80万円 | 2万円~15万円 |
高校3年生 | 50万円~130万円 | 2万円~15万円 |
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大学受験対策におすすめの映像授業塾
- 東進ハイスクール・東進衛星予備校
※実力講師によるIT授業!AI演習も充実! - 全科目指導で第一志望合格【難関大受験専門塾 現論会】
※全科目定額制!スタディサプリ講師陣監修! - 河合塾マナビス
※豊富な授業ラインナップ!
大学受験対策におすすめの映像授業
- 【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服
※プロ講師の神授業を全教科見放題!担当コーチをつけられる!
まとめ
それでは、大学受験対策を考えられているご家庭向けの、映像授業塾についての解説をまとめます。
結論
映像授業の塾は、質の高い講師による質の高い授業を自由度高く受けられるため、学習効率が非常に高いです。
一方で、デメリットや利用する際の注意点も多く、上手に活用できなければお金を無駄にすることになります。
映像授業塾のメリット・デメリットは次のようになっています。
▼この表は横にスクロールできます。
メリット | デメリット |
◯ カリキュラムの自由度が高い ◯ 質の高い講師によるレベルの高い授業を受けられる ◯ 好きな時間に好きな場所で授業を受けられる ◯ 倍速受講で効率がよい |
✕ 授業を見るだけでは成績は上がらない ✕ 計画通りに勉強を進めるは難しい ✕ 校舎の規模や教科によっては質問できない場合がある |
映像授業塾を利用するのであれば、通塾型が圧倒的におすすめである理由は主に次の3つです。
通塾型圧倒的におすすめである理由
- コーチや担当者がつく
- 自習室を使える
- 勉強面だけでなく受験面でもサポートしてもらえる
次のような高校生には、通塾型よりも、自宅受講型の映像授業のほうが向いています。
自宅受講型の映像授業のほうが良いパターン
- 自分の勉強方法が確立している
- 自分のやるべきことを自分で考えられる
- 自分で計画通りに取り組める
- 自分か、または家族が受験情報を集められる
- 自宅で一人で勉強したほうがはかどる
映像授業塾のよくある質問にお答えしました。
映像授業塾よくある質問
- 映像授業は眠くなりませんか?
- わからないときの質問はどうすればよいですか?
- 他塾との併用はアリですか?
映像授業塾で成果を出して、お金を無駄にしないようにするためのポイントを解説しました。
映像授業塾で成果を出すためのポイント
- 必ず授業の復習をする
- 授業を見るだけでなく演習に取り組む
- 期間を空けずに受講する
映像授業塾を選ぶときにチェックすべきポイントを解説しました。
映像授業塾を選ぶときのチェックポイント
- 信頼できそうな担当コーチか
- 自習室の環境は整っているか
- 質問対応をしてもらえるか
- 一緒に頑張る仲間ができそうか
- 合格実績が子どもの志望校と合っているか
- 通い続けられる費用か
今回はの記事が、お子様が映像授業塾を活用して学力を伸ばしていき、第一志望校に合格するきっかけとなればとてもうれしいです。
大学受験対策におすすめの映像授業塾
- 東進ハイスクール・東進衛星予備校
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※全科目定額制!スタディサプリ講師陣監修! - 河合塾マナビス
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塾の掛け持ちは基本NGだが効果的にすることもできる!
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