こんにちは。エデュサポ(@edsuppor)です。


中学3年生の冬休みに受験生をどのように過ごさせて、何を勉強させればよいのかわからないと悩む保護者の方は多いです。
志望校と子どもの現状の学力のギャップに不安を感じているのではないのでしょうか。
結論
受験生は入試直前期に一番学力が伸びます。
中学3年生の冬休みに適切な勉強方法で一生懸命努力すれば、逆転合格も十分に狙えます。
今回は、中学3年生の冬休みの過ごし方や勉強方法について解説します。
記事の後半では、注意点やおすすめの教材についても解説します。
最後まで読んでいただき、お子様が受験生の冬休みに成績を大きく伸ばし、第一志望校に合格するための参考としていただければとてもうれしいです。
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この記事の筆者
エデュサポ
(@edsuppor)
- 元塾教室長
- 集団塾と個別指導塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営責任者も務める
- 塾業界勤務経験は20年以上
- 教育業界での経験を活かして、勉強や受験に関する情報を発信するサイトやブログを開設
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受験生は入試直前期が一番伸びる


受験生は入試直前期に一番学力が伸びます。
勉強は基礎が固まるまではなかなか点数につながらず、基礎が固まってくると一気に点数につながっていくからです。
成績は努力に対して比例的にまっすぐ伸びていくわけではありません。
だからこそ、入試直前期に不安を感じてしまう受験生は多いです。
「このままの伸び率では絶対に合格に届かない!」と、思い込んでしまうからです。
その結果、志望校を下げてしまう受験生もいます。
繰り返しますが、受験生は入試直前期に一番学力が伸びます。
今までやってきたことを信じて、入試当日まで努力を続けることが大切です。
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受験生の冬休みの勉強時間
受験生の冬休みは、基本的には一日中勉強してください。
努力量と勉強量こそが、志望校合格のための一番の基本だからです。
効率の良い勉強方法も、効果的な教材も、努力量と勉強量が十分にあってこそ意味があるものになります。
入試直前期の学力の伸びも、奇跡の合格も、努力量と勉強量が十分にあることが前提になります。
受験生の冬休みの時期は、人生の中でも頑張り時です。
高校受験を通して、頑張り時にしっかりと頑張れる人間に成長できると、今後の人生に大きなプラスになります。
1日10時間を目標に取り組む
中学3年生の冬休みは、1日10時間を目標に勉強を頑張れるととても良いです。
1日12時間以上取り組めると、逆転合格の可能性を大きく上げることができます。
中学3年生の冬休みには、1日5時間から8時間程度勉強する受験生が多いからです。
周りの受験生よりも勉強量を増やせば、そのぶん逆転合格できる可能性を上げることができます。
1日10時間はそれほど高い目標ではない



1日10時間勉強は、それほど高い目標ではありません。
たとえば、学習塾の冬期講習を利用するようであれば、塾の授業が1日4時間~5時間ほどあります。
塾の授業が終わってから宿題に取り組むと、4時間~5時間程度かかります。
つまり、塾の授業と宿題だけで1日8時間~10時間程度勉強に取り組むことになります。
最初の数日間はハードに感じるかもしれませんが、3日か4日続ければ慣れます。
大学受験では1日10時間から15時間勉強することになるので、高校受験でしっかりと長時間勉強に慣れておくと良いです。
塾の自習室を活用すべき
学習塾の冬期講習に参加するようであれば、塾の自習室を活用すると良いです。
塾の開校時間に登校して自習室を利用して、授業時間になったら授業を受けて、授業が終わったら塾が閉まるまで自習室を利用します。
誘惑の多い自宅とは異なり、塾の自習室では集中して勉強に取り組みやすいです。
また、頑張っている仲間たちの姿を見ると、自分も頑張ろうという気持ちになります。
実際に、自習室を利用したいがために塾に入学する受験生も多いです。
冬休み中は自習室にこもるつもりで取り組めると良いでしょう。
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クリスマスや年末年始も勉強する
中学3年生の冬休みは、クリスマスの日や年末年始も勉強をサボるべきではありません。
入試直前期の大事な時期だからです。
一方で、勉強には程よい息抜きも必要です。
クリスマスや年末年始のイベント時に程よく息抜きの時間を作って、メリハリをつけて勉強できると良いです。
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受験生が冬休みにやるべきこと
ここからは、中学3年生の冬休みにやるべき勉強を解説します。
志望校や現状の学力によっても異なりますが、受験生が冬休みにやるべき勉強は主に次の3つです。
受験生が冬休みにやるべき勉強
勉強1:基礎演習とインプット
中学3年生の冬休みにも、基礎演習とインプット学習には取り組み続けます。
基礎は固めれば固めるほど点数につながりますし、インプットし続けなければどんどん忘れていってしまうからです。
具体的には、次のようなことに取り組みます。
基礎演習とインプット
- 英単語・英熟語の暗記
- 漢字暗記
- 理科・社会の用語暗記
- 英文法・国語文法の勉強
- 計算練習
入試直前気になると実戦問題演習ばかりに取り組んでしまい、基礎演習とインプット学習をおろそかにしてしまう受験生は多いです。
しかし、基礎演習とインプット学習は非常に重要で、入試当日まで取り組み続けるべきことです。
英単語帳や用語集は、使い込んでクシャクシャになるまで何度も何度も繰り返し取り組みます。
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勉強2:過去問演習
中学3年生の冬休みに一番集中して取り組むべきことは、過去問演習です。
実際に入試の得点を伸ばすためには、実際の問題を解くのが一番効果的だからです。



過去問は、実際に入試のレベルや出題傾向を知ることができるだけでなく、実戦演習を通して学力を伸ばすことができる非常に効率的な勉強ツールです。
中学3年生の冬休みには必ず解くべきですし、早ければ中学3年生の夏休みから解きはじめるべきです。
入試直前に過去問を解いて出題傾向を知っても、対策をする時間はもう残されていません。
入試直前に過去問を解いて自分の苦手を発見できても、対策をする時間はもう残されていません。
対策するための時間を確保するために、冬休みには必ず過去問に取り組みます。
併願校の過去問も解く
過去問演習は第一志望の過去問が最優先ですが、併願校の過去問も解いておきます。
第一志望校よりも併願校のほうが入試の時期が早いので、早めに過去問を解いておくべきです。
また、併願校の過去問でも実戦演習を通して学力を伸ばすことができるので一石二鳥です。
実際には受験しない学校の過去問も解く
受験しない学校の過去問も、できるだけたくさん解けると良いです。
過去問は、実戦演習としてとても優秀だからです。
たとえば、公立高校が第一志望であれば、自分が受験しない都道府県の過去問も解いてみると良いです。
問題レベルはどこの都道府県もそれほど変わりませんし、出題傾向が似ていることも多いです。
私立高校が第一志望であれば、同じ偏差値帯の私立高校の過去問を利用すると良いです。
私立高校は学校によって出題傾向や問題レベルが大きく異なるので、いろいろなレベルの問題やいろいろな種類の問題に触れるための実戦演習用教材として優秀です。
一方で、受験する学校と出題傾向が大きく異なる問題を解くのは効率が悪いです。
どの高校の過去問を解くべきか、塾の先生や学校の先生に相談してみると良いでしょう。
勉強3:入試レベルの実戦問題演習
中学3年生の冬休みには、過去問の他に、予想問題集などの実戦問題演習に取り組めると良いです。
過去問は非常に効率的な実戦問題演習ツールですが、過去問だけでは不十分です。
過去問で出題された問題は、本番では出題されない可能性が高いからです。
予想問題集などを解いて、様々な問題に対応できるように準備すべきです。
受験生の冬休みの勉強方法のポイント
ここからは、中学3年生の勉強方法のポイントを解説していきます。
勉強は量も大切ですが、質も大切です。
限られた時間の中で効率的に点数に結びつけるためには、勉強方法を工夫する必要があります。
受験生の冬休みの勉強方法のポイントは、主に次の6つです。
受験生の冬休みの勉強方法のポイント
ポイント1:苦手克服が中心
受験生の冬休みは、苦手克服を中心に取り組んだほうが良いです。
苦手は伸びしろだからです。
得意なことを伸ばすことも大切なのですが、受験で勝つことを考えれば、苦手を克服したほうが効果的です。
既に80点取れている教科はあと20点しか伸ばせませんが、現状50点しか取れていない教科はあと50点も伸ばす余地があるからです。
過去問演習や実戦演習を通して苦手教科や苦手分野を探し出して、見つけた苦手を一つひとつ対策していけると成績が伸びます。
ポイント2:実戦演習は丸付けのあとに時間をかける
過去問演習や実戦演習は、解いて丸付けをしたあとに時間をかけることが重要です。
丸付けをしたあとが本当の勉強だからです。
できなかったものをできるようにすることが本当の勉強です。
過去問を解いて丸付けをして点数を出して満足してしまう受験生は多いのですが、丸付けのあとに時間をかけなければ解いた意味がありません。
「丸付けのあとが本当の勉強である」ことは、中学生に特に意識させるべきポイントです。
復習だけでなく分析も
過去問演習や実戦演習では、解けなかった問題を復習するだけでなく、分析までできると学習効率を大きく上げることができます。
分析まですると、苦手を克服できる可能性が高くなるからです。
解けなかった問題を解けるようにするだけでなく、「なぜ解けなかったか」「どうすれば似たような問題が出題されたときに解けるようになるか」を分析できると良いです。
たとえば、英語の長文読解問題中に知らない英単語がたくさん出てきたようであれば、英単語や英熟語の暗記に時間を割くと良いでしょう。
過去問演習や実戦演習に取り組むごとに復習・分析に取り組むと、入試直前期に学力を効率的に伸ばすことができます。
復習ノート・分析ノートを作るのもおすすめ
過去問演習や実戦演習の復習・分析は、専用のノートを作ってしまうのもおすすめです。
ノートに書いて言語化することで考えがまとまりますし、記録に残しておけばあとで何度も見返すことができるからです。
特に、復習ノートは自分の苦手ばかりが詰まった要点ノートにもなりますので、本番直前に読み返すことができる自分専用のオリジナルノートにすることもできます。
復習ノートや分析ノートの作り方については、『模試の復習のやり方・ノートの作り方は?模試の最強活用法8つのポイント』という記事でも解説しています。
ぜひ、そちらも参考にしてください。
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模試の復習のやり方・ノートの作り方は?模試の最強活用法8つのポイント
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ポイント3:実戦演習と基礎演習のバランスが大事
中学3年生の冬休みは、実戦演習と基礎演習のバランスを考えながら取り組むことが大切です。
30点しか取れない過去問にいくつも取り組んでも効率が悪いですし、逆に、毎回満点を取れてしまう基礎演習に取り組み続けていてもあまり意味がありません。
過去問演習や実践演習に取り組みながら、どれくらいのバランスで基礎演習を取り入れていくべきか考えながら勉強していけると良いです。
そういった意味でも、過去問演習や実戦演習の分析は非常に大切です。
苦手な部分はしっかりと時間をかけて基礎演習やインプット学習に取り組み、得意な部分はより実戦的な形式で演習を取り組むようにできると効率的です。
どちらも毎日取り組む
実戦演習も基礎演習も、どちらも必ず毎日取り組みます。
勉強は積み重ねが大切です。
時間配分やバランスは考えるべきですが、取り組まない日がないようにしなければなりません。
ポイント4:時間を計って演習する
中学3年生の冬休みは、どのような勉強に取り組むときも時間を計って取り組むようにすると良いです。
入試本番では、制限時間内に解けるようにすることも非常に大切だからです。
過去問や予想問題はもちろん、普通の問題集にも目安時間が書かれていることが多いです。
どのような問題を解くときにも、制限時間以内に解くことを常に意識して取り組めると効果的です。
制限時間後もちゃんと解く
制限時間以内に解けた問題も解けなかった問題も、解答解説を見る前に必ずもう一度じっくりと考え直します。
自分でじっくりと考えてから復習したほうが、学習内容が頭に定着しやすいからです。
本当はわかっていたけれども、時間内に解ききれなかっただけかもしれません。
じっくり考えればわかったのに、焦って解けなかっただけかもしれません。
解けなかった原因をしっかりと分析して次につなげるためにも、復習をする前にじっくりと考えることが大切です。
ポイント5:常に本番を意識する
中学3年生の冬休みは、常に本番を意識しながら勉強に取り組めると学力が大幅に伸びます。
集中して取り組んだほうが、学習内容が頭に残りやすいからです。
普段の勉強で解いた問題よりも、模試や定期テストで解いた問題のほうが記憶に残っているものです。
特に、過去問演習や実戦問題演習に取り組むときには、「これが本番の試験だ」と思い込みながら取り組めると良いです。
本番のシミュレーションも
受験生の冬休みには、本番で使用する鉛筆や消しゴム、鉛筆削り、時計などを使って勉強するのもおすすめです。
また、入試本番と同じ時間に、同じ時間割で過去問に取り組んでみるのもおすすめです。
本番のシミュレーションも行いながら勉強に取り組めると一石二鳥です。
勉強中は本番のような緊張感を持って取り組み、本番ではこれまで勉強してきたような平常心で挑めると最高です。
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ポイント6:高校入学後をイメージする
中学3年生の冬休みは、ときどきで良いので高校入学後をイメージできると良いです。
未来や将来をイメージできたほうが、今取り組んでいる勉強のモチベーションを上げられるからです。
今の志望校に憧れがあるようであれば、その志望校を選んだ理由を思い出せるようにしてあげてください。
将来やりたいことがあるようであれば、なぜその夢を持ったのか思い出させてあげてください。
子どもにとって高校受験は今まで経験したことのないような大きな壁ですし、受験勉強中はつらいと感じる時期もあります。
目の前の受験勉強に集中していると、大事なものが見えなくなってしまうこともあります。
入試直前期である受験生の冬休みの時期こそ、将来の夢や未来の希望を思い出してほしいです。
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受験生の冬休みの注意点
ここからは、受験生の冬休みの注意点を解説します。
主に生活面での注意点を解説します。
特に、学校がお休みになる冬休み期間は、勉強だけでなく生活面でも注意を払う必要があります。
受験生の冬休みの注意点は、主に次の5つです。
受験生の冬休みの注意点
注意点1:塾の冬期講習だけで満足しない
中学3年生の冬休みには、多くの中学生が学習塾の冬期講習に参加することになると思います。
冬期講習では一日に何時間も授業を受けることができますが、冬期講習の授業だけで満足してはいけません。
受験生の冬休みは、演習などでアウトプットすることが重要だからです。
宿題として出された問題演習にはしっかりと取り組むのは当然として、塾以外の勉強にも取り組まなければいけません。
塾でも過去問や実戦演習問題を解かされると思いますが、もしそうでないようであれば、自分で解かなければなりません。
過去問や実践演習問題を解いて苦手分野を見つけたら、自主的に対策をしなければなりません。
塾に通っていれば勉強面でも受験面でも手厚くサポートしてもらえますが、それだけで満足していては不十分です。
注意点2:睡眠時間を確保する
入試直前期は、焦る気持ちから睡眠時間を削ってまで勉強に取り組もうとする受験生は多いのですが、勉強の効率を上げるためにも睡眠時間は必ず確保する必要があります。
寝不足で勉強をしても集中できませんし、学習内容もなかなか頭に入ってこないからです。
中学生であれば、8時間以上寝るのが理想です。
勉強中や塾の授業中に眠くなってしまうようであれば寝不足です。
しっかりと寝て、集中して長時間の勉強に取り組めるようにする必要があります。
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休憩時間の確保も大事
集中して長時間の勉強に取り組むためには、適度な休憩を取ることが大切です。
休憩を取らずに勉強に取り組み続けていると理解度が下がります。
最低でも1時間に1回は、5分~10分程度の休憩を取る必要があります。
集中して作業に取り組むために、25分に1回、5分間の休憩を取る「ポモドーロテクニック」は有名です。
今、この記事を書いている私もポモドーロテクニックを活用中です。
私は「Flat Tomato」というアプリを利用していますが、勉強中はスマートフォンを手元に置きたくないという場合はタイマーを利用しても良いでしょう。
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注意点3:生活リズムを整える
学校がお休みになる冬休みの間は、生活リズムを整えることも大切です。
生活リズムが崩れてしまうと勉強に集中できなくなるだけでなく、入試本番の集中力にも影響するからです。
夜寝る時間と朝起きる時間をしっかりと決めて、規則正しく生活できるようにしなければなりません。
夜に作業がはかどる夜型の人間にとってはつらいのですが、朝型の生活リズムで頑張ることをおすすめします。
入試本番の試験は朝からはじまるからです。
普段夜型の生活リズムで慣れてしまうと、頭が回らない状態で入試本番の午前中の試験を受けなければなりません。
「常に本番を意識する」という意味でも、冬休み期間中は早起きして午前中から勉強に取り組めるようにしたほうが良いです。
特に決めておくべき時間
- 夜、寝る時間
- 朝、起きる時間
- 朝、勉強を開始する時間
- 朝昼夜の食事の時間
就寝時間を決めることが最重要です。
一度就寝時間が乱れてしまうと、翌日から1日のスケジュールが大きく崩れてしまうことになります。
注意点4:食事と運動のバランスに気をつける
受験生の冬休みは、食事と運動のバランスにも気をつける必要があります。
勉強よりも健康のほうが大切だからです。
勉強中は座りっぱなしの時間が長くなるので、意識的に立ち上がったり歩き回ったりしたほうが良いです。
受験生は運動量が減るため、太りやすいです。
長時間の勉強で夜食などを摂りたくなることもあるかもしれませんが、間食や夜食は控えたほうが良いです。
ストレスが増え、運動量が減るので、食べるものや栄養バランスにはいつも以上に気をつかうべきです。
注意点5:予防接種を受ける
受験生の冬休みまでに予防接種を受けていないようであれば、冬休み中に受けることをおすすめします。
入試本番にインフルエンザなどの感染症にかかってしまうと、実力を発揮できなくなってしまうからです。
当日に体調不良になってしまわないよう、最大限の努力をするべきです。
予防接種の他にも、うがい、手洗い、マスク着用など、感染症の予防に努められると良いです。
万全の体調で入試本番を迎えられるよう手を尽くしてください。
受験生の冬休みにおすすめの教材
ここからは、中学3年生の冬休みにおすすめの教材を紹介します。
多くの受験生は、学習塾などの学習サービスを利用していると思いますので、現在利用している学習サービスを中心に取り組んでください。
塾から大量の宿題が出されるようであれば、塾の宿題を優先してください。
ここでは、プラスアルファとして利用できるものを3つ紹介します。
受験生の冬休みにおすすめ
おすすめ1:スタディサプリ
中学3年生の冬休みの教材には、スタディサプリ中学講座がおすすめです。
スタディサプリであれば、実力講師による映像授業を、いつでも好きなときに見られるからです。
過去問演習や実戦演習に取り組んでいる途中で苦手を見つけたら、すぐに授業を見て対策することができます。
また、スタディサプリ中学講座は演習問題が充実しているのも大きなおすすめポイントです。
計算問題や英単語、国語や英語の文法、理科社会の一問一答など、基礎演習で取り組むべき問題にいつでも取り組むことができます。
スタディサプリは「映像授業」が注目されるサービスですが、基礎演習に好きなだけ取り組めるというのも非常に大きなポイントです。
料金も格安なので、学習塾などの他の学習サービスと併用することができます。
スタディサプリ | |
料金 |
全教科
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おすすめポイント |
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体験授業 |
▼14日間無料体験に申し込む |
\14日間体験無料!/スタサプ
※申し込めばすぐ授業視聴可能です。
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おすすめ2:一問一答問題集
基礎演習や用語暗記のために、一問一答形式の問題集を利用するのもおすすめです。
一問一答形式の問題集は、問題を解くことをメインに取り組めばアウトプット学習になりますし、赤シートで隠しながら取り組めばインプット学習にもなります。
特に、理科社会は一問一答形式の問題集を利用する受験生が多いです。
なお、英単語・英熟語・漢字の練習帳を持っていないようであれば、あわせて購入すると良いです。
おすすめ3:オンライン家庭教師・オンライン個別指導
中学3年生の冬休みには、オンライン家庭教師・オンライン個別指導もおすすめです。
オンライン家庭教師・オンライン個別指導であれば、比較的費用を抑えてマンツーマン授業を受けられるからです。
入試までの期間が短いことを考えると総合的にサポートしてもらうことは難しいですが、「ここだけは対策をお願いしたい」という形で的を絞って利用すると良いです。
また、教科特化型のサービスも多いので、苦手教科を重点的に対策したい場合にもおすすめです。
オンライン家庭教師の特徴
- マンツーマン授業のわりに料金が安い
- 全国の講師から子どもに合った講師を探せる
- 通塾の手間がない
- 教科特化型のサービスも多い
おすすめのオンライン家庭教師
- オンライン家庭教師の『e-Live』
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入試直前期に成績を伸ばすために親ができること
中学3年生の冬休みに成績を伸ばすためには、保護者の方の協力が不可欠です。
高校受験は、子どもたちが今まで経験したことがないような大きな試練だからです。
つらくて前向きに取り組めないときや、焦りや不安で精神的に不安定になってしまうときもあります。
受験はチーム戦です。
実際に努力をして試験を受けに行くのは受験生本人ですが、周りの人間のサポートがなければ力を十分に発揮することはできません。
特に、保護者は子どもにとって一番身近な味方です。
受験生が入試当日まで成績を伸ばすために保護者の方ができることは、主に次の5つです。
保護者ができること
- ポジティブな言葉をかける
- 子どもが頑張っている理由を確認する
- 褒める・認める・励ます
- 環境を整える
- 出願などの手続きをサポートする
特に、精神的なサポートは非常に大切です。
入試当日まで伸び伸びと努力できるようサポートしてあげてください。
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まとめ
それでは、中学3年生の冬休みの過ごし方や勉強方法についての解説をまとめます。
結論
受験生は入試直前期に一番学力が伸びます。
適切な勉強方法で一生懸命努力すれば、逆転合格も十分に狙えます。
受験生は入試直前期に一番学力が伸びます。
冬休み中は1日10時間を目標に勉強を頑張れると良いです。
志望校や現状の学力によっても異なりますが、受験生が冬休みにやるべき勉強は主に次の3つです。
受験生が冬休みにやるべき勉強
- 基礎演習とインプット
- 過去問演習
- 入試レベルの実戦問題演習
受験生の冬休みの勉強方法のポイントは、主に次の6つです。
受験生の冬休みの勉強方法のポイント
- 苦手克服が中心
- 実戦演習は丸付けのあとに時間をかける
- 実戦演習と基礎演習のバランスが大事
- 時間を計って演習する
- 常に本番を意識する
- 高校入学後をイメージする
受験生の冬休みの注意点は、主に次の5つです。
受験生の冬休みの注意点
- 塾の冬期講習だけで満足しない
- 睡眠時間を確保する
- 生活リズムを整える
- 食事と運動のバランスに気をつける
- 予防接種を受ける
中学3年生の冬休みにおすすめの教材を紹介しました。
受験生の冬休みにおすすめ
今回の記事が、お子様が受験生の冬休みに成績を大きく伸ばし、第一志望校に合格するきっかけになればとてもうれしいです。
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